神奈川県立図書館・神奈川県立川崎図書館の機能集約・廃止問題

今後の県立図書館についても意見を申し上げます。
県立図書館については、収蔵スペースや展示機能の充実を図るため、建物の建て替え、改修について検討という方向性が示され、川崎図書館については、平成29年度中にかながわサイエンスパークに移転するという方向性が示されました。これらのことを着実に実行するためには、緊急財政対策の取組の結果という大前提を忘れてはなりませんし、県民の知の拠点としての財産を守らなければならないという点も忘れてはなりません。国でも、図書機能のネットワーク化の一層の拡充に取り組んでいくようでありますので、それらに呼応した対応をお願いしたいと思います。県立図書館周辺は、文化ゾーンとしての一体的な再構築も視野に入れて、民間からのプロポーザルなどにより、アイデアを広く求めることも、この際要望しておきます。