そうだ!教習所に行こう!!教習所の基本的な情報をまとめました。彼女とドライブに行きたい人、仕事で免許が必要になった人、車かっこいい!と思ってる人へ

教習所で取得出来る免許その1「自動二輪免許」

公道で車を運転する際に必要な運転免許は、自動車教習所へ通って必要な知識や技術を身につけて卒業し、自分の住んでいる地域を管轄する運転免許試験場で免許証を発行してもらうのが一般的です。最も一般的な運転免許は、私達が日頃頻繁に目にする普通自動車を運転出来る「普通免許」です。普通免許はどの教習所でも取得することができ、多くの人がこの免許を持っています。しかし、教習所で取得出来る免許の種類は、何も普通免許だけではありません。教習所で取得出来る免許の一つに、「自動二輪免許」があります。これは、オートバイを運転する際に必要な免許で、排気量別に小型自動二輪免許、普通自動二輪免許、そして大型自動二輪免許の3種類に分けられています。また、それぞれの免許に「オートマチック限定免許」が設けられており、クラッチがないスクーターを運転する際に必要な免許です。小型自動二輪免許は排気量が125cc以下のオートバイ、普通自動二輪免許は排気量が400cc以下のオートバイを運転することが出来ます。大型自動二輪免許は排気量の制限がなく、どの排気量のオートバイでも運転することが出来ます。ただし、オートマチック限定大型自動二輪免許は、例外的に排気量が650ccまでに制限されています。

教習所で取得出来る免許その2「大型免許」

そして、一部の教習所では「大型免許」を取得出来るところもあります。ここでいう「大型」とは大型自動二輪車のことではなく、トラックやバスなどの「大型自動車」のことを指します。大型免許は、運送業に欠かせないトラックの運転はもちろんのこと、ダンプカーやタンクローリー、コンクリートミキサー車など、様々な場面で活躍する自動車を運転することが出来ます。大型免許で運転出来る自動車は、車両総重量が11トン以上、最大積載量が6.5トン以上、そして乗車定員が30名以上の自動車です。ただし、観光バスや路線バスなど、運賃を徴収して運行されるバスを運転する際は、大型免許とは別に「大型二種免許」が必要です。逆に、トラックなどを運転するのみであれば、大型免許のみで問題ありません。ちなみに、大型免許を取得している人は、いわゆる「プロドライバー」として活躍している場合が多く、大型トラックの長距離ドライバーなどがこれに該当します。大型トラックのドライバーは、日本の物流を支える非常に大切な存在であり、私達の日頃の生活を支えているのも大型トラックのドライバーなのです。また、教習所で大型免許と共に取得出来る免許に「けん引免許」というものがあります。

教習所で取得出来る免許その3「けん引免許」

「けん引免許」とは、車両総重量が750キロを超える車をけん引する際に必要な免許です。具体的には、タンクローリーや貨物トレーラー、そしてキャンピングカーなどを運転する際に必要な免許のことです。逆に、総重量が750キロに満たない車や故障車をけん引する際は、けん引免許は必要ありません。そもそも、総重量750キロを超える車をけん引するには特殊な技術が必要であり、特に後退や方向転換には高い運転技術が求められます。大型のトレーラーは車格があり、全長が20m近くに達するものもあります。直進時はもちろんこと、交差点での右折や左折、バック時など、様々な場面でトレーラーならではの運転技術が必要です。そのため、各種運転免許とともにこのけん引免許が設けられています。けん引免許を取得するには、普通免許、大型免許、そして大型特殊免許のいずれかを取得しているのが条件です。けん引免許の教習では、発進や停止などの基本操作に加え、トレーラーにとって難関の狭路での通行、バック、方向転換など、様々な運転技術を習得します。特に、普通車でも苦戦するバックは、ハンドルの切り方が通常と逆になるため、ここでつまずく教習生は多いようです。

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