騒音対策

◆障害電波の影響について
現在、世界中では様々な電波が飛び交っております。
電波 （周波数） の割り当ては国際電気通信連合の会議で基本割り当てが決定されているため、各種規格の標準化が出来ていますが、殆どの周波数帯は使用目的別に埋め尽くされパンク状態です。
もし、電波が人の目に見えるとしたらきっと電波の流れで視界が閉ざされることでしょう。
そのくらい電波は日々飛び交っています。
私には電波なんて関係がないという方もいるかもしれませんが、そんな方も実は電波を利用しており 「テレビ」・「ラジオ」・「携帯電話」・「コードレス電話」・「無線ＬＡＮ」 などが挙げられます。
ルールを守り普通に使用している場合には電波は人に迷惑をかけるものではありませんが、違法に改造を行なった高出力無線機や、高出力電波発生装置を利用する一部の人が原因で、様々な現象が起きています。

◆違法電波（怪電波）の現象について
今日までに当社に寄せられた違法電波と思われる現象を挙げると下記の通りとなります。

１： テレビ映像の乱れ／ラジオの音声の乱れ
２： 自宅のインターホンが勝手に鳴る
３： コードレス電話を使用中に雑音が発生
４： ラジコン自動車（電波を使用する玩具）が勝手に暴走

◆ 珍しい相談案件
☆１　工場の旧式無線クレーンが暴走
☆２　テレビのチャンネルがひとりでに変わる
※２のチャンネルは赤外線を使用しており直接、電波とは関係ないとは思いますが内部のシールド不備によりなんらかの信号が誤動作をさせている可能性があります。
☆３　近隣からの電波攻撃
※ ３の代表例では近隣もしくは出掛け先で携帯電話を使用すると突然通話が切れるといった相談が多く、第三者がなんらかの目的をもって意図的に携帯電話の電波妨害を行なっている事が考えられます。

上記の項目に一つでも当てはまった場合、電波障害の可能性が強いと思います。

”違法電波の現象について” の症状が全くなく、一緒に住んでいる家族もなんともなく、当事者だけ何かを ”感じる” という場合、「電波アレルギー」 体質の可能性も捨てきれません。
その場合、それが電波によるものなのかどうかを一つずつ消去法で確認していく必要があります。

測定と調査について
電波が照射されていた場合、調査対象で受信できる電波はある程度の地域で受信可能な電波なのか、それとも調査対象の家に向けられて発信（照射）されている電波なのかが問題になってきます。
もし、意図的に被害者に向けられているものであった場合、電波の強度や発信元を特定し対策、改善に努めます。

よくある問い合わせについて（障害電波のＱ＆Ａ）
最近、よくあるお問い合わせについてまとめましたのでご相談の前にお読みください。

Ｑ１：マンション・ビルの建築前に携帯電話やテレビの受信状況を調査し建物が建った後の比較調査は可能ですか？
Ａ１：現在はこの業務については行っておりません但し、近々（期日未定）に業務を確立させる予定で検討しております。

Ｑ２：テレビの映りが悪いのですが修理は可能ですか？
Ａ２：当社は、障害電波を測定する会社ですのでテレビの映り不具合については専門会社若しくは家電ショップへお問い合わせ下さい。但し、障害電波によるテレビの不具合であれば調査は有料にて行っております。（無料相談は一切受け付けておりません。）

Ｑ３：障害電波の他に盗聴発見や盗撮発見といった調査は行っていますか？
Ａ３：はい、行っております。