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概要

天竜川(てんりゅうがわ)とは、長野県の諏訪湖から端を発し、愛知県及び静岡県を流れて太平洋へ注ぐ急流河川。南北に伊那谷を縦断し、河岸段丘と東西から段丘を切り取って流れ込む支流が南信州地域の景観を生み出している。
上流部である長野県流域では、狭窄部(峡谷)と盆地が連続する地形が広がり、狭窄部上流の盆地に市街地や集落が集中している。また流域には崩壊しやすい花崗岩等が広く分布し、流れ込む支流は急勾配であることから土砂と水が大量に流入しやすく、度々大規模な氾濫によって流路が変わり、周辺に甚大な被害をもたらしている河川である。別名「暴れ天竜」とも言われる。
天竜川は時代によって名称が変遷しており、奈良時代には「麁玉川(あらたまがわ)」、平安時代には「広瀬川」、鎌倉時代には「天の中川」と呼ばれ、その後「天竜川」と呼ばれるようになった。
また「天竜」は当初「天流(あめのながれ)」と呼ばれていた。これは天から降った雨が峰から降って川となることからであるが、後に「竜」の字が使われたのは、水の流れが速く竜が天に昇る姿に見えるというところから、或いは源流近くにある諏訪神社に祭られる竜神に由来する、という説がある。

流域面積 5090Km2(全国河川第12位)
幹川流路延長 213Km(全国河川第9位)
河川数 330
一級水系指定 昭和40年度
流域県名 長野県・静岡県・愛知県

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