エロパロ板「おむつ的妄想」スレッドに投下された作品のまとめwikiです。

 自分の部屋に戻った絵里名は、ベッドに腰掛けるとスカートをまくりあげ、
自分の股間を包んでいるものを見下ろした。普段、あまり目にする機会などな
いそれは、臍の上までを覆い、股の部分が厚く膨らんでいる。漏らしたおしっ
こを吸い込むために作られたそれを、自分が使っているという事実を認めたく
ないのだろう。絵里名は慌ててスカートを戻し、ベッドの上で横になった。
「ふぅ・・・」
 年に不似合いなほど重たいため息が、自然と口から漏れた。つい昨日まで、
何も知らずにいたというのに、今日一日だけで、あまりにもたくさんの、信じ
られない事を知ってしまった。密かに憬れていた晶の隠された素顔、二人の姉
の秘められた関係、そして何より、女の体の仕組みと、それが得ることを許さ
れた気持ちよさを知ってしまった。
(お姉ちゃんたち・・・ずっとあんなことしてたのかな・・・)
 なぎさと晶の、女同士での淫らな関係。なぎさと冬乃との、姉妹での歪んだ
関係。今日目にした様々な出来事が頭に浮かび、絵里名の体を火照らせる。
(私も、ああなるのかな? 冬乃お姉ちゃんみたいになるのかな?)
 なぎさに嬲られ、罵られながら、それでも媚を売っていた冬乃の姿が忘れら
れない。妹の目の前で、あれほど恥ずかしい姿を強要されながら、それに諾々
と従った冬乃を思い出すと、絵里名の体が自然と震えた。
(やだ・・・あんなの、嫌だ)
 今まで敬愛し、懐いていたが、冬乃の本当の姿は、あまりに浅ましいものだ
った。なまじ気持ちを寄せていただけに、感じる嫌悪は強かった。自分はあん
な風にはならないと、心で強く繰り返す。
(でも・・・)
 なぎさがそうしようと考えているのなら、逆らえないような気がする。現に
今も、股間を包むおむつを嫌がっているのに、手が自然とそこに伸ばされてい
る。
「はぁ・・・ぁん・・」
 お腹とおむつの間に、無理やり手を押し込んだ絵里名は、体温で温もるオム
ツの中で、指を動かした。おむつに手首を押さえられ、思ったように動かすこ
とが出来ないため、ひどくもどかしい思いを強いられる。伸ばした指でスリッ
トをなぞり、湧き出る雫を絡める。さっきまでは、外側をなぞるだけで満足し
ていたが、手が動かせない今、代わりの刺激を求めた絵里名の指は、ゆっくり
曲がり、体の中で一番柔らかい肉の間に沈んだ。ほんの先っちょだけを埋めた
ところで指を止め、迷いを浮かべて天井を見上げる。
(だめっ!)
 自分の中へと指を進ませるのには、表現しようの無い不安があった。絵里名
は沈めていた指を引き、慌てておむつから手を引いた。その指が、充血して尖
った肉芽を軽く引っ掛け、絵里名の背中に強烈な電気を流した。
「!!」
 体がびくびくと痙攣し、背中が仰け反った。大きく見開いた目には何も映ら
ず、パクパクと口を動かして声にならない悲鳴を放っている。自分が失禁して
いる事に、恐らく気づいていなかっただろう。体の中で一番感じる場所を、意
図せず無造作に刺激してしまった少女は、体を突き抜けた痛いほどの快楽の残
滓に、しばし呆然と浸っていた。
(あ・・・おむつに・・・・・)
 やがて落ち着きを取り戻した絵里名は、おむつの中が暖かく湿っているのに
気づき、顔を赤く染めた。嫌がっていたはずなのに、結局冬乃と同じようにお
漏らしをしてしまった自分に、言いようの無い嫌悪感が湧きあがる。
(・・・もう、寝よう)
 まだ夜は早いが、一日の疲れが体を包んでいる。汚してしまったおむつを替
えて欲しいとも思ったが、それを言い出すのが恥ずかしく、思い切ることが出
来なかった。部屋の明かりを消し、布団の中に潜り込んだ絵里名は、布団の中
に感じる自分のおしっこの臭いに顔を顰めながらも、ほどなく眠りへと落ちて
いった。


 翌朝、普段よりも早く目を覚ました絵里名は、昨夜よりも強くなっているお
しっこの臭いに気づき、困惑を浮かべた。布団を抜け出し、自分のパジャマの
匂いを嗅ぐと、一晩のうちに染み付いたおしっこ臭さが、そこからも感じられ
た。
(お母さんにばれちゃう・・・)
 このまま階下に降り、キッチンのテーブルに着けば、母に気づかれてしまう
だろう。困惑を深めた絵里名は、足音を忍ばせて部屋を出、なぎさの部屋の前
に立った。
「お姉ちゃん、起きてる?」
 控えめにノックし、小声で呼びかける。だが、返事は無く、不安げにドアを
見つめた絵里名は、再び手を上げ、姉を呼んだ。
「お姉ちゃん、なぎさお姉ちゃん」
「おはよう、絵里名」
 ドアが細く開かれ、なぎさが顔を覗かせた。どうやら、既に起きていたらし
く、寝起きに見せる不機嫌さがない。安堵を浮かべた絵里名は姉を見上げ、恥
ずかしそうに事情を訴えた。
「ふふ、ほんとだ。少しおしっこ臭いね」
「どうしよう・・・、どうしたらいいの?」
「大丈夫。さ、中に入って」
 泣き出しそうな妹に優しく微笑み、なぎさは絵里名を部屋に導いた。中に入
った絵里名は、床に横たわる女性の姿に足を止め、背後の姉を振り返る。パジ
ャマの上だけを着込み、足を広げて寝転んでいるのは、他の誰でもなく、絵里
名のもう一人の姉だった。丸出しになっている下半身の下には、黄色く汚れた
紙おむつが広げられ、部屋の中に臭いを撒き散らしている。まさか、こんな格
好をしているところに絵里名が入ってくるとは思っていなかったのだろう。冬
乃の顔に驚愕と困惑が浮かび、目が落ち着きなく泳いでいる。
「ちょうど途中で呼ばれたから」
 問いかける妹に笑いながら答え、なぎさは床に横たわる、冬乃の足元にしゃ
がみこんだ。途中で放って置かれていながら、足を閉ざさず待っていた冬乃に
皮肉な視線を投げつけ、お尻の下の紙おむつに手をかける。
「絵里名、そこのおむつ取って」
「こ、これ?」
「うん、そう。あ、せっかくだから、絵里名がやってみる?」
「え、私が?」
「そうね、そうしよう。その方が、冬乃も立場が判るでしょ」
 まだ幼い妹におむつを換えられる。それほどに弱い立場なのだと思い知らせ
るつもりなのだろう。なぎさは汚れたおむつを持って脇に避け、逡巡している
絵里名を手招いた。
「冬乃、ちゃんとお願いしなさいね」
「え、絵里名・・・お姉ちゃんに・・・おむつをあてて」
「・・・・・」
「お願い、絵里名」
「判った、あててあげる」
 妹に惨めなお願いをさせられていながら、冬乃はそれを悦んでいる。大きく
広げられた脚の付け根に、それを示す雫が垂れていた。痛ましげに冬乃を見て
いた絵里名の眼に、蔑みと嫌悪とが僅かに混ざり、声の温度が下がる。それま
での躊躇いが嘘だったかのようにテキパキとおむつを広げた絵里名は、昨日自
分がされたように、それを冬乃に見せつけ、お尻の前に広げて敷いた。
「お尻を上げて」
「ん・・・」
 絵里名の言葉に従い、冬乃がお尻を浮かした。腰を突き出し、性器を見せつ
けるような格好になっているが、それすら愉しんでいるらしい。冬乃は息を乱
して妹を覗い、じっと許しを待っている。


「いいよ、降ろして」
「はあ・・・」
 不自然な体勢から解放され、冬乃がほっと息をついた。絵里名はその間にオ
ムツの股を通し、左右を持ち上げてテープで止める。実の姉におむつをあて終
えた絵里名は、軽く唇を噛んで冬乃を睨みつけた。それを、自分への命令だと
思ったのだろうか。冬乃が体を起こし、その場で正座して頭を上げた。
「おむつをあててくれて、ありがとうございます」
「お礼なんかいいよ! 早く出てってよ!」
 目の前の女が、自分の姉を冒涜しているような錯覚を覚えた絵里名は、思わ
ず怒鳴りつけていた。驚きを浮かべた冬乃だったが、すぐにその命令に従い、
部屋を飛び出して行く。小走りに逃げ去るおむつのお尻を見送った絵里名は、
そのみっともなさに涙を滲ませ、自分が見たことを否定するうに首を振った。
「苛ついてるねぇ、おむつが気持ち悪いせいかな?」
「それは・・・関係ないよ」
「そお? ま、何にしても、絵里名もおむつを換えないとね」
 『も』の部分に力を込め、なぎさが絵里名用のおむつを取り出した。姉が言
おうとしている意味を掴み、絵里名が顔を赤くする。さっき冬乃が横たわって
いた場所に尻を付き、同じように背中を床に預けた。足だけは自分から開く事
が出来ず、立てたままの膝を閉じ合わせ、不安に細かく震えている。
「いくらおむつをあてたからって、オネショしちゃだめだよ」
「ごめんなさい」
 あんな時間におむつをあてて、勝手に外すなと命令すれば、こうなるのは判
りきっていただろう。しかし絵里名はそれを口にせず、素直に詫びを口にした。
今はとにかく、この臭いおむつを外してもらわなければならない。
「まったく、絵里名も冬乃と一緒だね。おしっこも我慢できないなんて」
「そんなことないよ! 私はおしっこ我慢できるよ!」
「あら、そお?」
 両手でパジャマの下を下ろしながら、さも意外そうに問い返す。冬乃と一緒
にはされたくない絵里名は、吃と姉を見上げ、大きく頷いて見せる。
「だったら、帰ってくるまでおしっこ我慢しなさい。帰ってきて、おむつが汚
れてなかったら、その言葉を信じてあげる」
「わ、判った」
 登校日であり、それほど長い時間学校にいないとはいえ、それは条件的にか
なり苦しいものだろう。それを知りながらも絵里名は頷き、決意を表情に載せた。
「じゃあ、おしっこしてきなさい。おむつはそれからにしてあげる」
 おむつを開き、そこに出された量が予想よりも少ない事に気づいたなぎさが、
小さなお尻を手で軽く叩いた。その言葉に、絵里名は急いで立ちあがり、股間
を手で押さえながら部屋を出て行った。二階のトイレに飛び込み、用を済まし
て戻ってくる。
「服を全部脱ぎなさい」
 部屋に戻った絵里名を待っていたのは、細長いスプレー缶を手にしたなぎさ
だった。言われるままに全裸になり、手で股間を隠しながら立った妹に、なぎ
さはスプレーを拭きつけて回る。
「臭いはこれで大丈夫」
 微香性の制汗スプレーで臭いを押さえたなぎさは、新しいシャツを用意して
絵里名に手渡した。少女がそれに袖を通し、全裸の上にシャツだけの格好にな
ると、裾から覗くスリットを目を細めて見ながら、手振りで床に座るよう命じる。
「あれー? 絵里名も見られて感じるタイプなのかな?」
「ち、ちがうよ。私、そんな」
「そおぉ? なんか、濡れてるみたいだけど」
「お、おしっこだよ。慌ててたから、ちゃんと拭いてなくて」
 そっちのほうが恥ずかしいような気もするが、そんなことを言っては居れな
いのだろう。なぎさは妹の必死の弁解に笑いを押さえながら、手早くおむつを
股間に通し、テープを止めた。
「それじゃ、帰ってきたら呼んでね」
 どうやら、もう一寝入りするつもりらしい。なぎさはのそのそとベッドに入
り込んでしまう。
「行ってきます」
 いつもの元気がない声で挨拶をした絵里名は、床に残されたパジャマを拾い
上げ、自分の部屋へと戻って行った。



「すいませーん」
「ん?」
 昼近く、アイスを咥えながら雑誌に目を落としていたなぎさは、玄関から聞
こえる声に顔を上げた。面倒そうに立ちあがり、アイスを手にしたまま玄関に
向かう。
「あ、こんにちは」
「あら、美琴ちゃんじゃない。どうしたの?」
 玄関に立っていたのは、なぎさにとっても面識のある、絵里名の友達だった。
まだ二次性徴を迎えていないせいか、中性っぽい印象を受ける少女で、髪を短
く切っているのとあいまって、最初は男の子と間違えてしまった記憶がある。
 そんな外見から、がさつなイメージを持ってしまうが、中身はいまどきの子
供にしてはちゃんとしており、友人の姉に対して、ちゃんと丁寧語を使ってく
る。その礼儀正しさが、なぎさにとっては心地よかった。
 その美琴が、整った顔に心配そうな表情を浮かべて立っている。どうしたと
聞くまでもありはしない。不安を浮かべた少女の傍らには、苦しそうに息を乱
した絵里名が、支えられて立っている。苦しんでいる友人を一人で帰すことが
出来ず、送ってきてくれたのだろう。
「絵里名、具合悪いの?」
「途中から、なんか調子が悪そうだったんです」
 絵里名の不調の原因は判っている。ここで美琴を帰し、トイレに行かせてや
れば、それで解決するだろう。だが、それでは面白くない。なぎさは絵里名を
心配そうに庇う美琴の姿に、何かを企んだらしい表情を覗かせた。
「とりあえず、部屋に運びましょう。美琴ちゃん、手伝って」
 なぎさは美琴の反対側に廻り、絵里名の腕を支えた。泣きそうな顔での無言
の訴えを無視して階段を上がり、絵里名の部屋のドアを開くと、ベッドの上に
小さな体を横たえる。苦しげに息を乱し、額に汗を滲ませている絵里名を、美
琴は何も出来ない自分に苛立ちながら、オロオロと見つめた。
「美琴ちゃん。悪いけど、台所で水を汲んできてくれない?」
「は、はい、判りました」
 なぎさの言葉に、美琴は飛ぶように部屋を出て行った。他人の家と言う事も
あり、走りはしなかったが、階段を降りる足音はかなり早い。
「ちゃんと我慢したみたいね」
「お姉ちゃん・・・お願い、おトイレに連れてって」
 今、自分で起き上がろうとすれば、それだけで漏れてしまうだろう。絵里名
は自分の限界を悟り、助けを求めたが、なぎさはそれを聞き流し、却ってお腹
の上に手を乗せてきた。
「絵里名は我慢できる子だって認めてあげる。だから、もう我慢しなくていい
よ」
「そんな・・・嫌だよ、そんなの」
「早くした方が良いと思うけどなぁ。ほら、美琴ちゃん戻ってきちゃった」
「あぁ・・・」
 階段を上がる足音に、絵里名が顔色をいっそう青くする。ドアノブが鳴り、
扉が開きかけた瞬間、絵里名の意識がそちらに向いたのを見たなぎさは、お腹
の上に乗せていた手に力を込めた。


「ひっ・・・あぁ・・」
 姉の仕打ちに詰問の目を向ける間もなく、美琴の姿が部屋に現れた。絵里名
は必死に声を押さえ、自分が今、おしっこを漏らしているのだと悟られないよ
う、努めて平静を装う。
「絵里名、ほら、お水」
「あ、ありがとう」
「飲ませてあげる。ほら、体を起こして」
「あ、あぅう」
 おしっこをしている最中に体を動かされ、絵里名が思わず声を上げた。それ
を苦しんでいるせいだと思い込んだらしい美琴は、気遣わしげに眉を曇らせ、
背中に腕を回してゆっくりと体を起こさせる。
「大丈夫? 飲める?」
 コップを口元に運び、様子を見ながら傾ける。そのかいがいしい姿に、なぎ
さが声を殺して笑い、不意に美琴に問い掛けた。
「美琴ちゃんってさぁ・・・」
「はい?」
「絵里名が好きなの?」
「え!?」
 突然付きつけられた、しかも核心を突いた問いに、美琴が硬直する。コップ
の水が激しく波打ち、あふれ出た水が絵里名の胸を濡らした。美琴は慌ててコ
ップを戻し、タオルを探して辺りを見渡す。
「あはははは! 慌てちゃって、かわいいんだぁ」
「へ、変な冗談は止めてください!」
「そうだよ。美琴ちゃん、女の子なんだよ」
 美琴の抗議を、絵里名が後押しした。二組の視線を付きつけられながらも、
なぎさは平然とすましている。
「あら、そんなの関係ないでしょ」
 言いながら、美琴の背後に回り、片腕でその体を抱き寄せる。
「女の子同士だって、好きになる事はあるよ。私と晶なんか、そうだし」
「え、そうなんですか・・・?」
「そうだよ。キスなんか当たり前にしてるし、もっとエッチなことだってして
るんだから」
 それがどんな行為なのかを示唆するように、細い指が少女の胸に触れた。ま
だ膨らみを持たない胸の、形だけ付いているような乳首を探し、指先で転がす。
迷いに満ちた瞳がなぎさを振り返り、ついで絵里名を覗った。喉から唾を飲み
下す音が聞こえ、この小柄な少女の気持ちを伝えてくる。
「正直に言ってごらん。そうしたら、絵里名の秘密を教えてあげるから」
「秘密?」
「そう。美琴ちゃんにも言えないでいる、絵里名のとっての恥ずかしい秘密」
「お姉ちゃんっ!」
 それが何を指しているのか、心当たりのある絵里名は、これ以上言わないで
欲しいと、哀訴の叫びを上げた。その響きに、より一層好奇心を刺激されたの
だろう。美琴の眼が真っ直ぐ絵里名を見つめ、口がゆっくりと開かれた。
「好き・・・」
「美琴ちゃん・・・」
「絵里名のこと、好きだよ。ずっと、ずっと前から好きだった」
「そう、やっぱりねぇ」
 美琴の態度に、それとなく感じてはいた。予想通りの返事になぎさは悠然と
微笑み、警戒して体を固くした絵里名のスカートに手を伸ばした。

メンバーのみ編集できます