正式名称:出雲機動装甲XXX式【ミカヅキ】

真紅の武士然とした、イズモ商会保有の機動兵器。開発コードは「トリプルクロス」。
全身の外装、加えて一部モジュールはフレームに至るまでに高度なカスタマイズが施されているので一見イズモ商会独自のハイエンドモデルだと誤解されがち。
だが、その実態はコアのブラッディムーン以外他社製品の寄せ集めの魔改造品。
それもそのはず、本機はもともと「ぼくのかんがえたさいきょうのはんようき」をコンセプトにイズモ商会の技術と資金を可能な限り注ぎ込んだ技術試験評価機だからである。

ちなみに極論ブラッディムーンで成り立ってる機体なのでコアが無事なら現地改修も容易。
使い心地は知らん

操縦系統は手術を必要としない擬似神経接続方式が用いられている。
これは操縦桿の物理的入力に加えてパイロットの脳波をスキャンして機体の挙動を補正する操縦方式であり、一般的な機動兵器と比べて機敏な動作が可能。
しかし生体改造を伴う本来の神経接続操縦が操作を容易にするものなのに対してこちらは腕と脳の2つで機体を動かす必要があるので操縦難易度が飛躍的に上昇してしまっている。

アセンブル

  • 頭部 CL03-03BMS-HEAD-AIGIS
クロード製。アイギス(当時品)の頭部を最低限の調整だけしてポン付けしたもの。バルカンを内蔵かつ高い耐久度を持つが今回ばかりはその美麗な装飾が顔から下のデザインと大喧嘩を起こしている。
内部センサーにガタが来ていたので後にグリムオルフェウルの再販版に取り替えられた。

CA-MHHD/M1 GRUNT
コンソーシアム・アラスカ製。ゴミ。コアの空きユニットを塞ぐためのパーツ。
  • コア IZM-XXX ブラッディムーン
イズモ商会で独自に開発された完全特注品。
供給電力、ブースター効率、耐熱性、剛性といった基礎性能が高水準なのもさることながら、アンチグラビティユニットの簡易機構が搭載されている。
そのため見た目から大きくかけ離れた積載許容量と耐G性能を有する。
更に重力障壁も展開可能だが、重装備かつ高機動戦闘中に最大出力で障壁を展開するといった高い負荷をかけるとシステムダウンを起こし一気に見た目通りの性能になってしまう。
その為オート制御非推奨のマニュアル操作タイプ。
背部には『特殊ツール』の使用を前提としたコネクターが設けられており基本的にここにブースターは装着しないが、ミッションによっては増設することもある。
これらの機能を成立させるには月で採掘される特殊鉱物を構造材に使う事が不可欠であり量産はできない。
  • 右腕 Bshコンバット
グリムオルフェウル社製グリムブジンをベースとしたカスタムメイドモデル。
人体の構造を参考に柔軟な可動構造を取り入れており、達人が生身で刀を扱う際の細かな手首のひねりや入刀角に至るまでの微細な挙動の再現を可能とする反面、神経接続システム搭載前提の複雑な制御と部品の細かさ故に左腕より重く、射撃装備を使う際のブレが大きい難儀なパーツと化してしまった。
  • 左腕 HCVA-245+143 ストゥムパリデス・ウィング特装モデル『ナルカミ』
ハイコープス・カンパニー製「HCVA-245 ストゥムパリデス・ウィング」をベースとしたカスタムメイドモデル。
こちらは可動範囲が右より簡素で構えが安定する射撃重視のセッティングが施されており、弾道補正システムや後述のヤブサメバンカー等に対応した送電装置が組み込まれている。
というか元々軽量腕部だったのに安定性重視した結果中量腕部と化しているので送電装置以外原型を留めていない。
一部エンジニアからは「これはストゥムパリデスではなく最早メデューサ(※同社の中量腕部製品)なのではないか」という声もある
同型の右腕版も制作されており、ミッション内容によってはBshコンバットから換装される。
  • 脚部 Og-403+ シュテンMk-III+
カシマ鉄工製機動兵器パーツ群「シュテンシリーズ」をベースとしたカスタムメイドモデル。中量二脚。
固有のプロトコルによる重心バランス制御により近接戦闘能力を高める他、重力軽減システムの停止中の荷重に耐えられるよう外装はより強固な素材が使用されている。
そのため、蹴りの威力も抜群。
最近納品したばかりなので他のパーツと比べて原型を保ってる方。
  • ジェネレーター Ab-21【Type-ARAMITAMA】
ハイコープス・カンパニー製「Ab-21」をベースとしたカスタムメイドモデル。高性能ジェネレーターをベースとして、タマモノマエースから吸い出したオーバードイグニッションのデータを試験的に導入。起動時には出力が向上し原型の高いスペックをフルで発揮することが出来る。
ただし欠点として、モード起動中に発生する負荷を現在のFCSでは処理しきれず射撃性能が低下する。
  • FCS CA-GN/M3
コンソーシアム・アラスカ製。
そこまで射撃特化じゃないのでほどほどのやつを採用。
露骨な手抜きポイント
  • ブースター RVN-16/8-3 ヤタガラス参式
グラン・カンパニィ製「RVN-16」をベースとしたカスタムメイドモデル。
両肩のフレキシブルサブスラスターと太腿部ウィングバーニアで構成されている。
原型由来の高い加速力と旋回性能に重力低減システムが加わる事で優れた機動性を発揮する。
  • 右腕武装 ドウジキリYT
近接光波双対応式レーザーブレード。マニピュレーターを使って保持する。
レーザージェネレーター内蔵式で後述のレーザーシースに接続することで射撃装備としても使用可能。
非接続時にも光波を放射する超近接レーザーショットガンとして運用できる。
  • 左腕(副)武装 ヤブサメバンカー
CA-MB/03をベースとした単装リニアパイルを射出する武装。
専用アタッチメントによって保持するがその分威力と取り回しに優れる。
マニピュレーターを使わないので他の射撃装備との両立も可。
使用時は電磁力誘導ブレードが左右に展開する。
名称の由来はまさにこの形状が弓っぽいからである。
  • 右肩武装 レーザーシース
非使用時のドウジキリをマウントする鞘型ホルダー兼システムチェンジユニット。
レーザージェネレーターを利用し光線を発射する射撃装備に変更する。
右腕では照準に難があるので肩に保持したままか左腕を用いて運用する方法が推奨される。
  • 左肩武装 リニアパイルラック
右側のカウンターウェイトも兼ねた装備でリニアパイルの予備弾頭を三発格納できる。
ナルカミの肘を折り畳む事でヤブサメバンカーに装填されるシステマチックな設計。
これを実現する為にストゥムパリデスの部品の大半が廃棄された

搭乗者

テンドウ・ヤヨイ?

事件

事件1
事件2

製造元

イズモ商会(設計、パーツ回収etc…)
カシマ鉄工(開発)

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