最終更新: naminagares 2015年02月23日(月) 10:20:33履歴
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
――――【 10分後 】
姉剣士「…というわけで、マジシャンゴブリンの幻惑魔法に操られていたんです。」
姉剣士「私たちに襲いかかって来て、何事かと思いましたが…」
青年「そ、そうだったんですか。幻惑魔法で…。」
青年「何をしたか全く覚えてないのですが、俺のせいでケガとかしてないですよね…!」
姉剣士「け、怪我はしてませんけどー…」カァッ
青年「えっ…!?」
青年「ひ、酷いことをしたならおっしゃってください!謝りますので!」
姉剣士「い、いえ酷いことというか……」
…ブツブツブツブツブツブツブツ
妹魔法師「…お姉ちゃんのおっぱい揉みしだいたり舐めたり私の下半身擦ったりキスは防いだけど全身舐められたり」ブツブツ
ブツブツブツブツブツブツブツ…
青年「えっ…?」
姉剣士「あ、あはは!気にしないでください!」グイッ!
妹魔法師「むぐぐっ…!んむー!」
青年「お、俺ってば本当は何かしたんですよね…!」
青年「謝りますから…!正直におっしゃってください…!」
姉剣士「い、いえいえいえ!何かあったとか気にしないでください、本当に!忘れて大丈夫ですのでっ!」
姉剣士「私も忘れますから…。いやむしろ忘れないといけないので…」ボソボソ
青年「…?」
姉剣士「そ、それより…!」
姉剣士「銀の薬草に関してなのですが……」
青年「あっ…!そ、そうでした!銀の薬草は……!」
姉剣士「あ、それはまだ……」
青年「…」
姉剣士「…もう1度、探し直しましょう。」
青年「…っ」
姉剣士「さっきのゴブリンのような魔物は危険ですので、今度はみんなで離れないようにします。」
姉剣士「……大丈夫ですよ。きっと、見つかります」
青年「…ッ」ペコッ
…………
………
…
…
………
…………
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
――――【 3時間後 】
…ストンッ
青年「ダメだ…っ!」
姉剣士「くっ…」
妹魔法師「全然見つからないよ〜!」
青年「はぁ…はぁっ……!」
青年「くそぉっ…!!」
姉剣士「…これで、岩場のほとんどを探し尽くしました」
姉剣士「恐らく、ここまで見つからないということは……」
青年「…っ!」
姉剣士「……も、もう1度最初から探しましょう!」
姉剣士「きっと、どこかで見落としがあったのかも……」
青年「…」
青年「……いえ、もういいです」
姉剣士「!」
青年「…これ以上、あなたがたに迷惑をかけるわけにはいきません。」
青年「元々、母の病は治らないもので、自分はチャンスにかけて森へ訪れたにすぎません」
青年「……姉剣士さんや、妹さんにココまで手伝って頂いたのは幸運だったでしょう…。」
青年「ですが、俺の運はここまでだったようです。」
青年「…お、俺はお金もないですし、これ以上…無益で動く貴方たちに迷惑を本当にかけたくない……」
姉剣士「…せ、青年さ」
妹魔法師「……はぁぁぁっ!?バッカじゃないの!?」
青年「!」
姉剣士「こ、こら妹魔法師っ!」
妹魔法師「いいの、お姉ちゃんは黙ってて!」
妹魔法師「私たちと出会えて、チャンスを広げられて、それなのに諦めるの!?」
妹魔法師「…こんな中途半端に諦められるなら、元々…お母さんを助ける気がなかったんじゃないのっ!!」
青年「なっ…!」
妹魔法師「…きっとそうでしょっ!!」
妹魔法師「わ、私なら…!お母さんのためだったら、血を吐いてでも…た、助けたいと思う…もんっ……!!」グスッ
青年「え…」
姉剣士「…妹魔法師、大丈夫だから」
…ギュウッ
妹魔法師「……お姉ちゃん」ブルッ
妹魔法師「ひぐっ…」グスッ
青年「ど、どうしたんですか…!?」
姉剣士「…い、いえ」
姉剣士「その……。」
姉剣士「……じ、実は私たちも、似たような境遇で母を失っているんです」
青年「!」
姉剣士「……ごめんなさい。関係のないことでしたね」
青年「…そ、そうだったんですか」
青年「だから、妹さんは……」
妹魔法師「…」
妹魔法師「…っ」
妹魔法師「……ダメ」ボソッ
青年「ん…」
妹魔法師「……やっぱり、ダメ」
青年「え…?」
妹魔法師「……こういうヤサ男には、気合の一発を入れないと気が済まないっ!」パァァッ!
姉剣士「ちょっ!」
妹魔法師「……さっきのベロベロの分もお返しで、気合入れ直してやるぅぅぅっ!!」ピカッ!!!
姉剣士「こ、こらっ!!」
青年「え゛っ」
妹魔法師「…えぇぇぇいっ!!!」ビュッ!!!
バシィィィィンッ!!!!!
青年「ぶべぇっ!!!」
ズザザザザッ!!ズドォォンッ!!
姉剣士「」
妹魔法師「……ふんだっ!」プイッ
青年「」ピクピク
姉剣士「あ、あぁぁもうっ!青年さんっ!」ダッ!
タッタッタッタッタッ……
青年「…っつつ」ズキズキ
姉剣士「だ、大丈夫ですか?」
姉剣士「お手を…」スッ
青年「…効きましたねぇ。痛い痛い……」ガシッ
姉剣士「妹には、あとで私からキツく言っておきますので……」ハァ
青年「いえ、気合の一発です…効きますよ。気にしないでください…」ハハ…
姉剣士「…今、ヒールで痛みを和らげるので」パァァ
青年「はは、お願いします」
青年「…」
青年「……」
青年「………ん?」ピクッ
姉剣士「…どうかしましたか?」
青年「ちょっと…待って下さい……」
――――【 10分後 】
姉剣士「…というわけで、マジシャンゴブリンの幻惑魔法に操られていたんです。」
姉剣士「私たちに襲いかかって来て、何事かと思いましたが…」
青年「そ、そうだったんですか。幻惑魔法で…。」
青年「何をしたか全く覚えてないのですが、俺のせいでケガとかしてないですよね…!」
姉剣士「け、怪我はしてませんけどー…」カァッ
青年「えっ…!?」
青年「ひ、酷いことをしたならおっしゃってください!謝りますので!」
姉剣士「い、いえ酷いことというか……」
…ブツブツブツブツブツブツブツ
妹魔法師「…お姉ちゃんのおっぱい揉みしだいたり舐めたり私の下半身擦ったりキスは防いだけど全身舐められたり」ブツブツ
ブツブツブツブツブツブツブツ…
青年「えっ…?」
姉剣士「あ、あはは!気にしないでください!」グイッ!
妹魔法師「むぐぐっ…!んむー!」
青年「お、俺ってば本当は何かしたんですよね…!」
青年「謝りますから…!正直におっしゃってください…!」
姉剣士「い、いえいえいえ!何かあったとか気にしないでください、本当に!忘れて大丈夫ですのでっ!」
姉剣士「私も忘れますから…。いやむしろ忘れないといけないので…」ボソボソ
青年「…?」
姉剣士「そ、それより…!」
姉剣士「銀の薬草に関してなのですが……」
青年「あっ…!そ、そうでした!銀の薬草は……!」
姉剣士「あ、それはまだ……」
青年「…」
姉剣士「…もう1度、探し直しましょう。」
青年「…っ」
姉剣士「さっきのゴブリンのような魔物は危険ですので、今度はみんなで離れないようにします。」
姉剣士「……大丈夫ですよ。きっと、見つかります」
青年「…ッ」ペコッ
…………
………
…
…
………
…………
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――――【 3時間後 】
…ストンッ
青年「ダメだ…っ!」
姉剣士「くっ…」
妹魔法師「全然見つからないよ〜!」
青年「はぁ…はぁっ……!」
青年「くそぉっ…!!」
姉剣士「…これで、岩場のほとんどを探し尽くしました」
姉剣士「恐らく、ここまで見つからないということは……」
青年「…っ!」
姉剣士「……も、もう1度最初から探しましょう!」
姉剣士「きっと、どこかで見落としがあったのかも……」
青年「…」
青年「……いえ、もういいです」
姉剣士「!」
青年「…これ以上、あなたがたに迷惑をかけるわけにはいきません。」
青年「元々、母の病は治らないもので、自分はチャンスにかけて森へ訪れたにすぎません」
青年「……姉剣士さんや、妹さんにココまで手伝って頂いたのは幸運だったでしょう…。」
青年「ですが、俺の運はここまでだったようです。」
青年「…お、俺はお金もないですし、これ以上…無益で動く貴方たちに迷惑を本当にかけたくない……」
姉剣士「…せ、青年さ」
妹魔法師「……はぁぁぁっ!?バッカじゃないの!?」
青年「!」
姉剣士「こ、こら妹魔法師っ!」
妹魔法師「いいの、お姉ちゃんは黙ってて!」
妹魔法師「私たちと出会えて、チャンスを広げられて、それなのに諦めるの!?」
妹魔法師「…こんな中途半端に諦められるなら、元々…お母さんを助ける気がなかったんじゃないのっ!!」
青年「なっ…!」
妹魔法師「…きっとそうでしょっ!!」
妹魔法師「わ、私なら…!お母さんのためだったら、血を吐いてでも…た、助けたいと思う…もんっ……!!」グスッ
青年「え…」
姉剣士「…妹魔法師、大丈夫だから」
…ギュウッ
妹魔法師「……お姉ちゃん」ブルッ
妹魔法師「ひぐっ…」グスッ
青年「ど、どうしたんですか…!?」
姉剣士「…い、いえ」
姉剣士「その……。」
姉剣士「……じ、実は私たちも、似たような境遇で母を失っているんです」
青年「!」
姉剣士「……ごめんなさい。関係のないことでしたね」
青年「…そ、そうだったんですか」
青年「だから、妹さんは……」
妹魔法師「…」
妹魔法師「…っ」
妹魔法師「……ダメ」ボソッ
青年「ん…」
妹魔法師「……やっぱり、ダメ」
青年「え…?」
妹魔法師「……こういうヤサ男には、気合の一発を入れないと気が済まないっ!」パァァッ!
姉剣士「ちょっ!」
妹魔法師「……さっきのベロベロの分もお返しで、気合入れ直してやるぅぅぅっ!!」ピカッ!!!
姉剣士「こ、こらっ!!」
青年「え゛っ」
妹魔法師「…えぇぇぇいっ!!!」ビュッ!!!
バシィィィィンッ!!!!!
青年「ぶべぇっ!!!」
ズザザザザッ!!ズドォォンッ!!
姉剣士「」
妹魔法師「……ふんだっ!」プイッ
青年「」ピクピク
姉剣士「あ、あぁぁもうっ!青年さんっ!」ダッ!
タッタッタッタッタッ……
青年「…っつつ」ズキズキ
姉剣士「だ、大丈夫ですか?」
姉剣士「お手を…」スッ
青年「…効きましたねぇ。痛い痛い……」ガシッ
姉剣士「妹には、あとで私からキツく言っておきますので……」ハァ
青年「いえ、気合の一発です…効きますよ。気にしないでください…」ハハ…
姉剣士「…今、ヒールで痛みを和らげるので」パァァ
青年「はは、お願いします」
青年「…」
青年「……」
青年「………ん?」ピクッ
姉剣士「…どうかしましたか?」
青年「ちょっと…待って下さい……」
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