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シンデレラ・リーグ　福岡−大阪４回戦　北九州市民球場（福岡４敗）
大阪　００１　２００　２００−５
福岡　０００　０００　００３−３
（大）本庄、馴馬、長良、川澄−牧田、柳ヶ瀬
（福）坂崎、アキラ、真喜城−二神

　対大阪３連敗中の福岡、これ以上は負けられない、と送り込んだのは、大阪とは初対戦となる坂崎。先発陣でもっとも安定している坂崎のピッチングに賭ける。
　しかし３回表、大阪はこの日クリーンナップに据えた又丸・姫ノ島・鞘ヶ谷が２アウトから３連打を重ね、１点を先制。
　さらに４回表にも大阪打線がつながり、ドラエモフと又丸のタイムリーで２点を追加。これまで打線が繋がらなかったのが嘘のようにこの日の大阪打線は繋がり、連打を重ねて坂崎をじわじわと攻略していく。
　一方、大阪の先発は２度めの先発となる本庄。３回裏には２連続死球を出すなどやや荒れ球気味だが、それが良い方向に行って、福岡打線を６回まで０点に抑え続けた。
　打線の援護が得られない坂崎は、７回表にふたたび大阪打線に連打を浴びてしまい、最後はジョンソンの２点タイムリーで５点目を献上。ついにアキラへとマウンドを譲り、悔しい結果となった。
　５点差をつけた大阪は、７回裏から馴馬、長良、川澄とつないで余裕の勝利……と思われたが、９回裏、レフトの姜萌珠のエラーから川澄が乱れ、福岡８番・二神に３点ホームランを喫してしまう。
　しかしこれで目が覚めた川澄は、その後どうにか立てなおして追加点を許さず、ゲームセット。
　結局、16安打で点差を確実に広げていった大阪が逃げ切り、対福岡４連勝でシンデレラ・リーグ単独２位に浮上した。

[勝]	本　庄	(１勝)
[Ｓ]
[敗]	坂　崎	(１勝２敗)
[本]