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ハミングコードチェックとは、データの誤りを検出する手法のひとつで、1950年にアメリカのベル研究所のハミング氏によって考案された手法のことである。RAID-2の誤り訂正として用いられている。

ハミングコードは、伝送データをブロックに分けて、各ブロック内で誤り検出を行う「ブロック符号」の一種で、7ビットのうち4を情報ビット、残りの3を情報ビットのうち異なる3に対応するパリティビットとしたコードである。この時、1ビットの誤りならば、3つのパリティビットに対して1回ずつ検査を行うことで、誤っているビットを検出したり、訂正することができる。

データの2進数の値を偶数と奇数で判別し誤り訂正する「奇偶検査」(パリティチェック)も、ハミングコードチェックの応用例であるといえる。




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