騒音対策

音色とは・・・

周波数、音の強さ、それらの時間的変化によって変わります。
一般的に波長が短い程女性ような高い音に聞こえ、波長が長い程男性のような低い音に聞こえます。

周波数とは・・・

周波数（Ｈｚ）とは１秒間に繰り返す音圧変化の回数のことをいい、１秒間に１０回振動すれば１０Ｈｚ、５０回の振動ならば５０Ｈｚとなります。
また、周波数が低い程波長が長く透過性に優れており、波長が短いほど障害物に弱い性質であり、電波や光の性質とまったく同じです。

音圧レベルとは・・・

ある機械から発生している大きさを音圧レベル（物理量）といい、ある機械から発生している音を耳で聞くことの出来る大きさを、騒音レベル （Ａ特性／感覚的に聞くことの出来る大きさ） といいます。
値はｄＢを使用します。

定在波とは・・・

部屋の中で、壁と壁の間の距離と音の波長の半分が一致すると、音の干渉により室内で音の分布が一定となり、壁際の音圧が大きく部屋の中央の音圧が小さくなる現象が発生する。この状態の音波を定在波といいます。（周波数が高く波長が短いと、壁際と部屋の音圧が大きくなることもあります。）

騒音計とは・・・

騒音計サウンドメーターは別名サウンドメーターともいい、人の可聴域内の騒音を測定することができる計器のことをいいます。
また、音の周波数（Ｈｚ）や音の音色を測定することは出来ません。
測定時の特性は一般的にＡ特性を使用します。

低周波音レベル計とは・・・

１Ｈｚ〜１００Ｈｚの低い周波数 （低周波音） に対応した測定器です。
周波数補正特性にＧ特性を採用しているため、一般の騒音測定は出来ません。

定常騒音とは・・・

一定に出ている騒音の事をいいます。
騒音計で見ても殆ど値が変わらないもので、主にコンプレッサー等の機器から発せられることが多く、低周波音の場合この定常騒音で著しく心理的、生理的な影響を受ける場合があります。

間欠騒音・周期騒音とは・・・

指示値の最大値がほぼ一定の騒音の事をいいます。
一定間隔で大きな音が繰り返されているもので、主に杭打ち機・鍛造機等の機械から発せられることが多く、騒音と共に振動も感じる場合があります。

間欠騒音・周期的に変動しない騒音とは・・・

指示値の最大値にバラつきのある騒音のことをいいます。
主に建設作業のハンマーから等が挙げられます。

変動騒音とは・・・

不規則で且つ、大幅に変動する騒音の事をいいます。
道路交通騒音等が該当し、騒音対策として遮音壁を取り付けている場所もありますが、その弊害で低周波音をより強くするという問題も各地で起きています。