エロパロ板「おむつ的妄想」スレッドに投下された作品のまとめwikiです。

毎朝のことだが。
まったく私の体はどうなっているのか。
20歳にもなって。
いつものように重くなった下半身の紙オムツを見てふと考えてしまう。
郡田真紀はふとため息を吐く。
「当たり前におねしょしてる女子大生って・・」
幼少の頃からずっと治らない夜尿症。
この前もお母さんに呆れられた。
今回のおしっこの夢を見た気がする。
「えっと・・・確かトイレで。う〜ん・・・。」
ダメだ。
思い出せない。
ふと外を見ると雨が降っていた。
まいったなあ。
雨の音を聞いていると何故か尿意を感じてきた。
シュウッ。
シャアアアァァ〜。
真紀はオムツをしているのをいいことにお漏らしをする。
ぽたぽたと吸収できないおしっこがおねしょシーツの上を濡らす。
「ふう・・・。しちゃった。でもこれはやめられないよ」
寝起きが悪い真紀にとって急いでトイレに行かなくて良いのは嬉しい。
オムツに甘えるのはしょうがないよ。うん。
無理やりに納得するのもいつものこと。
「ん・・・っと」
もうすっかり慣れた感じでオムツを外す。
たっぷりと大きく染みを作りずっしりと重い。
おしり拭きで濡れた股間を拭き、ピンクのショーツに足を通しタイトなジーンズを履く。
メイクを終えるともう時間だった。
「大学めんどいなあ・・・。でも必修だしね」
愚痴を溢しながら玄関のドアを開ける。
雨。
面倒くさい気分がさらに強くなってくる。
真紀はふうっとため息を吐きながらドアに鍵をかけた。

今日も特に変わり映えのしないキャンパス。
退屈だ。
「この前温泉行ってきてさー。マジ良かったぜ」
「本当?今度は私も誘ってよお」
「いいよー。今度の連休とかどう?」
旅行・・・か。
旅行なんて小学生の頃の家族旅行が最後。
友達に誘われることはあってもおねしょがネックになってどうしても参加する気が起きなかった。
「まったく・・・まいっちゃうよ」
大体なんでみんな寝ている間おしっこ我慢できるの?
寝てるんだから普通我慢できずにやっちゃうでしょ?
でも・・・気持ちいいこともある。
「流石に・・・人には言えないよね」
小さな呟きを漏らす。
気持ちよくおしっこを夢の中でして、おねしょ。
起きたときの罪悪感に勝る開放感と安心感。
きっとこんなこと考えてるからおねしょ治らないんだ。
でも・・・。

真紀は大学から帰りパソコンでとある旅館のホームページを眺めていた。
いいなあ。ここ。
宿泊料金も安いし、観光もなかなか楽しめそう。
後は・・・おねしょ。
これさえ何とかなれば。
「はあ・・・。」
今日何度目のため息だろう。
夕食を食べ、ベッドに潜りこんでも旅行のことが頭から離れない。
おねしょに備えていつものように紙オムツを当てる。
どうせ・・・おねしょしちゃうなら。
せめて気持ちいい夢を。
そう願いながら眠りに落ちていった。

やっぱりか。
翌朝も相変わらずオムツはぐっしょり。
「ふわあ・・・んっ・・・」
下半身の力を抜くとおしっこ。
故意のお漏らしも気持ちいい。
外は昨日とは違いすっかり晴れているようだった。
小鳥のさえずりが聞こえた。
濡れたオムツを付けたままでパソコンを立ち上げる。
真っ先に見たのは昨日から気になっている旅館のホームページ。
昼間はいっぱい観光して夜は温泉入ってマッサージしてもらって。
夜。
どうしても頭に浮かんでしまう「おねしょ」という文字。
でも。ひょっとしたら。
受け入れてくれる人がいるかもしれない。
大学に入って出来た友達はすごくいい子。
おねしょという秘密を抱えながらこれまで楽しくキャンパスライフを送れたのはあの子のおかげ。
「うん・・・。きっと・・・。勇気出して、真紀」
嫌われてしまうかもしれない。
軽蔑されてもう一緒にいてくれないかもしれない。
でも・・・。きっと。
私を受け入れてくれる。
今日思い切って誘ってみよう。私の秘密を告白しよう。
もう大人なのに毎晩おねしょしちゃう私を。
やっぱり怖いけど。
可愛くて、心から信頼できる大事な友達。
早乙女悠子に。

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