最終更新: eroparolibrary 2012年12月03日(月) 23:40:09履歴
>>322-327の続きを投下します。
―――――――――――――――――――――――――
白天女学院の理事長室で、真田操(さなだ・みさお)は体育教師の森と向かい合っていた。
時刻はすでに放課後、夕方に近い時間帯だ。
「なんです、私に用というのは」
森が訝しげに顔をしかめる。
脂ぎった四十代の中年男で、担当教科は体育。無骨な造りの顔だちに筋肉質な体をしている。垢
抜けないジャージ姿で、典型的な体育会系教師といった出で立ちだった。
「彼女は二年の真田くんだ。実は彼女から聞かされた話があってね。森くん、君にも関係のある話
だよ」
「私に、ですか?」
森が驚いたような顔をする。無論、演技だろう。この期に及んでもしらばっくれるつもりなのだ
ろうか。
操は鋭い眼差しで中年教師をにらみつける。
理事長は操が語った一部始終を、森に伝えた。
「彼女は君にレイプされたと言っている。訴訟も辞さない、とね」
それは、一週間ほど前に操を襲った悪夢だ。無人の視聴覚室で森に襲われた操は、力ずくで犯さ
れ、純潔を失っていた。
「訴訟ですか」
森が肩をすくめる。
「女子生徒が教師に強姦され、裁判沙汰にでもなれば、マスコミの餌食だろう。我が白天女学院は
終わりだ」
理事長が頭を抱える。
「本当のことを言ってくれ、森くん。君は彼女に──」
「そいつはどうでしょうかねぇ」
森はにやりと笑うと、手元のスイッチを押した。
──こんな……! セッ……クスが、こんなに気持ちいいなんて……あ、はあぁぁん!
──あたし、もう駄目! イキそう! イク、イクう!
──駄目ェ、イクっ! あああああああっ、イクう!
室内に大音量で操の嬌声が響き渡る。
「なっ……これは!」
操がハッと表情をこわばらせた。先日、操が処女を奪われたときの状況を、どうやら森は記録し
ていたらしい。
「聞いての通りですよ。和姦です」
「いや、しかし」
理事長は口ごもった。
「レイプされた女がこんな声を出しますか? レイプされた感じるなんて、出来の悪いポルノ小説
じゃあるまいし」
「それは、そうだが……」
理事長がうなった。
「しかし、彼女はまだ高校生だぞ」
「たしかに高校生です」
森が深々とうなずいた。いつもの傲慢な顔ではない。その表情は理想に燃える、誠実な教育者の
ものだった。
「ですが、彼女はどうしても私に対する思いを抑えきれないという。教師ではなく一人の男として、
私を好きになってしまったというんです」
「なっ……デタラメ言わないで!」
操が叫んだ。
この男は一体何を言い出すのか、と瞳を見開いて抗議する。
森は意に介さず、言葉をつないだ。
「聖職者として、生徒と真剣に向かい合いたい。その気持ちがいささか強すぎたのかもしれません
ね」
「森先生……」
「ふざけないで、あたしは──」
操が森に向かって突進する。
二人が交錯した、その瞬間、
「いいのか? 俺が捕まれば、何もかもが明るみに出るぞ」
森が小さくつぶやいた。
操の振り上げた拳が、ぴたり、と止まった。
「何も、かもが──」
彼女が犯されたことも、真里が犯されたことも。
すべてが明らかにされてしまう。
週刊誌によって、面白おかしく報道されるだろう。
そうなれば操はもちろんのこと、真里も──
親友が泣きじゃくる姿が脳裏に浮かぶ。
真里は繊細な性格をしている。
そんな事態に耐えられるだろうか。
「下手すりゃ自殺するんじゃねーか、あの優等生」
ぼそぼそと小さな声で森が続ける。
「どうした、何をこそこそと話している?」
理事長が不審げにたずねる。
「何が言いたいのよ」
「事実をもみ消すしかねーだろ、って言ってるんだよ」
「もみ消す……?」
「俺とお前は和姦だったのさ。レイプなんて事実はなかった。それで丸く収めようぜ」
「……収まるわけないでしょう。和姦だなんてヘドが出るわよ」
操が吐き捨てる。
「じゃあ、俺はおとなしく捕まるかな。けど、そのときはお前も真里も道連れだからな」
森が眼光鋭く言い放った。
「俺を、甘く見るなよ」
こいつ、本気か……?
操の表情がこわばる。
もし本当に森がすべてを打ち明ける気ならば──自分はともかく、真里はどうなるのだろう?
確かにこの外道教師ならばやりかねない気もする。
「だからよ、この場は丸く収めようぜ。俺に復讐したいなら、別のやり方を考えるんだな」
「お前……!」
「教師に向かって『お前』はねーだろ、『お前』は」
「くっ……」
血がにじむほど強く、唇をかみ締める。
真里を守りたい。
それが操の弱点だった。
そしてその弱点を、森は理解しているのだ。
「ん、どうした?」
理事長がふたたび問いかける。
「一体、さっきから──」
「……です」
かすかな呟きが部屋の中に漏れる。
「なんだって? よく聞こえなかった」
「……言うとおりです」
操は血を吐くような思いでつぶやいた。
「ん?」
「森先生の……言うとおりです。あたしが、先生に肉体関係を迫ったんです……」
「ふん、真面目な顔をして大した淫乱だ」
柳田理事長が鼻を鳴らす。
「もう演技はいいでしょう」
森が笑う。
「今、真田自身が言ったんです。『自分から迫って、教師と肉体関係を持った』と。レイプの事実は
なかったとね。言質さえ取れば、こっちのもんですよ、理事長」
「それもそうか。しかし──よく、こんな跳ね返りを良く手なずけたな、森先生」
「手なずける?」
操は一瞬眉をひそめた。
「まあ、女生徒の調教はお手の物ですよ」
森の口元に浮かぶ、邪悪な笑み。
そして理事長の口元に浮かぶ、非道な嘲笑。
「あなたたち──」
二人の関係を悟り、操は暗い声でうめいた。
「レイプされたって噂の女の子たちが、そろって口をつぐんだ理由がわかったわ。理事長じきじき
に事実の揉み消しをおこなっていたってわけ?」
「口が過ぎるぞ、真田」
背中に強烈な衝撃が走った。森の竹刀が、操の背を打ったのだ。
「約束……して」
操は血を吐くような思いで叫んだ。
「真里を苦しめるようなことはしないって」
「約束、ねえ」
森がにやりと笑う。
「嫌だと言ったら?」
「あなたを許さない」
ポニーテールを振り乱し、操が森をにらみつける。二人の視線が虚空でぶつかり、火花を散らす。
「怖い怖い。まあ、約束は守るさ。お前が俺たちを満足させられるなら、だがな」
「ほら、さっさと始めようじゃないか。私は年甲斐もなくギンギンでね」
「まあ、これだけの上玉ですからね」
「さっきの話──約束したからね」
操はためらいがちに服を脱ぎ始めた。
「自分から脱ぐのか。積極的じゃねえか」
「うるさい」
操は眉を寄せて、脱ぎ捨てたブレザーを床に叩きつけた。
たとえどんな目にあおうとも、真里だけは守ってみせる。
そんな決意を秘めて、外道教師をにらみつける。
「それで終わりか?」
「くっ……」
馬鹿にしたように彼女を眺める、二人の男たち。操はキッと彼らをにらみつけた。
……弱みを見せてたまるか。
負けず嫌いな心が燃え上がる。ほとんど自棄になったようにスカートに手をかけ、一気に脱ぎお
ろした。
「まだ下着が残っているぞ」
「い、今から脱ぐところなのっ」
操は叫んでブラジャーを外した。さらに一瞬の躊躇の後、ショーツも捨て去ってしまう。
一糸まとわぬ全裸を二人の卑劣漢の前にさらす。
剣道で鍛えられた裸体は、一切の贅肉をそぎ落とされていた。未成熟な乳房は小ぶりだがツンと
上向きで形が良い。腰まわりも少女らしい円やかなカーブを描いている。モデルやグラビアアイド
ルの体型とはまるで違う、アスリートならではの肢体だった。
「いい体をしているじゃないか。いや、想像以上にすばらしい」
「へっへっへ、こいつは俺がこの間オンナにしてやったばかりでね」
森が嬉しそうに目を細める。
柳田が息を荒げて、操に歩み寄った。
「美しい。それに」
間近で息を吹きかけられ、操は顔をしかめた。
「実に気が強そうだ。こういう娘を屈服させるのは、実に楽しいね」
「覚悟はできているわ」
操は彼を真っ向から見据えた。
「だけど──体は汚されても、心は負けないから」
「強気な台詞だな。その言葉がどこまで持つか──」
柳田の手が股間に伸びてきた。
「試させてもらうよ」
ゴツゴツとした指がまったく濡れていない秘孔に触れる。ひんやりとした感覚があった。ひとさ
し指がサーモンピンクの粘膜を左右に分けひろげて、押し込まれる。狭い肉の通路に指の根元まで
差し込まれた。
「んっ……」
操はかすかに顔を赤らめ、喘いだ。
「おやおや、やっぱり貫通されているじゃないか。真田くんは清らかなバージンではないわけだね。
嘆かわしい」
柳田が顔をしかめた。処女でないことを指摘されて、操は改めて羞恥心を募らせる。
「あたしは……」
「そろそろワシのをしゃぶってもらおうかな」
理事長はスラックスとトランクスを脱ぎ捨て、下半身を丸出しにした。年齢の割に、股間のそれ
はたくましく勃起している。
「しゃぶるんだ」
理事長がふたたび告げる。
操は屈辱に肩を震わせながらも、卑劣な男の足元に跪いた。
赤銅色の器官に顔を近づける。尿臭の混じった、饐えた匂いが漂ってきた。
(嫌な匂い……)
操は思わず顔をしかめる。
「どうした? ずいぶん反抗的な牝犬だな」
柳田が操のポニーテールをつかんだ。
「ち、ちょっと、何するの──むぐっ!」
無理やり顔を引き寄せ、ペニスで口を塞がれる。野太い生殖器を喉の奥まで突きこまれ、吐きそ
うになった。
(フェラチオ……するしかないのよね)
悔しいが、男たちの言うとおりにするしか道はない。操は慣れないながらも舌を這わせていった。
亀頭の辺りからひどく塩辛い味が染み出ていて、舌をピリピリと刺激する。我慢して舌を使い、頬
をすぼめて肉茎全体をしごく。不慣れなフェラチオだったが、それが逆に初老の男を興奮させたら
しい。理事長のペニスは、操の口中でみるみる膨張していった。
「ふん、それなりに楽しめたな。口の次はお前の道具を楽しんでやる」
散々しゃぶらされた後で、ようやく唇を開放される。
「はあ、はあ……」
すでに操は息も絶え絶えだった。
だが二人の男は、勝気な女子高生を片時も休ませようとしない。
「おい、仰向けになれ」
理事長が傲岸に命令する。
操はおとなしくうなずき、冷たい床の上に仰臥した。
「美味そうだ」
四肢を大きく広げさせると、柳田は親子ほどに年の離れた若い娘に覆いかぶさった。バージンを
失って間もない初々しい秘裂に、怒張したペニスを押し付ける。
理事長は、ぐい、と腰を押し出して挿入した。
「あああああっ!」
体の中心部に硬いものを押し込まれて、白い裸身がわなわなと震えた。
【続く】
―――――――――――――――――――――――――
白天女学院の理事長室で、真田操(さなだ・みさお)は体育教師の森と向かい合っていた。
時刻はすでに放課後、夕方に近い時間帯だ。
「なんです、私に用というのは」
森が訝しげに顔をしかめる。
脂ぎった四十代の中年男で、担当教科は体育。無骨な造りの顔だちに筋肉質な体をしている。垢
抜けないジャージ姿で、典型的な体育会系教師といった出で立ちだった。
「彼女は二年の真田くんだ。実は彼女から聞かされた話があってね。森くん、君にも関係のある話
だよ」
「私に、ですか?」
森が驚いたような顔をする。無論、演技だろう。この期に及んでもしらばっくれるつもりなのだ
ろうか。
操は鋭い眼差しで中年教師をにらみつける。
理事長は操が語った一部始終を、森に伝えた。
「彼女は君にレイプされたと言っている。訴訟も辞さない、とね」
それは、一週間ほど前に操を襲った悪夢だ。無人の視聴覚室で森に襲われた操は、力ずくで犯さ
れ、純潔を失っていた。
「訴訟ですか」
森が肩をすくめる。
「女子生徒が教師に強姦され、裁判沙汰にでもなれば、マスコミの餌食だろう。我が白天女学院は
終わりだ」
理事長が頭を抱える。
「本当のことを言ってくれ、森くん。君は彼女に──」
「そいつはどうでしょうかねぇ」
森はにやりと笑うと、手元のスイッチを押した。
──こんな……! セッ……クスが、こんなに気持ちいいなんて……あ、はあぁぁん!
──あたし、もう駄目! イキそう! イク、イクう!
──駄目ェ、イクっ! あああああああっ、イクう!
室内に大音量で操の嬌声が響き渡る。
「なっ……これは!」
操がハッと表情をこわばらせた。先日、操が処女を奪われたときの状況を、どうやら森は記録し
ていたらしい。
「聞いての通りですよ。和姦です」
「いや、しかし」
理事長は口ごもった。
「レイプされた女がこんな声を出しますか? レイプされた感じるなんて、出来の悪いポルノ小説
じゃあるまいし」
「それは、そうだが……」
理事長がうなった。
「しかし、彼女はまだ高校生だぞ」
「たしかに高校生です」
森が深々とうなずいた。いつもの傲慢な顔ではない。その表情は理想に燃える、誠実な教育者の
ものだった。
「ですが、彼女はどうしても私に対する思いを抑えきれないという。教師ではなく一人の男として、
私を好きになってしまったというんです」
「なっ……デタラメ言わないで!」
操が叫んだ。
この男は一体何を言い出すのか、と瞳を見開いて抗議する。
森は意に介さず、言葉をつないだ。
「聖職者として、生徒と真剣に向かい合いたい。その気持ちがいささか強すぎたのかもしれません
ね」
「森先生……」
「ふざけないで、あたしは──」
操が森に向かって突進する。
二人が交錯した、その瞬間、
「いいのか? 俺が捕まれば、何もかもが明るみに出るぞ」
森が小さくつぶやいた。
操の振り上げた拳が、ぴたり、と止まった。
「何も、かもが──」
彼女が犯されたことも、真里が犯されたことも。
すべてが明らかにされてしまう。
週刊誌によって、面白おかしく報道されるだろう。
そうなれば操はもちろんのこと、真里も──
親友が泣きじゃくる姿が脳裏に浮かぶ。
真里は繊細な性格をしている。
そんな事態に耐えられるだろうか。
「下手すりゃ自殺するんじゃねーか、あの優等生」
ぼそぼそと小さな声で森が続ける。
「どうした、何をこそこそと話している?」
理事長が不審げにたずねる。
「何が言いたいのよ」
「事実をもみ消すしかねーだろ、って言ってるんだよ」
「もみ消す……?」
「俺とお前は和姦だったのさ。レイプなんて事実はなかった。それで丸く収めようぜ」
「……収まるわけないでしょう。和姦だなんてヘドが出るわよ」
操が吐き捨てる。
「じゃあ、俺はおとなしく捕まるかな。けど、そのときはお前も真里も道連れだからな」
森が眼光鋭く言い放った。
「俺を、甘く見るなよ」
こいつ、本気か……?
操の表情がこわばる。
もし本当に森がすべてを打ち明ける気ならば──自分はともかく、真里はどうなるのだろう?
確かにこの外道教師ならばやりかねない気もする。
「だからよ、この場は丸く収めようぜ。俺に復讐したいなら、別のやり方を考えるんだな」
「お前……!」
「教師に向かって『お前』はねーだろ、『お前』は」
「くっ……」
血がにじむほど強く、唇をかみ締める。
真里を守りたい。
それが操の弱点だった。
そしてその弱点を、森は理解しているのだ。
「ん、どうした?」
理事長がふたたび問いかける。
「一体、さっきから──」
「……です」
かすかな呟きが部屋の中に漏れる。
「なんだって? よく聞こえなかった」
「……言うとおりです」
操は血を吐くような思いでつぶやいた。
「ん?」
「森先生の……言うとおりです。あたしが、先生に肉体関係を迫ったんです……」
「ふん、真面目な顔をして大した淫乱だ」
柳田理事長が鼻を鳴らす。
「もう演技はいいでしょう」
森が笑う。
「今、真田自身が言ったんです。『自分から迫って、教師と肉体関係を持った』と。レイプの事実は
なかったとね。言質さえ取れば、こっちのもんですよ、理事長」
「それもそうか。しかし──よく、こんな跳ね返りを良く手なずけたな、森先生」
「手なずける?」
操は一瞬眉をひそめた。
「まあ、女生徒の調教はお手の物ですよ」
森の口元に浮かぶ、邪悪な笑み。
そして理事長の口元に浮かぶ、非道な嘲笑。
「あなたたち──」
二人の関係を悟り、操は暗い声でうめいた。
「レイプされたって噂の女の子たちが、そろって口をつぐんだ理由がわかったわ。理事長じきじき
に事実の揉み消しをおこなっていたってわけ?」
「口が過ぎるぞ、真田」
背中に強烈な衝撃が走った。森の竹刀が、操の背を打ったのだ。
「約束……して」
操は血を吐くような思いで叫んだ。
「真里を苦しめるようなことはしないって」
「約束、ねえ」
森がにやりと笑う。
「嫌だと言ったら?」
「あなたを許さない」
ポニーテールを振り乱し、操が森をにらみつける。二人の視線が虚空でぶつかり、火花を散らす。
「怖い怖い。まあ、約束は守るさ。お前が俺たちを満足させられるなら、だがな」
「ほら、さっさと始めようじゃないか。私は年甲斐もなくギンギンでね」
「まあ、これだけの上玉ですからね」
「さっきの話──約束したからね」
操はためらいがちに服を脱ぎ始めた。
「自分から脱ぐのか。積極的じゃねえか」
「うるさい」
操は眉を寄せて、脱ぎ捨てたブレザーを床に叩きつけた。
たとえどんな目にあおうとも、真里だけは守ってみせる。
そんな決意を秘めて、外道教師をにらみつける。
「それで終わりか?」
「くっ……」
馬鹿にしたように彼女を眺める、二人の男たち。操はキッと彼らをにらみつけた。
……弱みを見せてたまるか。
負けず嫌いな心が燃え上がる。ほとんど自棄になったようにスカートに手をかけ、一気に脱ぎお
ろした。
「まだ下着が残っているぞ」
「い、今から脱ぐところなのっ」
操は叫んでブラジャーを外した。さらに一瞬の躊躇の後、ショーツも捨て去ってしまう。
一糸まとわぬ全裸を二人の卑劣漢の前にさらす。
剣道で鍛えられた裸体は、一切の贅肉をそぎ落とされていた。未成熟な乳房は小ぶりだがツンと
上向きで形が良い。腰まわりも少女らしい円やかなカーブを描いている。モデルやグラビアアイド
ルの体型とはまるで違う、アスリートならではの肢体だった。
「いい体をしているじゃないか。いや、想像以上にすばらしい」
「へっへっへ、こいつは俺がこの間オンナにしてやったばかりでね」
森が嬉しそうに目を細める。
柳田が息を荒げて、操に歩み寄った。
「美しい。それに」
間近で息を吹きかけられ、操は顔をしかめた。
「実に気が強そうだ。こういう娘を屈服させるのは、実に楽しいね」
「覚悟はできているわ」
操は彼を真っ向から見据えた。
「だけど──体は汚されても、心は負けないから」
「強気な台詞だな。その言葉がどこまで持つか──」
柳田の手が股間に伸びてきた。
「試させてもらうよ」
ゴツゴツとした指がまったく濡れていない秘孔に触れる。ひんやりとした感覚があった。ひとさ
し指がサーモンピンクの粘膜を左右に分けひろげて、押し込まれる。狭い肉の通路に指の根元まで
差し込まれた。
「んっ……」
操はかすかに顔を赤らめ、喘いだ。
「おやおや、やっぱり貫通されているじゃないか。真田くんは清らかなバージンではないわけだね。
嘆かわしい」
柳田が顔をしかめた。処女でないことを指摘されて、操は改めて羞恥心を募らせる。
「あたしは……」
「そろそろワシのをしゃぶってもらおうかな」
理事長はスラックスとトランクスを脱ぎ捨て、下半身を丸出しにした。年齢の割に、股間のそれ
はたくましく勃起している。
「しゃぶるんだ」
理事長がふたたび告げる。
操は屈辱に肩を震わせながらも、卑劣な男の足元に跪いた。
赤銅色の器官に顔を近づける。尿臭の混じった、饐えた匂いが漂ってきた。
(嫌な匂い……)
操は思わず顔をしかめる。
「どうした? ずいぶん反抗的な牝犬だな」
柳田が操のポニーテールをつかんだ。
「ち、ちょっと、何するの──むぐっ!」
無理やり顔を引き寄せ、ペニスで口を塞がれる。野太い生殖器を喉の奥まで突きこまれ、吐きそ
うになった。
(フェラチオ……するしかないのよね)
悔しいが、男たちの言うとおりにするしか道はない。操は慣れないながらも舌を這わせていった。
亀頭の辺りからひどく塩辛い味が染み出ていて、舌をピリピリと刺激する。我慢して舌を使い、頬
をすぼめて肉茎全体をしごく。不慣れなフェラチオだったが、それが逆に初老の男を興奮させたら
しい。理事長のペニスは、操の口中でみるみる膨張していった。
「ふん、それなりに楽しめたな。口の次はお前の道具を楽しんでやる」
散々しゃぶらされた後で、ようやく唇を開放される。
「はあ、はあ……」
すでに操は息も絶え絶えだった。
だが二人の男は、勝気な女子高生を片時も休ませようとしない。
「おい、仰向けになれ」
理事長が傲岸に命令する。
操はおとなしくうなずき、冷たい床の上に仰臥した。
「美味そうだ」
四肢を大きく広げさせると、柳田は親子ほどに年の離れた若い娘に覆いかぶさった。バージンを
失って間もない初々しい秘裂に、怒張したペニスを押し付ける。
理事長は、ぐい、と腰を押し出して挿入した。
「あああああっ!」
体の中心部に硬いものを押し込まれて、白い裸身がわなわなと震えた。
【続く】
タグ
最新コメント