和姦だけどサイズの違いから腹ボコとかあるので駄目な人は注意
903 ◆AN26.8FkH6様

 異形の骨を組み立てて無理やり人型にしたような、そしてその歪な骨格の隙間に腐った肉片を押し込んで体裁を整えたかのような、腐り、崩れ落ちる寸前のそれは何にも似ていなかった。剥き出しの腐った肉のような筋肉組織とその上に張り出し、構成された白い外骨格を持つそれの脊髄は大きく尖りながらせり出して背びれのように広がり、そのまま尾てい骨まで続き、大きく太い尾が地にのたくっていた。よく見れば人間に酷似していないこともないその体格だったが、獣の頭蓋骨のような風貌の奥底に嵌る眼窩は赤い炎が燃えており、並んだ乱杭歯の間からは生臭い異臭がした。頭部からは滅茶苦茶に頭蓋を突き破って幾本にも角が生え、角は捻りあい、時に絡み合いながらも天を目指すようだった。
 その身丈は人間を越えてはるかに大きく、立ち上がれば人二人分の背丈を越えていただろうが、まるで猫のように背を丸め、地に伏せているそれの姿は歪で奇妙で醜く、そして恐ろしかった。それは正真正銘の怪物だった。丸まっているそこはそいつの巣であり、谷間奥深くにひっそりと穿たれた洞窟の一穴であった。
 時折轟と音を立てて通り過ぎる烈風を避けるためか、ひたすらに暗い中で丸まり、下に敷かれた汚らしい藁や雑草の塊の上で尻尾を身体に巻きつけていた。藁や枯れ草の塊の近くには粉々になった白い物が多数散らばり、よく見ればそれが骨である事に気がつくだろう。人のものであるのか、それとも動物のものであるのか、殆どは小さく粉々になっていて判別は付かなかった。
 もそりと、怪物の腹の横で、何かが動いた。怪物の腐った肉の下から這い出てきたそれは、怪物の巣に全く相応しくない小さな生物だった。真っ白な肌に細い手足。
襤褸を纏った折れそうな肢体。夜のように黒く流れ落ちる髪。その生物は多分、人の世にあって少女と呼ばれる類の、無力で弱々しい小さな生き物だったが、巨大で醜い怪物をちっとも恐れてはいなかった。
 少女は大きな零れるような黒い目で怪物を見上げると、その腹にもたれて小さくなにやら呟いていた。それは歌のようだった。掠れた声で微かに歌う歌に、眼を細めた怪物はグルグルと喉を鳴らした。少女は楽しげに歌いつづける。時折怪物の腹に頬を擦り付けながら。
 怪物が、腐臭のする舌で少女の顔を舐めると、ぜいぜいと老人の呼吸のような音を出して少女が笑った。少女の喉には酷い裂傷が走っており、完全に声帯は潰れているのだろう。
そんな事は大したことではないとでも言うように少女は笑い続ける。その楽しげな様子が、ふいに、静かになった。
 怪物は、到底服として機能していない襤褸の下、すべやかな肌に舌を這わせ始めた。
ふくらみかけたささやかな胸の頂、怪物の舌に反応してぷっくりと立ち上がる乳首を舐め回すと、少女の体が震え、怪物の首にしがみ付いてきた。こりこりと弄りながら怪物がその二つの蕾を咥えると、掠れた悲鳴が上がる。大きく捲り上げられた裾からは何も履いていない下半身がさらけ出され、もじもじとすりあわされる細い脚の間からは、つぅっと透明な滴りが少女の腿をぬらしていく。
 乳房から腹を丹念に味わい、脇や臍に溜まった汗や垢も丁寧に穿る。少女がその度に身もだえし、腰を擦り付けてくるのを怪物は意図的に無視する。足の間からは濃い発情した匂いがただよい、ついにその匂いに抗えなくなってからやっと怪物は少女の足の間を開かせた。巨大な体躯の中心部から生えた巨大な肉棒が、残酷な凶器然として少女の腹に押し付けられる。幾重にも重なった肉ヒダと、ボコボコと全体を飾る突起は到底人の身体に入れるようなサイズではない。だが、それを見て少女はうっとりと笑みを浮かべた。
 先走りの為、巨大な肉棒の先端から糸を引いて落ちる粘液を指先ですくうと、少女は嬉しげに足をさらに開き、自ら花びらを大きく指で押し広げた。充血し、とめどなく欲望を垂れ流して誘う少女の膣はいやらしい花のようだ。
 怪物は一声忌まわしい声を上げると、慣れた様子で先端を少女の股へ擦りつけた。
少女の足首を掴むと、そのまま一気に体重をかけ、少女の肉体を刺し貫く。少女は言葉にならない悲鳴を上げながら、身体を大きく弓なりに仰け反り、怪物の性器を己の体内へ咥えこんだ。

「ヒッヒャアアアッ!! ああァーッ!!」

 腹が不自然にボコリと一部だけ膨れ上がり、裂けんばかりに限界まで拡げられた孔はギチギチと怪物の性器を締め付ける。頓着せずに怪物は、腰を大きく動かした。その度に少女が身もだえし、断末魔のような悲鳴を上げて身体を仰け反らす。何度も上がる悲鳴にかぶさるようににっちゃにっちゃと粘着質の水音が洞窟に大きく響いた。そうとうにきつく締め付けているらしく、怪物は少女を壊す勢いで己が逸物を力任せに引きずりだし、そして乱暴に押入れていた。

「ふ、ぁああ…ッうう……ッくッ」

 それから数分のち、少女の唇から漏れる悲鳴がゆるゆると解けてきて、長い黒髪を乱しながら怪物に縋って嬌声を上げるようになる頃には、今だきつくはあったが、最初よりはまだ楽に少女の体は怪物の性器を受け入れていた。子宮の壁をゴツゴツと当てこすられ、内蔵を引きずり出されるような勢いで引っ張り出されるその異物が与える感覚に、少女は酔い、さらに深く得ようと自ら腰を振って醜い怪物のそれを咥えこんでいた。
 ビチャビチャと薄い唇の周りを嘗め回され、口を開くと腐臭のする長い異形の舌が少女の咥内に入ってくる。少女は迷わずその舌に己の舌を絡め、その動きに答えた。ぐじぐじと泡を吹いて少女の足の間から生臭い液体が流れ出す。怪物の先走りは挿入されてからずっと垂れ流されており、少女の腹にずっと注ぎ込まれ続けていた。
 怪物の腰の動きが少し遅くなっていく。子宮を突き破らんばかりに突き上げられる肉棒がその硬さをさらに増し、少女はヒィヒィと涙を流しながらも腰を振り続けた。
 ビュルッビュルルルルルッ

「ヒァアアああッ!! やッアッあああーッ!!!」

 唐突に呼び動作もなしに少女の腹の中に熱いものが勢いよく噴射され、少女の体がガクガクと痙攣して悶える。その暴れる身体を地面に押さえつけながら、怪物はさらに腰を突き入れた。生臭く汚らしい白濁が少女の腹の中を限界まで満たし、少女の腹は大きく膨れ上がった。
 プシャアアアアアッ
 入りきれなくなった精液が接合部から噴出し、少女の腹と怪物を白く汚していく。さらに腰を振る怪物の性器は今だ射精を続けており、少女はその下で泣き叫んでいた。射精は数分も続き、怪物がまだ弾力と硬度を保っているその性器を引き抜く頃には少女は白く汚らわしい水溜りの上に力なく転がっていた。時折ヒクヒクと足が動き、足の間からはピュッピュッと白い汚濁が噴出す。
 怪物がベロリと少女の頬を舐めると、少女はうっとりとした顔で口を開いた。そこから覗く桃色の舌が怪物の腐臭のする異形の舌へ這わされる。咥内に侵入してきたそれを、少女は嬉しそうに何度も何度も絡ませていた。



 常人であればこのような醜い異形の怪物に犯されたところで精神に異常をきたすのではないか。有り得ないサイズの性器が挿入された体は壊れるのではないか。だがあいにく、少女は怪物と出会う前にとっくに壊れていて、今はただ怪物だけが少女の世界だった。
 どのような目に合ったのか知らない。どのようなものを見てきたか知らない。怪物が少女を拾ったとき、少女は壊れた玩具のように転がっていた。怪物の姿に何の感慨も覚えない硝子のような目だった。
 怪物は少女を飼育した。家畜として、もう少し太らせ、大きくしようという試みは確かにうまく行った。骨と皮だけの幼子は口移しで与える人肉を従順に食べ続け、少し大きくなり、肉がついてきた。そして、怪物に懐き始めた。
 食べる前にと戯れに犯し、何度かそれを繰り返すうちに、少女の身体は怪物のモノを受け入れられるようになってきて、それどころか自分から求めるようになって来た。
無理やりに犯したときの血まみれの体は、今怪物の性器を咥えこんで欲望を貪り続ける。
 少女の身体を味わい、何度となく犯し、巣の中で怪物は大事に少女を飼育した。少女は美味だった。少女は従順だった。少女は逃げることなく怪物の傍らにいた。
 少女はーーーーーーーーーー怪物を求めていた。
 怪物は今、少しだけ怯えている。少女を犯すときにいつも、どうしようもない欲望の昂ぶりとともに、忘れていた飢えを思い出す。甘い少女の体液に酔い、そのまま少女の身体を噛み砕いてしまいたくなる。いくら外で幾多の人間を食い漁り、喰い溢してきたとしても、その飢えは満たされず、怪物を苛む。このまま、いつか遠くない日に、怪物はきっと少女を食い殺すだろう。そして、なにもかも残さずに、綺麗に平らげるだろう。

 怪物は今、少しだけ怯えている。そんな日が来たらきっと、この少女は抵抗もせず、嬉しそうに怪物に食べられるのだろうから。

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