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パネルで表示できる最大の色数のことで、数値が大きいほど情報をきめ細かく表現できる。
表示可能な色数。1677万色を示す。すべての色彩は、R:レッド、G:グリーン、B:ブルーの各三原色の配合割合で決定する。
配合の割合とは、例えば『2色を同量混ぜ1色は混ぜない』、『1対2対3の割合で混ぜる』と表現できる。
ここで三原色がそれぞれ10段階の配合量調節が可能だとすると、
10×10×10=1000通り
即ち1000色表現できることになる。

1677万色という数値は、3原色の配合量をそれぞれ256段階に調節できる能力を持った入出力機器で表現し得る、理論的に可能な色の総数である。
256×256×256=16,777,216≒1677万色
256 という数字は、コンピュータの世界では極めて重要な数値で、8ビット(28)のことであり、“1バイト” という文字や数値を処理する最小単位でもある。

R:8ビット+G:8ビット+B:8ビット=24ビット
故にフルカラーのことを別名 《24ビット・カラー》 とも云う。
擬似フルカラー: 1ドットあたり3万2000色程度の表示性能の液晶パネルを、表示方法を工夫することで見た目にはフルカラー
(1677万色)相当に見せている場合をさす。
擬似フルカラーを実現する手法にはいくつか種類があるが、 
ディザリング:複数のピクセルを組み合わせたディザによって中間色を表現する
FRC:1ピクセルを2色に素早く切り替えて中間色を表現するの2種類が一般的である。
パネルコストが安くなるため、現在市場にあるものの大半はこれにあたる。




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