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インターネットなどの通信サービス上で行われるオークション。「オンラインオークション」とも呼ばれる。

電子商取引(EC)の一種で、一般消費者同士が直接取引を行う「C to C(Consumer to Consumer)」型の取引の代表的な形態。

出品者はWebサイト上に、商品の名称や写真、状態、最低価格、入札期限、配送方法、支払方法などの情報を掲載し、入札者が現れるのを待つ。

期限内に最も高値を提示した入札者が商品を落札し、出品者と電子メールなどを使って連絡を取り合い、商品と代金を交換する。

これら一連の処理を行うためのシステムと「場」を提供し、出品者から手数料を徴収する事業が急速に伸びている。オークションを運営している事業者には、eBay社などの独立系や、Yahoo!などの大手ポータルサイトなどがある。

出品や落札を無料にして、サイト内に掲載する広告で収入を得る事業者や、オークションシステムを顧客企業のブランドで運営するアウトソーシング事業者なども存在する。また、オークション成立後の個人間売買のための決済、物流などの個人向けサービスも登場している。企業間の取引や、消費者への販売の新たな手法として用いられるケースも増えている。

違法な物品が取引されたり、落札者が代金を支払ったのに商品が送られてこないなどのトラブルが問題となっている。




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