「聖なる空のエステレラ 星巡りの物語」は、2016年11月末から開催されたイベント
 エリア型のイベントでクエストはノーマル・ハードでそれぞれ10+1ずつある。

開催前
 今までのエリア型イベントは評判が悪いものが多く(クロマグ空戦のドルキマスエヴァイベなど)、不安視するユーザーが多かった。
開催後
 事前の不安をいい意味で裏切った良質なイベントであり全体的に好評な模様。
再開催
 2017年10月24日から11月22日まで再開催され、現在は魔道士の家で開放可能となった。
 復刻ではボス進化ミッションのみ引き継がれる。
 後述するが、BGMが変更になっている。

良かった点

優秀な報酬が多い

モーノー
 ザ・鉄壁潰し。AS・SSともに連撃であり初速も出せる。トーナメント参式・その他鉄壁対策要員であろうか。
ウルディラ
 ASは今の環境では若干使いにくいがSSをノーデス対策や多段の起動役として有効的に使える。特に後者の役割を果たすことにおいて、初回5Tで発動可能(つまりスキチャがいらない)という点は大きな強みとなる。
神のなれの果て
 SSが初回6ターンの単体特攻大魔術。全体特攻魔術よりも使いやすい場面も多い現在の環境であれば使える時もあるかもしれない。
 初回が早いのも利点。
サフィナ
 マドロックよりは雷アニマに近い性能を持つ。初回0Tでスキルを使えるので、いきなり100%エンハ・回復が可能である。かなり強い。
ドルティ
 SSは優秀と評判の弱体化大魔術。ASが10チェインで若干使いづらいがそれでもメリットのほうが勝ると言える。
 SS2は反射無視なのでなおさら使いやすい。
フラクタル
 SS1は5ターン貯めて8ターン状態異常ガード。SS2は継続回復。長期戦向きの精霊でありエンハンサーとしての能力も高い。
 カプリコを持っておらずカフクやミサ先生では物足りないと思っていたユーザーにとっては絶対取っておきたい精霊である。
 ステータスも高く耐久性も申し分無い。はっきり言って下手な限定ガチャ精霊よりも優秀である。
 ただし取得には全サブクエのコンプと非常に大変である。

クエスト難易度が適正

 ノーマルモードは中堅層のユーザーであれば最後までクリア出来る難易度に設定されている。
 シークレットの一部のクエストはクイズ難易度が高いが、魔力0のうちは何度もやり直せるので大した問題ではない。
 ボス精霊がいるクエストもそんなに難しくなく周回も苦痛にはならず、わざわざハードモードを周回する必要も無い。

 ハードモードも今までのエリア型イベントよりは難易度が落ちているが、エリア8以降はボスのHPが全て50万を超えておりこれが10クエスト以上続くために長期戦を強いられる事になるので大変と言えなくもない。
 復刻開催時は単色デッキがそれなりに強いので初回開催時より楽になっている。

初回魔力0がある

 後半はクリアするまで魔力0でありハードは全問エクセレントやノーデスなどの一度で達成するのは難しいサブクエも多くあったので、何度も試行錯誤出来た。

BGMと背景が綺麗

 本作はいつにも増してかなり綺麗な背景となっており、背景班は優秀だという声が非常に多い。
 幻想的な空の背景とBGMもマッチしている。背景はいくつも用意されているがいずれも完成度は高い。

クリスタルをたくさん貰える

 クエストの難易度自体が適正であるので30個以上は貰えると思ってよい。
 サブクエコンプリートを達成すれば66個貰え、その他ミッションも合わせれば70個越えであり、合計するとかなりの量となる。

悪かった点

ボスたちに周回報酬が無い*1

 エレンディやウルディラを最後まで進化させようとすると自力で4体ドロップさせなければならない。
 運が悪いと何十周もクエストを回る羽目になる。某掲示板では特にエレンディが集まりにくいとの噂だった。

ガチャに魅力が無い

 本作の限定ガチャで排出される精霊はほとんどがヒーラーであり突出した能力を持っていない。
 マーガレットは高打点を出せるアタッカーであるがHPが2000足らずの紙耐久であり、同等のSSを持ったウェリサマがそこそこのHPを持っているため、どうしてもそこに目が行きがちである。
 明確なハズレ精霊はいないものの、最近のガチャの中では明らかに見劣りするとの意見が多い。逆にイラストの評価は非常に高い。

エレンディが弱い

 優秀な報酬が多い中、エレンディだけが産廃。
 まずSSの見破り7ターンが時代遅れである。同じく配布精霊であるヒミカやレウィスが大分前に登場したのにも関わらず見破り6ターンであるのに、今回のエレンディや心竜のレツィーユの7ターンはおかしいと言われている。
 ASもエンハンスが中途半端で使い物にならない。

ポイント集計画面のスキップタイミングが悪い

 そのクエストで得たポイントを集計し始めてやっとスキップをする事ができる。
 上記の通りボスドロップを狙うために周回していると、さっさと飛ばしたいのに飛ばせないために非常にイライラする。

BGM変更

 紆余屈折がありながらも復刻開催されたが、BGMがほとんど変更されている。
 エステレラ1の曲のみ4周年記念サントラに未収録だったり、ゴールデンアワード2017のBGM部門投票対象外だったため、作曲者との間に何らかの権利トラブルがあったと推測される。
 差し替え前の曲はYouTubeやニコニコ動画を探せば聴ける。
 2018年に発売された5周年記念サントラで変更後のBGMがようやく収録された。

余談

シークレットクエストの1・2のパネル難易度が高い

 3・4は普通のパネルであるのにもかかわらず前半だけ異常にクイズ難易度が高い。しかもサブクエに全問正解もあるのでかなり厄介である。
 魔力0のうちにクリアしておかないと後から絶望する羽目になる。
 現在はかんたんモードを利用でほぼ単色しか出なくなるので難易度が下がった。

他イベとの関連

 イタズラ女神とうさぎのおはなしに登場したリアーネ、ライナーの名前も登場するが、ウィズ黒猫の魔法使いも完全スルーである。
 「その名前をどこかで聞いたことがあるかも…」くらいの反応はあってもよかったように思える。
 またウルディラを兎に変える云々というくだりもあり、イタズラ女神イベントのネタが披露された。
 続編のエステレラ3ではリタがストーリーに絡んでいる。

投票券

 2016年に初登場した精霊のみで行うグランプリの投票券を、期間限定であるがイベント中の宝箱から手に入れることができた。
 本作に出てくる宝箱の中に入っているものは全てこの投票券であり、入っている枚数もクエスト毎に固定されている。
 宝箱の出現率も低くはなくミッションも上限が400枚という現実的な数値であり、クリスタルを含めてさまざまな報酬が貰えて好評だった。(後日開催された魔道杯でも入手できたため、エステレラで投票券に固執する必要がなかったのも良いと言える。)

 なお投票券が出なくなってからは道中の宝箱は一切出ないために展開がスムーズに進む。

総評

 エリア型イベントは黒歴史が多かった故に期待値は低かったが、蓋を開けてみればかなりいいイベントであった。
 報酬も優秀なものが多く、特に隠し精霊であるサフィナ、ドルティ、フラクタルはかなり強い。
 さらにエリア型はクエストが多いせいでストーリーが薄くなることも多かったが、今回はそんなことは無くかなり作りこまれており濃密な話となっていた。
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