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インプット メソッド エディタ (Input Method Editor) は、パーソナルコンピュータをはじめとした情報機器で、文字入力を補助するソフトウェアである。略称IME。通常は言語ごとに別個に用意されるため、言語に応じ日本語インプット メソッド エディタ (日本語IME) などと呼ばれる。

もともとIMEは、OS/2から踏襲された要素で、現在では、Microsoft Windows の用語であり、Windows以外のプラットフォームでは同種のソフトウェアをインプットメソッド (IM) と呼ぶことが多い。一方、マイクロソフトでは、インプット メソッドという語を、IMEと協調して入力支援を行う別種のソフトに対し使っている。

Windowsがパーソナルコンピュータ用オペレーティングシステム市場で9割以上を占める状況にあって、Mac OSの「ことえり」やiOSのものなど他のプラットフォームで使われるインプットメソッドについても俗にIMEと呼ぶことがある。またAndroidプラットフォームではWindows同様、IMEという用語を使用している。

Windowsに標準で組み込まれているマイクロソフト製のIMEは、「Microsoft IME」である。

日本語入力システムとしてのIMEは、主としてユーザのキー入力を基にローマ字かな変換やかな漢字変換といった処理を行い、英数字や記号なども含みうる仮名漢字交じり文(あるいはその断片)の文字列に変換、アプリケーションソフトウェアに渡す(確定する)役割を担う。日本語のほか、中国語、韓国語などのものもある。





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