駅のホームなどに設置されている「名所案内」について調査しています。


丹後由良
たんごゆら Tango-Yura
京都府宮津市

丹後神崎京都丹後鉄道宮舞線栗田

名所案内

丹鉄丹後由良駅みかん畑の中に点在する
偉人の愛した避暑地
由良石宮津市由良の奈具海岸や瀬崎の博奕
岬にみられる花崗岩は、古来「由良石」
とよばれて、墓石や田辺城の石垣に
利用されてきました。由良石ができ
たのは、恐竜が栄えていた中生代白
亜紀(約7千万年前)のことです。
由良川橋りょう右岸の西神崎から左岸の由良にか
けて全長約552m。水面から軌道
まで約6.4mの高さ、23本の橋脚
が河口を横断しています。大正13
年4月に竣工され、実に見事な橋
りょうの一言に尽きる遺産です。
安寿と厨子王伝説汐汲浜(しおくみはま)は、安
寿が潮汲みをするために来てい
た浜と伝えられています。写真
中央が汐汲浜の碑です。
百人一首の碑全国で2番目に古い百人一首の
石碑です。曽祢好忠の歌碑で「ゆ
らのとをわたる舟人かちをたえ 
ゆくへもしらぬ恋のみちかな」と
刻まれています。
上田三四二歌碑上田三四二:大正12年生 歌人、
評論家、医博。昭和27年京都府
立健康教育研究所にひと夏滞在
し、このときの体験が、後年小説
「夏行」となりました。平成3年
由良の里センター広場に建立。
如意寺境内に鎌倉時代の名匠快慶作の菩薩
像をまつる地蔵堂があります。安寿、
厨子王が額に焼き金を当てられたと
き、代わりに傷を受けたと伝えられ
るところから、「身代わり地蔵さん」
と親しまれ信仰を集めています。
由良神社毎年2月15日、境内に設けられた
直径3mほどの「厄除けの輪」をくぐ
り無病息災を祈願する厄除け祭が行
われます。祭神は伊弉諾尊、櫛御気命、
誉田別命の三神です。
安寿足湯&健康サロン日本海の海水を利用した足湯
安寿足湯&健康サロン
水〜日曜日…10:00〜16:00
※祝日は休館
※足湯感謝の日(無料)は、第3木曜日

安寿亭軽食喫茶
水〜土曜日…10:00〜14:00

備考

  • 当駅には丹鉄標準型の名所案内のうち、絵地図式のものが設置されている。
  • 名所の解説にはそれぞれ写真が添えられている。「由良川橋りょう」の写真にはKTR001形が写っている。
  • 「安寿と厨子王伝説」は森鷗外の小説「山椒大夫」でも知られる伝説。宮舞線沿線には伝説ゆかりの地が多く、東雲駅の名所案内では「安寿姫塚」が紹介されている。

関連リンク

由良川橋りょう:丹後.com
安寿と厨子王伝説(汐汲浜):海と日本PROJECT
百人一首の碑:百人一首の風景
如意寺:橋立あるっく
由良神社:神社探訪・狛犬見聞録
安寿足湯&健康サロン:橋立あるっく



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