概要

バーナード星系の住民がティルマン・インドゥストゥリーを中心に非人間的な企業統治体制からの独立を標榜起こした蜂起をハイコープス・カンパニー航路保全機構が鎮圧した事件
各コロニーに散らばる抵抗拠点制圧するため傭兵の大量投入、そして示威的のためのN(ニューロン)部隊投入まで行われた大規模な作戦の末に極めて短期に企業統治体制側の勝利に終わった

関係者

N10. アルツハイマー?

経過

バーナード星系は銀河を覆う人類文明の中心地、地球に近い星系の一つであり、植民惑星があり乗用宇宙船で混雑するアルファ・ケンタウリ星系とは異なり寒冷な惑星しか持たないために純粋な星間通商網のハブとして繁栄している
その影で運送業者への非人道的な待遇が横行、不満が高まっており、ついには独創的な技術を持ち外部への抑止力となることを期待された地元ベンチャー企業、ティルマン・インドゥストゥリーを中小に蜂起が発生、運送業者への待遇を取り調べる検問ステーションが設置された。検問を拒否した場合、運送船は拿捕され護衛戦力は撃破された。
これにより各企業のスケジュールが混乱したため航路保全機構の航宙母艦機動艦隊が進駐、検問ステーションを降伏させたが蜂起勢力は各コロニーに散らばり抵抗を続行
まさかコロニーごと破壊するわけにはいかない保全機構はコロニー制圧権のオークションを行い、落札に成功したハイコープス・カンパニーが制圧戦を展開、蜂起側は機動兵器を含む戦力で激しく抵抗するも直ちに鎮圧された
また、蜂起側は不満を持つ銀河各地の労働者の共鳴と決起を期待していたが、諸企業の迅速な情報統制と強大な航路保全機構への恐れ、何より護衛戦力の容赦無い撃破で支持が広がらなかったことから今日までこの蜂起に影響された労働運動や暴動の類は確認されていない

影響

事態を重く見た企業勢力は地球で会議を開催し、バーナード星系に「航路保全機構の指導のもとで」自治組織を置くこととした
これにより不満分子は自治の満足感を得られ企業は組織にエージェントを送り込めば蜂起を未然に潰せる、winwinである

また、圧倒的な不利の中でハイコープスの機動兵器を多数撃墜したティルマン・インドゥストゥリーCEOは再教育の上でN(ニューロン)部隊に迎え入れられた

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