PCより
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お手軽ソルジャーズ
「いやぁ、擬人よりも生身の人は強敵でしたね」
と事務所内で改めて呟くのは古鐘理だった。
思い返してみれば3日程度の非番を貰ったなーという感想だったが、…大体強敵だった。
「と言うか思ったんですよね。別に擬人に拘らなくても軍隊なんて簡単に作れるなーって」
古鐘は思い出したかのように呟く。すると興味を出したのか、気まぐれなのか所長が適当に聞いてきた。
気まぐれと言えば双子は本当に運が良かった。あれだ、こっちの平行世界と所長の気まぐれが無かったら復活なんて出来なかっただろう。
というか、仲良く落ちていた頭二つを宝石だけで何とかなったという事実が少しおかしいが、この際気にしてはならない。
双子は今は保留だが…個人的に気に入ったので殺すのは、じゃなくて所長の気まぐれで所員になったら嬉しいとか思っていた。
「え、ああ。そんな手間をかけてちょっと強い擬人を作るよりもですね…」
この時の古鐘は本当に適当に話していた。まあ出来たらあれだろうなー…という程度だ。
しかし、彼女の能力は可能性があれば可能にする。これはパンハイマ事務所の奴等は知っている事実だ。
「私を適当に袈裟斬りにして、どっちも生きている状態ならば1日で古鐘ソルジャーズの出来上がりですよ?
適当に武器を持たせればそれこそ面白…ってあれ?」
ここで気がついた。もしかしたらこれは出来るんじゃないかと…
そして、もう一つ見えてしまった。パンハイマの興味を引いちゃったと
「あはははは…嫌だな。冗談ですよ?あれだ、多分可能性ないから…うん、絶対に0です」
と逃げようとした。まさか使わなかったトパーズ(敵対状態リセット)をここで使うとは思わなかったが…命には代えられない。
しかし、トパーズは反応しなかった。
「oh…え、ちょ…どういう」
と困惑している所で古鐘はパンハイマに捕まった。そして、事務所の奥へと引きずられる。
「やめて!わたしはわるいふるかねじゃないよ!」
と意味不明な供述を述べながら実験が始まる。
気がついていないが、所長は敵対していない。興味が沸いたから試してみたいと思っての行動だった。
古鐘の適当な考えは実現するのかしないのか…それはこれから決まる。
PLより
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お疲れ様でしたー
今回はどうもありがとうございました!あれですね、凄い世界だった(断言)
捕まっても何とかなるというか…逆に協力してくれる敵(?)いやぁ、彼がいなかったら15発の第七階位はなかった。
世界観を知らずに参加希望してしまいましたが、物凄く面白かったです。また機会がありましたら是非お願いいたします!
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