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電子メールを受信するためのサーバ。現在もっとも普及しているメール受信プロトコル(通信規約)であるPOP3に対応しているもの。

POP3サーバは、学生の場合は通学先の大学、会社員の場合は勤務先の企業、家庭ユーザの場合は契約しているインターネットサービスプロバイダが保有し、運用している。

電子メールを送受信する際には、インターネット上に常に接続されたサーバと呼ばれるコンピュータを経由しなければならない。

サーバには送信用のサーバと受信用のサーバがあり(両者を兼ねているものが一般的)、受信用サーバの代表的なものがPOP3サーバである。

POP3サーバには個々のメールアドレスごとに「郵便箱」にあたるメールボックスが用意されており、メールを受信するとメールボックスに蓄積する。

ユーザがメールを受信するときは、電子メールソフトを使ってPOP3サーバに接続し、自分のメールボックスから自分宛てのメールを取り出す。

現在運用されているメール受信サーバのほとんどはPOP3サーバである。ただ、最近ではPOP3だけでなくIMAP4というプロトコルが使われることも多くなり、POP3とIMAP4の両方に対応したメール受信サーバも存在する。




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