編集日時：2022年09月09日(金) 00:57:35履歴

目次

ナザリック地下大墳墓
詳細
タイプギルド拠点
所属ギルド：アインズ・ウール・ゴウン
所在地ユグドラシル：グレンデラ沼地
転移後：カルネ村から北東
Media
登場作品web、書籍
◎イラストは、pixiv「祝2期決定！」を作者のありふれたkunkun様から許可を得てお借りしています。二次配布、商業利用、無断使用などは禁止です。

概要

　ナザリック地下大墳墓とはユグドラシルの世界の一つ”ヘルヘイム”のグレンデラ沼地にあるギルドホーム系ダンジョン『ナザリック地下墳墓』（※大地下墳墓ではない）を攻略することで手に入れることができるギルド拠点である。

　かつてギルド：アインズ・ウール・ゴウンが未探索ダンジョンとして発見し、そのまま初見クリアしてギルドホームとした。

　初期NPC製作可能レベルは2250であり、ここにボーナス500が加わり初期値の合計が2750レベルとなっている。*1
　そして、ここからさらに増えていると思われる。(詳しくはこの記事末の「NPC製作可能レベル」の項目参照)

　最高十大ギルドの一つとして数えられた悪名高きギルド：アインズ・ウール・ゴウンの本拠地であり、かつて八ギルド連合および関係ギルドや傭兵プレイヤー、傭兵NPCなど合わせて1500人というサーバー始まって以来の討伐隊の大群が制圧を目指して全滅したという伝説を生み出した場所。

　転移後の世界ではギルド：アインズ・ウール・ゴウンのギルド拠点としてまるごとアゼルリシア山脈の南にあるトブの大森林のそばの平原に転移した。
　位置的にはエ・ランテルの北にあり、カルネ村の北東10km*2　地点に存在している。

　周りに何もなく丸見えだったのでマーレの魔法により地形を変え、大地の盛り上がりを広い範囲に複数存在させて、その中に埋もれさせる等の隠蔽（いんぺい）が施されている。

ダンジョン時のナザリック地下墳墓

　ユグドラシルではヘルヘイム内の猛毒の沼地が点在する大湿地帯である”紫毒の沼地”の中の一つ「グレンデラ沼地」の奥地に存在していて、まわりには毒耐性型ツヴェークたちの巨大な根城がある。特定条件下でしか発見できないダンジョンであり、特定高度以下か、もしくは歩いて到達した者の前にしか姿を現さなかった。*3

　このダンジョンは同時攻略系ダンジョンであり、それも最難関の五チーム編成じゃないと無理なタイプである。「墳墓」、「地底湖」、「氷河」、「大森林」、「溶岩地帯」の五つのエリアがあり、墳墓エリアにはアンデッドモンスターばかり、溶岩地帯では炎系のモンスターが溶岩の中から襲ってきたりとエリアごとの特色が完全に分かれている。それぞれ存在するエリアボスを倒すことで「荒野」のエリアに移動した。

　地底湖エリアには真っ白い蝙蝠みたいなボス。溶岩地帯エリアには雷のブレスを吐く竜のようなボス。墳墓エリアには六本の腕を持った阿修羅みたいなボスが存在していて、最後に戦うボスほどより強大になっていく。各エリアをクリアすると「荒野」のエリアに移動するのだが、しかし、荒野エリアではすべてのエリアがクリアされるまで無限湧きの様々なモンスターが出現し、戦わなければならなくなる。これはボス戦で疲弊した者たちにとっては最悪な状況である。
　このダンジョンの攻略法としてはどのボスがどの順番でどれくらい強くなるという情報を集めた後に、わずかな時間差を置いてほぼ同時にボスを倒すというのが正しい攻略法なのだろう。

各階層の詳細

　もともと「墳墓」「地底湖」「氷河」「大森林」「溶岩」「荒野」の六つのエリアのみだったが、のちに増築し墳墓が三層へ増え、第九・十階層が追加されている。墳墓の第一〜三階層間や第九と第十階層間は物理的につながっているが他のエリアとは転移門での移動となる。各階層守護者は守護している階層の転移門が使用された場合分かるように設定されている。

　ナザリック内は転移が制限されており、同じ階層ならともかく違う階層間の転移はできない。また、外から直接内部へ転移はできない。だがリング・オブ・アインズ・ウール・ゴウンを所持していれば、ナザリック地下大墳墓内の名前のついている部屋に回数無制限に自在に転移することを可能（注：「玉座の間」に直接転移は出来ない*4）。外からでも直接中に転移できる。
　ナザリック内の重要な部屋、特別な部屋にタグが割り振られている。タグ（名前）がない単なる部屋には歩いて行くしか無い*5。

地表部分

　200メートル*6　四方の広さを持ち、周囲に高さ6メートルの厚い壁に守られ、正門と後門の二つの入口を持つ。

　混沌とした墓地風の作りがなされ、そんな中の東西南北四か所にそこそこの大きさの霊廟がある。
　そして中央には巨大な霊廟がおかれ、6メートル級の武装した戦士像が守護するように取り囲んでいる（8体：後述）。この中央霊廟がナザリックへの入口である*7。

　また、ナザリック敷地外にはナザリックへの客や敵と最初に応対するために建てられた、プレアデスたちが日替わりで勤務している一階建てのログハウスが存在する。
配置モンスター
名前解説
地表部分
オールドガーダーアンデッドの警備兵。WEB版では地表部を警戒している。
ナザリック・オールド・ガーダーナザリックにしかいないアンデッド。地表部の大地に隠れて配置されていた。
タロスver2.0ナザリック地表部にある中央霊廟を取り囲む8体の戦士像*8。大きさは6メートル*9。

像の足元に石碑があり、タロスver2.0　動かしたい人がいたら　課金した俺まで　連絡頂戴とテキストが中央揃えで刻まれている*10。この像の名前がタロスかどうかは不明だが、ギリシャ神話に同名の青銅製の自動人形が登場する。

なお、書籍版アルシェは解読の魔法を使用できないらしく（web版では可能）、「2.0」以外は判別できなかった*11。

※アラビア数字だけは現実世界・転移後の世界で共通しているらしい*12。アルシェが魔法を使用せずに解読できたのもそのため。

web版では10メートル*13。足元に設置された石碑に「タロスver2.10」と刻まれている*14。

第一〜三階層「墳墓」

　様々なアンデッドモンスターが徘徊するエリア。
　どこかの階層に飛ばされてしまう転移の罠があったり、落とし穴があったり、負のダメージを与え続けるエリアエフェクトがあったりといろんな罠がある。
　第二階層にはシャルティアの住居である屍蝋玄室や恐怖公の守護する黒棺ブラックカプセルがある。
　地表から第四階層へ向かうルートはまず第一階層から第二階層、第三階層へと降り、その後第二階層へと上がりシャルティアのいる屍蝋玄室を抜ける必要がある。玄室を抜けてすぐの所に見た目がボロボロの（実際はかなり強固に作られている）吊り橋があり、渡ると、その先におよそ100メートル四方はある地下聖堂があり、その中に第四階層へと続く転移門がある。
配置キャラ・モンスター
名前解説
屍蝋玄室
　第二階層にあるシャルティアの住居。中は墳墓内とはまるで違う淫靡な空気が漂う異空間の様であり、濃密で甘い香りが部屋の中を漂っており、生者に対する何らかのバッドステータス効果があるらしい。
シャルティア・ブラッドフォールン第一〜三階層の階層守護者。
吸血鬼の花嫁ヴァンパイア・ブライドシャルティアの愛妾。
ヴァンパイア・ブレイン屍蝋玄室のWEB版での門番。
黒棺ブラックカプセル
　第二階層にある恐怖公の守護する領域。エントマ曰くおやつの間。ユグドラシル時代は女性の外装を持つキャラが罠にかかると、この部屋に飛ばされるよう設定されていた。*15
恐怖公黒棺ブラックカプセルの領域守護者。ユグドラシル時代はプレイヤーをそこそこログアウトさせた強敵。
恐怖公の眷属恐怖公が召喚したゴキブリ。部屋があふれるくらいいる。
シルバーゴーレム・コックローチWEB版で登場した恐怖公の騎乗ゴーレム。書籍では未登場だが14-388で存在が示唆された。
大きな蜘蛛の巣
　第三階層に存在し、このあたりは領域守護者グラントの複数の階層にまたがって守護する領域の一つ。エントマが時々訪れている。*16
墳墓エリア
アンデッド・扉擬態魔ドアイミテーター普段は扉に擬態しているモンスター。ヘビーマッシャーの盗賊が触手の色艶からアンデッドだろうと判断した*17
獣の動死体アンデッド・ビースト動物のゾンビ。レベルは動物によって変わる。
死者の大魔法使いエルダーリッチレベル22の魔法詠唱者のアンデッド。
腐肉漁りガストグールの上位種。ゾンビやスケルトンよりも強いアンデッド。
食屍鬼グールレベル1のアンデッド。麻痺毒を持つ。
骸骨スケルトンレベル1以下の最下級のアンデッド。
骸骨弓兵スケルトン・アーチャーレベル2のアンデッド。スケルトンの弓兵
骸骨戦士スケルトン・ウォリアーレベル16のアンデッド。円形の盾とシミターを持つ骸骨の戦士。
骸骨魔法師スケルトン・メイジ魔法を使うスケルトン。
骸骨騎兵スケルトン・ライダーレベル2のアンデッド。骨の馬に乗ったスケルトン
動死体ゾンビレベル1以下の最下級のアンデッド。動作がのろい。
疫病爆撃手プレイグ・ボンバー死亡した際に、爆発して負のダメージを与えると共に周囲のアンデッドを回復させるアンデッド。
肉の動像フレッシュ・ゴーレム生肉製のゴーレム。ゾンビに混ざって配置されている。
床擬態魔フロアイミテーター床に擬態し、踏み込んだ相手の足を粘着性の体液で固定してくるモンスター。飛行アンデッドと連携する。ロバーデイクが＜アンデッド退散＞で撃破したような文章なのでアンデッドの可能性あり。
毒が入ったガラス瓶で殴り掛かってくるアンデッドフォーサイトと戦った*18。
飛行アンデッド床擬態魔フロアイミテーター と連携してフォーサイトと戦った*19。
様々なバッドステータスを与えてくる各種アンデッドの混合部隊病気、毒、呪いなど様々なバッドステータスを与えてくる。フォーサイトと戦った*20。

第四階層「地底湖」

　暗い地底湖が存在する以外詳細不明。
配置キャラ・モンスター
名前解説
地底湖
　ガルガンチュアが沈めてある湖。
ガルガンチュア第四階層の階層守護者。
第四階層の領域守護者文脈を考えるといるかどうか不明*21。

第五階層「氷河」

　極寒の空気と氷雪が荒れ狂うエリア。侵入者を遭難させるほど吹雪いたりもするが平時にはそこまで苛烈ではない。冷気による継続ダメージを与えると同時に動きを鈍らせるフィールドエフェクトがあるが、転移後の世界では切ってあるのでただ寒いだけである。
　また、この階層にはアンデッド創造用の媒体である死体が氷漬けの状態で保管されている。その数はアインズとパンドラが二人で生産していっても手が回らないほど。*22
配置キャラ・モンスター
名前解説
大白球スノーボールアース
　スズメバチの巣をひっくり返したような形をしているコキュートスの住居である。壁も天井も家具も全て氷でできている。中でコキュートスが剣を振り回しても問題ないくらいの広さを持つ。*23
コキュートス第五階層の階層守護者。
雪女郎フロスト・ヴァージンレベル８２の氷系モンスター。コキュートスの住居大白球スノーボールアースの周りに水晶が立っていてそこに親衛隊の如き者として配置されている。
氷結牢獄
　寒々しい氷の世界に異質な雰囲気を運んでくるメルヘンチックな二階建ての洋館。内部は極寒の外部よりもなお寒く、廊下は青白い氷に覆われている。

　ナザリックに敵対した者が放り込まれる場所であり、陽光聖典の生き残りなどが幽閉されている。
　内部の真実の部屋ではニューロニストが捕えた者たちへの情報収集や拷問を行っている。
ニグレド氷結牢獄に幽閉されているという設定のNPC。領域守護者*24。情報収集などの調査系に特化した魔法詠唱者*25。
ニューロニスト・ペインキル氷結牢獄の地下、”真実の部屋”にいる特別情報収集官（拷問官）。五大最悪の一人。
拷問の悪魔トーチャーニューロニストのお手伝い。回復魔法が使える。デミウルゴスの牧場で皮剥ぎを手伝っている者もいる。
腐肉赤子キャリオン・ベイビー赤ん坊にも似た半透明の蠢く肉塊。ニグレドの部屋にタブラが自腹を切って大量に配置したモンスター。
非実体のアンデッド氷結牢獄内のあちこちに配置されているアンデッド。

第六階層「大森林」

　温度・湿度ともに過ごしやすい空気で、緑の香りと酸素濃度を濃く感じる場所。ナザリック最大の敷地面積を誇り、大半を鬱蒼と茂る木々が支配している樹海ともいうべき場所。web版に「羽田空港（2010年時：1,522ha*26）の全面積に匹敵する*27」「4km×4kmの正方形*28」とある。階層の高さは不明だが、アルシェが200mまで上昇している*29。

　侵入者を迎撃する闘技場や蠱毒の大穴、歪みの木々、塩の樹林、木々にのまれた村跡、底なし沼地帯、移住者の為に造られた村などが存在する。村の北には湖もある。墳墓を徘徊しているアンデッドのようなモンスターはおらず、通常ではPOPしない魔獣たちによって守られている。

　空はあるが上空200m地点まで続く不可視の壁があり、それ以上先にいけないようになっている。時間と共に太陽が上り昼夜すらある。夜空の作り込みはブルー・プラネットが最も気合を入れて作った理想の世界の具現である。
　第五階層から第六階層への転移門、第七階層から第六階層への転移門はどちらとも闘技場の中にある。
配置キャラ・モンスター
名前解説
巨大樹
　高さよりも直径が大きいずんぐりとした樹。中はくりぬかれたようになっており、中央部に支柱、そしてそれに沿って螺旋階段が上へと延びている。樹を完全にくりぬいて作られたアウラとマーレの住居である。中は可変不可固定で作られている。三階建てになっており、一階はリビング、キッチン、お風呂、トイレ、他複数の部屋がある。二階はアウラとマーレの部屋等が色々ある。三階はお客さん用の部屋やテラスがある。*30
アウラ・ベラ・フィオーラ第六階層の階層守護者。
マーレ・ベロ・フィオーレ第六階層の階層守護者。
やまいこズ・フォレスト・フレンズWEB版で登場したクマとエルフのヌイグルミ。
円形闘技場コロッセウム
　長径188メートル、短径156メートル、高さ48メートルとローマ帝政期に造られたコロッセウムそのものである。1500人の侵攻以外ではどんなに屈強な侵入者でもここで最期を遂げた。
土塊くれのゴーレム観客席に配置してあるゴーレム。
ドラゴンの近縁ドラゴン・キンアウラの魔獣*31。Lv55のモンスター。闘技場の片づけ役。
蠱毒の大穴
　餓食狐蟲王が守護する領域。
餓食狐蟲王（がしょくこちゅうおう）蠱毒の大穴の領域守護者。最近新居を構えた。
大きな蜘蛛の巣
　第六階層に存在し、このあたりは領域守護者グラントの複数の階層にまたがって守護する領域の一つ。エントマが時々訪れている。*32
大森林エリア
フェンアウラの魔獣。神獣と呼ばれる上位魔獣。漆黒の巨狼。
クアドラシルアウラの魔獣。六本足の巨大な神獣。カメレオンとイグアナを合体させたような姿をしている。
スピアニードルアウラの魔獣。Lv67。アンゴラウサギに似た魔獣。
マーレのドラゴンLv90近い守護者直轄の2体のドラゴン。
村
　ナザリック外から移住してきた者たちが住む集落以下の場所。畑や果樹園がある。トレント達のために時々マーレが魔法で雨を降らせたり大地の栄養素回復を行っている。

　マーレがいないweb版ではマジックアイテムで雨と風を発生させている*33。
ピニスン・ポール・ペルリア第六階層に移住してからリンゴ農家をやっている。
森精霊ドライアード達第六階層に移住し果樹園で働いている。
トレント達第六階層に移住し果樹園で働いている。
マンドレイク達第六階層に移住し畑に植えられている。
蜥蜴人リザードマン達第六階層に10人移住してきている。*34
アウラの魔獣（配置場所不明）
イーリス・テュランノス・バジリウス虹の暴王。71レベル。アウラの魔獣*35。外見はティラノサウルス・レックスに似ている。王都につれてきた魔獣では最も大きい。「元ネタは怪獣王だ！」と主人たちが言っていた事をアウラが覚えている。 スキルに「恐怖の咆哮」がある。鳴き声は「ゴー」
フェンリル神狩狼。78レベル。アウラの魔獣*36。恐らくフェンと思われるが念の為分けて記載する。
ハウンド・オブ・ワイルドハント精霊狩猟団の猟犬。77レベル。 アウラの魔獣*37。
キリン麒麟。76レベル。アウラの魔獣*38。
アンフィスバエナ双頭蛇。76レベル。 アウラの魔獣*39。
バジリックス石王翼蜥蜴。74レベル。 アウラの魔獣*40。
ガガルップル貪欲蛙。58レベル。アウラの魔獣*41。悪夢に出るような歪んだ巨大蛙の姿をしたモンスター。汚れで黄ばんだような臼歯が並び、欲望にまみれた壮年の人間のような目をしている。
アレンダーグロストアウラの魔獣（web前編：至上命令）。のたうつ触手の集まりに数本の蛇の頭がある。
ツヴェーク・プリーストロード70レベル以上。アウラの魔獣（web前編：至上命令）。王冠と煌びやかで装飾過多な杖を持ち、見事な神官衣を着たピンク色の蛙。神官系第10位階を6つ使用できる。
シェセプ・アンクアウラの魔獣（web前編：至上命令）。スフィンクスロード。
ケツァルコアトルアウラの魔獣（web前編：会談-3）。蛇のような姿をしている。web版でアウラの騎乗魔獣として登場。
ツヴェーク・シンガーソングライターアウラの魔獣（web前編：会談-3）。「睡眠の呪歌」という相手を眠らせるスキルを持つ。web版の現地人で数分は眠る。

第七階層「溶岩」

　空気がまるで赤い光を持ったかのような世界。紅蓮の輝きをともす溶岩の川が流れている。本来は継続的に炎ダメージを与えるフィールドエフェクトが存在するが、現在は切られているのでただひたすら熱いだけである。ただ熱いだけだが生者の生きられるような生易しい世界ではない地獄のような世界である。
配置キャラ・モンスター
名前解説
赤熱神殿
　白い柱が乱立する、かつては古代ギリシャ風の美しい神殿だったような場所。聖なる神々が悪魔に敗北した後の廃墟、そんな荒廃した雰囲気に満ちた場所。破壊された神殿の中央の位置の少し盛り上がった小高い大地に白い玉座がある。ウルベルトがデミウルゴスの為に様々な物を造った住居。*42
デミウルゴス第七階層の階層守護者。
魔将たち憤怒・嫉妬・強欲等のレベル80台の悪魔たち。
十二宮の悪魔現状では七体しかデミウルゴスの配下にいない悪魔たち。
溶岩の川
　紅蓮が守護する領域。第七階層を流れる溶岩の川。
紅蓮超巨大奈落スライム。溶岩の川の領域守護者。自分の領域内ならデミウルゴスより強敵。
溶岩エリア
悪魔達悪魔は大半が炎に耐性を持つため多く配置されている。
邪精汚された炎の精霊が配置されている。
アンデッド炎に強いアンデッドが配置されている。

第八階層「荒野」

　最強の存在達が配置されている、ナザリックの最終防衛ラインである。
　現在立ち入り禁止。原則アインズが許可した場合のみ進入できる。
　アインズが超位魔法《天地改変ザ・クリエイション》の実験を行ったのもここ。
配置キャラ・モンスター
名前解説
生命の樹セフィロト
　ヴィクティムの住居。
ヴィクティム第八階層の階層守護者。
桜花聖域
　オーレオールが守護する領域。リング・オブ・アインズ・ウール・ゴウンでも直接ここへは転移できない。
オーレオール・オメガ桜花聖域の領域守護者でプレイアデスの末妹。転移門関係の管理を行っている。
ウカノミタマオーレオールのシモベとして配置されている85レベルの少女型モンスター。
オオトシオーレオールのシモベとして配置されている少年型モンスター。
荒野エリア
第八階層のあれらナザリックが誇る最強の存在達。

第九階層「ロイヤルスイート」

　白亜の城を彷彿とさせる荘厳と絢爛さを兼ね備えた世界。見上げるような高い天井にはシャンデリアが一定間隔で吊りさげられている。広い通路の磨き上げられた床は大理石のように天井からの光を反射して輝いている。
　第九階層はギルドメンバーの住居としてギルドメンバーの私室やNPCの部屋だけではなく、客間、応接室、円卓の間、執務室等で構成されている。また、この階層には他にも様々な施設がある。大浴場や食堂、美容院、衣服屋、雑貨屋、エステ、ネイルサロン等々多種多様。ユグドラシルでは意味のない施設だったが、現在は実際に稼働している。
　第九階層から10人以上が横に手を広げることも可能ぐらい巨大な階段を降りると第十階層である。
配置キャラ・モンスター
名前解説
使用人室
　第九階層及び第十階層で細々とした作業を行っている。特に至高の四十一人の部屋の清掃を重点的に行っている。ペストーニャなど明確に使用人室を使っている記述がない者がいるが暫定的に配置する。プレアデスやセバスも使用人室が住居という設定になっている*43。
戦闘メイドの部屋ユリ、ルプスレギナ、ナーベラルの3人用の部屋*44。

ギルドメンバーの私室のマイナーバージョン。ベッドルーム、リビングルーム、バス、トイレなどが扉や通路で分けられている。ベッドルームはダブルサイズのベッドが3つ並んでもまだ余裕のある作になっている。リビングルームはテーブルや長いソファーがあり、椅子が六脚ほど置いてある。
戦闘メイドの部屋シズ、ソリュシャン、エントマの3人用の部屋*45。上記と同じような部屋。

シズとエントマは第9階層以外に部屋がある。
ペストーニャ・S・ワンコメイド長。領域守護者*46。一般メイドを指揮している。 セバスが上司。
一般メイド全部で41人いる。レベル1のメイド。
エクレア・エクレール・エイクレアーイワトビペンギンの姿をした執事助手。彼がトイレ掃除を行えば便器も舐められるほどキレイになる。
男性使用人全部で10人ほどいる*47。エクレアを運んだり、食堂で食事を作ったりしている。
食堂
　白を基調とした無味乾燥な食堂。メイド達や使用人などが毎日食事をとっている。
シホウツ・トキツ料理長。食堂の領域守護者。ナザリック内の料理を作っている。魔法の効果のある料理を提供している。
スパリゾートナザリック
　スパリゾートをイメージして作られた大浴場。男女合わせて9種17浴槽を持つ。大浴場内は12のエリアに分かれていて、最も大きいのがアマゾン河をモチーフにしたジャングル風呂、情緒あふれる古代ローマ風の風呂、柚を浮かべたゆず風呂、炭酸風呂、ジェットバス、低周波が流れていて入ると体が痺れる電気風呂、炭が浮かんでいる水風呂、謎の光を放つチェレンコフ湯、そして男女混浴の露天風呂。他にサウナ、岩盤浴ができるエリア、リラクゼーションルームがある。
ライオン像のゴーレムレオ・ゴーレム*48。普段は風呂場でお湯を吐いているが、マナーを守らない者がいたら襲い掛かるゴーレム。

オバマスの『三吉君様杯・混浴洗技会』のストーリー第2話「浴室の確執」によると他にも何体かいるらしい。
ショットバー
　管理者は副料理長（クラヴゥ）。落ち着いた照明が室内を静かに照らしていて、酒を並べたカウンターに椅子の数は八つ。静かに酒を楽しむには十分な部屋だと副料理長は確信している。常連と呼べる者は片手で数えられるほど。

　酒も毒扱いされるので、訪れる客は毒無効の装備を外すか雰囲気を味わうためにやってくる。
副料理長（クラヴゥ）普段は食堂で働いているが曜日によってはショットバーでバーテンを務めている。
円卓ラウンドテーブル
　リング・オブ・アインズ・ウールゴウンを持つ者がゲームに入ると特定条件下以外ではこの部屋に自動的にインするように設定されている部屋。部屋の真ん中に黒曜石の輝きを放つ巨大な円卓が鎮座し、41人分の豪華な席が囲んでいる。

　スタッフ・オブ・アインズ・ウール・ゴウンは作られてからずっとこの部屋に飾られていた。
至高の四十一人の私室
　ロイヤルスイートをイメージした作りで、調度品から壁紙に至るまで華美でありながらも決して目を疲れさせないように計算されており、見る者の目を楽しませると同時に感嘆のため息を吐き出させるほど。奥には巨大な浴室、バーカウンター、ピアノが置かれたリビング、主寝室、客用寝室、専用料理人が料理するためのキッチン、ドレスルームなどが無数に置かれている。
その他・配置場所不明等
パティシエデザート等お菓子を作っている。
鍛冶長アインズやハムスケの鎧を作ったりしている。
八肢刀の暗殺蟲エイトエッジ・アサシンアインズに付き添い警備を行っている。
アインズ私室の警備兵達コキュートスの部下の蟲。だれもがうらやむアインズ私室の警護という栄誉を頂いている。web版では「王騎士ロードナイト」、オバマスでは阿蟲（あちゅう）・吽蟲（うんちゅう）「立ち絵」
その他のシモベ上層から連れてこられた選りすぐりの品位を持つ者たちが配置されている。
原作以外で登場した部屋
インクルード「不死者のOh!第九階層」
公式スピンオフギャグマンガ「オーバーロード不死者のOh！」で登場した部屋。
第九階層なら「たぶんある」で出せるので、不死者のOh!担当編集が「第九階層スゲー便利*49」と評している。主に文化系のネタを担当。体育系のネタは闘技場が有効活用される。
名称解説
劇場「劇団ナザリック　〜白雪姫〜*50」「劇団ナザリック　〜タゲ取り物語〜*51」で登場*52。

1ブロック60席（12席×5列）が６ブロック確認できる。サイドブロックは縦？*横３の座席がある。
和室「頂上決戦@第九階層和室*53」で登場。18畳の和室。

上手い具合にググると家具や畳の配置が合致する3Dデータが出てくる。
メイド喫茶プレアデス ナザリック地下大墳墓店「メイド喫茶プレアデス*54」で登場*55。プレアデスのメンバーがメイドのコスプレをして対応してくれる。

喫茶店として作られたかは不明。ナザリックの1室にテーブルとイスを配置しただけの可能性がある。料理は外注で食堂から持ってくる。
道場「食レポ道場*56」で登場。『アインズさま命』の掛け軸がある剣道場のような道場。床の材木は不明。一般的には杉、松、ヒノキ。
ウォーターパークなざぶーん「野球回のあるアニメは名作*57」で名前が登場して第九階層に存在していることなったアミューズメントプール施設。

コンプエース2018年10月号*58の表紙で、浴衣を着た謎の美女が持つ団扇に、この施設の名前と水難事故を連想させるドクロのロゴがある。
裁判所「6人の賢いプレアデス*59」で登場。

ツアレを被告にして、プレアデスに模擬裁判を行わせた。
特設会場「楽しいオバマス予想*60」で登場。第九階層の言及は無い。

ソシャゲ「オバマス」がサービス開始前のコンプエース3月号*61に掲載された。「オバマスはアイドル育成ゲーム」と好き放題に予想するメタ回だったが、2021年4月にアイドルイベントが本当に実装された。
パニックルーム「シズちゃんの一日メイド長*62」で登場。

ナザリックギミック担当の一人であるガーネットが作った罠満載の部屋。
斎場「シャルティアと生前葬*63」で登場。

喪主はシャルティア。司会進行はルプスレギナ。会場は特定の宗教を感じさせない和洋折衷の飾り付けが施されていた。シャルティアは天冠*64を付けてコフィン型*65の棺桶に入り、参列者から献花されている。
パーティ会場「なりきれ！逆ハロウィン*66」で登場*67。

食堂を特設会場した可能性はあるが、柱の構造や配置が食堂と異なるため専用のパーティ会場と思われる。
教室「ひらめき★ナゾトキ★吸血鬼*68」で登場。ガーネットが作成。

黒板、教卓、ロッカーなど一般的な日本の教室が再現されている由緒正しき一室。日直は「モモンガ｜やまいこ」
忍者屋敷「アインズ・ウール・ゴウンタイム*69」で登場。ガーネットが弐式炎雷のために作った部屋。恐らく12畳の和室。

「どんでん返し」などのからくりがある。だが弐式炎雷はニンジャのくせに良くわかっていなかった。
クイズルーム「クイズ＄ナザリック*70」で登場。コロッセオの闘技場を思わせる観客席と大画面のモニターがある。中央に一対の小型モニターと椅子があり、出題者と解答者が向かい合って対決する。
和室の大部屋「至高の修学旅行*71」で登場。忍者屋敷の隣にタブラ・スマラグディナが作ったらしい。

ゲームのクリアイベント報酬が「ジャージ」だったため、アインズ・ウール・ゴウン高校修学旅行が企画された。
やまいこ神社「七五三詣に行こう*72」で登場*73。やまいこのガチャ運を分けてもらうために悪ふざけで作った「やまいこ神社」

「開運！！やまいこ神社」「奉納 やまいこ大明神」ののぼりや提灯、「ガチャ」と書かれた扁額が鳥居に飾られている。賽銭箱にユグドラシル金貨を入れるとガチャ演出が発生して吉凶のおみくじが引ける。内装担当が凝り性だったため作法の案内板が設置してある。

中央の道を歩くと狛犬から強制退場ギミックの放水攻撃が発生する。また、賽銭を盗もうとすると拝殿のふすまが開き、るし★ふぁーの狛犬ゴーレムが襲い掛かる。

NPCに幻滅される可能性があるため転移後は封印されている。
遊戯室「至高の麻雀*74」で登場*75。

ビリヤード台や麻雀卓がある。麻雀卓は実際に遊べると話題になっていたためインテリアも兼ねて、たっち・みーが入手して設置した。ただし自動卓ではなく手動。

作者のじゅうあみ氏はこの回のために麻雀の勉強をした。

第十階層「玉座」

ナザリック最下層にして最深部であり心臓部。心臓部たる玉座の間、図書館、宝物殿等ギルドの真髄ともいうべき重要なものが詰まった階層である。
配置キャラ・モンスター
名前解説
玉座の間
　ナザリック地下大墳墓最奥にして最重要箇所。リング・オブ・アインズ・ウール・ゴウンでも直接この部屋に転移する事はできない。

　入口は5メートル以上はあるだろう巨大な扉、その右側には女神が、左側には悪魔が異様な細かさで彫刻が施されている。ナザリックで最も手の込んだ部屋。壁の基調は白で、そこに金を基本とした細工が施されている。天井から吊り下げられた複数の豪華なシャンデリアは七色の宝石で作り出され幻想的な輝きを放ち、壁には各ギルドメンバーの大きな旗が41枚天井から床まで垂れ下がっている。

　中央には真紅の絨毯が敷かれていて、その先は玉座に続く階段まで伸びている。十数段の階段を上がった先にはアインズ・ウール・ゴウンのギルドサインが施された真紅の巨大な布がかけられていて、その前に水晶で出来た玉座であるワールドアイテム"諸王の玉座"が鎮座している。

　ナザリックの管理システムであるマスタ−ソースはユグドラシル時代はどこからでも見れたが、転移後の世界では玉座の間でしか見ることができない。７巻でアルベドが幾つものモニターを起動させ、ナザリックの防衛状況をアインズに見せている*76。

　アルベドは第九階層に部屋を与えられるまでここが住居だった。実は壁の三階くらいの高さに隠しスペースがあり、アルベドの私物が入ったボストンバッグが置かれている。
アルベド守護者統括
　第九階層から第十階層に降りる階段の先の広間に配置されていた執事と戦闘メイド。
セバス・チャン執事。プレアデスのリーダー。
ユリ・アルファ戦闘メイドその一。
ルプスレギナ・ベータ戦闘メイドその二。
ナーベラル・ガンマ戦闘メイドその三。
シズ・デルタ戦闘メイドその四。
ソリュシャン・イプシロン戦闘メイドその五。
エントマ・ヴァシリッサ・ゼータ戦闘メイドその六。
ソロモンの小さな鍵レメゲトン
　玉座の間の手前にある半球状の大きなドーム型の部屋。天井には４色のクリスタルが白色光を放っている。壁には穴が掘られ、その中には彫像が置かれている。彫像はすべてソロモンの72柱の悪魔を形どったもの。この部屋こそ最終防衛の間であり、レベル100のパーティー二つくらいなら崩壊させられる威力を持つ。
レメゲトンの悪魔像るし★ふぁーが作った超希少金属製のゴーレム。その数が67体しかいないのは製作者が途中で飽きたからである。
四色のクリスタル侵入者に対し四元素の上位エレメンタルを召喚すると同時に、広範囲に及ぶ魔法攻撃を行うモンスター。
最古図書館アッシュールバニパル
　入口に玉座の間への扉に匹敵する大きさの扉がある巨大図書室。

　図書館というよりは美術館のようなものを想像させる造りになっている。上部は吹き抜けになっており、２階にバルコニーが突き出し、そこにも無数の本棚が部屋を覗き込むように取り巻いていて、半円の天井には見事なフレスコ画と豪華な細工でびっしりと埋めつくされている。

　図書室内は『知の間』、『魔の間』、『理の間』、そして用途別の小部屋の『製作室』や各員の私室等という風に分けられている。
ティトゥス・アンナエウス・セクンドゥス司書長
司書Jエルダーリッチ系モンスターで司書をやっている。
レアメタル製のゴーレム図書館入口の扉を開け閉めしている。
アウレリウス図書館に配置されている複数の死の支配者オーバーロードの一人。
アエリウス図書館に配置されている複数の死の支配者オーバーロードの一人。
ウルピウス図書館に配置されている複数の死の支配者オーバーロードの一人。
コッケイウス図書館に配置されている複数の死の支配者オーバーロードの一人。
フルウィウス図書館に配置されている複数の死の支配者オーバーロードの一人。
宝物殿
　ギルド：アインズ・ウール・ゴウンの集めた最高峰のマジックアイテムが鎮座する場所であり、守護者ですら侵入を許されない聖域。

　宝物殿に入ってすぐの辺りは猛毒の効果をもたらす”ブラッド・オブ・ヨルムンガルド”により空気が汚染されていて、毒無効系の対策をしていない者ならば3歩と持たずに絶命してしまう。

　整頓好きなギルドメンバーが各用途ごとに分けており、武器系、防具系、スタッフ系、装身具系、その他アイテム系、製作物系データクリスタル等に別けられている。入口はパスワードに反応して開く扉となっている。

　奥には霊廟があり、ワールドアイテムと引退していった至高の四十一人の武装を装備したゴーレム”アヴァターラ”達が存在している。

　他のエリアとは物理的に一切つながっていないため、入るにはリング・オブ・アインズ・ウール・ゴウンが必須となる。
パンドラズ・アクター宝物殿の領域守護者。
アヴァターラ霊廟に配置されているゴーレム。指輪を所持している者に襲い掛かる。
謁見室
魔導国の建国後に空き部屋を改装して作られた部屋*77。

部屋の奥に魔導国の国旗が掲げられ、その手前に黒金の光沢を放つ玉座がある*78。部屋のサイズはそれほど大きくないが見事な装飾が施されており、荘厳な雰囲気がある。扉は玉座の正面と左右（？）の計３つある。

ナザリックの玉座の間と分けている理由は、玉座の間は広すぎるため、人数を集めないと寂しく感じてしまう点と、WI『諸王の玉座（ナザリックの玉座）』を軽々しく見せるのは不味いなど。アインズの部屋作成の命令から階層守護者たちが頭を悩ませ空き部屋を改装するに至った*79。

なおこの部屋は元々単なる部屋でタグ（名前）が無いため、RoAOGで直接転移は出来ない*80。

アインズ謹製

名称説明出典
死の騎兵（デス・キャバリエ）漆黒の一角獣に騎乗する黒鎧の騎士。リ・エスティーゼ王国に赴いたアルベドの護衛を務める。 魔導国のアンデッドレンタル業では帝国がデス・キャバリエを結構借りている*81。10-165
デス・ナイトLv35。アインズのスキル<中位アンデッド作成（創造）>により生み出される防御系モンスター。戦場からテーブルセッティングまで幅広く活動している。1-222
デス・ウィザードデスナイトレベルのアンデッド。アインズのスキル<中位アンデッド作成（創造）>により生み出せると思われる。余っているためエ・ランテルで各一体の計5体で隊列を組んで街巡回チームの命令を受けている。14-112
デス・ウォリアーデスナイトレベルのアンデッド。アインズのスキル<中位アンデッド作成（創造）>により生み出せると思われる。余っているためエ・ランテルで各一体の計5体で隊列を組んで街巡回チームの命令を受けている。

両手に剣をもったアンデッド*82。予想になるが、9巻の大虐殺時にデス・ナイトと共にいたアンデッドもこれか？*83ただし武装が違う。		14-112
デス・プリーストデスナイトレベルのアンデッド。アインズのスキル<中位アンデッド作成（創造）>により生み出せると思われる。余っているためエ・ランテルで各一体の計5体で隊列を組んで街巡回チームの命令を受けている。14-112
デス・アサシンデスナイトレベルのアンデッド。アインズのスキル<中位アンデッド作成（創造）>により生み出せると思われる。余っているためエ・ランテルで各一体の計5体で隊列を組んで街巡回チームの命令を受けている。デス・アサシンが多少先行している。

隠密能力は低いが、致命的一撃率クリティカル・ヒットが高いアタッカー。		14-112
エルダーリッチ魔導国で行政を行っている。10-026
イグヴァ=41蜥蜴人侵攻軍の指揮官である「死者の大魔法使い」。死体の素材はあの人。4-210
魂喰らい（ソウルイーター）骨の獣の姿をした生者の魂を貪るアンデッド。靄が骨の周囲を揺らめている。アインズの中位アンデッド作成で作れる*84。

大虐殺では500体召喚された。魔導国で馬車を引いている。骨だけなのに力が強くて好評。		9-399
スケルトンナザリック攻略の際、転移罠発見時に召喚解除に使用するため召喚。罠の先にいたグレーターグレイブヤードにあっさり倒された。BD特典「ﾌﾟﾛﾛｰｸﾞ下」-066
スケルトン（レンタル）魔導国のアンデッドレンタル業で社販台数第一位のアンデッド。単純労働用の弱くレンタル料が安いアンデッドが人気。14巻時の魔導国はこのアンデッド農耕で王国全土に匹敵する食料生産量があるらしい*85。14-113
ゴブリン・レッドキャップ部隊Lv43。総数30。ルプスレギナの依頼で召喚された。バルブロらを抹殺した。恐らく召喚主はアインズ。9-319
血肉の大男（ブラッドミート・ハルク）イグヴァと共に生み出されたアンデッド。恐らく召喚主はアインズ。4-210

その他

名称説明出典
近衛息抜きで外に出ようとしたモモンガの為に準備されたが連れていかなかった。1-174
鍛冶長ホニョペニョコ戦やヤルダバオト戦での激戦を物語る破損したモモンの鎧を製作した。3-236
名称のみ。
管理官詳細不明。WEB「外伝‥ナザリックの『守護者アウラちゃん』」
名称のみ
モンデンキントペストーニャと共にweb版優しさ二巨頭の一人。
名作のキャラが元ネタのため書籍には出せない。		「オーバーロード４巻に関する作者雑感」
名称のみ。
ナザリック・マスターガーダーナザリック・エルダーガーダーの上位版と思われる。
汚れのない真紅のマントを身に纏い黄金に輝く全身鎧を纏う。		4-321
ナザリック・エルダーガーダーナザリック・オールドガーダーの上位版と思われる。
ボロボロの真紅のマントを身に纏いバスタードソードを装備する。		4-321
ナザリック・オールドガーダー*86オールドガーダーの上位版といえる存在。レベルは18で*87、　ナザリックに3千体存在する*88。
後に侵入者を葬った際は8体程で受け持った。なおweb版では6千体いた。*89		4-321
ヌルヌル君アインズの使う口唇虫。10-025
三吉君アインズの体を風呂で洗う三助。「蒼玉の粘体（サファイア・スライム）」8-235
重鉄動像（ヘビーアイアンマシーン）重機のような姿をしたゴーレム。
トブの大森林における拠点建設に従事している。		4-100
石の動像（ストーンゴーレム）カルネ村に派遣される。8-031
動物の像・戦闘馬（スタチュー・オブ・アニマルウォーホース）金属製重装馬鎧を装着した巨躯の馬。ナーベが騎乗した。3-236
ハムスケ「森の賢王」と呼ばれたジャンガリアンハムスター。アインズの配下・騎獣用ペットとなる。2-232
死の宝珠「知性あるアイテム」（インテリジェンス・アイテム）。アインズの配下となる。2-366
ルベドニグレドとアルベドの妹。3-199
名称のみ。
ハンゾウLv80超。隠密発見能力に秀でている。アインズのポケットマネーで召喚。アインズから貰った赤い布を右腕に巻いたハンゾウリーダーがいる。10-324
カシンコジLv80超。幻術に秀でている。作中では種族説明のみ。10-325
未登場
フウマLv80超。肉弾戦・特殊技術に秀でいている。作中では種族説明のみ。10-325
未登場
トビカトウLv80超。武器戦闘に秀でている。作中では種族説明のみ。10-325
未登場
地下聖堂の王（クリプトロード）Lv70台。指揮能力が高い事を評価され、エ・ランテルのアインズ宅周辺を20体以上のデスナイトを従えて警備にあたっている。10-086
チャックモール五大最悪の一人「性格最悪」である楽師。上位二重の影グレーター・ドッペルゲンガーのエーリッヒ擦弦楽団を持つ。ドラマCD「漆黒の英雄譚」
13-241
名称のみ。
作者twitter
頭飾り（シルクハット）の悪魔1体がアルシェの頭部を有効活用した。7-356
名称のみ。
エーリッヒ擦弦楽団チャックモール直轄。上位二重の影グレーター・ドッペルゲンガー。13-241
口唇蟲（こうしんちゅう）エントマの声。傭兵モンスター。食べた声帯の声を出せるヌラヌラした蛭。エントマの自室に沢山いる*90。6-216
先触れリザードマンの村へ宣戦布告を行なった非実体のアンデッドモンスター。4-033
ghost（ゴースト）ナザリックに配備されているアンデッド。壁をすり抜け、接触による能力値ダメージの弱体化のヒット・アンド・ラン*91を与える。web：プロローグ-1
screaming banshee（スクリーミング・バンシー）ナザリックに配備されているアンデッド。即死と精神攻撃の絶叫を上げる。web：プロローグ-1
deathborn totem（デスボーン・トーテム）ナザリックに配備されているアンデッド。何十体ものスケルトンが融合したような姿をしている。複数回攻撃を行う。web：プロローグ-1
その他モンスター生理的嫌悪感を与える多種のアンデッド。召喚陣から不意打ちで現れるエレメンタル、デーモン、デビルなど。致命的な特殊能力を持つものが選ばれている。web：プロローグ-1
1万のアンデッド軍王国40万の兵と対峙したアンデッド軍。3種類か4種類のアンデッドで構成されているらしい。14-331
4体のゴーレム八本指の長が選出した1000人が暮らす仮の村で貸し出された。種類は不明。14-371
村を守るアンデッド八本指の長が選出した1000人が暮らす仮の村の周囲を警戒している。ただし、村の人間でもアンデッドの輪から外に出て戻って来ようとすると襲われる。14-372
シャルティア討伐のシモベ反旗を翻したシャルティア対策にアルベドが編成したシモベ。80レベル*92。神聖属性などアンデッドに効果的な攻撃手段を持つ。ナザリックでは珍しい種類。3-178

NPCレベル配分表

名称レベル
アルベド100
シャルティア・ブラッドフォールン
コキュートス
アウラ・ベラ・フィオーラ
マーレ・ベロ・フィオーレ
デミウルゴス
桜花聖域の守護者（オーレオール・オメガ）*93
セバス・チャン
パンドラズ・アクター
紅蓮90
シホウツ・トキツ78
ナーベラル・ガンマ63
ルプスレギナ・ベータ59
ソリュシャン・イプシロン57
ユリ・アルファ51
エントマ・ヴァシリッサ・ゼータ
シズ・デルタ46
ヴィクティム35
恐怖公30
ニューロニスト・ペインキル23
エクレア・エクレール・エイクレアー1
一般メイド×41人
不明
グラント？
鍛冶長
餓食狐蟲王
管理官*94
男性使用人×10人ほど*95
チャックモール
ティトゥス・アンナエウス・セクンドゥス
ニグレド
パティシエ
副料理長（クラヴゥ）
プルチネッラ
ペストーニャ・S・ワンコ
第四階層の領域守護者
ルベドNPC?
第八階層のあれら
合計
判明合計1525
合計2750+不明分
差1225+不明分

ナザリック地下大墳墓を訪れた者たち

  • ヘッケラン
    • 「アインズによろしく」
    • アインズ「クゥ、クズがぁあああああああ！！」
  • アルチェル
    • 「財を溜めているようだが、税金は支払っているのか？」
    • アインズ「……この俺の大切な仲間たちと一緒に作りだした宝に唾を吹きかけたな！　糞共がぁ！」
  • ジルクニフ
    • 「貴殿らの支配する国と私の帝国との間で友好的な同盟を結びたいんだ。将来を見越してね」
    • アインズ「なるほど。それではよろしく頼む」
  • ネム・エモット
    • 「凄い！こんなの凄すぎるよ！」「すごーい！ゴウン様のお仲間の方たちもすごーい！」
    • アインズ「そんなにすごいかね」「どうだね？　私の、いや、私たちの作った家を一緒に見て回らないかね？」
  • 奴隷エルフ
    • アインズ『招かれずに侵入した者達を生かして帰らせる気はなかったが、自らの意思ではなく、宝も自分の物にするためではないのなら慈悲を与えても良いだろう』

生存確率の非常に高いナザリック侵入の方法

　ナザリックに行かなくちゃいけないんだけど、生きて戻れるか分からない。そんな時どうするかというやり方の説明である。

作者twitterより

その他

  • ナザリックがあるグレンデラ沼地だが、特典小説「プロローグ上」やTwitter(2015/9/26)の「シュガールート」ではグレンベラ表記となっている。
  • ユグドラシル時代ギルドメンバー以外を招いたことはほとんど無かった。やまいこの妹である「明美ちゃん」を数度招いたことがあったくらい。*96
  • 全てを敵に回すと、WEB版だとかなりダメージを受けるが勝利。書籍だとナザリックに攻め込まれないが、攻め込めない。頭を押さえ込まれた、ある意味敗北で終わるような感じとなる。*97
  • ナザリック内の細かなギミックの二割はタブラ・スマラグディナの手によるもの。なんだかんだと結構な自由設定データを食いつぶしギルメンからブーイングがあったため、責任を取り課金アイテムを買い集めてデータ量を増やした。*98
  • ナザリック地下大墳墓が受けた損害を修復するにはユグドラシル金貨を消費する。しかし、一日一定額までなら修復費用が掛からない設定となっている。特に上層部等の敵が多く来る階層ほど安く設定されているので第一階層をまるまる更地にしても大した費用は掛からない。*99
  • ナザリックは転移による侵入も脱出も出来ないようになっている*100。
  • 作者が、他者のギルド拠点を攻略した場合、拠点を得ても中にある物の所有権は変わらない、NPCは征服側に敵対するとツイートした。転移後・ゲーム時代の言及は無い。リンク。
  • プレアデスのシズ・デルタはナザリックのギミックと解除方法を熟知するというキャラクター設定になっている*101。

ナザリックNPC製作可能レベルについて

  • WEB版
    • 初期NPC製作可能レベルは不明だがNPCレベル増加の課金アイテムとワールドアイテムの効果により格段に上がっている。(Arcadia[1796]ポリンキー様より)
  • 書籍版
    • 初期NPC製作可能レベルは判明しているが、増加については明言されていない。
    • 作者のツイートによるとWEB版と同じく課金アイテム・ワールドアイテム・ギルド長が特殊な職に付く事でNPC製作可能レベルを増やす事が可能となっている。
    • 諸王の玉座がWEB版で描写されたNPCレベル増加の効果があるワールドアイテムの可能性がある事や、1-045にギルドメンバーがほぼ全員課金していてモモンガもサーバー全体で上位にはいるくらい課金している為、課金アイテムが有るなら使っているのではと思われる。
    • 以上のことから、書籍版でもWEB版同様課金アイテムとワールドアイテムによりNPC製作可能レベルが増加しているのではと思われる。
  • *1 : BD特典「プロローグ下」-105
  • *2 : WEB版は2km
  • *3 : 「プロローグ上」-036
  • *4 : 3-174
  • *5 : 14-116
  • *6 : WEB版は300メートル
  • *7 : 1-187
  • *8 : 1-187、7-157
  • *9 : 1-187
  • *10 : 7-180、漫画版：16-013
  • *11 : 7-180
  • *12 : 「不死者のoh!」9-035
  • *13 : web前編：戦火-2
  • *14 : web前編：侵入者-3
  • *15 : Arcadia[2256]ひれかつ様より
  • *16 : 「プレイアデスな日」-066
  • *17 : 7-225
  • *18 : 7-286
  • *19 : 7-286
  • *20 : 7-286
  • *21 : 14-265
  • *22 : 10-075
  • *23 : 「王の使者」-045
  • *24 : 14-257
  • *25 : 3-192
  • *26 : 「羽田空港の歴史」著、衣本 啓介
  • *27 : web前編：闘技場
  • *28 : web前編：外伝「ナザリックの守護者アウラちゃん」
  • *29 : 7-344
  • *30 : 「王の使者」-056〜058
  • *31 : 1-116
  • *32 : 「プレイアデスな日」-066
  • *33 : web前編：準備-3
  • *34 : 8-273時点での人数
  • *35 : 14-495
  • *36 : 14-496
  • *37 : 14-496
  • *38 : 14-496
  • *39 : 14-496
  • *40 : 14-496
  • *41 : 14-496
  • *42 : 「王の使者」-068〜069
  • *43 : 各キャラクター紹介
  • *44 : 「プレイアデスな日」-013
  • *45 : 「プレイアデスな日」-013
  • *46 : 14-257
  • *47 : 2-173
  • *48 : 名前は丸山くがね書き下ろし『オバロ×ゴレ蛮クロス小説』より
  • *49 : 不死者のOh!：3-093
  • *50 : 「不死者のOh!」1巻
  • *51 : 「不死者のOh!」5巻
  • *52 : 厳密には記述なし。第九階層にしかありえないので記載
  • *53 : 「不死者のOh!」3巻
  • *54 : 「不死者のOh!」3巻
  • *55 : 厳密には記述なし。第九階層にしかありえないので記載
  • *56 : 「不死者のOh!」3巻
  • *57 : 「不死者のOh!」3巻
  • *58 : https://web-ace.jp/compace/backnumber/detail/174/
  • *59 : 「不死者のOh!」4巻
  • *60 : 「不死者のOh!」4巻
  • *61 : 2019年1月26日
  • *62 : 「不死者のOh!」5巻
  • *63 : 「不死者のOh!」5巻
  • *64 : おばけがオデコにつける三角の布
  • *65 : 体が入る部分が広く、足の部分が細い形の棺桶。
  • *66 : 「不死者のOh!」7巻
  • *67 : 厳密には記述なし。第九階層にしかありえないので記載
  • *68 : 「不死者のOh!」8巻
  • *69 : 「不死者のOh!」8巻
  • *70 : 「不死者のOh!」8巻
  • *71 : 「不死者のOh!」8巻
  • *72 : 「不死者のOh!」10巻
  • *73 : 厳密には記述なし。第九階層にしかありえないので記載
  • *74 : 「不死者のOh!」10巻
  • *75 : 厳密には記述なし。第九階層にしかありえないので記載
  • *76 : 7-192
  • *77 : 14-120
  • *78 : 14-118
  • *79 : 14-120
  • *80 : 14-116
  • *81 : 14-113
  • *82 : 14-221
  • *83 : 9-338
  • *84 : 13-148
  • *85 : 14-054
  • *86 : 7巻ではナザリック・オールド・ガーダー
  • *87 : web戦-8
  • *88 : 4-306
  • *89 : web戦-8
  • *90 : 7-012
  • *91 : ヒット・アンド・アウェイの誤字？
  • *92 : 3-172
  • *93 : ７巻巻頭折込
  • *94 : WEB「外伝‥ナザリックの『守護者アウラちゃん』」
  • *95 : 2-173
  • *96 : 8-400
  • *97 : なろう活動報告「３巻『鮮血の戦乙女』特典カード等」
  • *98 : 3-281
  • *99 : 「プレイアデスな日」-034
  • *100 : 「亡国の吸血姫」-110
  • *101 : 3-282
 

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