エロパロ板「おむつ的妄想」スレッドに投下された作品のまとめwikiです。

まだ明け方の5時過ぎだが、お尻の違和感に目が覚めてしまった。
私は早乙女悠子。
二十歳の女子大生。
「昨日飲み会で飲みすぎちゃったのかなあ・・・。でもここのところ毎日だし・・・。」
そう。
彼女には秘密があった。
夜尿症、いわゆるおねしょである。
現在は一人暮らしのため家族にばれることはないのだが、やはり恥ずかしいことには変わりはない。
「シャワー浴びないと・・やっぱり汚いよね」
そう呟くと下半身のそれを外した。
それは年頃の女性の可愛らしいショーツではなく介護用の紙オムツだった。
昨日のお酒のせいだろうか?今日はかなり沢山やってしまった。
彼女の夜尿症は大学に入学し一人暮らしを始めてから悪化した。
実家の頃は家族の目もあり、また恥ずかしかったが泌尿器科の診察も受けていたので症状はそこまで酷くは無かった。
しかし、一人暮らしを始めもともと恥ずかしかった病院の通院などすっかりご無沙汰になってしまい、ここ何ヶ月はおねしょが続いている。
毎日布団を濡らす訳にはいかないので、紙オムツを通販で買い始めすっかり泥沼にはまってしまった感がある。
店頭で買うのは流石に恥ずかしいので大変助かる。
良い世の中になってものだ。
「ん・・・っと。」
ずっしり重くなったオムツをビニール袋に入れ、悠子はシャワーを浴びるためにお風呂場へ向かうのだった。

真冬の早朝は寒い。
暖かいシャワーで意識が覚醒していくのを感じる。
おねしょで濡れてしまった陰部を丁寧にシャワーで洗い流す。
(あっ出る)
陰部から勢い良くおしっこが出てしまう。
シャワーを浴びている最中におしっこをしてしまうのは子供の頃からの癖だった。
もう習慣になってしまっているので特に気にしたことはない。
あれだけのおねしょの後にまだおしっこが残っているのはいつも不思議に思うが。
シャワーを終え、早目の朝ご飯を食べ今日も大学へ向かうのだった。

悠子にとって大学はとても楽しい場所だ。
中学や高校と違いクラスというものはない。
正確にはあるのだが、必修の講義を除き講義の履修は皆バラバラのため、殆ど形だけである。
講義の合間に友達と喋ったり、時には講義をサボって遊びに行くことも・・・。
「悠子、あのさ」
いつものように真紀が明るく話しかける。
真紀はそんな楽しい時間を共に過ごす悠子にとって大事な友達の一人だ。
「どうしたの?また飲み会のお誘い?」
「違う違う。あのさ、今夜家に泊まりに来ない?」
またその話。
前にも誘われたが私には出来ない相談だ。
「ごめん、今日バイトだから・・・。ほんとごめんね!」
「え〜またあ?う〜ん・・・仕方ないか」
本当はバイトなど無いのだが仕方ない。
毎晩おねしょでオムツが手放せないなど口が裂けても言えない。
「家に来てくれたら手料理ご馳走しちゃうのに♪」
「ごめんね〜また誘って」
「しょうがないなあ。今度は絶対だよ。」
真紀の笑顔が眩しい。申し訳ない気分でいっぱいになる。
でも恥ずかしい秘密が知られるのはもっと悲しいことに違いない。
「はあ・・・なんだかなあ。」
大学からの帰り道の途中ため息が出てしまう。
(おねしょさえ治ったら真紀と旅行行ったりいろいろ出来るのに・・・)
冬の木枯らしが今日はいつもより冷たく感じた。

それは突然だった。
大学から二駅離れたいつもの駅で降り、アパートへ向かう時。
強い尿意を感じた。
アパートまではあと500メートルほどだろうか。
歩けば10分足らずの距離。
(何で急に・・・さっき飲んだコーヒーが原因なのかな?)
いつものように買い物をして帰るつもりだったが、今日は真っ直ぐアパートへ向かうのが良さそうだ。
(えっ・・嫌)
シュッ。
ちょっと気を抜いた途端、少し漏れてしまった。
(どうしようどうしよう)
一目散にトイレに行かなくては間に合いそうにない感じ。
こんなに強い尿意は今まで感じたことがない。
少し歩いては立ち止まり、また歩く。
その間も少しずつショーツに暖かいものが広がるのがわかる。
やっとの思いでアパートのドアを開けた瞬間。
「あっ嫌っ」
シューッ。
暖かい感触が下半身にこれまでとは違う感覚で広がる・・・。
もう止められなかった。
股から黒い染みが広がりお尻のほうに広がっていく。
(お願い、止まって!)
手で股間を強く押さえ、足をクロスさせてなんとかお漏らしを止めようとする。
しかし悠子の意思に逆らうように玄関には大きな水溜りが・・・
「何で?嘘・・・」
尿意を感じてから10分くらいしか経っていないのにお漏らし。
力なく座り込むしか出来なかった。

(たった10分ちょっとなのにおしっこが我慢できないなんて・・・)
呆然。なんかふわふわした気持ち。
(もしかしてこれは夢で目が覚めたらおねしょしてるんじゃ?)
一瞬そんなふうに考えたが流石にごまかしようがない現実だった。
「どうしちゃったんだろ、私」
まさかおねしょだけでなく昼間のお漏らしまでしてしまうなんて。
正直泣きたい気分だったが、泣いても仕方ない。
お漏らしを人に見られなくて良かった。
そう思うしかない。
びっしょり濡れてしまったショーツとパンツを脱ぎ、洗濯かごに放りこむ。
惨めな気分だったが、新しいショーツを履きテレビを見ながらくつろいでいるとお漏らしのショックは幾分軽くなった。
(あんまり気にしてもしょうがないよね)
これからはこまめにトイレに行くようにしよう。
そう思った。
夕食を取り、ベッドで本を読んでいた時また強い尿意。
いきなり我慢できないような強烈な感覚に悠子は襲われた。
「ト、トイレ行かなきゃ!」
慌ててトイレに行くもドアの前でまたしても水門が決壊する。
「何で・・・何で我慢できないの・・・」
手で押さえても全ておしっこが出きってしまった。
今度は尿意を感じてからすぐ漏らしてしまった。
赤ちゃんじゃあるまいし、こんなことでは生活もままならない。
「体調・・・悪いのかな」
でも夕食もちゃんと食べれたし気分も悪くはない。
なんでおしっこだけ?
今日2度目のお漏らし。流石におかしい。
どうしよう。どうしよう。
本に夢中で尿意に気付かなかった?
ありえるかもしれないがでも漏らしちゃうなんて。
ありえない。ありえない。
本当に夢じゃないんだろうか?
ほっぺたをつねってみる。
「・・・夢じゃないよ。私またお漏らししちゃったんだ・・・。」

翌日の朝。
またいつものように紙オムツは黄色く変色していた。
「う〜ん・・・」
大きく伸びをしてオムツを確認。
「やっぱおねしょもしちゃうか。」
少しずつ昨日の記憶が蘇ってくる。
「2回も・・・お漏らししちゃったんだ。」
認めたくない。
トイレの前まで来て間に合わなかった・・・。
あの後落ち込んでお風呂に入ってすぐに寝てしまったのだった。
「オムツ外さなきゃ・・・。」
オムツのテープを外そうとした時またあの尿意。
「トイレ行かなきゃ!また漏らしちゃう!」
しかしオムツをしていることを思い出す。
おねしょで濡れているとはいえ、まだ1回くらいなら十分に吸収できるはず。
そんなことを考えていると。
「んっ・・・出ちゃ・・・う」
オムツの中がだんだんと暖かくなり、次第に重くなる。
おねしょでオムツを濡らすのは毎晩とはいえ、意識してオムツにお漏らしするのは初めて。
陰部から暖かい水流がお尻まで回りなんとも言えないふわふわして安心する感覚。
昨日してしまったお漏らしとは全く別物だった。
「あったかい・・・」
悠子はうっとりと目を閉じてオムツの中にお漏らしをしていた。
この感覚はなんだろう。
安心感?開放感?
粗相をしてもきちんと受け止めてくれる。赤ちゃんみたいに我慢しなくていいんだ。
不思議な気持ちよさが悠子を包んでいた。
「全部・・・しちゃった」
今、また我慢できなかった。
尿意を感じてから1〜2分くらいだろうか。
昨日から3回連続でお漏らし。
おねしょを含めれば4回。
「オムツ・・・昼間もしとこうかな」
認めたくはないが、私は今おしっこが殆ど我慢できない。
大学の講義や、電車の中でおしっこしたくなったら終わり。
大学を休むことも考えたが今日は大事な講義があるので欠席は許されない。
ナプキンをショーツに入れることも考えたが、とても持ちそうにない。
普段なかなか履かないフレアスカートを箪笥の奥から引っ張り出し、オムツの上に履く。
鏡で確認してみたがこれならまず怪しまれないだろう。
「あと、替えのオムツも持っていかなきゃ。」
テープタイプの紙オムツをバッグの中に押し込む。
これで完璧。
(まさか昼間もオムツなんてね。早く治るといいけど)
(でも朝おねしょのあとオムツにお漏らししちゃったとき・・・気持ちよかったな)

(オムツにお漏らしして気持ちいいなんて・・・)
自分の感情がわからない。
朝食のパンを食べながらいろいろ考える。
でもあの感覚。何もかも忘れて安心するあの感覚。
(やっぱり気持ちよかったのかも)
「でも、治さなきゃね・・・」
流石に四六時中オムツでは赤ちゃんと変わらない。
彼氏だって絶対出来ない。
真紀にも嫌われてしまうに決まってる。
そう思うとやっぱり下半身に当てられた紙オムツが邪魔に感じる。
「でも・・・今はしょうがないよ」
(もしお漏らししちゃってもオムツがあれば平気だもん)
自分に言い聞かせ家を出る。
最寄り駅に着き電車に乗り大学に向かう。
周りの人の視線が気になって仕方がない。
(オムツ、バレてないよね?)
何回も鏡を見て確認した。
まずオムツをしているなんてバレないはず。
でも周りの視線が気になるのは当然かもしれなかった。
今までオムツをしての外出などしたことがないのだから。
(お尻膨らんでないかな?不自然じゃないかな?)
意味もなく立ち止まったり周りを見たり。

今日は電車は空いていた。
土曜日なので会社勤めのサラリーマンがいないのだ。
土曜日に講義がない学部もあるのだが、悠子の学部には土曜日に必修科目の講義が組まれていた。
しかも一限である。
「なんでこんな時間に必修入れるかなあ」
つい愚痴ってしまう。
大学までたった二駅だが、すいていたので座席に腰を下ろす。
電車が走り出してすぐ、おしっこの感覚。
(我慢しなきゃ・・・我慢しなきゃ)
オムツを当てているとは言っても出来ることなら我慢してトイレに行きたい。
降りる駅のトイレに駆け込むつもりだった。
「あっ」
しかし、座席に座ったまま、オムツの中が暖かくなっていく。
必死に寝ているふりをする。
座った状態のため股間が圧迫され、よりオムツの中に広がっていくおしっこの暖かさがわかる。
電車の中でお漏らししてしまった。
恥ずかしさと不思議な気持ちよさで体がおかしくなりそう。
(全部・・・漏れちゃった)
でも、座席も濡れてない。水溜りもない。
周りの人はたった今お漏らししてしまった女性が車内にいることなど知るよしもないだろう。
(オムツ、してて良かったあ)
(まだオムツ替えなくて大丈夫だよね。おねしょの後お漏らししちゃっても大丈夫だったもん)
心の中で呟き、電車を降りた。
「あれ?悠子今日はスカートなの?珍しい〜」
「うん。ちょっと気分変えようと思ってさ」
「似合う似合う女っぽく見えるよお」
「それはいつもは女っぽくないってこと?」
教室で真紀一緒になり、いつも通りの会話。
真紀がスカートの中のオムツに気付いていることはないだろう。
悠子と真紀が講義を受けるのは教室というより講堂である。
必修科目のため、同じ学部の学生が大量に集まるので普通の教室では対応は出来ない。
(この教室の中で紙オムツを使っている人なんて私だけだな)
(この大学全体でもきっと私だけ)
「どうしたの悠子」
「ううん。ちょっと考え事してただけ」
とりあえず不審な行動は避けなければ。
電車の中でのお漏らしでオムツはかなり濡れてしまった。
たぶんあと1回漏らしてしまえばもう役に立たないだろう。
どうも濡れたオムツが気になってしまい講義に集中できない。
(お漏らし・・・まだ大丈夫かな)
いつ尿意がくるかわからないので落ち着かない。
オムツの中もだんだん冷たくなってきた。
90分の講義の時間がいつもより長く感じる。

講義の終わる5分前。
(あっ・・おしっこ)
あと少しで終わるという時に尿意がきてしまった。
(あと5分・・・なんとか我慢しな・・きゃ・)
しかし絶望的だ。
昨日や今朝のお漏らしの経験で、悠子自身も我慢できて1〜2分だとわかる。
そして。
「・・・っ」
シュゥーッ
オムツの中がまた暖かくなる。
もう止められない。
恥ずかしさで消えてしまいたい気持ちと不思議に満たされる快感が入り混じる。
「悠子、大丈夫?体調悪いの」
隣に座っている真紀が小声で声を掛けてくる。
「んっ・・大丈夫」
おしっこが全てオムツにでてしまった後ようやく悠子が応える。
「でも・・・なんか顔も赤いし熱でもあるんじゃない?」
「そうかも・・。今日はこの講義終わったら帰るね」
「そうしな。次の講義は今度ノート見せてあげるから」
熱があるなんて嘘。
いたって健康。
その・・・お漏らし以外。
「うん。ありがとう。また来週ね」
真紀に手を振る。
「また飲み会誘うからね〜♪」
「また行こうね〜」

真紀と別れ、悠子は駅に向かって歩いていた。
今はとにかくオムツを交換したい。
お漏らししてしまった直後は暖かいオムツも真冬の寒さですっかり冷たくなってしまっている。
「やっぱり濡れてるオムツって気持ち悪いなあ・・。しちゃった時はあったかくていいのに・・。」
思わず独り言を漏らす。
赤ちゃんがオムツを替えて欲しくて泣くのもよくわかる。
(う〜ん。どこかトイレはないかな?)
悠子の目の前に大きめの百貨店が見えた。
いつの間にか駅前まで歩いてきてしまったようだ。
(このデパートのトイレでいいか)
デパートのトイレの個室。
スカートを捲くり上げ、オムツのテープを外す。
悠子のおしっこを2回たっぷりと吸収したオムツはずっしりと重く、股からお尻が当たる部分は濃く黄色く変色していた。
「いっぱいやっちゃってる・・。でもオムツのお陰かな♪」
濡れたオムツを丸めてテープで止め、汚物入れに押し込む。
そしてバッグの中から新しい紙オムツを取り出し、ゆっくりとテープを止める。
(ん・・・。やっぱり新しいのはふかふかで気持ちいい。またお漏らししちゃっても守ってね)
そんなことを考える。
(しばらくは昼間もオムツのお世話になっちゃうかな。)
でも不思議な快感。
オムツにお漏らしするたびに感じる。
悠子のオムツに対する気持ちは少しずつ変わり始めていた。


翌日の日曜日。
いつものように悠子はおねしょをしていた。
「う〜ん・・・まだ眠いなあ」
でもシャワー浴びないと。
仕方がなく起きようとする。
しかし今日は日曜日だ。
(今日は寝坊してもいいんだ)
そう思い返すと再び布団の中に入る。
そのとき。
オムツの中でかすかな音が聞こえてきた。
しかしおねしょではない。意識はちゃんとあった。
そう、悠子はわざとお漏らししたのだ。
まだ布団の中で寝ていたいのもある。慌ててトイレに向かっても漏らしてしまうかもしれない。
それに・・・
オムツにお漏らしすることが悠子にとってそれほど嫌ではなくなっていた。
(しちゃった・・・オムツ、あったかい)
布団の中でまどろみながらオムツにお漏らし。
気持ちいい。
昨日は結局一度もトイレを使わなかった。
一度トイレまで頑張って我慢しようと思い実行したが、便座に座りオムツのテープを外している途中で漏らしてしまった。
そんなこともありすっかりオムツに排尿するのが癖になってしまったのだ。
そして何よりもあの感覚。オムツの中がだんだんと暖かくなり不思議に満たされるあの感覚。
それは悠子にとって嫌なものではなかった。
「オムツにお漏らしするのが気持ちいいなんて・・・。私変になっちゃったのかな」
「でもオムツが無いと・・・。治るまでしょうがないよね」
自分に言い聞かせる。
(そろそろ起きようかな)
朝の8時。
ちょっと早い気もするが起きることにする。
「オムツ、替えなきゃ」
新しいオムツを引き出しから出し慣れた手つきで下半身に当てる。
「あれ?もうこれが最後?どうしよ。」
今当てたオムツが最後の一枚だった。
「今日一日オムツ一枚じゃ無理・・・だよね」
殆どトイレまで間に合わないのだから、最低3枚くらいは必要だろう。
いつもは通販で買っているが、今日注文しても届くのは明日になってしまう。
「恥ずかしいけど、お店で買うしかないよね・・・。」
しばらくオムツ生活が続くかもしれない。
尿漏れパッドなどもあったほうが経済的だ。
幸い悠子の家はそこそこ裕福な家庭で、仕送りもそれなりに送ってもらっているのでオムツ代くらいはなんとかなるかもしれないが。
(どうせなら可愛いオムツがいいなあ。でも子供用しかないよね。私でも使えるかな。)
「いらっしゃいませ〜」
商品を棚に並べながらドラッグストアの店員が明るく声を上げる。
悠子は他の商品を見ながらさりげなく介護用紙オムツの棚の前までやってきた。
(いろいろ種類があるんだあ)
いつも使っている銘柄もあった。
他にもいろいろ。
パンツタイプのオムツも沢山ある。
(でもパンツタイプだと心もとないな)
そう思いテープタイプのオムツの見てみることにする。
(うん、これにしよう)
パッケージを見て一番吸収量があるものに決めた。
(あとは・・・パッドも買っていったほうがいいよね。オムツ使う頻度も減るし)
そう思い夜用のパッドも手に取る。
でもやっぱり恥ずかしい。
介護のためのおつかいだと思ってくれるだろうか。
レジで会計をしているときはきっと顔が真っ赤になってしまった。
(私が使うってバレてる?)
まさかとは思うが気になって仕方がない。
でもなんとか買えた。
幸いなことに不透明なビニール袋に入れてくれたので持っているのがオムツだとはわからないはず。
「あっ・・・漏れちゃう」
あと少しでアパートだが、悠子は我慢するのをやめた。
(オムツも買えたし、お漏らししちゃっても平気だもん)
「ん・・・っ」
オムツにおしっこが染みていく。
「うん。濡れてない」
スカートのお尻を触りオムツのありがたさを実感する。
(オムツもパッドも買ったし、真紀が飲み会に誘ってくれたらなんとかなるかも。オムツしてればお漏らしも平気だし。替えのオムツもあればきっと大丈夫だよね)
(真紀の誘い、最近断ってばっかりだし今度は付き合わないと悪いし)
たった今お漏らししてしまったにも関わらず、悠子は晴れやかな顔で歩き出した。
昼間もオムツをする生活を始めてから1週間。
悠子はすっかりオムツに依存していた。
おねしょは毎晩変わらずしていたし、昼間もほとんどオムツに漏らしてしまうのだった。
しかし慣れとは恐ろしいものだ。
すっかりオムツ生活にも慣れ、今では外出時のオムツの交換や処理も問題なく出来る。
ただゴミが増えるのには困った。
ずっしりとおしっこを吸ったオムツは重く、ゴミ置き場に捨てにいくのは結構大変だ。
そんなある日のこと。
「悠子、今日うちに来ない?話したいことあるんだよね〜」
大学の学食でケーキを食べていた夕方。
真紀の突然の誘い。
(う〜ん。お泊りってわけじゃなさそうだし、ちょっと話するくらいならいいかな。最近真紀のお誘い断ってばっかだし。)
「いいよ。でも話ってなに?」
「うちに来るまで内緒。真紀ちゃん特製のディナーをご馳走した後でね♪」
「え〜。意地悪」
「いいじゃん。こう見えても料理得意なんだよ」
(夕食まで食べるとなるとオムツは持つかなあ。さっきお漏らししちゃったし。一応替えのパッドはあるけど・・・)
最近は少しでもオムツの消費を減らすため、尿取りパッドを良く使っている。
持ち歩くのにもかさばらないし、交換も楽だ。
(たぶん大丈夫だよね。)
そう思い真紀の家にお邪魔することにした。
(それにしても・・・話って何だろう?話ならここですればいいのに)

真紀のアパートは大学のすぐ近くにある。
歩いて5分くらいだろうか。
電車に乗って通学している私からすれば羨ましい限りだ。
真紀の部屋は2階にある角部屋で6畳のワンルーム。
悠子の部屋と比べると部屋は狭いが、いろんな可愛いぬいぐるみや小物が置かれていたり、カーテンやカーペットがピンクで統一されとても可愛らしい部屋。
「あんまりじろじろ見ないの。かたづけてないのがバレちゃうじゃない。」
「そんなことないよ。綺麗にしてるな〜って感心してた」
「嘘ばっかりうまいなあ」
沈黙。
突然会話が途切れてしまった。
(私何か悪いこと言ったかなあ)
「ご飯・・・食べてから言おうと思ったんだけど・・・やっぱり今言うね」
真紀が沈黙を破る。
「悠子、見て欲しいものがあるの」
そう言うと真紀は押入れの扉をゆっくりと開けた。
そこには。
見慣れたものがあった。
(え?まさか・・・あれ)
「笑っちゃうでしょ?私ね・・・まだおねしょ治らないんだ」
真紀の突然の告白。
「でもね・・・悠子だけには知ってもらいたくて・・・。あはは、その、旅行とか一緒に行きたいしね♪」
笑ってごまかしているが真紀の目には涙が浮かび今にも零れ落ちそうになっている。
「情けないよね・・・。こんな私。もし悠子が嫌ならもう・・・」
「・・・うっく・・真紀・・私っ」
悠子の目にも涙が溢れる。
「真紀を嫌いになんてならないよ。絶対。・・・うっく」
「ど、どうしたの悠子。悠子が泣くことなんてない・・・あっ」
悠子は自分のスカートを捲くり上げていた。
「え・・・?オムツ?」
「そうだよ。私なんて昼間だってお漏らししちゃう体なんだよ・・。さっきだって真紀と学食にいた時に・・しちゃったの」
「だから・・ひっく・・真紀が気に病むことなんて何もないんだよ。私も真紀と一緒」
「うわああああん」
真紀が悠子に抱きつく。
悠子の胸の中で号泣する。悠子も真紀をしっかりと抱き寄せながら涙を堪え切れなかった。
「ごめんね・・・ごめんね・・・。気付いてあげれなくて」
真紀の涙声。
「そんなこと気にしないでいいよ。でも・・・こんな私でも真紀は友達でいてくれる?オムツの取れない赤ちゃんみたいな私のこと」
「うん。悠子は大事な友達だもん・・・。悠子のオムツ替えてあげたい」
「ありがとう・・・うっ・・ひっく」
どれくらい二人で抱き合っていたのだろう。
もう外は暗くなり始めていた。
「ん・・・おしっこ・・でちゃう」
「ふふっ。悠子はオムツしてるんだから大丈夫♪」
「でも、今日は替えのオムツ持ってないの」
「大丈夫。大丈夫。私のオムツ使えばいいよ♪」
「いいの?でももう我慢できな・・」
オムツの中にお漏らし。
もう慣れてしまったこととはいえ、やっぱり恥ずかしい。
「大丈夫、大丈夫。しちゃっていいよ」
真紀が優しく頭を撫でてくれる。
「うん・・・。嫌いにならないでね」
下腹部の緊張を解く。
オムツに暖かい感触が広がり、開放感に包まれる。
お漏らしが終わるまで真紀はずっと頭を撫でてくれていた。
「いっぱいしちゃったね。オムツ替えなきゃね」
「うん・・・お願い」
二人の幸せな一日はまだこれからである。

「ふふっ。いっぱいしちゃったね」
悠子のオムツのテープを外して真紀が笑う。
「真紀、恥ずかしいよ。早くオムツ替えて・・・。」
「早くオムツ替えてなんてまるで赤ちゃんみたいでちゅね〜♪」
「もう・・・からかわないでよ」
「ごめんごめん。はいできたよ。新しいオムツ、気持ちいいでしょ?」
「うん。ありがと」
真紀の優しさにまた泣きそうになってしまう。
ずっと隠していかなければと思っていたオムツやお漏らしのことを親友に理解してもらえるなんて。
真紀もオムツを使ってたなんて。
いろんな思いが頭に浮かんでは消える。

「悠子〜そろそろご飯できるよ〜」
「うん。お皿並べとくね」
真紀の作った夕食はなかなかのものだった。
鯖の味噌煮、肉じゃが、お味噌汁にサラダ。
それにホカホカのご飯。
「ごめん。真紀の料理の腕を侮ってた。これなら今すぐにでもお嫁さんになれるんじゃない?」
「えっへん。そう思うのならお残しは許しません」
本当に良い子だ。
真紀と友達になれたのは大学生活で一番の幸運に違いない。
夕食を終え、片付けを手伝っていると。
「悠子、今日泊まってかない?」
「え・・・?うん。でも」
「おねしょのこと?それなら心配ないよ。私のオムツまだまだいっぱいあるし。それに私もしちゃうし」
「でも真紀のオムツばっかり使ってたら悪いよ」
「平気平気。私ね、昔からおねしょ治らないからお母さんがオムツ送ってくれるの。実家に帰るたびに早く治しなさいって怒られるんだけどね、えへへ」
そう言うと押入れの中から大きなダンボール箱を取り出し見せてくれた。
中身は大量の紙オムツ。
これは凄い。おねしょだけなら何ヶ月も持ちそうだ。
「ね?だから心配しないでいいよ」
「じゃあ・・・今日は泊まっていこうかな」
「やったあ!楽しみだな〜。一緒にお風呂はいろ♪」
「え?それはどうしようかなあ」
「え〜意地悪。もうオムツ替えてあげないんだから・・・ぐす」
「はいはい。わかりました。真紀の言う通りにします」
「ふふ。わかればよろしい」

それから二人でお風呂に入り、いつもの他愛の無い会話で盛り上がったりテレビを見たりゲームをしたりして遊んだ。
その間、一度悠子がお漏らししてしまったが、真紀が優しくオムツを替えてくれた。
そし夜も更け。
「じゃあ、私もそろそろオムツの時間かな」
真紀が可愛いショーツを脱ぎオムツを当てる。
「ふふっ。おそろいだね」
「そうだね」
「じゃあ一緒に寝よっか」
「うん・・・今日は本当にありがと」
真紀にあらためてお礼を言う。
「気にしない気にしない。私も悠子に受け入れて貰えて良かった」
おそろいのオムツに下半身を包まれ、二人は幸せな気持ちで眠りに落ちていった。


「真紀〜。遅刻だよ〜」
「ごめ〜ん。準備に手間取っちゃってさ」
あの夜から一ヵ月後。
今日は二人で2泊3日の旅行の日。
「悠子、ちゃんとアレはいっぱい持ってきた?」
「持ってきたよー。この荷物見ればわかるでしょ」
悠子の荷物はまるで海外旅行にでも行くような大きなスーツケースだ。
まあ大半は紙オムツなのだが。
「真紀だって・・・。夜はやっちゃうくせに」
「うふふ。まあね」
悠子の失禁は一時期よりも良くなってきていた。
しかし、まだ完全に治ったわけではなく、1日に1、2回はお漏らししてしまう。
それに悠子自身、オムツにお漏らしするのが癖になってしまい抜け出せないのだ。
時にはわざとお漏らししてあの魅力的な快感を味わうのである。
そして相変わらず二人ともおねしょは治っていない。
そのとき悠子の体が小さく震えた。
「悠子・・・しちゃったでしょ?」
周りにばれないようひそひそ声で真紀が言う。
「えっ?・・・うん。なんでわかったの?」
「もう悠子のことは何でもお見通しなんだよ」
「えへへ。そっか。オムツ濡れちゃった」
「しょうがないなあ〜。旅館に着いたら替えてあげる♪」
再び真紀が耳元で囁く。
「実はね・・・私も今オムツなの」
「えっ。まさか真紀も昼間もなの?」
「ううん。でも今日の旅行高速バスでしょ?私もトイレ近いから念のためにね」
「そっか。お漏らししちゃったりして〜」
「そしたら悠子に替えてもらうも〜ん」
「まかせて。オムツには自信があるからね!」
「それってどうなんだろ・・ふふっ」
「あはは。そうだね。ちょっとおかしいかも」
「あっ、バス来たよ」
向こうから大きめのバスが近づいてくるのが見える。
停車場所には人が集まり、列を作っている。
「私達もいこっ」
「うんっ。今日から3日間、いっぱい楽しもうね」
二人は手を繋ぎながらバスの停車場所に向かって軽やかに駆け出すのだった。

Fin

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