エロパロ板「おむつ的妄想」スレッドに投下された作品のまとめwikiです。

無機質なビル群の街を、疲れた体を引き摺るようにして歩く男がいた。名前は日向義郎。大手流通企業で営業をし、毎日を取引先との折衝で気をすり減らせる日々を送っている冴えない青年だ。
「明日はK商事の増田さんとの飲み会かぁ……はぁ……」
溜息が出るのも無理はない。彼が手に持つメモ帳には来週も再来週も予定がぴっちり詰まっていて、とてもじゃないが晴れやかな気分にはなれなかった。
「俺、死んじゃうんかなぁ……ただいまぁ…」
都内にある鉄筋コンクリート製の安アパート。それが彼の住む部屋だ。それほど広くもない、2DKの一室。そんな雑然とした部屋の中で、小さく動くものがあった。
遠目で見れば、それは紫と黒の塊のように見えるだろう。その姿を見つけると、義郎の顔に笑顔が戻った。
「おかえりなさい、ヨシロウっ!」
「…ただいま。カゲツちゃん」
少女はニコニコしながら少し散らかった部屋の中を、飛び石を飛ぶように動き回る。その姿はまるで猫のようだった。華麗なステップで着地すると、褒めてとばかりに頭を差し出した。
恥ずかしそうに頬を掻きながら義郎は、その少女の長い黒髪が生える頭にそっと手を置き、少しばかり乱雑に撫でた。
「うひゃーっ!」
かわいい悲鳴を上げながら、少女は顔を赤らめた。喜びに体を震わせ、満足そうな笑顔で義郎を見つめる。その姿は、とても普通の子供のように思えないものだった。
紫の和装に紅の帯。和装から漏れ出る肢体は白樺の若木のように細く、白かった。全体的な細身の体の上に乗る頭は、体と対比すると少しばかり大きく見えた。
丸くて柔らかそうな頬に、薔薇の花のような赤い瞳。漆黒の艶やかな長髪は顔の周りをくっきり残す形で切り揃えられ、その容姿はともすれば日本人形のように見える。
カゲツという名のこの少女は、義郎の子ではなかった。そもそも、人間の子でもない。
かつて人は彼女のことをこう呼んだ。幸せを運ぶ妖怪、「座敷童子」と……

実家の寒村からの帰り道で道端にさみしそうに蹲っていた幼い少女に声をかけ、おにぎりをご馳走してあげたのが縁で、義郎とカゲツは共に暮らすことになった。
それが半年ほど前の出来事だ。
以来カゲツは義郎の家に住み着き、こうして彼の癒しの存在となっている。
「ヨシロウ。お腹すいた」
「はいはい。今作るから」
カゲツはパタパタと足を動かし、ご飯の催促をする。まるで幼い少女そのままの姿だが、これでも生きている年月は義郎よりもずっと長い。
「ヨシロウ!はんばぐ食べたい。はんばぐっ!」
「ハンバーグな。確か冷蔵庫にこの前買った……」
義郎は記憶を頼りにお酒やつまみがぶち込まれている冷蔵庫を捜索する。
カゲツが来る前は殺風景だった冷蔵庫は、今は彼女が好む料理やジュース、そしていつの間にか親のような心で用意された野菜類などで埋め尽くされていた。
「は〜や〜くぅ〜!!はうっ……」
カゲツの催促する声が途絶え、困惑するような声に変化した。数秒の沈黙。そのあとに響く、流れ出る水音。
一分ほど響くその小さな滝のような音は、声のないこの空間を支配して高らかに響く。
そしてそれが何を意味するのかを、義郎はよく知っていた。
「…………漏らしちゃったのか?」
「――――」
彼の問いに口を閉ざし、俯くカゲツ。目の前に広がる粗相の後は、彼女が義郎の言うとおりのことをしてしまった事実を証明していた。
「我慢、できなかったのか?」
優しい言葉にもカゲツは反応を示さない。何も語らず、何も示さず。ただ黙る彼女に戸惑いながらも、まずは後始末を……と雑巾を探しだした。

「ほらカゲツちゃん。別に怒ってないからさ、まずは服、脱いじゃいなよ。気持ち悪いだろ?」
慰めの言葉を掛けつつ床の水溜りをふき取り、バケツの中で絞る。疲れに体が軋みを上げるが、さすがに放っとく訳もいかなかった。
一通り床も吹き終え、いよいよカゲツの座る椅子の番という時に、堰を切ったように泣き出した。
「ふぇぇぇえぇっぇぇぇぇんっっ………」
「失敗しちゃって、悔しいんだよな」
カゲツは整った顔をぐしゃぐしゃに歪めて、感情のままに泣き叫んだ。
悔しさを滲ませる彼女の頭を撫で、義郎は優しい声色で話しかける。
穏やかなリズム。
なるべく落ち着かせるように、義郎は無意識に体を、心を動かす。
「このままだと、気持ち悪いだろ?だから服を脱いで、シャワー浴びよう。俺がその間に、ハンバーグ、作っとくからさ」
義郎の言葉に、少女の頭が縦に動いた。波が引いていくように、嗚咽の勢いが明らかに弱まっていく。
――あともう少し……
心の中で確かな手ごたえを感じつつ、義郎はカゲツが落ち着くのを待った。
数回のしゃっくりの後、彼女はようやく元の整った丸い顔に戻った。目を涙で少し腫らしながら、彼女は義郎に問う。
「おこって、ない?」
怯えるような震えた声。彼女の泣いている理由の中には、それも含まれていたのだろう。義郎は硝子玉のようなその瞳を見つめ、問い返す。
「怒ってなんかないさ。ほら、俺の目が怒っているように見えるか?」

「ほんとう?」
「ああ」
カゲツは義郎の言葉を信じ、食い入るように彼の瞳を覗きこんだ。
お互いの視点が交差する。まるでにらめっこのような態勢。
真剣に相手の目を見て、最後にカゲツは首を横に振った。
「うん。嘘ついてない……と思う。カゲツ、ヨシロウを信じる」
強い視線でそういったのは、彼女の意思の表れだろう。
対する義郎は上目遣いで覗き込むカゲツにちょっと顔を赤らめつつ、もう一度頭を撫でた。
「だから泣くのはやめてくれ。俺もどうすればいいか、わからなくなっちまうからさ」
「…………うん。ごめんなさい、ヨシロウ」
ぺこりとお辞儀をして、幼い少女のような妖怪はお風呂場へと向かう。
テトテトと走る彼女を見送った後、義郎は彼女の最近の「粗相」具合について考えていた。

どうにも粗相の頻度が増えていると、義郎は感じていた。
最初、カゲツを連れてきたときは粗相なんてしなかったのに、今では七割方粗相をしているような気がする。
日に日に悪化するのは、自分が彼女をこんな薄汚いところに置いて行ってしまうせいだろうか。
無理をさせているのかもしれない。
不安になった彼は、少女のために行動を開始した。

それは、あれから数日たった後の日のことだった。
「ただいまー」
「おかえりなさい。どうしたの、そんな元気な声出して」
珍しく元気良い掛け声で帰ってきた義郎に、カゲツは不思議そうに尋ねた。
いつもは疲れた表情なのに、今日はそれを吹き飛ばすような爽やかさだ。
そのことに小首を傾げる彼女に、義郎はあるものを取り出す。
「はいこれ、お土産」
「えっ?これって……」
カゲツは出されたものを見て驚愕した。そこに広げられているものは、彼女も一度は目にしたことのあるもので、そして彼女にとって意外なものだった。
「おむつだよね。これ……カゲツに?」
いくつものカラフルなカバーに、かわいい絵柄が描かれた白い布おむつ。
いくらカゲツが幼く見えるからと言っても、とても年齢に見合った服装ではない。
それは彼女自身も感じたようで、不満なのか頬を膨らませ、文句を言った。
「カゲツは……そんな、赤ちゃんじゃないっ!」
強く握った握りこぶしが、彼女の不満の度合いを物語る。
それをちらと見やり、しかし毅然とした態度で、義郎は指摘した。
「でも、最近おもらしすることが多くなっているだろ。このまえだって我慢できていなかったみたいだし。流石にこのままというわけにはいかないよ」
「むぅ……でも、カゲツはっ、んぁっ」
文句を言っていたカゲツの言葉が、短い悲鳴とともに止まる。
話している最中に決壊したのか、おしっこが彼女の体から流れ出た。
最初は着物の下に染みを作り、そして着物の端から雨粒のように滴り落ちて、大きな水たまりを作っていく。

ほぼラグタイムすらない失禁に、義郎もカゲツも驚きで身を固まらせた。
最後に体を震わしておしっこを出し切ると、つぅと柔らかそうな頬を涙が伝う。
呆然とした表情のまま固まり、そしてゆっくりと顔を下ろして自らの粗相の後を確認する。
涙の雫が、大きな黄色の水溜りに波紋を作った。
「カゲツ、その、な」
「うわあぁぁぁぁぁん……っ」
宥めようとする義郎の前で彼女は口を大きく開け、叫ぶように泣いた。
甲高い声は部屋中に反響し、大粒の涙がリズムを刻むように水たまりに波紋を作っていく。
手が付けられないほどの大泣きに、義郎は困惑するしかない。
ただ、さっきまでの言葉と態度を思い返し、彼女のことをもっと考えてあげられなかったのかと、義郎は一人、心の中で自分を責めた。

あの出来事から、二人の生活は劇的に変化した。
「ただいま」
「おかえりなさいー。ヨシロウ」
普段通りのお出迎えだが、最近はそのあとにする約束事ができていた。
義郎は徐にしゃがみこむと、着物の隙間から手を差し込み、その下にくるまれたカゲツのおむつをまさぐる。
「く、くすぐったいよぅ……」
「ちょっとじっとしててくれ……結構濡れてるな。外から触ってもパンパンだ」
「うん、いっぱいもらしちゃった……ごめんなさい」
「謝ることはないよ。カゲツがおもらししちゃうのは、しょうがないことなんだから。俺が着替え終わったたら、おむつ換えようか」
「うんっ」
元気いっぱいの受け答えは、カゲツがおむつに慣れていることを示していた。
「ありがと。じゃ、もうちょいだけ我慢してくれ」
軽い言葉を掛けて義郎は身を包むスーツを脱ぎ、カジュアルな普段着へと着替える。
「もぅ…早く早く〜っ」
着替えが終わると同時に、カゲツの急かす声が耳に届く。
義郎はそんな彼女のもとへと笑顔で近寄り、すぐさまおむつ替えの準備を始めた。
「横になって、カゲツ」
「うん」
いつのまにか部屋は整然としていた。
とても少し前までの、足の踏み場もなさそうな部屋と同じとは思えない。その真ん中に敷かれた吸水シーツの上に仰向けに寝転がり、カゲツは少しだけ顔を赤らめながら、義郎を見つめる。
その顔は、緊張をしていても、はにかんだような笑顔であった。
「ヨシロウ、お願い。おむつ、換えて」

カゲツは懇願の言葉を口にするとともに、しゅるりと帯を取って紺色の紬を肌蹴させ、その肢体を外気に触れさせた。
「あ……」
鋭敏な感覚が、彼女の体を電撃のごとく駆け巡る。
外気の冷めた空気が熱を持った体を冷やし、カゲツは体を大きく震わせた。
柔い肌はうっすらと朱色を帯び、胸は少しばかり荒く上下動を繰り返す。
これから起きることを期待しているのか、彼女の鼓動は速さを増し始めていた。
「おむつ、開けるよ?」
気を使う義郎の言葉に、カゲツは小さな頷きで返す。
潤んだ大きな瞳は、興奮を表すかのように怪しく輝いている。
宝石にも似たその輝きは、義郎の心の中にある性的本能を揺さぶった。
――何を考えているんだ、俺は。
自らの内に出た疾しい心に、義郎は冷静に突っ込んだ。
相手は妖怪とはいえ、見た目は年端もいかない子供だ。
そんな相手に対して劣情を抱くというのは、いささか犯罪臭がすると自己分析する。
しかし、同時に彼は思う。
このまま彼女に自らの欲望をぶつけられたら、どれほど素晴らしいか……と。
「ヨシロウ?」
心配するようなカゲツの声に、義郎は理性を呼び覚まされる。
自らの欲望を押さえつけ、ゆっくりと彼女のおむつカバーへと手を伸ばした。
ごくと生唾を飲み込む音が、緊張した空気の中で耳に響いた。
欲望と緊張を表すようなその音は、自分が出したものか、それとも彼女が出したものか。
本能と理性に頭をぐちゃまぜにされている彼には、その真相はわからなかった。
乾いたマジックテープの音が、部屋の中にこだまする。
両羽を広げてから前あてを開くと、封じられたおむつが露わになった。
「いっぱい出てるね。おむつがぐっしょりだ」
「やぁ……、言わないでよぉ……」

ずっしりとしたおむつを持った男の感想に、少女はいやいやと首を振りながら反応する。
羞恥を煽るような表現は、いつの間にか出るようになっていた。
その言葉を受けたカゲツは、真っ赤になりながら恥ずかしがるように手で顔を覆う。
しかしその口の端は、微かに笑っているような気がした。
「おむつ換えるから、腰、上げて」
義郎の言葉に導かれるように、カゲツは素直に腰を上げる。
体を湿らせていたおむつが取り払われ、おしっこによって汚れた秘所だけになる。
「おまたを綺麗にしましょうねーっと」
「…………えっち」
義郎がからかい半分で言った言葉に対して、カゲツは辛辣な指摘で返した。
顔を覆っていた手をどけると、そのままだらんと両腕を広げるように置いた。
それは本当の赤ん坊のような態勢でもあり、「降参」のポーズにも似ているものだった。
彼女は自らの意思を放棄し、義郎に総てを委ねる。
「お願い、ヨシロウ。カゲツのあそこ、きれいにして」
その声は緊張と興奮で震えていた。体を強張らせ、警戒する小動物のような、そんな印象。
義郎はそんな彼女のおでこを優しく撫でると、囁くような声で彼女に言った。
「大丈夫、力を抜いて。怖くないから…」
その上に軽くキスをすると、すぐさまウェットティッシュで秘所を拭き始める。
それは、彼女がおむつを穿くようになってからの、日常の一部となっている行為だった。

「ふあぁっ…」
外気に触れて敏感になった秘所に、濡れた紙のの冷たい感覚が染み渡る。
瞬間に走る電撃にも似た衝動。
カゲツの体は、地上に打ち上げられた魚のように跳ねあがった。
思わず出る悲鳴は、彼女の体にもたらされた快楽の証そのものだ。
「や、そこ、そこがいいのっ、あっ、んっ、んあっ」
今度は言葉で甘え始めると、義郎はすぐさま彼女の指定したところを拭いた。
そこは膣の入り口、外陰部の周りだ。丁寧に優しく、それでいて焦らすような手つきで苛めると、カゲツは喘ぎ声を上げながら、求めるように腰を動かす。
「しゅごい、の…からだが、ふわって…あつくて…」
とろけるような瞳で義郎を見つめ、呟く。そこには子供らしい顔とは裏腹の、淫靡な女としての本性が見え隠れする。
より自分が気持ちよくなりたいという、幼い外見からは考えられないほどの貪欲さ。
義郎もわかっているのか、彼女の求めるがまま、膣口を中心にまんべんなく責めた。
「もっと、ちょうだいっ…あひゅっ、きもちいいの、そこっ、苛めて、やぁあっ!きもちいいのぉっ、いっぱい……いっぱいっ!」
快楽に溺れる声は、妖艶な詩を奏でる。拭いているはずなのに溢れ出る、透明な粘着性の液体。ぐじゅぐじゅと隠微な音を立てる愛液は、彼女の心が至福に満たされつつあることを示していた。
「ヨシロウっ、カゲツ、頭がっ、おかひく、なっちゃうよぉっ!」
自分の中にある衝動に耐えきれないのか、カゲツは悲鳴を上げるように叫び、シーツを力強く握った。
まるで体の中にある獣を押さえつけるように、快楽の波に耐えながら、時折苦悶の表情を浮かべる。
しかし、それもいつの間にか腑抜けたような笑顔に変わり、最後は恍惚に満ちた表情となる。

とめどない波が、彼女の内側を満たしていく。なすがままに愛撫されて口から涎をたらし、その身を快楽に浸らせる。
「きゅうっって、ふあっ、そこいいお……すごく、あんっ、もっとやさしくぅ……そう、それ、キモチいいのぉ……」
呂律のまわらない言葉。鋭敏な感覚は興奮によりさらに先鋭化し、羞恥を煽る自らの悲鳴とともに簡単な刺激さえも何倍もの快楽へと変貌させていった。
「らめっ、もう、らめになっちゃうっ……きちゃうの、すごいの、きちゃ、ああっあああああああああああっっ」
甘えた声で喘ぐカゲツに合わせ、義郎の責めも苛烈さを増した。クリトリスを弄り、外陰を擦り、そして膣の中を引っ掻く。蜜壺を刺激し、尿道口を責め、そして全てを丁寧に愛撫した。
彼女が求める快楽を、義郎はすべて与えてあげた。それは義郎の望みでもあった。
彼女のためにできることは何でもしたい。責任感にも似た保護欲が彼の中で芽生えていたからだ。それが今の関係を生み出し、そして、彼もまたそのことで満たされていた。
幼い少女を守りたいという父性、そしてカゲツを淫乱な女に変えたという支配欲。誰かに頼られているという安心感。無意識の中で混じったそれらは、一つの幸せを見つけた。
「イく、カゲツ、もう、げんかいなのっ、ひぃああぁぁっっ!!」
最大限の叫びとともに、カゲツは絶頂へと達した。白い液体がウェットティッシュ上に放たれ、受け止めきれずに義郎の手を汚す。
カゲツは力尽きたかのように脱力し、事後痙攣で震える。その開かれた割れ目から、ゆっくりとおしっこが漏れ始める。
「おおっと」
それに気づいた義郎は、近くに置いてあった新しいおむつをカゲツの腰の下に置いた。
ちょろちょろと力なく流れ出るおしっこは、膣横を伝いおむつの中に染み渡る。目をトロンとさせて微睡むカゲツに、義郎は声をかけた。
「疲れたろ?あとはやっとくから、寝ても大丈夫だよ」
「……うん。おやす……すぅ」

大きなその瞳を閉じ、すぐさま寝息を立てるカ彼女の頭を、義郎そっと撫でた。そのまま髪に手を通し、その感触を確かめる。
その行為は今ある夢のような幸せが、現実の存在なのかと怖くなったからだった。
――大丈夫。ここに、カゲツはいる。
思わず抱きしめたくなる衝動を抑えて、彼はカゲツが安心して眠れるように、おむつ換えを再開する。
手早く新たに汚したおむつを取り払い、しっかりと拭いてから換わりのおむつをセットする。
もう何回もやって慣れたせいか、先ほどの行為の時間の半分もかからないうちに、おむつ換えを終えた。
「かわいいよ、カゲツ……」
お姫様抱っこでベッドに彼女を移し、もう一度その体に触れ、呟く。
眩いばかりの白い体躯に、新たな薄紅色の着物を着させる。
最後に合わせをすると、浅く上下する胸が目の前に露わになる。
子供特有の柔らかい肉質の胸に指が触れ、思わず手を引っ込めて、目をそらした。
その先にあったのは、これまた柔らかそうな唇だった。満足そうに口の端を曲げているそこが、徐にむにゃむにゃと動き、開いた。
「ヨシロウ、だぁいすき」
紡がれた言葉は、彼の顔を真っ赤にさせるには十分だった。数秒固まって目を泳がせた義郎は、意を決したように彼女の耳元に近づき、宣言する。
「俺もさ、カゲツちゃん。俺もカゲツちゃんのこと、この世で一番愛しているさ」
言い終わると同時に聞こえる、水のせせらぎ。くぐもった音がおむつから聞こえ、見る見るうちに固くなっていく。
それでも気づいていないのか、カゲツは穏やかな寝顔のまま、すぅすぅと寝息を立てる。
「安心しきって寝ちゃって。仕方ないな、もう」
義郎は彼女のおねしょを見届け、おでこにキスをしてからお風呂の準備に取り掛かった。
起きた後のかわいい反応を思い浮かべ、幸せに顔を緩ませながら。

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