最終更新: mansei1116 2014年09月23日(火) 19:58:50履歴
オライオン・ピクチャーズ(Orion Pictures Corporation)はかつてあったアメリカの映画会社。
- 1978年にユナイテッド・アーティスツ(UA)の重役だったアーサー・クリム(Arthur Krim)、ロバート・ベンジャミン、エリック・プレスコウの3人が当時の親会社トランスアメリカと衝突して退社後、ワーナー・ブラザーズとの合弁会社として設立。作品はワーナーが配給。
- 1982年に映画・テレビ製作配給会社のフィルムウェイズ?を買収。同社が所有していたAIP?作品の権利も取得した。これを機にワーナーとの合弁を解消し、自主配給を開始した。
- 80年代から90年代初頭にかけては『ターミネーター』、『野獣捜査線?』、『ロボコップ?』、『プラトーン?』、『羊たちの沈黙?』等のヒット作を生んだ。また、ペドロ・アルモドバル?の『神経衰弱ぎりぎりの女たち?』などの外国語映画、ジム・ジャームッシュ?の『ミステリー・トレイン?』などの低予算映画も配給した。黒澤明の『乱?』をアメリカで配給したのも同社である。
- 1980年代後半から次第に財政難に陥り、1992年に破産を宣言した。この影響で既に完成した作品の公開が数年延期された。
- 1996年に破産状態を脱したが、翌年にメトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)に買収された。
- 1998年に消滅。
- 製作の『羊たちの沈黙?』(1991年)がアカデミー作品賞を受賞。配給のみの作品『アマデウス?』(1984)、『プラトーン?』(1986)、『ダンス・ウィズ・ウルブズ?』(1990)まで含めると4度受賞している。
- 現在作品の権利はMGMが所有。ただし、1979-1982年にワーナー・ブラザーズが配給した作品はワーナー・ブラザーズが所有している。
- 2013年にテレビ番組制作を再開(オライオン・テレビジョン)
- 2014年10月にアルフォンソ・ゴメス=レホン監督の"The Town That Dreaded Sundown"で配給事業を再開。
- 女刑事キャグニー&レイシー?
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