ルー?:
ケルト神話に於ける光の神。ダグザと同じくトゥアハ・デ・ダナーンの一柱である。
四秘宝を受け継ぐ者同士親交は多い。が、当のダグザがこのような有様になっているため、この姿では少々面食らってしまうものと思われる。
ちなみに青年時の姿は結構ツボにクるらしい。流石に血を分けた息子のような存在に手を出すほどではないが。
ヌアザの剣:
ケルト神話に於ける銀の腕。アガートラームとも称される神の王。同じくトゥアハ・デ・ダナーンの一柱である。
そんなヌアザが有していたとされる“光の剣”も四秘宝の一つとされ、自身と同じく「無機物が英霊としての姿を得た」者同士。
但しあちらが単体でも英霊として成立しているのに対し、こちらは他の幻霊も混じってしまっている。故に彼女からは「どうしたダグザ」と心の底から心配されてしまったらしい。
泥新宿のディテクティヴ:
協力関係を結んでいる相手。下水道に逃げ込んだ人々へ食料を届けたり、料理を振る舞うなどの活動を行っている。
彼女のように「小さいながらも頑張る子」に弱く、世話焼きな母のように接してしまう。見た目はどう考えても屈強な父親なのだが。
泥新宿のモンスター:
協力対象……?面識はあるものの、あちら側が意思疎通を図ってくれないために直接関係を結んだわけではない。
しかし下水道に出入りしても然程反応しない事から、少なからず「害をもたらす敵ではない」という認識を抱かれている模様。
なおダグザの大釜は飲料水、綺麗な水までは確保できないため、彼が清めた下水道の水をちゃっかり拝借していたりする。
泥新宿のガンナー:
時々二丁目に訪れる黒猫。その真名には気がついておらず、単純に「しゃべる猫」という認識しか抱いていない。
彼女から寄せられた情報を元に活動を行うこともあり、新宿二丁目という限られたエリアで活動するサーヴァントにとっては貴重な情報源となっている。
しかし少々堅物なその性格には慣れないようで、以前「あら可愛いネコちゃん!ワタシもネコなのよォ!一緒ねェン?」とジョークをカマしたら完全にスルーされてしまった。
泥新宿のランサー(2):
ガンナーと同じく貴重な情報源。竜狩りを行い弱者に手を差し伸べることもある彼女は、サーヴァントにとって評価すべき存在だろう。
また、自身と同じように“無機物”を幻霊に取り込んだ者であるためシンパシーを覚えていたり。異なる文化であるため真名にあでは辿り着いていないが。
ところでランサーちゃん、その竜のお肉、少し分けてもらえないかしら?ワタシの大釜だと野菜しか出てこないから栄養が偏っちゃうのよ!
泥新宿のアーチャー:
お友達。自身と同じく「男性でありながら女性を宿す存在」であり、一方的なシンパシーと好意を抱いている。
あまり深い面識はないが、彼の風貌や口調に一切の疑問や否定を抱かない。彼という存在を真っ向から受け止められる器量を持つ。
彼がワタシ達大釜混人同盟に加わってくれれば百人力なのだけれど……ダメよねえ。
泥新宿のアーチャー(2):
お友達。自身と同じく「男性でありながら女性としての服装を着こなす存在」……そして「同性愛」の繋がりを持つ。
とはいえ、サーヴァントのストライクゾーンからは外れているため、専ら年上としての、保護者的価値観で彼に接し世話を焼く。
なお、サーヴァントはオスだがネコではない。一応どちらにも対応できるが、基本的にはタチの側である。
泥新宿のアサシン(3)?:
協力関係……と言いたいが、彼女が自身のような「サーヴァント」を嫌っているため、手伝いたいが手伝えないという複雑な状況となっている。
その正体に関しては――――朧気ながら理解していて、彼女が「悪」である事も承知しているが、それでも彼女には正しき、純粋な「善」があるはずだと語る。
あと、イマドキの女子高生はジャンクフードやスイーツばかりを食べると現界の際に聞いたのでよくお節介も焼く。ちゃんと野菜も食べなくちゃダメよ?