最終更新:ID:M5ZehBzxdg 2012年12月11日(火) 23:08:50履歴
探索者達は友人である、佐藤雄一に招待され2泊3日のクルージングに参加していた。それは楽しいクルージングになるはずだった。
しかし初日に事件は起きてしまった。船が怪物に襲われ沈没してしまったのだ。散り散りになり暗い海を彷徨った探索者が辿り着いた不気味な島。
そこで待ち受けていたのは、血塗られた小屋と不可視の恐怖。探索者達はこの島で行われようとしていた計画を知りそれを見事に阻止する。
計画の阻止と同時に崩れ始める島。一人地下へと消えた仲間を救うべく島の地下へと向かう一行。そこに待ち受けていたのは何もない巨大な地下空洞だった。
引き返そうとした時には降りて来た階段も崩れており、地下の空洞も崩壊してしまった。探索者達は地下に閉じ込められてしまったのだ。
彼らは閉じ込められても諦めることなく懸命に脱出するために足掻いた。しかし努力も虚しく探索者達は全員、数日中に暗い闇の中で息を引き取った。
世界は彼らが計画を阻止したことにより救われたが、それは誰も知ることはないだろう。
しかし初日に事件は起きてしまった。船が怪物に襲われ沈没してしまったのだ。散り散りになり暗い海を彷徨った探索者が辿り着いた不気味な島。
そこで待ち受けていたのは、血塗られた小屋と不可視の恐怖。探索者達はこの島で行われようとしていた計画を知りそれを見事に阻止する。
計画の阻止と同時に崩れ始める島。一人地下へと消えた仲間を救うべく島の地下へと向かう一行。そこに待ち受けていたのは何もない巨大な地下空洞だった。
引き返そうとした時には降りて来た階段も崩れており、地下の空洞も崩壊してしまった。探索者達は地下に閉じ込められてしまったのだ。
彼らは閉じ込められても諦めることなく懸命に脱出するために足掻いた。しかし努力も虚しく探索者達は全員、数日中に暗い闇の中で息を引き取った。
世界は彼らが計画を阻止したことにより救われたが、それは誰も知ることはないだろう。
PCより
PLより
ザク・・・ザク・・・ザク・・・ザク・・・
もう、どれくらい、掘ったのかな・・・?時間の感覚もわからなくなってきちゃった。
両手の爪は剥がれたし、掌は血と土で汚れきって、もう元の色がわかんないや。
気休めに応急処置でもと思ったけれど、すぐに無意味だろうなって思った。
だって、もう痛みも感じなくなっている。あぁ、もう手遅れなんだ。そう悟ったから。
これでも医者だもん。それ位、理解できる。
ザク・・・ザク・・・ザク・・・
医者としての知識はこれ以上の酷使は危険だって、訴えている。
理解はしてても、私は手を動かす事だけは決してしない。
だって、約束したんだから・・・必ず戻るって。
ザク・・・ザク・・・
掘り進める手を決して止めず、思考に耽る。私達は、何処で間違っちゃったのかな・・・?
何がいけなかったんだろう・・・如月さんを追った事・・・?
それはない。いや、違うなぁ。
もしそうだったら、私は脱出できたとしても一生後悔して生きる事になっちゃう。
だから、その選択が間違いだったなんて思いたくない。
・・・あぁ、それが駄目だったのかなぁ・・・?結局のところ、これって願望だもんね・・・。
ザク・・・・・・
あ・・・どうしよ、何だか眠くなってきちゃった・・・。
そういえば、もうどれくらい寝てないっけ?ご飯も食べたのいつだろ・・・?
もうわかんないや・・・あぁ、我慢できそうにないなぁ・・・。
・・・・・・・・・・・・
ごめんね、皆。少しだけ休ませて?ほんの少し眠るだけだから。
起きたら、また手伝うからね。必ず、皆で帰ろう。如月さんだって、どこかにきっといる筈だもん。
そしたら、また皆でクルージングの続きをしよう?
楽しみだなぁ・・・佐藤さん、今度はどんな出し物を出してくれるのかな?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・あれ?寝過ぎちゃったかな・・・?今何時だろ?
・・・うわ!もうこんな時間!?もう、皆ってば、起こしてくれてもいいのに・・・。
まぁいいです!クルージングの続きをしましょう!
さーて、遊びますよー!この前は泳げませんでしたから、今日は海に入ろうかな?
折角水着用意したんだし泳がないと損ですもんね!さぁ!たくさんいい思い出残しましょうね、皆さん!
・
・
・
・
・
・
彼女は夢を見続ける。楽しい思い出を刻み続ける優しい夢を。それを夢と気付かぬままに。
・・・ひょっとすると、気付いているのかもしれない。
気付いていながら、気付かぬ振りをしているのかもしれない。
どちらにせよ、彼女が現実へと目を向ける事は二度とないだろう。
暗い闇の底で絶望に染まり果てた現実と向き合える程、彼女の心は強くはないのだから・・・。
END 〜優しい夢〜
もう、どれくらい、掘ったのかな・・・?時間の感覚もわからなくなってきちゃった。
両手の爪は剥がれたし、掌は血と土で汚れきって、もう元の色がわかんないや。
気休めに応急処置でもと思ったけれど、すぐに無意味だろうなって思った。
だって、もう痛みも感じなくなっている。あぁ、もう手遅れなんだ。そう悟ったから。
これでも医者だもん。それ位、理解できる。
ザク・・・ザク・・・ザク・・・
医者としての知識はこれ以上の酷使は危険だって、訴えている。
理解はしてても、私は手を動かす事だけは決してしない。
だって、約束したんだから・・・必ず戻るって。
ザク・・・ザク・・・
掘り進める手を決して止めず、思考に耽る。私達は、何処で間違っちゃったのかな・・・?
何がいけなかったんだろう・・・如月さんを追った事・・・?
それはない。いや、違うなぁ。
もしそうだったら、私は脱出できたとしても一生後悔して生きる事になっちゃう。
だから、その選択が間違いだったなんて思いたくない。
・・・あぁ、それが駄目だったのかなぁ・・・?結局のところ、これって願望だもんね・・・。
ザク・・・・・・
あ・・・どうしよ、何だか眠くなってきちゃった・・・。
そういえば、もうどれくらい寝てないっけ?ご飯も食べたのいつだろ・・・?
もうわかんないや・・・あぁ、我慢できそうにないなぁ・・・。
・・・・・・・・・・・・
ごめんね、皆。少しだけ休ませて?ほんの少し眠るだけだから。
起きたら、また手伝うからね。必ず、皆で帰ろう。如月さんだって、どこかにきっといる筈だもん。
そしたら、また皆でクルージングの続きをしよう?
楽しみだなぁ・・・佐藤さん、今度はどんな出し物を出してくれるのかな?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・あれ?寝過ぎちゃったかな・・・?今何時だろ?
・・・うわ!もうこんな時間!?もう、皆ってば、起こしてくれてもいいのに・・・。
まぁいいです!クルージングの続きをしましょう!
さーて、遊びますよー!この前は泳げませんでしたから、今日は海に入ろうかな?
折角水着用意したんだし泳がないと損ですもんね!さぁ!たくさんいい思い出残しましょうね、皆さん!
・
・
・
・
・
・
彼女は夢を見続ける。楽しい思い出を刻み続ける優しい夢を。それを夢と気付かぬままに。
・・・ひょっとすると、気付いているのかもしれない。
気付いていながら、気付かぬ振りをしているのかもしれない。
どちらにせよ、彼女が現実へと目を向ける事は二度とないだろう。
暗い闇の底で絶望に染まり果てた現実と向き合える程、彼女の心は強くはないのだから・・・。
END 〜優しい夢〜
感想遅れてもうしわけありません。皆様本当のお疲れさまでしたー。GOODENDにたどり着けたのは幸いでしたが、
初めての死亡ENDを迎える事になり、色々と込み上げてくるものはありましたが、これも一つのいい経験になりました。
ちょっと残念な結末ではありましたが、これぞクトゥルフ!と言うのをこの卓で初めて実感出来たと思います。
改めまして、お礼を言いたいと思います。ありがとうございましたー。
今回のPCは怯えてばかりで、結構足を引っ張ってばかりで申し訳ないなぁと思いつつも、
ヒロイン属性っぽくて美味しいかなぁとかひそかに思っておりましたw
また、何処かの卓でお会いした時はよろしくしてやってください。それでは、またいつか ではではノシ
初めての死亡ENDを迎える事になり、色々と込み上げてくるものはありましたが、これも一つのいい経験になりました。
ちょっと残念な結末ではありましたが、これぞクトゥルフ!と言うのをこの卓で初めて実感出来たと思います。
改めまして、お礼を言いたいと思います。ありがとうございましたー。
今回のPCは怯えてばかりで、結構足を引っ張ってばかりで申し訳ないなぁと思いつつも、
ヒロイン属性っぽくて美味しいかなぁとかひそかに思っておりましたw
また、何処かの卓でお会いした時はよろしくしてやってください。それでは、またいつか ではではノシ
PCより
PLより
ざく、ざく、とどこまでも続く瓦礫の山を崩していく。
爪は割れ、皮膚は裂け、痛みすらもう麻痺して感じない。
薄い空気、削られる体力、精神力。
重い身体を引きずりながら、私はまた瓦礫へと手を伸ばす。
―外に。
皆で、外に出るの。
大丈夫。大丈夫。何度も自分に言い聞かせる。
外に出たら、言いたい言葉があるの。
伝えたい、気持ちがあるの。
あなたは、何て思うかな。
笑わずに、聞いてくれるかな。
あなたの存在が、どれだけ私を救ってくれていたか。
一人ならきっと、恐怖と絶望に飲みこまれていただけだった。
「…っ」
ごとり、と掴んだ筈の瓦礫が、支えきれずに手から零れ落ちる。
動かない指。霞む意識。周りの音が、遠くなる。
―ああ、ごめんなさい。少しだけ、休ませて。
先に休んでいたその人の傍に、よろよろと歩を進める。
静かな寝顔を、そっと胸に抱いた。
冷えた身体に体温を分け与えるように、そっと頬を撫でる。
濡れたままの髪。乾かす暇もないままで、きっと寒かったでしょう。
大丈夫。あなたが傍にいるだけで、私の胸はこんなにも暖かいから。
休んだら、また瓦礫をどかさなきゃ。
皆、頑張ってるの。私も、頑張らなきゃ。
ゆっくりと、瞼が閉じる。
少しだけ眠ったら、きっとまた、頑張れる。
夢見るように思い描く、楽しかった時間。皆の笑顔。
それはいつしか輪郭を帯びて、本当の夢へと変わる。
幸せな時間が、そこにはあった。暖かな夢が、そこにはあった。
欠けて歪なパーツに気付かないまま、私は夢を見続ける。
―永遠に、終わらない夢を。
爪は割れ、皮膚は裂け、痛みすらもう麻痺して感じない。
薄い空気、削られる体力、精神力。
重い身体を引きずりながら、私はまた瓦礫へと手を伸ばす。
―外に。
皆で、外に出るの。
大丈夫。大丈夫。何度も自分に言い聞かせる。
外に出たら、言いたい言葉があるの。
伝えたい、気持ちがあるの。
あなたは、何て思うかな。
笑わずに、聞いてくれるかな。
あなたの存在が、どれだけ私を救ってくれていたか。
一人ならきっと、恐怖と絶望に飲みこまれていただけだった。
「…っ」
ごとり、と掴んだ筈の瓦礫が、支えきれずに手から零れ落ちる。
動かない指。霞む意識。周りの音が、遠くなる。
―ああ、ごめんなさい。少しだけ、休ませて。
先に休んでいたその人の傍に、よろよろと歩を進める。
静かな寝顔を、そっと胸に抱いた。
冷えた身体に体温を分け与えるように、そっと頬を撫でる。
濡れたままの髪。乾かす暇もないままで、きっと寒かったでしょう。
大丈夫。あなたが傍にいるだけで、私の胸はこんなにも暖かいから。
休んだら、また瓦礫をどかさなきゃ。
皆、頑張ってるの。私も、頑張らなきゃ。
ゆっくりと、瞼が閉じる。
少しだけ眠ったら、きっとまた、頑張れる。
夢見るように思い描く、楽しかった時間。皆の笑顔。
それはいつしか輪郭を帯びて、本当の夢へと変わる。
幸せな時間が、そこにはあった。暖かな夢が、そこにはあった。
欠けて歪なパーツに気付かないまま、私は夢を見続ける。
―永遠に、終わらない夢を。
セッションお疲れ様でした〜。
全滅はしたけど、グッドにはたどり着けたという事で結果としては上々かと思います。
後日譚はせっかくだからやり残した恋愛RPを反映させてみましたw
記念すべき初のキャラロスト&死亡は思った以上に衝撃でした。
セッション序盤か終盤かでもかなり変わりますね。(途中死んだと思った時と衝撃段違いでした)
しかし、最後の詰めまで行ってたのはほんと惜しかったー!ネタバレ聞いた時悶えましたw
ギリギリでもデストラ詰め合わせを回避できてたのは、ほんと力を合わせた甲斐があったと感激でした。
反省すべき点、キャラ絡みで思い残すことはあれど、充実した時間を過ごす事が出来ました。
KP、SKP、PLの皆さんには感謝感激雨霰でございます〜。
またご一緒できる時を楽しみにしておりますv
全滅はしたけど、グッドにはたどり着けたという事で結果としては上々かと思います。
後日譚はせっかくだからやり残した恋愛RPを反映させてみましたw
記念すべき初のキャラロスト&死亡は思った以上に衝撃でした。
セッション序盤か終盤かでもかなり変わりますね。(途中死んだと思った時と衝撃段違いでした)
しかし、最後の詰めまで行ってたのはほんと惜しかったー!ネタバレ聞いた時悶えましたw
ギリギリでもデストラ詰め合わせを回避できてたのは、ほんと力を合わせた甲斐があったと感激でした。
反省すべき点、キャラ絡みで思い残すことはあれど、充実した時間を過ごす事が出来ました。
KP、SKP、PLの皆さんには感謝感激雨霰でございます〜。
またご一緒できる時を楽しみにしておりますv
PCより
PLより
「はぁ・・・・はぁ」
私は無我夢中で掘り続けた・・・この地中から
脱出するために・・・数日間も・・
「皆・・・さ・・んがんばってくだ・・さい」
しかしその声に反応する物はなく・・・
彼女も息絶えた・・・・・・
そしてその彼女の念が不運か幸運か・・・
ある事件を招いてしまうのです・・・・・
「生き埋めの苦しさ・・・・絶対に忘れません・・・・・」
「必ずや・・・復讐を・・・・成し遂げる・・・・」
こうして運命の歯車が動き出す・・・・・
これは世界を救った英雄のうちの一人の
復讐劇の始まりでもあった・・・・・
私は無我夢中で掘り続けた・・・この地中から
脱出するために・・・数日間も・・
「皆・・・さ・・んがんばってくだ・・さい」
しかしその声に反応する物はなく・・・
彼女も息絶えた・・・・・・
そしてその彼女の念が不運か幸運か・・・
ある事件を招いてしまうのです・・・・・
「生き埋めの苦しさ・・・・絶対に忘れません・・・・・」
「必ずや・・・復讐を・・・・成し遂げる・・・・」
こうして運命の歯車が動き出す・・・・・
これは世界を救った英雄のうちの一人の
復讐劇の始まりでもあった・・・・・
えーはい皆様お疲れ様でした
まずは一言 申し訳ございませんでした
最後の最後でミスを犯してしまいこのような
全滅ENDとなってしまいました
まぁそんなことを思っているうちに
ラスボスにしてしまえという
アイデアファンブルに近い物がでてきてしまったので
私の卓で出すかもしれません
よかったら参加して下さいね(宣伝)
最後にセッションを立ち上げたKPさん
セッションを盛り上げたSKPさん
そして一緒に神話的恐怖に立ち向かったPC、PLの皆さん
自分にこんな楽しいセッションの場を作ってくれて
ありがとうございました
また皆さんと卓を囲みたいです。
見学席であったら気軽に声を掛けて下さい
以上永遠の初心者ことコックでした
まずは一言 申し訳ございませんでした
最後の最後でミスを犯してしまいこのような
全滅ENDとなってしまいました
まぁそんなことを思っているうちに
ラスボスにしてしまえという
アイデアファンブルに近い物がでてきてしまったので
私の卓で出すかもしれません
よかったら参加して下さいね(宣伝)
最後にセッションを立ち上げたKPさん
セッションを盛り上げたSKPさん
そして一緒に神話的恐怖に立ち向かったPC、PLの皆さん
自分にこんな楽しいセッションの場を作ってくれて
ありがとうございました
また皆さんと卓を囲みたいです。
見学席であったら気軽に声を掛けて下さい
以上永遠の初心者ことコックでした
PCより
PLより
視界が霞む。
元より余り外に出ない私が穴掘りなどという行為を数日間も続けられるはずがなかった。
周りの人たちも倒れていく
今日目が覚めた時、私が昨日まで気が触れたような行動をしていた事に気付いた。
謝罪したい気持ちで一杯になったが
今ここで更に士気を下げる様な事が私には出来なかった。
ふとポケットの物に手をやる。
もうぬるくなってしまい、炭酸が抜けているであろうビールの缶が手に触れる。
ここで一芝居、打ってみようか
「貴様ら!元気がないではないか!ここでくたばっては邪教の屑共の思う壺だ!」
昨日まで当たり前の様に自分が叫んでいた言葉を吐いてみる。
途轍もなく恥ずかしく、自分でも滑稽に思える。
「私が貴様らの士気を高める為に、この、美酒をくれてやろう。有り難く思え」
そういうと一人一人の口に少しずつそのクソ不味いビールを注いでいく。
皆がどのような思いでそれを受け取っているかは知らないが
これで1日位は寿命に変化があると信じたい。
芝居が終わり、皆が穴掘りに移ろうとした時、私の意識が途絶えた。
・・・さようなら、後は任、せた。
元より余り外に出ない私が穴掘りなどという行為を数日間も続けられるはずがなかった。
周りの人たちも倒れていく
今日目が覚めた時、私が昨日まで気が触れたような行動をしていた事に気付いた。
謝罪したい気持ちで一杯になったが
今ここで更に士気を下げる様な事が私には出来なかった。
ふとポケットの物に手をやる。
もうぬるくなってしまい、炭酸が抜けているであろうビールの缶が手に触れる。
ここで一芝居、打ってみようか
「貴様ら!元気がないではないか!ここでくたばっては邪教の屑共の思う壺だ!」
昨日まで当たり前の様に自分が叫んでいた言葉を吐いてみる。
途轍もなく恥ずかしく、自分でも滑稽に思える。
「私が貴様らの士気を高める為に、この、美酒をくれてやろう。有り難く思え」
そういうと一人一人の口に少しずつそのクソ不味いビールを注いでいく。
皆がどのような思いでそれを受け取っているかは知らないが
これで1日位は寿命に変化があると信じたい。
芝居が終わり、皆が穴掘りに移ろうとした時、私の意識が途絶えた。
・・・さようなら、後は任、せた。
PCより
PLより
しばしお待ち
またひとつ世界を救った、人に似た、しかし蹄をもつ知的な存在の都市、
御方を崇める人たちに力を貸し、世界に福音の声を響かせた。
世界が、信仰に染まりあがる。
世界を旅してまわり、世界を滅ぼす。
阻まれることも少なくないが、それは些細なことだ、世界は数多にある、一つの世界を惜しむよりも、次の世界へ。
福音に染まる時の感慨は格別だ。その世界を独占した気分になれる。
人はだいぶ少なくなってしまったのは悲しい、けれど、世界はそこまでやさしくはない。
私たちは生きているだけで世界にかかわっている、生きている限り、世界を変えることをやめることはできない。
全ての人が教えに気がつけるわけではないのだ。
本当に、なぜみなと入れなかったのだろうか。
御方を崇める人たちに力を貸し、世界に福音の声を響かせた。
世界が、信仰に染まりあがる。
世界を旅してまわり、世界を滅ぼす。
阻まれることも少なくないが、それは些細なことだ、世界は数多にある、一つの世界を惜しむよりも、次の世界へ。
福音に染まる時の感慨は格別だ。その世界を独占した気分になれる。
人はだいぶ少なくなってしまったのは悲しい、けれど、世界はそこまでやさしくはない。
私たちは生きているだけで世界にかかわっている、生きている限り、世界を変えることをやめることはできない。
全ての人が教えに気がつけるわけではないのだ。
本当に、なぜみなと入れなかったのだろうか。
しばしお待ち
佐藤「皆・・・無事に帰ってこいよな・・・・・」
ガラガラガラガラ
ズウウウゥウウウウウゥウウゥゥン
その音とともに洞窟が崩れる
佐藤「ぐぅ・・・うぁ・・」
命こそ無事ではあったが腹に岩が突き刺さり、それ以外の部位もそこら中傷だらけになる・・・
佐藤「く・・そ・・・・こんなところで・・」
「俺は皆で帰り・・たいんだ・・・」
「あと少しで・・・修理も終わる・・・・・」
「少なく・・とも・・・・それまでは・・・ぐぅ・・・」
ガチャガチャ・・・
佐藤「よ・・し・・・これで・・・後は皆を待つだk・・」
その時再び
ガラガラガラガラ
凄まじい大音響にあたりは包まれる
そして、その音とともにひときわ巨大な岩が自分に向かって落ちてくるのを彼は見た
迫りくる明確なる死
しかし、彼にはもうそれを避けようとするだけの力は残されていなかった
彼はただ迫りくる死を直視しながら
皆・・・生きて帰ってくれよ・・・
彼はただそれだけを願い
ズウウウゥウウウウウゥウウゥゥン
押しつぶされ、その人生に幕を閉じた
彼の願いはかなわなかった
しかし、彼の信じた仲間たちはそうとは知らなくとも
間違いなく世界を救った英雄だった
ガラガラガラガラ
ズウウウゥウウウウウゥウウゥゥン
その音とともに洞窟が崩れる
佐藤「ぐぅ・・・うぁ・・」
命こそ無事ではあったが腹に岩が突き刺さり、それ以外の部位もそこら中傷だらけになる・・・
佐藤「く・・そ・・・・こんなところで・・」
「俺は皆で帰り・・たいんだ・・・」
「あと少しで・・・修理も終わる・・・・・」
「少なく・・とも・・・・それまでは・・・ぐぅ・・・」
ガチャガチャ・・・
佐藤「よ・・し・・・これで・・・後は皆を待つだk・・」
その時再び
ガラガラガラガラ
凄まじい大音響にあたりは包まれる
そして、その音とともにひときわ巨大な岩が自分に向かって落ちてくるのを彼は見た
迫りくる明確なる死
しかし、彼にはもうそれを避けようとするだけの力は残されていなかった
彼はただ迫りくる死を直視しながら
皆・・・生きて帰ってくれよ・・・
彼はただそれだけを願い
ズウウウゥウウウウウゥウウゥゥン
押しつぶされ、その人生に幕を閉じた
彼の願いはかなわなかった
しかし、彼の信じた仲間たちはそうとは知らなくとも
間違いなく世界を救った英雄だった
まずは後日談が遅くなってしまい、すみませんでした。
また、改めまして皆様お疲れ様でした!
今回の卓は結果として後味こそ良いものではありませんでしたが、
グッドエンドと呼ぶにふさわしいものだったと思います。
私たちのテストプレイの時にはバッドエンドだったので・・・
今回SKPとして参加させていただきましたが、KPに迷惑をかけていなかったかが心配です^q^;
そして、何度かミスがあったのでその点PLの皆様にもご迷惑おかけしました・・・
今回のSKPの経験は今後にぜひ活かしていきたいです。
特にはつみさんの恐怖に関する描写力は凄く参考にしたいですね。
少し長くなりましたが、今回卓を囲みましたPLの皆様はもちろん、KPサイドのお2人
本当にありがとうございました!
またどこかでお会いした際はよろしくお願いします。
また、改めまして皆様お疲れ様でした!
今回の卓は結果として後味こそ良いものではありませんでしたが、
グッドエンドと呼ぶにふさわしいものだったと思います。
私たちのテストプレイの時にはバッドエンドだったので・・・
今回SKPとして参加させていただきましたが、KPに迷惑をかけていなかったかが心配です^q^;
そして、何度かミスがあったのでその点PLの皆様にもご迷惑おかけしました・・・
今回のSKPの経験は今後にぜひ活かしていきたいです。
特にはつみさんの恐怖に関する描写力は凄く参考にしたいですね。
少し長くなりましたが、今回卓を囲みましたPLの皆様はもちろん、KPサイドのお2人
本当にありがとうございました!
またどこかでお会いした際はよろしくお願いします。
○月 ×日
教団に新しいメンバーが加わった。如月恭子という女性だ。
傍目では寡黙で理性的な人に見えるが、その瞳の奥は禍々しいほどの狂気に満ちている。彼女はもう、正気ではない。
アルワッサ様の顕現を理想とする我々の仲間として、今後目覚しい活躍を見せてくれることだろう。
あの御方から直々に司教の任を与えられた私が責任を持って彼女を導いてやらねばなるまい。
どうか、無力な私をお許し下さい。どうか、どうか。
○月 △日
ある日、如月恭子が私の持っているコンパスに興味を示した。私が司教になる前から肌身離さず持ち歩いている品だ。
「よく覚えていないが、それに見覚えがある」らしい。なんということだろう。
彼女もまた、"彼"の遺志を受け取ってあの島に来ていたのだ。"彼"と親しかった私にとっては殊更胸が痛む。
あの時、私がもっとよく考えて、もしも仲間の行動を止めることができていたのなら、こんな悲劇が繰り返されることはなくなったのだろうか?
今となっては考えるだけ無駄な事だが、想わずにはいられないものだ。その度に己の無力さを呪う。
○月 ◎日
私が一人で泣いていることも、こうして人知れず日記をしたためていることも、あの神は全てお見通しなのだろう。
島の地下で仲間達が次々と狂い、倒れ、喰われていく中で、最後の希望である彼を信じて送り出すために狂人を演じたことも。
全て分かった上で、私の心が追い詰められて壊れてゆく様を高みから眺めてほくそ笑んでいるのだ。
如月恭子に僅かでも正気が残っていれば、せめて二人で泣くこともできたのに。狂ってしまった彼女を前にして、もはやそれすらも赦されないこと。
いずれ私の心も耐え切れずに折れてしまうのだろう。私にできるのは、それまでに世界を狂気から救い出してくれる者が現れるのを願うことだけ。
仲間の遺品とも言えるペンダントを握り締め、祈る。願わくば、次に訪れる世界が、幸せなものでありますように。
日記はここで途切れている
教団に新しいメンバーが加わった。如月恭子という女性だ。
傍目では寡黙で理性的な人に見えるが、その瞳の奥は禍々しいほどの狂気に満ちている。彼女はもう、正気ではない。
アルワッサ様の顕現を理想とする我々の仲間として、今後目覚しい活躍を見せてくれることだろう。
あの御方から直々に司教の任を与えられた私が責任を持って彼女を導いてやらねばなるまい。
どうか、無力な私をお許し下さい。どうか、どうか。
○月 △日
ある日、如月恭子が私の持っているコンパスに興味を示した。私が司教になる前から肌身離さず持ち歩いている品だ。
「よく覚えていないが、それに見覚えがある」らしい。なんということだろう。
彼女もまた、"彼"の遺志を受け取ってあの島に来ていたのだ。"彼"と親しかった私にとっては殊更胸が痛む。
あの時、私がもっとよく考えて、もしも仲間の行動を止めることができていたのなら、こんな悲劇が繰り返されることはなくなったのだろうか?
今となっては考えるだけ無駄な事だが、想わずにはいられないものだ。その度に己の無力さを呪う。
○月 ◎日
私が一人で泣いていることも、こうして人知れず日記をしたためていることも、あの神は全てお見通しなのだろう。
島の地下で仲間達が次々と狂い、倒れ、喰われていく中で、最後の希望である彼を信じて送り出すために狂人を演じたことも。
全て分かった上で、私の心が追い詰められて壊れてゆく様を高みから眺めてほくそ笑んでいるのだ。
如月恭子に僅かでも正気が残っていれば、せめて二人で泣くこともできたのに。狂ってしまった彼女を前にして、もはやそれすらも赦されないこと。
いずれ私の心も耐え切れずに折れてしまうのだろう。私にできるのは、それまでに世界を狂気から救い出してくれる者が現れるのを願うことだけ。
仲間の遺品とも言えるペンダントを握り締め、祈る。願わくば、次に訪れる世界が、幸せなものでありますように。
日記はここで途切れている
皆様……うぅっ、お疲れ様でした(´;ω;`)ブワッ
秘話大好きSKPの雪野です。『扉開きて』、いかがだったでしょうか?
エンディングは後味の良いものとは言えませんが、皆様と卓を囲んでいる間はとても充実していました。
今まではPLとして神話的恐怖に震える側だった私が、SKPとして皆様を驚かしたりするのはとても楽しかったです。愉悦です。
しかし、どちらでも変わらない事はあります。悲しい結末に終わってしまうのは、こちらとしても辛いことです……
やはり私は甘い人間なのでしょう。これからもそれは変わらないと思います。そんな人間であり続けたいな、と思っていますので。
テストプレイへの招待に始まり、今回SKPのお誘いを下さったKPのはつみ芋砂さん、同じテストプレイ経験者として、SKPとして同席して下さったシラサギさん、
そして何より、最後まで希望を捨てずに頑張っていたPLの皆さん! 本当に、ありがとうございました!
次の機会にご一緒することがあれば、その時はよろしくお願い致します。どちらかがKP、あるいはSKPという立場でお会いすることもあるかもしれませんが、同様に。
今後も描写力、アドリブ力、リアルアイデアを鍛え、よきTRPGプレイヤーとなれるよう頑張っていきたいと思います。
名残惜しいですが、これにて私からの挨拶を終わりとさせていただきましょう。改めて、お疲れ様でした!
秘話大好きSKPの雪野です。『扉開きて』、いかがだったでしょうか?
エンディングは後味の良いものとは言えませんが、皆様と卓を囲んでいる間はとても充実していました。
今まではPLとして神話的恐怖に震える側だった私が、SKPとして皆様を驚かしたりするのはとても楽しかったです。愉悦です。
しかし、どちらでも変わらない事はあります。悲しい結末に終わってしまうのは、こちらとしても辛いことです……
やはり私は甘い人間なのでしょう。これからもそれは変わらないと思います。そんな人間であり続けたいな、と思っていますので。
テストプレイへの招待に始まり、今回SKPのお誘いを下さったKPのはつみ芋砂さん、同じテストプレイ経験者として、SKPとして同席して下さったシラサギさん、
そして何より、最後まで希望を捨てずに頑張っていたPLの皆さん! 本当に、ありがとうございました!
次の機会にご一緒することがあれば、その時はよろしくお願い致します。どちらかがKP、あるいはSKPという立場でお会いすることもあるかもしれませんが、同様に。
今後も描写力、アドリブ力、リアルアイデアを鍛え、よきTRPGプレイヤーとなれるよう頑張っていきたいと思います。
名残惜しいですが、これにて私からの挨拶を終わりとさせていただきましょう。改めて、お疲れ様でした!
どうも皆様お疲れ様でした!!先にお礼を述べさせていただきます。21〜24までの四日間セッションに参加してくださった探索者の皆様、テスト卓から継続でSKP
として補助してくださった御二方、見学に来てくださった皆様。テスト卓に参加してくださった皆様。多くの方の協力の下に無事セッションを終わらせることが出来ました。
本当にありがとうございました。
初Kpでいたらぬ点が多々あり探索者の皆さん、SKPのお二人には迷惑と負担、ご苦労をかけてしまったかなと反省しております。RPよりも探索が主になってしまい
探索者同士の絆や繋がりを上手く作れなかったのは大変反省しております^^;
これは私の対応速度が低いせいですOTZ もっと勉強をさせていただき、より深く探索者の皆さんに楽しんでいただけるように励まさせていただきます。
それと時間ですね・・・24時と募集に書いておきながら1時を越えておりましたね。そのせいで途中離脱を余儀なくされた方もおあられました。誠に申し訳ないです。
KPをさせていただき課題がたくさん見つけることが出来ました。これらを直し、次卓ではスムーズな進行が出来るよう精進させていただきたいと思います。
ルート分岐、動揺、パニック等のハウスルールを盛り込んだKpの遊び心(+殺意)豊富な卓でしたがいかがだったでしょうか?
初Kpでこれはやり過ぎたと少し反省しています。テスト卓と同じルートに入ったときはかなり焦りましたが(SAN値的な意味で)探索者の皆様が優秀な方ばかりでしたので
見事グッドエンドに辿り着けました。が、代償が探索者全員の命・・・高い対価です^^; 雪野さんが先に述べられているように後味が悪くなってしまいましたね。
うーん最後の地下に降りるか降りないかは、私の描写力の結果です。すみません結末がアレで。 やはり表現をもっと明確にすべきでした(猛反省
シラサギさん雪野さんSKPとして、いえテスト卓から今回の正規まで長い時間協力していただきありがとうございました。探索者視点とKP視点、表と裏からの意見は大変
参考になりました。別タブでの処理や秘話などを処理してくださったおかげで、無事に期日内に終了することができました。二人には本当にお世話になりっぱなしの卓だったと
振り返ってそう、あらためて思います。お二人のご助力あっての今回の卓でした、本当にありがとうございました。
として補助してくださった御二方、見学に来てくださった皆様。テスト卓に参加してくださった皆様。多くの方の協力の下に無事セッションを終わらせることが出来ました。
本当にありがとうございました。
初Kpでいたらぬ点が多々あり探索者の皆さん、SKPのお二人には迷惑と負担、ご苦労をかけてしまったかなと反省しております。RPよりも探索が主になってしまい
探索者同士の絆や繋がりを上手く作れなかったのは大変反省しております^^;
これは私の対応速度が低いせいですOTZ もっと勉強をさせていただき、より深く探索者の皆さんに楽しんでいただけるように励まさせていただきます。
それと時間ですね・・・24時と募集に書いておきながら1時を越えておりましたね。そのせいで途中離脱を余儀なくされた方もおあられました。誠に申し訳ないです。
KPをさせていただき課題がたくさん見つけることが出来ました。これらを直し、次卓ではスムーズな進行が出来るよう精進させていただきたいと思います。
ルート分岐、動揺、パニック等のハウスルールを盛り込んだKpの遊び心(+殺意)豊富な卓でしたがいかがだったでしょうか?
初Kpでこれはやり過ぎたと少し反省しています。テスト卓と同じルートに入ったときはかなり焦りましたが(SAN値的な意味で)探索者の皆様が優秀な方ばかりでしたので
見事グッドエンドに辿り着けました。が、代償が探索者全員の命・・・高い対価です^^; 雪野さんが先に述べられているように後味が悪くなってしまいましたね。
うーん最後の地下に降りるか降りないかは、私の描写力の結果です。すみません結末がアレで。 やはり表現をもっと明確にすべきでした(猛反省
シラサギさん雪野さんSKPとして、いえテスト卓から今回の正規まで長い時間協力していただきありがとうございました。探索者視点とKP視点、表と裏からの意見は大変
参考になりました。別タブでの処理や秘話などを処理してくださったおかげで、無事に期日内に終了することができました。二人には本当にお世話になりっぱなしの卓だったと
振り返ってそう、あらためて思います。お二人のご助力あっての今回の卓でした、本当にありがとうございました。
コメントをかく