kagemiya@ふたば - 泥新宿のサーヴァント

   「新宿のサーヴァント、ここに参上ゥン!戦いはチョット苦手だけどォ、もしお腹が減ったら是非二丁目に来て頂戴ね!サービスするわよォン!」



“『彼』と『彼ら』、そして『カマ』”

基本情報

【元ネタ】史実/インディアン伝承/ケルト神話
【CLASS】サーヴァント
【真名】泥新宿のサーヴァント
【性別】男性
【身長・体重】198cm・88kg
【髪色】濃い茶髪 【瞳色】深い青
【外見・容姿】女性用の衣服を身に着け化粧を施した屈強なるインディアンの男性
【属性】中立・善
【天地人属性】人
【ステータス】筋力:C 耐久:C 敏捷:B 魔力:D 幸運:B 宝具:C

【クラス別スキル】

家事:B

 家庭内における様々な仕事に対しての技能。
 Bランクともなれば一集団の炊事場を任されるほどの腕前で、特に料理に対しては抜群の腕を持つ。 

【保有スキル】

神性:C

 神霊適性を持つかどうか。
 幻霊としては少々高めなランクを有するが、現時点では詳細は不明。

泥新宿攻略後に解禁

粉塗れの悪魔:B-

 インディアンのクロウ族に伝わる文化。それがスキルとして形を得たもの。
 敵対する集団、勢力の中へと入り込み、隙を見つけて暗殺を行うという古くからの技法。
 相手がこちらへ敵意を向けていない状態でバックアタックを仕掛ける際、威力に大幅な補正が掛かり、成功率が格段に上昇する。

同性愛者:A

 異性ではなく同性に対して抱く恋愛感情。生前から此度の現界に際してまで、変わること無く抱き続けた価値観の有り様。
 女性、また女性的な存在からの魅了効果をほぼ無効化するが、逆に男性からの魅了効果はとてつもなく響くというデメリットを持つ。

女子力[偽]:EX

 女性が有するとされる正体不明のオトメパワー。
 可愛らしいものや“女子”としての思想、言動を行うことで、異性の「マスター」との交渉の際にある程度のボーナスを獲得する。
 が、[偽]とある通りこのスキルは本来の【女子力】ではなく、単なるプラシーボ効果に過ぎない。それでも「女子」としての振る舞いは完璧だが。

【宝具】

無限の豊穣コォイリ・イン・ダグダ

ランク:EX 種別:対飢宝具 レンジ:- 最大捕捉:1000人
 サーヴァントが有する『豊穣の大釜』より飛び出す数多の食材。尽きる事無く溢れ出る食材の数々は、多くの飢餓を救う糧となる。
 発動の際のコストは少々高めであるが、それに見合うだけのコストパフォーマンスを兼ね備えており、一度で一つの街が一週間食いつなげられる程度の食材が飛び出してくる。
 戦いに用いることは出来ず、聖杯戦争という舞台ならばほぼ役に立たぬ宝具であるが、このような自体では中々に使い勝手の良い宝具となり
 魔力をこの宝具の行使のみに用いれば、まず食糧難に陥ることは無い。まさしく命の救世主、人々に生きる糧を齎す奇跡の豊穣と言えよう。
 欠点といえば、飛び出す食材が野菜や穀物、山の幸に偏っている点と、あくまでも食材だけで「料理」が飛び出すわけではなく、単体ではあまり意味を成さないという点か。
 加えて『大釜』自体が巨大であるため、持ち運びは基本的に不可能。拠点に据え置き、溢れ出た食材は人の手で運搬するのが基本となる。
 

視殺す美貌オシュ・ティスチ

ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:10人
 卓越した変装技術。それは最早「変身」の領域であり、発動した瞬間に肉体構造ごと「美しい女性」へと姿を変える。
 その姿は毎回異なり、年端も行かぬ若い少女な時もあれば麗しく妖艶な美女であったり等。但し「褐色肌の茶髪女性」という点のみ共通している。
 彼を構成する幻霊が抱く“理想の女性”、或いは“こう在りたいという理想”を具現化するもので、それらを糧としもう一方の幻霊が「暗殺の道具」として用いている。

 発動中はステータスやスキル構成を一時的に消失させ、【粉塗れの悪魔】以外のスキルを使用出来なくなる代わりにアサシン並の遮断性能を獲得。
 まさに「敵陣へ潜り込む」為の宝具と言え、その姿がまるごと作り変えられることから、初見での対処は中々に厳しいものとなる。
 一方、一度そのタネが知られてしまった相手には効力が薄れるという欠点もあり、あまり乱発は出来ないというデメリットも持つ。
 この宝具を運用する際には、文字通りに「見つけて殺す」事を徹底し……目撃者を須らく排除することが基本となる。
 尚、服装に関しては効果対象外となるため、発動後には自前の女装服を着用する。内容は制服であったりボディコン服であったり様々。

【Weapon】

豊穣の大釜コォイリ・イン・ダグダ

 サーヴァントが有する巨大な大釜。そのサイズは横幅8m、全長6mにも及び、その存在感を遺憾なく発揮する奇跡の大釜である。
 上述する第一宝具のような奇跡の他、単純に「調理器具」として用いる事も出来、多くの人に料理を振る舞う際にはうってつけのサイズとなっている。
 トゥアハ・デ・ダナーン、ダーナ神族の四秘宝―――――即ち「神造宝具」であるこの大釜は、溢れんばかりの魔力によりその存在を隠すことが出来ないという欠点を持つ。
 しかしその頑丈さや性能は折り紙付きで、例え対軍宝具を受けたとしてもある程度までならば持ちこたえられ、時には一時的なシェルターとしても機能するだろう。
 この宝具を一撃で打ち破れる宝具と言えば……同じく四秘宝のうちの二振り、“ルーの槍”や“ヌアザの剣”に限られると思われる。

【解説】

 “新宿”という魔境に於いて、新宿二丁目という特に限られたエリアでのみ活動を行う謎の男性。
 自身と同じく「新宿二丁目」に拘りを持つ人々を集め、一般人を安全な地帯へ案内したり下水道のコミュニティへ物資を運ぶ役割を請け負っている。
 彼らは通称「大釜混人同盟」と呼ばれ、食料の供給に乏しい魔境に於いて何故か新鮮かつ大量の物資を仕入れては配り歩いているのである。
 そんな謎に包まれた活動を行い、そのリーダーが「サーヴァント」であるのも相まって、このサーヴァントを懐疑的な目で見るものも少なくないが……?

【人物・性格】

 その筋肉質で男らしい風貌とは裏腹に、心優しく女性的な価値観を持った自称「漢女(オトメ)」。
 自身のような悩める人々を導くことが宿命であると理解していて、一般的な秩序や常識には捕らわれずとも、一人の人間として「善き行い」を心がける。
 力ない弱者には手を差し伸べ、正しき心を持つ者には惹かれつつ助言を行う。決して強力な英霊ではないが、それでも「自分に出来ること」を精一杯行う。
 一方、弱者を虐げるような者や災害を振りまく者には容赦せず、時には見た目相応の「漢」としての姿を垣間見せることもあるのだとか。
 新宿という悪性蔓延る土地に於いては珍しい「善」の属性を持つ者だが、その正体とは――――――


イメージカラー:薄紅
特技:民族料理全般、お化粧(ボディペイント)
好きなもの:頼れる男の子、自分の気持ちに素直な人、物事にとらわれない人
嫌いなもの:マイノリティを虐げる者、他者の領域を侵す者、悪神
天敵:-

【一人称】ワタシ、 【二人称】アナタ 【三人称】あの子、あの人、◯◯ちゃん


【正体】


「ヤァダ、オトメのSG覗いちゃうワケ?ンもうッ!責任、ちゃんと取ってもらうわよン?」



【因縁キャラ】

ルー?
 ケルト神話に於ける光の神。ダグザと同じくトゥアハ・デ・ダナーンの一柱である。
 四秘宝を受け継ぐ者同士親交は多い。が、当のダグザがこのような有様になっているため、この姿では少々面食らってしまうものと思われる。
 ちなみに青年時の姿は結構ツボにクるらしい。流石に血を分けた息子のような存在に手を出すほどではないが。

ヌアザの剣
 ケルト神話に於ける銀の腕。アガートラームとも称される神の王。同じくトゥアハ・デ・ダナーンの一柱である。
 そんなヌアザが有していたとされる“光の剣”も四秘宝の一つとされ、自身と同じく「無機物が英霊としての姿を得た」者同士。
 但しあちらが単体でも英霊として成立しているのに対し、こちらは他の幻霊も混じってしまっている。故に彼女からは「どうしたダグザ」と心の底から心配されてしまったらしい。


泥新宿のディテクティヴ
 協力関係を結んでいる相手。下水道に逃げ込んだ人々へ食料を届けたり、料理を振る舞うなどの活動を行っている。
 彼女のように「小さいながらも頑張る子」に弱く、世話焼きな母のように接してしまう。見た目はどう考えても屈強な父親なのだが。
 
泥新宿のモンスター
 協力対象……?面識はあるものの、あちら側が意思疎通を図ってくれないために直接関係を結んだわけではない。
 しかし下水道に出入りしても然程反応しない事から、少なからず「害をもたらす敵ではない」という認識を抱かれている模様。
 なおダグザの大釜は飲料水、綺麗な水までは確保できないため、彼が清めた下水道の水をちゃっかり拝借していたりする。

泥新宿のガンナー
 時々二丁目に訪れる黒猫。その真名には気がついておらず、単純に「しゃべる猫」という認識しか抱いていない。
 彼女から寄せられた情報を元に活動を行うこともあり、新宿二丁目という限られたエリアで活動するサーヴァントにとっては貴重な情報源となっている。
 しかし少々堅物なその性格には慣れないようで、以前「あら可愛いネコちゃん!ワタシもネコなのよォ!一緒ねェン?」とジョークをカマしたら完全にスルーされてしまった。

泥新宿のランサー(2)
 ガンナーと同じく貴重な情報源。竜狩りを行い弱者に手を差し伸べることもある彼女は、サーヴァントにとって評価すべき存在だろう。
 また、自身と同じように“無機物”を幻霊に取り込んだ者であるためシンパシーを覚えていたり。異なる文化であるため真名にあでは辿り着いていないが。
 ところでランサーちゃん、その竜のお肉、少し分けてもらえないかしら?ワタシの大釜だと野菜しか出てこないから栄養が偏っちゃうのよ!

泥新宿のアーチャー
 お友達。自身と同じく「男性でありながら女性を宿す存在」であり、一方的なシンパシーと好意を抱いている。
 あまり深い面識はないが、彼の風貌や口調に一切の疑問や否定を抱かない。彼という存在を真っ向から受け止められる器量を持つ。
 彼がワタシ達大釜混人同盟に加わってくれれば百人力なのだけれど……ダメよねえ。

泥新宿のアーチャー(2)
 お友達。自身と同じく「男性でありながら女性としての服装を着こなす存在」……そして「同性愛」の繋がりを持つ。
 とはいえ、サーヴァントのストライクゾーンからは外れているため、専ら年上としての、保護者的価値観で彼に接し世話を焼く。
 なお、サーヴァントはオスだがネコではない。一応どちらにも対応できるが、基本的にはタチの側である。

泥新宿のアサシン(3)?
 協力関係……と言いたいが、彼女が自身のような「サーヴァント」を嫌っているため、手伝いたいが手伝えないという複雑な状況となっている。
 その正体に関しては――――朧気ながら理解していて、彼女が「悪」である事も承知しているが、それでも彼女には正しき、純粋な「善」があるはずだと語る。
 あと、イマドキの女子高生はジャンクフードやスイーツばかりを食べると現界の際に聞いたのでよくお節介も焼く。ちゃんと野菜も食べなくちゃダメよ?


【コメント】

ラスボスではないタイプのオカマ