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Google社が2007年10月に発表した、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を利用したアプリケーションソフトを開発するための共通の機能セット(API)の体系。SNSがオープンソーシャルに呼び出し規約に従って機能を開放することにより、開発者がそのSNSのデータや機能を利用したサービスやソフトウェアを開発することができるようになる。

従来、SNSの持つデータなどは運営企業が独占的に利用することができ、外部の開発者がそれを利用したアプリケーションを作ることはできなかったが、米大手SNSのFacebookが自社の持つデータや機能を利用できるようAPIを開放したところ、数千に及ぶ対応アプリケーションが開発され、Facebookの普及を促進する一因ともなった。

こうした動きを受け、Google社は複数のSNSで共通して使える呼び出し規約をオープンソーシャルとして整備し、各社に対応を呼びかけている。オープンソーシャルを利用して作られたアプリケーションは、基本的にはオープンソーシャルに対応したどのSNSでも使えるようになる。Google社自身のSNSであるOrkutに加え、米大手SNSのFriendster、日本最大手SNSのmixiなど十数社が対応を表明している。




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