15 無題 Name としあき 19/02/02(土)22:00:50 No.11342020 del
1549112450395.png-(201812 B) サムネ表示

「おやめなさい!」「キューッ!」
団子屋の前で青い竜とウサギが何やら言い?争っている

「まーた騒いでるけど今度は何を?」「ラプトルがチビトプを投げて遊んでたら清蘭が怒ったプス」
「フスフス!」トプスの手の中には何やら妙に丸っこいまめトプスの姿があった
「こいつプス」「こいつか…なるほどタマみたいだ」

「ここでタマ投げて遊ばない!もし人に当たったらどうするの!責任とるのは私たちよ!」
「キュー!!!キュキュー!!」

「あれラプトルはなんて言ってるの」黄色いウサギは椅子に座り、団子をMGつきながらそのやり取りを見守っている
「制球力が高いから誤投しないって言ってるプス、甚だ疑問プス」
「フスフス!」

18 無題 Name としあき 19/02/02(土)22:12:37 No.11342059 del
「フスーッ!」

「あっ勝手に跳んだ」「ラプトルに投げて遊んでもらいたくなっトプスね」

空中を滑るように加速するタマのようなトプスはキュイキュイとなおも清蘭と言い争うラプトルの頭に命中!
言い争いに気を取られ接近飛翔物を回避できなかった格好だ!

「キューッ!!?」頭部を貫いた衝撃にラプトル、地に倒れる!
「ラプトル!大丈夫!?ラプトルー!」「プスーッ!」
堪らずトプスと青いウサギが駆け寄り、ラプトルを揺さぶる!
「もしかしてこれまずいのかな」明らかにいつもとは違う感じのヤバめな卒倒に黄色いウサギも冷や汗をかいて駆け寄る!

「医者プス!医者に連れていくプスーッ!」

19 無題 Name としあき 19/02/02(土)22:20:24 No.11342082 del
「キュッ!?」
「目が覚めトプか!?」「心配かけさせてもう…」
ラプトルはお医者様の元に連れ込まれ、手当てをしてもらうと安静に寝かされていたのだ
「これでタマ遊びの危険性がわかったでしょう、頭に当たるとどうなるか…」
奇妙な衣服のお医者様がラプトルに危険性を説明する、ラプトルは文字通りそれを頭に刻み込んでいた
「フスフス…」「あとそこの玉竜も勝手に飛ぶのはよしなさい、単純に危ないから」
タマ側にも厳重注意が為された

「ありがとうございました」「どういたしまして」
二匹のウサギに連れられ青と黄の二竜は帰っていく
タマあそびの危険性を学び、ラプトルは傷の回復を行ったお医者様は神様だと思ったのでお祈りした
トプスはラプトルが無事だったので安心した

こうして二月の、まだ肌寒い土曜の日が過ぎて行く

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