アレイスター・クロウリー
自慢の弟子――そのものではないのかも知れないが、自分の知っているクロウリーも概ねこのような人物であった。
黄金の夜明け団脱退以降色々と揉めたりはしているのだが、しかしそれでもやはりその魔術の腕には一目置いている。と言うか、もうほとんど最高の評価を与えている。
……また何かろくでもないことやりやがったらしいなあいつ!
『二十世紀最高の魔術師が誰かと聞かれたら俺は自信をもってこう答えよう。
それはアレイスター・クロウリーだ! ってな。
――ま、もちろん二番目は俺だが。
……あと別の話だけどなんなんだお前、『何か大きなものの残骸』って』
(※クロウリーは自著の中でメイザース(をモチーフにしたキャラ)をそのように評している)
エイワス/コロンゾン
「ろくでもないこと」。
『人類の再定義とやらはごめんだがあの力は惜しいな……。
なんとか捕まえて利用……難しそうだな』
ウィリアム・ウィン・ウェストコット
かつての友人であり同志であり、そして魔術の深奥への道を行く中で袂を別った相手。
『俺達はほんの一時同じ方向を見ていただけで、目指しているものは違っていたんだろうな。
そして結局最後は分かり合えずに喧嘩別れときたもんだ。
……だけど、今更言うようなことでもないけれど――俺は今でも、お前のことを友人だと思っているよ』
アレイスター・クロウリー(騎)
自慢の弟子……のような誰か。誰だお前。
『誰だお前……いや誰だお前!
……え? クロウ……リー? 嘘だろ……。
えっ何……そっちの俺はどうなってるんだ……いやいいやっぱ聞きたくない怖い』
クリスチャン・ローゼンクロイツ
薔薇十字団の祖。カバリストとしても結社の首領としても偉大な先人に当たる人物。
『――かのローゼンクロイツ翁に会えるとは望外の喜び。
貴方が遺した知識と御業は数知れず、その夢に惹かれたものもまた多く――そして俺もまたその一人。
ありがとう、クリスチャン・ローゼンクロイツ。貴方の薔薇と十字の輝きに、最高の感謝を』
エリファス・レヴィ
オーケーちょっと待った一端落ち着こう。
魔術的な影響を多分に受けていることは認めざるを得ないがそれ以外は知らない。断じて知らない。ファンとかじゃねえ。絶対に違う。
って言うかなんだよアレはアレがあのエリファス・レヴィかよ。
『召喚術師としての観点で言うなら――そうだな。
まずスコッチの風呂に頭まで浸かってアヘンを山ほどキメるだろ?
その後ベッドから転げ落ちてカビ臭い床で寝ながら悪魔を呼んだらあんなのが出てくるんじゃないか?』
タイタス・クロウ
カバリストの後輩が何やら凄いことをやってるらしくて少し嬉しい。
『ああ、分かる分かる。楽しいよな暗号解読。
俺も図書館漁って魔導書集めてよくやってたよ――ところで、魔導書と言えばなんだが。
聞いた話じゃ色々持ってるらしいじゃないか――ネクロノミコンとか、妖蛆の秘密とか、水神クタアトとか!
……少しでいいから読ませてくれないか? 大丈夫、精神防御なら心得がある方だ』
ウィルマース財団
聞いた話ではミスカトニック大学の図書館には数々の魔導書が所蔵されているらしい。
なんとかして潜り込めないものかと考えている。
『こっそり忍び込む……のは難しいか。
かといって正面からってのも……』
新世界秩序同盟O-13
メイザースは一時期ではあるがフリーメイソン構成員の一人であった。
……当時から何か妙な動きを見せている奴がいた気はしていたのだ。
その後にも何やら色々あったようだが――どうやらまた妙な組織が発足したようだ。
なんだ忍者って。なんだ料理魔術って。
『あんなお笑い組織だったかなーフリーメイソンって。
……いやよく考えたら完全には否定できないか、うん』
ジャック=ド・モレー
フリーメイソンの危ない奴。
直接の面識はないが何かおかしいぞこの組織とは当時から思っていた。
『早いうちに抜け出せて助かったよ。
あのまま居続けてたらどうなってたか……』
堕天使ルシファー
悪魔王サタン
『神聖なる天使と悪魔』によって召喚する悪魔――ではなく、それと同じ名を持つ怪物。
『あれが本物か……流石に桁が違うね。
何かに使う……のは難しそうだな、こっちも』
サミィ・L・メイ
ある世界における可能性の一つ。
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