ガルシーダ国で生まれ育った将軍であったが、1736年、
ヴァーグリア国との
ガルシーダの戦いによって国と親友であった
ガラハ、
リスティを失い、海を渡って
ヴァン・フレイ国に亡命する。
この国で将軍として第二の人生を歩み始めたが、その矢先に
ガルシーダを滅ぼした張本人である
ロリスザードが傭兵として目の前に現れた為、彼ら傭兵団に対して正面から敵対する態度をとる。
ヴァン・フレイ国の将軍として
マルガランの戦い、
アリアス遠征、
アリアスの戦いに参戦。
しかし、
ロリスザードとの反目を
ルナティスに見透かされ、
ロリスザードと共に
ティネゼリア帝国への使者として発たされる。
この旅で、
シーナの助けもあって、ティアナのわだかまりは解かれ。
ロヴェリア遠征では、
ロリスザードと共に戦う。
その後は
カインヴァルザの戦いに参戦、更に
アリアス国の内乱に介入する為、
マイドルシンの戦いに参戦。
ティアナに与えられた次の任務は、自身を
アリアス国の将軍と偽り、
ガライザラへ客将として潜り込み、
ミッドガルツと共に
ガライザラの
シオンの元へ潜伏するというものであり、元々
アリアス国の内乱を平定したのはその為であった。
しかし、任務を帯びて潜伏した
ガライザラの地で、
シオンと真実の友情で結ばれてしまい、任務の為に彼女を欺くことに罪悪感を抱き続けていく。
後に正体が発覚してしまい、
ミッドガルツと共に
シオンの元から脱出、この時
シオンは、去っていく親友の背中を見て、追撃命令を出すことを躊躇い、取り逃がしてしまった。
シオンは、
ガライザラ内乱によって疲弊、その内乱終結を見越して、
ヴァン・フレイ国軍が
ガライザラ平定の為出陣、ティアナも派遣軍の将軍として
シオンの前に現れるが、あえて奇襲を仕掛けず、騎馬民族の戦いにのっとって名乗りを上げた。
その後
フィヨルドの戦いで、
シオンとの決戦に赴き、彼女の手で
シオンを討ち取ると、その武器を形見として自らのものとした。
1741年11月、その後の
アルファの実質上の主導権を決める決戦となる
リーズライディの戦いに参戦、
六界連合軍による
ルーイガルド侵攻作戦がはじまると、
カティアの戦い、
ハイネスブルの戦い、
カスタリアの戦いに参戦。
連合軍が陸路と海路の二手に別れた時は陸路部隊に編入され、17328年
ガルーダ攻略戦に参戦、苦戦しながらも
ビアスコア帝国最大の決戦の勝利に貢献する。
陸路、海路部隊が合流し、
ビアスコア帝国を降伏させた後、
フェルトビーン帝国に進軍。
エイクレア攻略戦、
ゲルトエルトの戦いを経て、17328年8月、両軍最大の決戦となった
カルダザルスの戦いに参戦して勝利を収める。
17329年8月、
シャクティアナ帝国との決戦となった
エリス・ラゴンの戦いにも参戦するが、
ラスブロスの猛攻により一度は撤退、
六界連合軍はその直後に
ラスブロス強襲作戦を行い、
サヌア傭兵団の強襲を成功させる為の陽動部隊として帝都で奮戦、
六界戦争を勝利に導く立役者の一人となる。
激戦を生き抜いて帰国するが、そこで待っていたのは
クレアティボ国の強襲を受けて焦土と化した
ヴァン・フレイ国であった。
生涯二度目の祖国焼失を味わうが、
ヴァン・フレイ国に留まり、復興に全力を尽くした。
後に祖国
ガルシーダに戻り、
ヴァン・フレイ、
ガルシーダの遠方同盟締結の橋渡し的存在となる。