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コンピュータRPG(コンピュータ・アールピージー)は、コンピュータゲームのジャンルの一つ。
コンピュータを用いたロールプレイングゲーム(RPG)群を指す。

日本のテレビゲーム市場では人気の高いジャンルで、『ドラゴンクエストシリーズ』、『ファイナルファンタジーシリーズ』、『ポケットモンスターシリーズ』はコンピュータRPGのみならず、テレビゲーム市場を代表するタイトルである。

このジャンルの初期作品は、世界最初の(テーブルトーク)RPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』およびその参考となったJ・R・R・トールキンのファンタジー小説『指輪物語』、海外のコンピュータRPGである『ウルティマ』(1980) 、『ウィザードリィ』(1981)からの影響が強い。日本におけるコンピュータRPGは詳細なストーリーを持たずゲーム内に隠されたヒントを自力で探し出すと言った作品が多かった(『ザ・ブラックオニキス』(1984)など)。この「隠されたヒントを自力で探し出す」点がコンピュータRPGの面白さと認識され発達し、コンピュータRPGは難しいほど面白いゲームとされていた(『ザナドゥ』(1985)など)一方で、限られたプレイヤーにしかクリアできない敷居の高いゲームであった。しかしこの評価は『イースI』(1987)・『イースII』(1988)の発売を機に一転し、90年代『ドラゴンクエストシリーズ』と『ファイナルファンタジーシリーズ』を筆頭とするRPGブームが訪れ、現在のストーリー重視の作品が確立された。





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