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 2014年3月末に開催されたイベントであり、初めて紙芝居が導入されたイベントでもある。

良かった点(開催当時)

アイシャが強かった

 2種類いたアイシャのうち、SSが全体HP15%削りのアイシャは評価が高かった。
 まず当時のイベントの配布精霊としてはステータスが高くASの回復量も及第点であった。特にHPの高いボスがいるクエストではこの削りアイシャがかなり重宝されていた。
 特に当時はデーモンズブレイダーに回復兼削り要員としてデッキに入れられることも多かった。クリコン前提であるならばアイシャ1体いるだけでかなりの量のHPを削ることが出来大幅に消費クリスタルを減らす事にも役立っていた。
 なお毒アイシャのほうは敵の鉄壁スキル自体が無かったので当時は評価はあまり高くなかった。

紙芝居導入

 今までのイベントはテキストだけで味気ないものであったが、本作からは登場人物の立ち絵や複数の背景も用意されるようになった。
 これには大半のユーザーが好意的な目で見ており、それからはずっとイベントはその形式であり良い流れを作ったことになる。

悪かった点(開催当時)

絶妖級が非常に面倒

 最上級の絶妖級はクリアするのに最低でも30分以上かかるような面倒なクエストであった。
即死の物理カウンター
 物理カウンターを張った敵に攻撃すると即死級のダメージが飛んでくる。しかも通常攻撃もなかなか火力が高い。
 これをうまくかわすためにはカウンターを張られる前に遅延をかけるしかない。そのためには直前の戦闘でスキル貯めをするために空踏みや意図的な誤答をする必要があって長引いた。
ボスのHPが高い
 ボスたちのHPは非常に高く彼らのHPを削るのにもかなりの時間がかかった。
 当時は複属性も無くチェインアタッカーもあまり多くはなかったので、苦手属性が相手だと倒すのに数十ターンかかっていた。
 敵の攻撃はぬるくてターンを重ねればクリアは確実と言う状況でも、あまりにも時間がかかり過ぎてうんざりするとの批判がかなり多かったのか敵のHPを下げる修正がなされた。

低いドロップ率と2種類のアイシャ

 当時はボスのドロップ率が10%あるかないかくらいであったのにもかかわらず周回報酬だけではアイシャ2種類を作ることが出来なかった。
 その低いドロップ率なうえに上記で述べたようにアイシャが入手できる絶妖級のクエストはクリアするのにかなり時間がかかったのでユーザーたちは非常に面倒な作業をさせられることとなった。

ヤヤコがパクリ精霊

 限定精霊のヤヤコがpixivに投稿されていた画像とそっくりで構図がほぼ同じ。
 当時はまだ運営の著作権などに関するモラルが低かったと思われる。

ガチャ

 フィオナがダントツの当たりで当時の神スキルであるAS回復SS遅延であった。ステータスも当時では最強クラスで誰が見ても強いと分かるくらいの当たり精霊であった。
 他の精霊は無難なものであり明らかなハズレ精霊はいない。

余談

 絶妖級の構成は木曜クエスト絶級とほぼ同じである。本作でその予行演習が出来たといってもよい。というか完全にコピペ。
 なお数日後に絶妖級の敵のHPが下方修正された。

 2016年秋に2年ぶりくらいに復刻して、限定ガチャも再実装され、イベント配布精霊及び限定精霊はレジェンド化した。
 またそれぞれの精霊に声も吹き込まれた。

 今回の復刻では、ノーマルはテコ入れされて絶妖級の敵の数の減少やHPの調整がされ、新しくハードモードも新設された。
 また当時はお知らせに載っていたストーリーをストーリークエストとして挟む事でストーリーの理解を深めることができ、その分得られるクリスタルが増えた。
 エヴァ1復刻の際はノーマルがイージーに落ちた上にハードがないためにクリスタルの配布数が期待できなかったので、これは嬉しい事である。

 なおノーマルはテコ入れされたとは言え、スキル反射を使う敵もなくラスボスのアイシャのHPも12万と2年くらい前のクエスト並み。
 逆にハードモードは初級の時点でボスのHPが25万もあり、ノーマルの絶妖級の倍以上と一気に強化されている。
 ちなみにボスは全てL化されたが、現状どれも最前線で使うには厳しいものとなっている。
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