エロパロ板「おむつ的妄想」スレッドに投下された作品のまとめwikiです。

『お腹がぱんぱん。妊婦さんみたいだよ』
『く、苦しい……』
 不自然に膨らんだお腹を撫でられ、佐奈が苦しさを訴えた。麻奈
は張り詰めたお腹を嬉しそうに撫でまわしながら、カメラに眼を向
ける。
『いっぱい空気を入れたもんね。破裂しちゃいそうだよ』
『ふぐっ! お、押さないでっ!』
『苦しそうだねぇ』
『も、もう……許して……』
『そうだねえ……』
 顎に指先をあてた麻奈が唇を尖らせた。しばし考え込んだ後、意
地の悪い笑顔をカメラに向け、佐奈へと眼を落とす。
『カメラに挨拶しなさい。あなたの大事なお友達に見せてあげるか
ら』
『か、香津美……ちゃん?』
『そう、浅井さん』
『駄目っ! 香津美ちゃんには見せないでっ!』
『あら、だめよぉ。ほら、ちゃんとカメラの方を見て』
 伏せようとする顔を、無理矢理カメラに向けさせる。佐奈は激し
く首を振って抵抗するが、麻奈は容赦なく髪をつかみ、頭を押さえ
た。
『笑って挨拶しなさいね。ちゃんとできないと、もう一本入れちゃ
うよ』
『ひっ!』
 これ以上の注入は、耐えられそうにない。佐奈は歯鳴りの音を耳
に聞きながら、引きつった笑顔を浮かべた。瞳に絶望をよぎらせ、
涙を零しながらも、明るい声を作る。
『か、香津美ちゃん! 佐奈、今から、おならをします。恥ずかし
いけど、ちゃんと見てください』
 震える声が、佐奈の心のうちを現していた。今にも崩れ落ちそう
な体を何とか支える女性の傍らで、麻奈が明るく笑っている。


『それじゃ、そこに転がって。足を抱えて、お尻を向けてね』
 腕を開放してもらった佐奈は、言われるままに仰向けに転がった。
苦しみに呻きながら、抱えた足を蟹股に大きく開き、おむつに包ま
れた股間をカメラに捧げる。
『それじゃ、していいよ』
『ひぐっ! いっ、いやあっ!』
 甲高い悲鳴が上がり、それに負けない盛大な濁音が響いた。画面
いっぱいに広がったおむつの奥から、下品な音が撒き散らされる。
わずかに動いた画面の上に、恥ずかしさに顔を染めた佐奈が映った。
傍らからは、麻奈のけたたましい笑い声が響いている。
『さーて、中はどうなってるかなぁ?』
 楽しげな声が上がり、カメラが横たわる佐奈の全身を映した。邪
魔にならないように横に座った麻奈がおむつに手を伸ばし、カバー
を開く。閉じ込められていた布おむつは、まだ暖かいおしっこに濡
れ、重くなっていた。
『あはははっ、おしっこまで漏らしちゃったんだ』
 明るい笑い声に、佐奈が顔を背ける。それでも、足を抱えたまま
でいるのは、麻奈の躾の賜物だろうか。
『中はどうかなぁ?』
『うぅ……』
 麻奈に見られることよりも、香津美に見られることが恥ずかしい
のだろう。佐奈の顔が苦悶に歪む中、細い指が布おむつを摘んだ。
ゆっくりと左右に開き、股間を通る布だけで、そこを隠した状態の
まましばらく放置する。カメラはその姿を様々に映し、記録を残し
ていった。
『さて、そろそろ……。あははっ、けっこう出てるね』
 麻奈の指が最後の布を捲り上げると、その内側には茶色い汚れが
こびりついていた。漏らしたというよりも、撒き散らしたといった
状況で、少量の下痢便が、広く布を汚している。
『こんなになってたよ。ほら、臭いを嗅いでごらん』
 一番内側の一枚をつまみ上げた麻奈が、それを佐奈の顔に押し付
けようとした。顔を歪めながらも、逃げようとしない佐奈の上に、
その布が載せられようとする。


「け、消してっ!」
それ以上を見るのに耐えられなかったのだろう。香津美が叫び、
顔を背けた。千夏は肩を竦めてリモコンを拾い、再生を止める。
「よく判ったでしょう、先輩。みんな、他人に知られないところで
は、すごいことをしてるんですよ」
「ひどい……。あんなこと、させるなんて……」
「させてるんじゃありません。佐奈さんは、ああいうのが好きなん
ですよ。ああやって虐めて欲しいって、自分からお願いしたんです
から」
「そ、そんなわけが……」
「あるんだよねえ」
 誰もいないはずの室内に、第三者の声を聞き、香津美が慌てて振
り返った。そこには、ついさっきまでテレビの中にいた女性が、に
こやかに立っている。屈託を感じさせない笑顔に、言い知れない威
圧感を受け、香津美が両手で体を庇った。
「香津美さんがおむつで遊んでるって教えてあげたら、同じように
虐めて欲しいってお願いされたの。私だって、どっちかっていえば、
虐めてもらうほうが好きなのに、仕方ないから相手をしてあげたん
だよ」
「麻奈さんはどっちも楽しむからいいじゃないですか」
「ちーちゃんだってそうでしょお?」
 肯定の笑みを浮かべている従姉妹に頷いた麻奈は、警戒心に満ち
た視線をまっすぐ受けとめ、小首を傾げた。
「信じられないかなあ?」
「そんなの……、あたりまえです」
「でも、本当なんだよ。あの子がレズだっていうもの、マゾだって
いうのも。ねえ、佐奈」
「……はい」
 振り返った扉が開き、全裸の佐奈が姿を見せた。DVDに映って
いたおむつカバーを手に持ち、剃り上げられた割れ目を見せ付けな
がら、悄然と立ち尽くしている。


「さ、佐奈?」
「ごめんね、香津美ちゃん」
 おむつカバーを持ったままの佐奈が、ゆっくりと部屋の真ん中へ
と進み出た。おむつを床に置き、躊躇いながら香津美に向き直る。
「私、本当は変態なの。女の子が好きだし、恥ずかしい事も好きな
の。恥ずかしい姿……、女の子に見られるのが気持ち良いの」
「佐奈、やめてよ……」
「ずっと、香津美ちゃんが好きだったの。香津美ちゃんとエッチし
たいって、高校のころから思ってた。いつも、自分でする時は、香
津美ちゃんを思ってしてたんだよ」
「ふふっ、佐奈って、意外とけなげなんだよ。あたしとするように
なっても、初めては香津美ちゃんがいいって、こういうのを使わせ
てくれなかったんだから」
 楽しそうに両頭のバイブを振りまわす。佐奈は隠していた秘密を
暴露され、顔を赤らめて俯いている。
「へえ、何でも知ってますっていう顔してるのに、佐奈先輩って処
女だったんですか」
「う、うん……」
「確かにけなげですねえ。叶う事なんて無い思いを抱いて、純潔を
守りつづけてるなんて」
 言葉だけは感心しているが、実のところ嘲っているのは明らかだ
った。佐奈が悔しさに唇を噛み拳を握り締める。その姿を見つめる
香津美の瞳が潤み、申し訳なさそうに長年の友人を見上げた。
「ごめんね、佐奈」
「いいの……。迷惑だって判ってたから。言っちゃいけないことだ
って、判ってたから」
 柔らかな拒絶を受けて、佐奈は無理な笑顔を浮かべた。香津美は
足を踏み出し、小柄な友人を胸に抱きしめる。
「ちがうの……。ずっと一緒にいたのに、気づいてあげられなかっ
たから」
「香津美……ちゃん?」
「私だって、佐奈は大好きだよ。佐奈とだったら、その……いいか
なって、思う」
「い、いいの? 佐奈、変態だよ? 女の子が好きで、恥ずかしい
ところ見られると気持ちよくて……」
「見てあげる。佐奈の恥ずかしい姿は、全部」


「あははっ、良かったじゃない、佐奈」
 気持ちを通じ合わせた二人の間に、明るい笑い声が割り込んだ。
いつのまにか千夏と並んだ麻奈が、手にした双頭バイブで、床のお
むつを指し示している。
「浅井さんがそう言ってくれてるんだから、さっそく見てもらえ
ば?」
「は、はい……」
 答えながら上目で香津美を伺う。香津美が優しく頷くと、佐奈は
はにかみながらおむつに尻を乗せた。
「見ててね、香津美ちゃん。佐奈、おむつにおしっこするから」
「うん……」
 おむつを履きはせず、布を股間に押し当てた佐奈は、その布を
両手でしっかりと押さえた。息を乱しながら香津美を伺い、甘えた
笑みを浮かべる。
「はぅうう、出てるよぅ。香津美ちゃん、見てる? 佐奈、香津美
ちゃんの前でおしっこしてるよ!」
「うん、全部見えてる。おむつがどんどん黄色くなっていくのが、
全部見えるよ」
「やっ、やああっ! 恥ずかしいよおっ!」
 好きなくせに、耐えられないのだろう。佐奈は片手で顔を多い、
左右に振っている。その間も、毛の無い割れ目から出たおしっこが、
おむつの布を黄色く染めている。
「ああ……、しちゃった……。香津美ちゃんの前で……おしっこ…
…」
「……いっぱいでたね」
 後悔の滲んだ呟き声を零している親友に、香津美はやさしくささ
やいた。おしっこに塗れた布を広げ、つるつるの割れ目に目を落と
す。佐奈の体がびくりと震え、おずおずと上げられた顔が、優しい
表情の香津美を見た。
 おしっこの臭いをさせる股間に、香津美の顔が寄せられた。ため
らいを見せずに舌を伸ばし、おしっこに汚れている場所を舐める。
幸福に震える佐奈が涙を滲ませ、荒い息を吐き出した。
「綺麗になったよ、佐奈」
「香津美ちゃぁん」
 甘えた声で差し出された両手を受け入れ、小柄な体を抱きしめる。
どちらともなく重ねられた唇を無心に吸い合い、二人は自然に舌を
絡めた。


「……」
 そんな二人の姿に苦笑を浮かべた千夏は、麻奈と視線を交わすと、
そっと部屋を出て行った。気づかれないようにドアを閉め、従姉妹
と共にリビングに移る。
「なんか、なるようになっちゃったねえ」
「まあ、いいんじゃないですか」
 もともと、色々と画策したのは、香津美に異常な世界を受け入れ
させる為だった。いっしょにおむつを楽しんで、どうせなら、もっ
と気持ちいいことをしたいと思っていただけだった。最後の思いき
りをつけられない香津美の為に、佐奈までも巻き込んで、追い詰め
もした。佐奈の方に、あんな趣味があったのは予想外だったが、そ
れもまた、これからの楽しみに繋がるだろう。
「浅井先輩も、佐奈さんも、もう私達の仲間ですよ。楽しくなると
思いませんか?」
「そうだねえ。佐奈もおむつが似合うしねえ」
「ふふっ、みんなで楽しめますね」
 コレクションの中から、二人に似合うおむつカバーを用意してあ
げよう。おむつをあてた佐奈と香津美が、はにかみながらもじゃれ
あっている姿を想像し、千夏は穏やかに目を細めた。

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