最終更新: meishoannai 2023年09月24日(日) 16:49:53履歴
須磨寺
すまでら Sumadera
神戸市須磨区
←月見山 | ■山陽電鉄本線 | 山陽須磨→ |
当駅付近ご案内 | |
須磨寺 (福祥寺) | 北へ0.3km |
綱敷天満宮 | 南へ0.2km |
●須磨霊泉 | 北0.2km |
●旧和田岬灯台 | 南0.6km |
●菅の井 | 南東0.1km |
●堂谷池(須磨の大池) | 北0.4km |
●頼政薬師寺(浄福寺) | 北東0.2km |
●現光寺 | 西0.3km |
●諏訪神社 | 南0.2km |
●天理教会 | 北東0.5km |
須磨本町郵便局 | 南西0.6km |
源平ゆかりの名刹 真言宗 須磨寺派本山須磨寺上野山福祥寺 | 正式名は上野山福祥寺(じょうやさんふくしょう じ)であるが、古くから「須磨寺」の通称で親しま れてきました。平敦盛遺愛の青葉の笛や弁慶 の鐘、さらに敦盛首塚や義経腰掛の松など、多 数の重宝や史跡があり「源平ゆかりの古刹」と して全国的に知られています。古来より源平の 浪漫を偲んで訪れる文人墨客も数多く、広い境 内のあちこちに句碑・歌碑が点在しています。 拝観時間 8:30〜17:00 拝観無料 | 須磨寺駅から北へ 徒歩約5分 |
本堂 | 仁和二年開創当時の本堂には、松風村雨物語で有名な 在原行平が参籠して、勅勘を許されたと伝えられますが、 その後、火災、洪水、地震などの災害によりたびたび建て 直されました。 現在の本堂は慶長七年(1602)豊臣秀頼が再建したもの で、建築奉行は片桐且元でした。但し内陣の宮殿は応安 元年(1368)の建造になるもので、重要文化財です。本尊 聖観世音菩薩、脇侍毘沙門天、不動明王が祀られていま す。昭和47年、文化庁の指導で全面解体修理が行われ、 六百年前の姿に復原されました。 この後、阪神淡路大震災の被災を乗り越え、平成15年に も復元のための修理が行われ現在の姿になっています。 |
源平の庭 | 今から八百年前の平敦盛・熊谷直実の一騎討ちの場面を再現した庭です。 当時十六歳の無官太夫平敦盛が一の谷の浜辺において、源氏の武将熊谷直実に討たれた話は 平家物語の中で最も美しく、最も悲しい物語として古来語り継がれています。 庭前には「笛の音に波もよりくる須磨の秋」の蕪村句碑があり、庭の角には弁慶が「一枝を伐らば 一指を剪るべし」と制札を立てた、歌舞伎「一の谷嫩軍記」にも登場する「若木の桜」があります。 |
敦盛墓所(首塚) | この首塚(五輪塔)は、寿栄*1三年 (1184)年二月七日に起きた一の谷 の戦いで、熊谷直実に討たれ戦死し た平敦盛の菩提を弔う為に建立さ れたものです。因みに、須磨浦公園 にある『敦盛塚』には胴体が祀られ ています。 |
敦盛首洗いの池 | 熊谷直実が、源義経に平清盛の甥・ 敦盛の首を見せるために、首を洗っ たといわれる池です。 |
義経腰掛けの松 | 一の谷の合戦の後、この松に源義 経が腰をかけて敦盛の首を確かめ たといわれています。 |
弁慶の鐘 | 一の谷の合戦の際、弁慶が山田庄 安養寺からこの鐘を長刀の先に掛 けて担いで来て陣鐘の代用にした といわれています。今、旧鐘は宝物 館に納め、この鐘は一の谷合戦八百 年記念に複製した新鐘です。除夜の 鐘としても有名です。 |
若木の桜 | 光源氏が手植したものといわれて います。弁慶はこれに制札を立てて 曰く、「一枝を伐らば、一指を剪るべ し」と。浄瑠璃の「一ノ谷嫩軍記」に 扱われた有名な桜です。今、制札は 宝物館にあります。 |
平 敦盛(たいらのあつもり) | 平敦盛は平清盛の甥。従五位に叙せられましたが、官職は 無かったので世に「無官の太夫」と言われ、一の谷合戦で源 氏方の熊谷次郎直実に討たれました。 謡曲「敦盛」、舞「幸若」にも登場し、歌舞伎、映画、舞台など に大人気で演じられています。 |
当駅付近ご案内 | 須磨本町郵便局 南西0.6km | ||
須磨寺 (福祥寺) 北へ0.3km | 綱敷天満宮 南へ0.2km | ||
●須磨霊泉 北0.2km | ●旧和田岬灯台 南0.6km | ●菅の井 南東0.1km | |
●堂谷池(須磨の大池) 北0.4km | ●頼政薬師寺(浄福寺) 北東0.2km | ||
●現光寺 西0.3km | ●諏訪神社 南0.2km | ●天理教会 北東0.5km |
- 山陽電鉄の名所案内は配色・レイアウトとも超個性的。赤地の部分は上段が主な名所、下段がその他の名所、右の白地の部分は公共施設などに区分されているようだ。
- 個性的なレイアウトを尊重(?)して、表はこのwikiの基本である名所1件につき1段になるよう整理したものに加えて、実物のレイアウトを再現した表も作ってみた。
- 当駅にはもう1枚、駅名にもなった「須磨寺」を詳細に解説した大型の名所案内もある。
- 神戸市内の山陽電鉄沿線は源平合戦の「一の谷の合戦」の舞台。「須磨寺」には一の谷の合戦ゆかりの品や場所が多数存在する。
- 「旧和田岬灯台」は明治17(1884)年に建設された灯台で、現存する鉄造灯台としては国内最古のもの。現在は須磨海浜公園に移設されている。
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