最終更新:ID:NMxMPT2vGQ 2023年12月07日(木) 20:40:10履歴
- 魔神ラプラスの親衛隊隊長だったスペルド族の戦士。
- 一族の特徴である緑色の髪と額の赤い宝石を持ち、顔には傷跡が残る。
- なお、本編中では剃髪して坊主頭で登場することが多い。
- 魔大陸のバビノス地方出身。
- 無口で頑固な性格。戦士としての矜持を持ち、それに反する者を悪辣外道として扱う。
- 長く生きているため、魔神語以外に人間語、獣神語も扱える。
- 甲龍歴・417年時点での年齢は、566歳。
- 500年以上戦い続けてきた歴戦の戦士で、戦闘能力は帝級と互角*1。乱戦や障害物の多い地形での戦いが得意なほか、視線で相手の動きを誘導する魔族の高等技法をエリスに伝授している。
- ラプラス戦役中期で、ラプラスの作った呪いの槍を使うことを戦士団に強要した結果、精神を蝕まれた。次第に敵味方の区別が付かなくなり、自分の息子をも殺めてしまった。この際、息子が呪われた槍を折ったことで正気に戻っている。息子の槍を持ってラプラスへの復讐を誓い、魔神殺しの三英雄との戦いに横槍を入れ、ラプラスは封印され復讐を果たす。10本の魔槍はスペルド族討伐軍に回収された。
- この経験から、子供を傷つけるような相手には容赦がなく、子供の危機には信念を曲げたり、約束を違えてでも助けようとする。
- 自分のせいで失墜したスペルド族の名誉を回復するため、子供を助け、悪人を見つけては殺して回っていた。
- しかしその行為は却って周囲の恐怖を煽り、子供ばかりを狙う怪物「デッドエンド(会うと死ぬ)」と呼ばれて主要な町で手配を受けるという結果に終わる。
- フィットア領転移事件で魔大陸に転移してきたルーデウスとエリスを助け、フィットア領までの護衛に付く。ルーデウスはスペルド族の汚名返上に協力してくれることになった。
- リカリスの町で3人は冒険者パーティーデッドエンドを結成。スペルド族の特徴である緑髪が、周りに恐怖を与えているのに気づき、髪を剃る。
- 髪を剃ったことで、呪いが急速に薄れ、以降は極端に脅えられることはなくなった。
- 途中ミリス神聖国を通過する際に、ルーデウスとパウロの再会に居合わせ、パウロと面識を持つ。
- 出会いから3年後、フィットア領にたどり着き、ルーデウスに感謝を伝えて別れた。以降、中央大陸でスペルド族の同朋を探す。
- 後にイーストポートで偶然ノルンを助け*2、パウロからルーデウスの居るシャリーアまでノルンとアイシャの護衛を請け負い、無事に送り届ける。
- 翌日、スペルド族の同朋を探す旅を再開したところで、バーディガーディにビヘイリル王国にあるスペルド族の村へ案内される。
- その後、しばらくして村に疫病が蔓延し自身も疫病に罹る。ギースから大きな戦いへの協力と引き換えに冥王ビタを憑依させて疫病の進行を抑える提案を受け了承する。
- ただし、ギースは疫病でルーデウスを足止めしスペルド族討伐隊で村を襲う計画を立てており、最初からスペルド族を助ける気はなく全滅させるつもりだった。疫病はかつて自分の行動で粘族がほぼ絶滅したことを後悔したビタの独断で治療された*3。
- 第23章でルーデウスと再会。ルーデウスから事情を聞かされて村を滅ぼすのを覚悟でルーデウスに付こうとするが、ビタに操られて経口感染でルーデウスにビタを感染させてしまう。
- 「ラクサスの骨指輪」によってビタが死亡し、倒れるがクリフの治療で回復。完治した後、ルーデウスに協力することを約束した。
- 蛇足編にてノルンと結婚した。*4
- オルステッドの知る歴史でもノルンと結婚するが、ルイシェリア・スペルディアを儲けた後に他のスペルド族と同じく疫病に罹って死亡した。*5
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声優の浪川氏のおかげでアナキン臭い度半端ないのう
強く生きて