ぽっ!かみさま 〜北風のエルフと炎の鳥〜 は2019年1月23日(水)開催のイベント。
 舞台はエタクロ3と同じくサンザール。謹賀新年2018カヌエのストーリー(サンザールの異界へやってきたリザがカヌエの御子代理になる話)の続きである。

開催前
 1月21日(月)に新イベントの告知が為された。予告画像の書き文字の口調や、カレーまんらしきものに描かれたマークからカヌエのイベントではないかという予想があった。
 カヌエという所からエタクロシリーズかという予想もされたが、カヌエはエタクロとは関係ないという声もあった。
 フェアリーコードから開催間隔が早すぎるため、またフェアリーコードがミニイベントだったため今回もミニイベントという予想がなされた。
 1月22日(火)にPVとおせにゃんが公開。カヌエイベであること、リザ、グレイス、ホリーも登場することが正式に予告された。
 カヌエが新スキルであるカウンター(チャージ)を有することも予告された。
開催後
 予想されたとおりボリュームはFairyChord Preludeに近いミニイベントであった。

イベント内容

  • 本編 (2019年1月22日(水)16:00〜2月14日(木))

新要素

カウンター(チャージ)

 カヌエで実装。敵のスキルを受けるたびにSSが1ターンチャージされる。さらに状態異常がのろいだとチャージ量が多い(SS1で3ターン、SS2で7ターン)。
 早速2019年1月の魔道杯で接待された。ただし頻繁に反応するためエフェクトが非常に長い。なくてもクリア可能だが。

良かった点

忙猫民に優しい

 イベントのボリュームが大きくないので割と早く終わらせる事が出来る。
 大進化祭の投票券が貰えるイベント周回ミッションもあったが、20回クリアなので周回地獄にはならない。面倒ならイージーモードで0T大魔術でも達成可。
 イベント結晶の入手に宝箱から進化素材を集める必要があるが、必要枚数は12枚なのでツモがよほど悪くない限りイージー〜エクストラを一通りこなせば十分集まる量である。
 進化素材集めのミッションもあるがイベント結晶作製に必要な12枚で終わりなのでやはり周回の必要はない。
 FairyChordと違い幕間のストーリーがないが、上記進化素材集めミッションの分もらえるクリスタルは同じくらい。

難易度が易しい

 配布精霊はノーマル絶級、イベント結晶のベース素材はハード初級をクリアできれば入手でき、ミッション達成もノーマルだけで達成可能。
 ただしハード絶級はダメージ1万の防御貫通攻撃を行う敵を行動前に倒したり、ステータスリセットを利用してボスの鉄壁防御を解除する必要がある。

報酬が分かりやすく強い

 報酬精霊のホリーは緩いノーマルモードをクリアするだけで入手出来る精霊にしてはかなり強い。こんなにあっさり配布して大丈夫か?
 水属性の単体蓄積聖でありクレティアを持っていないユーザーにはかなり便利である。潜在覚醒もガチャ産並みとなっている。

同時復刻されるイベントが多い

 カヌエが登場するエタクロ3、リザが登場するロスエデ2および3、さらにカヌエもリザも登場していないがエタクロ12ロスエデ1も復刻された。
 GW2016グレイスやGA2017アルさんや謹賀新年2018カヌエのストーリークエストも復刻されている。

賛否両論点

イベント間隔

 FairyChord開始から1週間で別のイベントが開催されたことに抵抗を覚えるものもいると思われる。
 特にガチャも併せて開催されたためクリ不足に悩む声がある。
 ただし黒ウィズは元々2〜3週間ごとに新イベントが開催され、そのたび通常6体の限定キャラが登場するイベントガチャが開催されることを考えると、FairyChordと本イベントはその6体を2つのイベントガチャに分けたとも考えられる。
 むしろコンプや一点狙いやカード再契約狙いは行いやすい。

ガチャ間隔との兼ね合い

 これはなにも、このイベントが悪いというわけではないのだが…
 2019年に入ってからのイベントを振り返ってみよう。1月1日に戌亥レイドの猪が開始、1月8日に超高難易度ラビリンス2、11日に復刻酉レイドが開始された。その後17日にフェアリーコード、23日にこのイベントが開始された。その間にお正月ガチャ、(2018年正月ガチャ)、フェアリーコードガチャ、ぽっ!かみさまガチャが実装されている。明らかにイベントの内容に対してガチャが多すぎである(実は月に2度のストーリーだけでないイベントの異界移動も11月30日開始のギアスコラボから1月17のフェアリーコードに至るまで1度もしていない)ということに対して内容に対して集金要素が多すぎるという微妙な批判があったり無かったりしていた。

ボスドロップがない

 今回はドロップするボスがおらず、戦力となる報酬精霊はホリーのみであるため、戦力補強がしづらい。

ボリューム

 ボスもおらずストーリーも短めなのに、わざわざクエストをやる理由がない。これならストーリーのみでも良いとも言える。
 クリスタルや投票券配布のためとも考えられるが…

悪かった点

図鑑報酬が無い

 今回も図鑑埋めの報酬が無い。まあ前回よりさらに少なく8種類しかいないから仕方ないかもしれない…。

ストーリー

 まず今回のメインキャラであるリザのこれまでのストーリーが
  • 怪物に故郷を滅ぼされ、婚約者のリュディと共に魔界へ飛ばされる。(ロスエデ2)
  • 天界・魔界連合軍と黒猫の魔法使いの活躍で故郷を襲った怪物は殲滅されたが、一人前になるまで魔界のアルドベリク・ルシエラ夫妻のもとで育てられることとなる。(ロスエデ2、SoK)
  • 成長したリザとリュディは紆余曲折の後<歪み>を通って故郷へ帰ろうとするが、トラブルで二人が別々の時代に飛ばされてしまう。具体的にはリュディが飛ばされた時代の300年後の時代にリザが飛ばされてしまう。(ロスエデ3)
  • リザが飛ばされたのはカヌエがいる頃のサンザールであり、そこでリザとカヌエは出会い、リザはリュディと再会する方法を探しながら御子代理をすることになる。(謹賀新年2018カヌエ)
  • リュディに詳しい人物として、グレイスを名乗る少女がリザに会いにくる。(謹賀新年2018カヌエ)
  • 詳しい経緯は不明だが、最終的にリザとリュディは再会し結婚、二人の間にグレイスが生まれる。(ロスエデ2および3のエピローグ)
と今回のイベントで初めてリザを知るプレーヤーにはかなり優しくない情報量となっている。カヌエのことも知っておこうとするならさらにエタクロ3のストーリーも把握しておきたいところ。
 一方で今回のイベントからグレイスが登場するが、リザとグレイス・シグラーの関係を知っているプレーヤーにとってはこのグレイスは何者なのか、リザの娘のグレイスだとしたらなぜ・どうやってリザに会いに来て、なぜリザと他人のように振る舞うのか、という疑問を生じさせることになり混乱の原因となりうる。
 しかし本イベント中では結局彼女が何者なのか明らかにされなかった。またリザとリュディがどうやって再会したのかも明らかになるには時間がかかりそうである。
 MARELESSもそうだが謎を引っ張るイベントが増えているような…。

 ただし、以下の根拠からおそらく本イベントに登場するグレイスは未来のリザの娘であるグレイス・シグラー本人ではない可能性が高い。
  • やたらおばあちゃん子の素振りを見せているが、リュディもリザも両親がすでにいないためグレイス・シグラーが祖母と会ったことはない。
  • 本イベントのグレイスのL進化後のカード名は「不思議な書を探して グレイス」となっており、L進化後でもフルネームが明かされていない。
  • 本イベントのグレイスの一人称は「グレイス」だが、グレイス・シグラーの一人称は「私」。

 なお、リュディとウィズはエピローグで各地のエルフを封印して回っていた。一方黒猫の人はウィズとはぐれてしまい…

ガチャ

 今回も3種類のみ実装。そのため普段のガチャよりはコンプや一点狙いは遥かにしやすい。
 やや手持ち次第の面はあるがあからさまなハズレはいないと言ってよいだろう。

冬空の輝き カヌエ・デ・ヤック

 火属性。AS:連撃、SS:カウンター(チャージ)
 前述のとおり新スキル持ち。
 魔道杯などで接待されることが期待され、実際に天女杯で接待されたがエフェクトが間延びしがちになったためランカー勢には使われなかった模様。

海渡る翼 リザ・ロットレンダー

 水属性。AS:全体攻撃、SS:AS特殊変化
 水単色のAS特殊変化持ち。言うまでもなく水単色回答時間停止?のストリー&ハクアと一緒に使いたい。
 ストーリー中のセリフ等からサタニック女学院のOGである可能性が示唆された。

不思議な書を探して グレイス

 雷/火属性。AS:連撃・複属性攻撃強化、SS1:パネル変換、SS2:統一パネル変換
 ルミスと一緒に使えと言わんばかりのスキルであり、雷/火デッキの強化が可能。
 なぜかフルネームが明かされない。上述のようにグレイス・シグラーと同一人物かどうかは怪しいところ。

報酬精霊

雪の空へ祈りを ホリー・アマナウ

 水/光属性。AS:回復、SS:単体蓄積解放大魔術・聖
 イノセントの水バージョン。
 ノーマル絶級初回クリアで入手できる(ただし進化が必要)。イノセントと違い1体しか入手できない。
 水術士であるためクレティア持ちには完全な下位互換となっている(イノセントは種族が神族なのでエニグマとも差別できたりする)

報酬結晶

あったけえの結晶〈カヌエの杖っぽ〉

 神族の攻撃力とHPを200アップ。

LtoL

余談

 劇中の、エルフへの供物として生贄の代わりにカレーまんを捧げるというのは、三国志演義でおなじみの諸葛亮が饅頭(マントウ)を作ったエピソードが元ネタだろう。

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