PCより
帰還後の独白
空想なんて子供騙しだと思っていた
夢見がちな妹は,いつもキャロルの不思議の国のアリスを読んでは自分も
アリスのように冒険したいと瞳を輝かせる
自分はそこまでロマンチストでもなければ,無心で夢を追える程 純粋でもない
だから妹が望んだ世界に自分が迷いこむとは露ほど思っていなかった
あの双子もスナーク狩りの隊員(?)達も自分と同じように巻き込まれたであろう人達も
夢の中の登場人物だと思っていた だからある程度は冷静に動けたし,振る舞えたとも思う
でも本当のことを言えば,少し違うのかもしれない 訳の分からないことに巻き込まれて自分は
少しワクワクしていたのだ‥部屋の中で航海をする隊長も,気味の悪い肉屋も,たどたどしく
話す紳士も忘れっぽくて,どこか憎めないビーバー婦人も
そしてあの不思議な双子を救ったのは間違いなく僕以外の3人のおかげだろう
非常時となれば,最悪 自分はあの子に手をかけていた
それがどれほど恐ろしいことであっても自分はあの子供を切り捨てる
医者を目指す身としてどうなんだという話だけど
あの双子に会いに行かない
そんな資格はないし 覚えていないならそれで忘れてしまえばいい
全ては夢の世界なのだから
でも,もしまた同じようなことに巻き込まれることがあったその時は
自分も少しは変われるのだろうか?勇敢なスナーク狩りの隊員たちのように―‥
PLより
KP&PLの皆様お疲れ様でした!とても濃厚な時間をありがとうございます^^
またどこかでお会い出来たら,よろしくお願いします ではでは
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