空戦のドルキマスに登場した人物で、当該作の主人公ディートリヒ・ベルクの実父かつドルキマス王国国王である。

人物像

 作中にて徹頭徹尾評判の悪い国王である。政治面では無用の長物である要塞を作るのに多額の資金を投じて国民の生活を圧迫している。
 空軍元帥となったディートリヒに《作戦裁量の自由》と《交戦権の自由》という、ふたつの巨大な権限を与えた張本人。
暗君
 国王に対して個人的な恨みを一切持たない嫡男かつ長男であるドルキマス王国第一王子アルトゥール・ハイリヒベルクですら、一応味方でありながら、王の無能っぷりにあきれ果て自分が王に成り代わらなければならないと思ったほどである(実はそのアルトゥール自身も無能で、グスタフからもそう認識されていた事がドルキマス3で判明したが・・・)。
 私生活においても、妾に子を産ませては親子ともども捨てるという事を繰り返すエロ親父であり、その子であるディートリヒやエルナは劣悪なスラム街での生活を余儀なくされ、深い恨みを買っている。作中描写からしておそらくそのような目に遭ったのは彼らだけではないだろう。ディートリヒが謀反を起こしたときは軍部もほとんどが反乱軍に味方するという人望の無さである。国民たちも反乱軍を支持し、国王が廃位しディートリヒが新しく作り変えるドルキマスを期待している。
因みに子供達全員から嫌われている。
擁護
 一応擁護するとすれば、秀でた能力があるわけでも無いのに、生まれ・時代を選べずに戦乱の世にドルキマスという小国の王となってしまった事であろうか。これについては黒猫の魔法使いも「その辛さ、苦しみは確かにあるだろう」と同情している。まあすぐに「だからと言って、人の運命を狂わせることが許されるわけでもない」と考えに至ったが。また若い頃はまだマトモだったようで使用人身分のホラーツを弟のように可愛がり士官学校に入れたりしている。このこともありホラーツはグスタフ並びにハイリヒベルク家に忠誠を誓っている。

家族

第一皇子→アルトゥール・ハイリヒベルク 次期国王 (※2〜3の間で国王に就任していると思われる。)
     その後まもなくイグノビリウムとの戦争で死亡(「血盟」ルート)
第二皇子→名称不明 死亡*1  
第三皇子→ディートリヒ=ベルク(テオドリク・ハイリヒベルク) 廃嫡、追放
第四皇子→ジーク=クレーエ(ジークユーベル・ハイリヒベルク*2) 廃嫡、追放*3
第一皇女→エルナ=シェンク 死亡(「2」ルート)
              アルトゥールの次の代の女王(予定)*4(「血盟」ルート)

正室→名称不明(アルトゥールの母親)、生死不明
側室1→名称不明、グスタフにより殺害され死亡
側室2→名称不明(ディートリヒの母親)、追放後スラムで死亡
側室3→リント(ジークの母親)、王宮にて存命中
側室4→名称不明(エルナの母親)、追放後スラムで死亡

末路

 終盤にてディートリヒに追い詰められ自分の事が憎いかと質問すると「もはや憎い憎くないの問題ではない。あなたのような無能は国王を降りるべきだ」とまで言われる始末であった。つまり恨みがあるか無いか関係無く軽蔑しているということであろう。そして「私は悪くない。お前が悪い。お前のせいで母も捨てられたのだ」と意味不明な事を言いながら命乞いをし、一端それを受け入れられたと思い安堵するもその直後に射殺された。
 1では、「(ディートリヒが王を)失脚させた」としか書かれておらず、1の時間軸での生死は言及されていなかったが、血盟のドルキマスにて、そちらでも2と同様に死亡したとされている。
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