此処はニコニコミュニティ「TRPGやろうず」のWikiです。TRPG全般を取り扱います。作りかけですので、ガンガン改変をお願いします。

界的独占シェアを持つOSメーカー「Doors(仮)」社が、オンラインゲーム市場に参戦。
そのニュースはIT業界、ゲーム業界だけでなく、世界中のゲーマー達の視線を一挙に集めた。
DoorsOSの全てを知っている彼らだから、その性能を如何なく引き出してくれるだろうという期待。
OSや実用ソフトウェアばかりを堅実に世に送り出してきた企業が、今更ホビー業界に入るなど、という懸念。
ほどなくして、αテスト、βテストを超えて開始されたサービスは、前者の多くに応え、後者の多くを裏切った。

「After Ruins Online」。

世界中が、新しい世界に夢中になった――その裏で。

キャラクターが出血するバグ。
突然同士討ちを始めるPC達。

世界的な社会問題。
コンピュータの前から動かない「廃人」――そして相次ぐ衰弱死

それらが結びついている事を、君達は知ってしまった。

彼らが、バグと戦った者達の末路である事も。
そして――君の手にあるその力が、君を同じ運命に誘っている事も。




概要

After Ruins Online RPG(以下ARORPG)は、オンラインMMORPGを楽しむプレイヤーを演じるTRPGです。
OSの開発を一手に担う企業であるDoors社によって、高いレベルでのパフォーマンスを約束されたオンラインゲーム。
あなた達PCは、その中でも少しだけ特殊なプレイヤー、“デバッガー能力者”となる事になります。
AROを蝕むバグへの唯一の対抗手段にして、あなたを破滅へ導くモノ。
このゲームは、汎用システム「ベーシック・ロールプレイング・システム(以下BRP)」を根幹にしようしております。
D100でのパーセンテージ・ロールによる簡略化された処理で、スピード感の溢れる戦闘やゲーム生活を楽しんでいただける形を想定しています。
まだ完成には全く至っておりませんので、ご意見やアイデアがあれば、御気軽にデザイナーまでどうぞ。

世界観(導入)

現実

代は少しだけ近未来。
日常の情景に代わりはなく、核戦争が起こったりもせず……相変わらずの変わり映えのない世界です。
その中で、一つ飛び抜けたスピードで進化していくのは、科学技術。
進んだ技術により、コンピュータのパフォーマンスはどんどんと上がってゆき、反比例して値段は安価になっていきました。
そんな中、ARORPGの世界では、コンピュータOSの世界的シェアを、Doors社が一手に独占しています。
圧倒的なカリスマを持つミクリ・A・マドカワ社長(仮)の指揮で作られたDoorsOSは、他のどの企業がどんなに努力しても追い付けないコストパオーマンスを誇っているのです。
そんなDoors社が、ある時突然、オンラインゲーム業界に進出すると発表します。
これまでもトランプゲームやボードゲームなど、アクセサリとしてOSに付属しているゲームはいくつも作ってはいたものの、発表されたのはMMORPG。
コンピュータが普及しきったこの時代では、質も量も膨れ上がっているゲームジャンルです。
しかし、ミクリ社長は記者会見の場で、ハッキリとこう言います。

「このゲームは、世界の門扉となるだろう」

「私達プロバイダーと、あなた達ユーザーが、その鍵になるのだ」

堂々とした発言に、世界は揺れます。
あのDoors社が作るんだ、間違いなく凄いモノに違いない。
いいや、OS会社が作ったゲームなんて話題性だけだ。
世界中のインターネット掲示板が、轟々と意見の嵐に見舞われます。

やってくる、αテスト。オープンβテスト。
選ばれたテスター達は守秘義務を守り、サービス開始日まで詳しく内容が明かされる事はありません。

そして、とうとう迎えた、サービス開始日。

その時現実の全世界が、このゲームの中の新たな世界に、夢中になったのでした。

そうしてサービス開始から1年が過ぎて。
プレイ人数は2000万人以上となり、世界的人気ゲームの座に落ち着いた「ARO」の世界に、奇妙なバグの影が、落ち始めました。

After Ruins Online

欧神話の世界を舞台にした、スチームパンクの香りを見せるファンタジー世界、それがAfter Ruins Online(以下ARO)です。
この世界は、一度神々の最終戦争「ラグナロク」における、炎の巨人スルトの劫火による滅亡を迎えています。
神々を含めた全ての種族が滅んでいく中、世界樹ユグドラシルに身を隠した人間の夫婦・リーヴとリーヴスラシルが唯一生き残ります。
彼らはさしずめ世界復興のアダムとイヴでした。
彼らの間に生まれた三人の兄妹は、人間世界ミズガルズを中心に、世界を復興させていきます。

長兄は、勇敢な剣士。あらゆる武器の扱いに長け、彼らを害するものを全て退散させました。
次男は、聡明な銃士。機械の扱いに優れ、世界に技術を齎しました。
末妹は、慈愛の魔道士。魔法を能く使い、人々に愛や信仰を伝えていきます。

長兄と末妹の間に生まれた子供達から、どんどんと世界は復興してゆき、やがてミズガルズは見事な復活を遂げます。
この生命の息吹に引っ張られるように、生き残りの神々もまた活力を取り戻し、人間達への協力を申し出ます。
そしてそれからは、全ての世界が一度に芽吹き直します。
ここに、北欧神話世界は完全な復興を遂げるのです。

ですが、問題がありました。
ラグナロクの残した傷は、世界樹を確実に蝕んでいたのです。
世界を守る力を弱めてしまった世界樹から、見た事もない怪物――ギリシャ神話、バビロニア神話、ケルト神話、エジプト神話、中国神話、日本神話、クトゥルー神話と言った、「異世界」の住人達――が、流れ込んできたのです。
彼らは異質であるが故に、世界への多大な悪影響を与えています。
これを重く見た新主神バルドルにより、全ての世界から、異世界の住人を狩るための勇士達、新たなエインヘリヤルが募られたのでした。
世界は今も、異世界よりの脅威と戦っています。


これが「ARO」の世界観、背景設定です。
あなた達PCは、この新たなエインヘリヤルともなれる、北欧神話に固有の種族、人間・小人・巨人・妖精として生活を営んでいくのです。

異変

世界中で一大ムーブメントを引き起こしている「ARO」。
サービス開始から一年が過ぎた今――そこに、現実と仮想世界両方で、異変が起こっています。

仮想世界、「ARO」内では、奇妙なバグが時折確認されるようになりました。
特徴は3つあります。
1つは、そのバグが発生している圏内では、キャラクターがダメージを受けた時、まるで出血のようなエフェクトが発生し、
返り血や飛び血が周囲のオブジェクトやPC、背景のグラフィックに残るというもの。
2つ目は、圏内にいるPCが操作不能に陥り、周囲のPCへ攻撃行動を始めるというものです。
「ARO」では、禁止区域以外ではいつでもPK行為が可能なため、唐突に発生したこのバグから身を守る事は難しく、
また、暴走しているPCは何故かログアウトができなくなるという症状も確認されています。
3つ目は、バグ圏内のモンスターが強化され、未知のエネミースキルを使用して来る事です。
スキル名が文字化けしていたり、意味のない字の羅列であったりするこれは、ノイズや処理落ちを伴う異形のエフェクトと共に撃ち出されます。
その効果は様々ですが、一部はステータスそのものを半永久的(管理者側に問い合わせる事で、回復は可能)に奪ったりするなど、システムの根幹に迫っているものも確認されています。
血のようなエフェクトをまき散らしながら、異常な能力を持つモンスター達と共に突然同士討ちを始める様相は、プレイヤー達の間に恐怖を呼んでいます。
このためか、バグに遭遇してからアカウントを削除したり、いわゆる「失踪」を起こしたりして、ゲームから姿を消すプレイヤーも少なくありません。
毎回のシステムメンテナンスやアップデート直後には目撃数が大幅に減るものの、時間が経つにつれて増えてきているのが現状です。

現実世界では、「廃人」が世界的な社会問題となっています。
コンピュータの普及が進んだ世界中で、パソコンの前から離れず、ずっと張り付いたまま動かない人間が増えているのです。
酷い者になると、食事や排せつ、睡眠までも積極的に取ろうとしなくなっています。
以前より、ネット世界へ入れ込んで現実を疎かにする人間は少なくなかったため、危険視はされていませんでしたが、
この頃、それまでそうでもなかったのに突然「廃人」へと変わり、
終いにはコンピュータの前で衰弱死を迎えているのが発見される、という事件がそこここで発生するようになりました。
専門家にはネットの中毒性を説き、警鐘を鳴らすものもいましたが、「漫画を読むとバカになる」「ゲーム脳」と言った迷信と同一視されています。
個々人の生活や嗜好に寄る部分が多く、世界でも政府や警察機関が手をこまねいている状況です。

一般的に、上記の異変そのものの繋がりを示唆する者はいません。
バグはゲーム内での一問題に過ぎず、人が「廃人」化する理由にはならないからです。
ですが、これら二つは、間違いなく「繋がって」います。
それを、あなた達は知っているのです。
何故なら――

“デバッガー”能力

あなた達は、異変に対抗する唯一の手段を保持しているPCだからです。
それが、“デバッガー”能力。
あなたのPCに宿る、文字通りゲームの規格外の力です。
デバッガー能力は、主に武器へ宿す事で使用し、いくつかの特徴を持ちます。
特徴の1つは、力を宿した武器が「バグを直接攻撃する」事が可能だという点です。
例えば、バグの中で暴走して同士討ちを開始したPCを攻撃しても、本来はシステム上PK行為と見なされ、互いにペナルティが発生しますが、 デバッガー能力による攻撃は、PCへのダメージを発生させず、バグを直接取り除く事ができるのです。

2つ目は、デバッガー能力は、バグを倒せば倒す程強くなる事です。
デバッガー能力を宿した武器は、バグに呑まれたモンスターと同じく、処理落ちやロードの遅延、ノイズをグラフィックに伴います。
この武器による攻撃でバグを打ち倒すと、対象のノイズが消え、武器の側のノイズが同じだけ増加しているのが確認されています。
この事から、デバッガー能力は「バグを喰らう力」とも呼ばれているのです。

もう1つは、デバッガー能力を解放するには、条件が必要な事です。
それは、「力へ呼びかける」事。
あなた自身が心から、自分に宿るデバッガー能力へ呼びかける必要があるのです。
具体的には、力ある呼びかけの言葉と共に、デバッガー能力へつけた「名前」を叫ぶ必要があります。
これは心の中で叫ぶ事で可能ですが、多くの能力者は自分を奮い立たせるため、より強く呼びかけるため、また自分が「ゲームを守るプレイヤー」であるという意識を保つために、ゲーム内でも叫ぶ事が多いようです。
例えば、“死の恐怖”の異名を持つ能力者は、「俺はここにいる」と呼びかけ、能力名を叫んでいます。
能力の名前は様々ですが、宿す武器の名前のようにつけている事が多いようです(エクスカリバー、村雨丸、など)
この手順を踏んで、ようやくデバッガー能力はあなたの内側から武器へと顕現します。

このように、バグへの強力な対抗手段となっているデバッガー能力ですが、そこには大きな代償があります。
それは、能力者自身が「廃人」化する危険性を孕んでいる事です。
デバッガー能力者は、バグと戦う事ができる唯一の存在ですが、どういうわけか、この戦いに敗れて戦闘不能に陥った時、
能力者の現実側、プレイヤー本人がゲーム内への意識を一切外す事ができなくなり……実質的に、ゲーム内へ精神を取り込まれるような形になってまうのです。
そう、世界中で発生している「廃人」や衰弱死者達は、デバッガー能力者のなれの果てなのです。
もちろん、本来ならこれを恐れて見て見ぬフリをする事もできるでしょう。
ですが、デバッガー能力者は、能力が発現した時点で、何故か「ARO」への執着心が徐々に強くなる傾向にある事が知られています。
また、バグはデバッガー能力者を狙ったかのように発生する事も多く、能力者が完全にバグから離れて生活する事は難しいでしょう。
それに加え、未だ発現していない「潜在的な」デバッガー能力者もまた、バグに巻き込まれて廃人化してしまう事が分かっています。
この代償だけでなく、デバッガー能力は規格外の能力であり、そういう意味ではバグと同格です。
一般人に見られれば、チートであるとの誹りは免れられないでしょう。

このような危険の多い「バグを喰らうバグ」デバッガー能力についての解析がここまで進んだのは、デバッガー達の自警団・互助組織となっているギルドによる貢献がとても大きなものとなっています。
管理者側の能力者を幾人か引き込んで協力者とし、能力を発現させたプレイヤーの情報をいち早く共有し、保護・情報操作を行い、能力の扱いについて教える、またバグの発生情報を素早く集める事ができるだけの規模と組織力を持つギルドです。
あなた達のPCも、所属したり、その力を借りる事が多くなるでしょう。


プレイヤーセクション

ワールドセクション

After Ruins Online

仕様

基本的にDoorsOSのうち、最新版のDoorsKEYであれば、ノートパソコンであろうと問題なく動く仕様となっている。
ただし、走らせている間はかなり重くなるため、マシンパワーの足りないコンピュータでは他のブラウザを全て閉じる事が推奨されている。
課金制度は完全月額制。追加の課金は一切存在しない。その月額料金も内容に対して破格の安さであるため、人気に一役買っている。

導入

現在はDoorsOSにプリインストールされており、DoorsGamesに登録する事ですぐに始めることができる。
最初にキャラクタークリエイトを行い、名前・性別・種族・加護・職業・初期技能・初期スキル・初期装備・ルックスを決定する。
そして「ARO」にログインすると、ミズガルズサーバーで軽いチュートリアル(要不要は選択可)を行って、北欧神話世界での生活が始まるのだ。

サーバー

「ARO」では、負荷軽減のためのサーバー分けを、一般的なMMOのようにゲーム内全てをコピーした形式ではなく、
ゲーム内のエリア毎に分けて設定されている。

ミズガルズサーバー

「人間の世界」。全ての「ARO」参加者は、このサーバーからスタートする。
フィールドは存在せず、全域が戦闘禁止区域に指定されている。
俗称は「水」、「水鯖」など。
ミズの街
ミズガルズの殆どを占める巨大な街。北欧神話世界最大の都市でもある。
ギルドや個人で使うハウス(個人では一時的に借りることしかできず、休憩所と呼ぶ)や、
クエストを受けるカウンターはここに集まっている。
NPCやPCの商人がそこここで露店を開き、店舗を開いているものもいる。

ミズガルズ・中心エリア

スヴァルトアールヴヘイムサーバー

「小人の世界」。比較的低難易度のフィールドが集まっている、初心者向けのサーバー。
俗称は「昴」、「昴鯖」など。
鍛冶屋街
スヴァルトアールヴヘイムにおける拠点街。ミズガルズの代わりにこちらを拠点にする事もできる。
ミズガルズに比べると小規模だが、多くの鍛冶屋が軒を連ねている。

ヨートゥンヘイムサーバー

「巨人の世界」。中級レベルのモンスターが出現するフィールドがある。また、闘技場が存在する。
俗称は「与党」、「与党鯖」など。
巨人の闘技場
イベントクエストをこなすことで出入りが可能になる、巨大な闘技場。
プレイヤー同士が戦える「決闘」と、トーナメントやランキング戦が日々行われている「公式闘技」の二つを行う事ができる。
プレイヤー同士の戦闘は他のエリアでも可能だが、禁止区域であったり、モンスターが乱入してくる危険が多いため、整備されたフィールドとしての決闘場が利用されている。
公式闘技では、トーナメントに参加したり、上位に入賞したり、ランキングで特定ランクまで上がったりすると、限定のレアアイテムなどが手に入る。
闘技場下街
闘技場を取り巻く拠点街。ミズガルズ、スヴァルトアールヴヘイムと同じく、拠点にする事ができる。
闘技場が近い事もあり、武器を取扱う店が多い。

ムスペルヘイムサーバー

「火の世界」。上級者向けの高難易度フィールドと、全部で100階層あるダンジョンが存在する。
俗称は「蒸」、「蒸鯖」「火鯖」など。
百戦錬磨の火山
全100階層を誇る火山のダンジョン。他のフィールドのものと比べ、1階層ごとが極端に狭く、連続した戦闘によって成り立っている事が特徴。
レベル帯毎に難易度が変更され、クリア階層に応じてアイテムが得られる。
中断ログアウトは可能だが、リタイア以外で街に戻る事はできない。

ヘルサーバー

「冥府の世界」。フィールドは存在せず、ムスペルヘイムのそれとは桁違いの難易度を誇る、無限階層ダンジョンが存在する。
冥府の無限回廊
その総階層数は未だ不明、恐らくは自動生成の無限階層ダンジョンだろうと言われる、百戦錬磨の火山と同じ連続戦闘ダンジョン。
途中の階層のいくつかはスペースが広く取られているため、攻略者達の疑似的な拠点となっている。

ニヴルヘイムサーバー

「霧の世界」。地上とは比較にならない超高難易度のフィールドが存在する。
霧の監獄
PKなどの違約行為を繰り返し、"罪人"となったプレイヤーは、監獄フィールドに送られる。
その中でも最も過酷な環境にあるのが霧の監獄である。
強力なAIを搭載したNPCや有志のPC、また周囲を囲うフィールドのモンスターやトラップから逃れて脱獄する術は余りにも少ないと言われている。
が、逆にこの監獄から脱獄する事が、罪人達の間では最も栄誉ある行為だとされている。

アールヴヘイムサーバー

「光の精の世界」。普通に行くことはできないが、フィールドは経験値やレアアイテムをドロップするモンスターの宝庫となっている。

アースガルズサーバー

「アース神族の世界」。ヨートゥンヘイムの闘技場より上位の闘技場が存在する。
ヴァルハラ
巨人の闘技場で優秀な成績を残したプレイヤーのみが招かれる高ランク闘技場。
勝利の見返りは大きいが、敗北数が一定に達すると即座にヨートゥンヘイムへ戻される仕様となっている。

ヴァナヘイムサーバー

「ヴァン神族の世界」。

ユグドラシルサーバー

「世界樹」。Doors社の管理者側の集う専用サーバーとされており、一般には公開されていない。

ギンヌンガガプサーバー?

「虚無」。解析によって存在が明らかになったが、立ち入る事はできず、正体が不明となっているエリア。
管理者側のテストエリアだとも、開発時のジャンクデータの集積場とも言われている。
名称は、発見者により、北欧神話における虚無世界に準えてつけられた。公式名称は存在しない。

拠点街

ミズガルズ、スヴァルトアールヴヘイム、ヨートゥンヘイムの三か所には、プレイヤーの拠点にできる街がある。
どの街でも、NPCであるヴァルキリー達が案内や事務を務めている。
ミズガルズは9つの、スヴァルトアールヴヘイムとヨートゥンヘイムは5つのエリアにそれぞれ分かれている。

クエスト

クエストには、大きく分けて「通常」「イベント」「依頼」の三つがある。
通常クエストは基本的にいつでも受けられる、普通のクエスト。
イベントクエストは、季節限定のイベントや、店舗を出すための条件として存在するモノなど、様々な特殊クエスト。
依頼クエストは、NPC、PC、ギルドが要綱を作って、他のPCやギルドへ依頼する形のクエストである。

イベントクエスト

通常クエスト

依頼クエスト

ギルド

「ARO」では、プレイヤー同士でギルドを組む事ができる。
四人以上からミズガルズのギルドカウンターで特殊クエストを受け、成功させれば組む事が可能で、報酬としてギルドハウスとギルド証が与えられる。
ギルドハウスは基本的に拠点街のどこかに置くことができ、ギルドポイント次第でそれ以外のフィールドにも置く事ができる。
ギルド証は、そのギルドのメンバーの証となるアイテムである。
絵画技能を使う事で、ギルドのマークなどを作って証に反映する事もできる。
功績に応じてギルドポイントを得て、それを使ってギルドハウスの機能の拡充を行う事ができる。
ギルドポイントはそのギルドの「種別」に沿ったものであれば多く手に入る。
また、ギルドポイントのランキングが常に張り出されているため、知名度にもつながるようになっている。
複数のギルドに加入が可能なため、一つ一つのギルドの規模が大きい。

ギルド種別一覧

また、ゲーム内の有名ギルドは次のような例がある。

Convictor

リーダー:存在せず、一番隊長“銀翼の鷲”ティエ、二番隊長“疾風一陣”迅、三番隊長“コントロールソート”ウェアが代行。
種別:公式警察ギルド
メンバー:200万人以上
拠点:アールヴヘイムサーバー・Convictorエリア
ギルド証:白銀の長剣
ゲーム内唯一にして最大の公式警察ギルド。管理者側の直接のサポートを受けて、ルールに違反した“罪人”を追う。
また、初心者サポートも手厚く行っている。
ギルドハウスはアールヴヘイムサーバーに存在し、一つの都市の様相を呈している。
リーダーは管理者側全体ということで存在していないが、三つの大隊の隊長や幹部が統率を担っている。
一番隊は実働、二番隊は調査、三番隊は調達・支援を主に行っている。

MIM'NG's WORD

リーダー:"止まり木"青葉クロ
種別:支援ギルド
メンバー:3000人程度
拠点:ミズガルズサーバー・北西エリア
ギルド証:ヤドリギと剣と泉の紋章
通称は「MW」「ムー」など。中規模の支援ギルド。初心者から上級者まで、レベル帯を問わない浅く広い支援を行う事で有名。
その実態は、デバッガー能力の保持者を集め、情報交換や相互支援を行う互助・自警組織である。
発生しているバグ、覚醒が確認された能力者、デバッガー能力の解析、ゲーム内に広まる都市伝説など、バグへ繋がる情報の全てをメンバーや多くの協力者から集め、処理を行っている。
そのネットワークは広く迅速で、一部の非正規社員である管理者側PCをも味方につけている。
上記のような情報収集の他、発生したバグの処理や感染モンスターの討伐、はぐれ能力者の保護なども積極的に行っている。

A kinds

リーダー:“総取締役”
種別:商業ギルド
メンバー:250万人程
拠点:ミズガルズサーバー・南部地区
ギルド証:金貨
ゲーム内最大の商業ギルド。
通称“総取締役”“社長”と呼ばれるリーダーの手で急速に台頭し、商業ギルド界のトップに躍り出た。
ずば抜けた収集力からなる品揃えと良心的な価格設定、えげつない貸金回収などで知られていたが、現在は提携した小規模ギルドへ商品を卸しているのが主となっている。
通称、アキンドコーポレーション。

S・A・W

リーダー:“フィンの癒し手”アステリア
種別:支援ギルド
メンバー:100人程
拠点:スヴァルトアールヴヘイムサーバー・西部地区
ギルド証:赤十字
回復支援専門ギルド。治療技能や回復魔法に長けた人材が集まっており、パーティへの斡旋やフィールド巡回を行っている。
全滅寸前の戦闘中に連絡すると、即座に蘇生役が飛んできたとも言われる、信頼の厚いギルドでもある。

sekihotai

リーダー:“死肉喰らい”卍キャリオン・クロウ卍
種別:討伐ギルド
メンバー:30人程
拠点:ヨートゥンヘイムサーバー・洞窟エリア
ギルド証:官軍之御印
討伐ギルドの皮を被った、PKギルド。
目的は不明、鬱憤晴らしや荒らし目的とされ、フィールドを徘徊して手当たり次第にPKをふっかける。
実力はまちまちであるため、撃退できないわけではないが、かなり執拗に追いかけてくる事が多いという。
リーダーの卍キャリオン・クロウ卍は、闘技場での上位ランカーでもある。

World Trooper

リーダー:???
種別:一般ギルド
メンバー:???
拠点:ユグドラシルサーバー
ギルド証:ゴーグル
無名の一般ギルド。何を行っているのか気にされる程の活動も行っていない。
が、その実は「管理者側」のPCが集まったもう1つの公式ギルド。
一般PCに紛れて、「ARO」の実情を常に見守っている。
管理者側PCは、強力で特殊な「デバッグスキル」を使用する事ができるが、基本的に人前で使う事は禁じられている。

Ancient

リーダー:???
種別:???
メンバー:10人?
拠点:???
ギルド証:???
「ASO」内には、こんな都市伝説がある。
曰く、このゲーム内には、アカウントナンバーが00000001〜00000010の十人からなる、最古にして最強のギルド「Ancient」が存在する、と。
曰く、ナンバリングによって序列化された彼らはα・βテスターであり、実力は例外なく高く、ステータス隠匿用のアイテムでプレイヤーに紛れ込んでいる、と。
未だ実態が確認された事はなく、眉唾な噂とされている。

Fair is Foul

リーダー::“凶相”クジョウ
種別:依頼ギルド
メンバー:100人程度
拠点:ヨートゥンヘイムサーバー 雪原エリア
ギルド証:銃と剣牙虎
飼育スキルを極めたテイマーと、射撃武器を操るスナイパーで構成された、傭兵部隊。
長距離からの一斉射撃により、敵的勢力を削ぎ落とし
減耗した敵勢に、大型の白色虎「剣牙虎」を突撃させ、壊乱させる、奇襲、ゲリラ戦術を得意とする。
最近の依頼は、もっぱらsekihotaiからの護衛となっており、相手ギルドからは目の敵にされている。

Magic Shop KIRISAME

リーダー::“おやっさん”
種別:商業ギルド
メンバー:100人程度
拠点:スヴァルトアールヴヘイムサーバー 西部地区
ギルド証:箒に乗った白黒の魔女と三日月
通称『キリサメ魔装具店』、魔法の装備、アイテムのみを専門に扱う。初心者から上級者まで
様々な魔法使いが通う店舗である。小規模ながらも、仁義を重んじる商法のため、信頼性は高い。
が、店主が人を見るため、気に入らない相手には物を売らないなんて事も……。
ここで買い物をしたければおやっさんを怒らせないことだ。
この品ぞろえができるのは、妖精が集うアールヴヘイムへの行き方を知ってる?という噂

Fledh Ghoibhnenn

リーダー:“鍛聖” 実質は“鍛聖”以下“銀腕”ヌアザ、“月光”真改、“マイスター”bo-dan 他七名による合議制
種別:職人ギルド
メンバー:500人程度
拠点:スヴァルトアールヴヘイムサーバー 東部地区
ギルド証:ハンマー
鍛冶を主に扱う職人ギルド。武器、防具製造系の職人ギルドの中ではほぼ最大手。
基本的にはA Kindsの下請け仕事を担当しているが、個人の依頼での作成も多い。
『良いものはみんなFG製』を標語にしたいらしい。実際、製造する武器の質は非常に高い。
また、レア素材をドロップするモンスターの討伐にギルド総出で動くことも。
便宜上のリーダーは一応いるものの、実質的には特に優れた11人を代表とした合議制を取っている。
Real Streetなどのほかの職人ギルドへの対抗心を持つものも多いが、上記の大量狩り出しで掻き集めたレア素材を格安で売ったりもしているとか。

SAMURAI's

リーダー:“SAMURAI”武蔵
種別:一般ギルド
メンバー:300人程
拠点:ミズガルズサーバー・東区
ギルド証:ちょんまげ
職業が侍で刀が大好きな外人だけが入れる、ある有名ギルド。
TSUZIGIRI!とか言いながらPK等をしているので割とマナーが悪いことで有名
ただし、基本的に気が良く、日本語をしゃべれる人ばかりなので
仲良くなるのも簡単だろう。
マスターの武蔵は濃いキャラと二刀流の刀でヴァルハラでも活躍している有名ランカー。

Real Street

リーダー:“スタイルメーカー”樹枝莉
種別:職人ギルド
メンバー:20人程
拠点:ミズガルズサーバー・南部地区
ギルド証:ネックレス
装飾品・防具などのアバターに関わる装備品を専門に扱うデザイナーギルド。
名前の通り、現実の道を歩いてもオシャレに思えるような装備セットを作る事を信条としている。
ギルドに入るには厳しい試験が必要で、現在のメンバーは20人程度と少数精鋭。
使う素材も妥協しないため、ピンからキリではあるが、それなりに値は張る。
素材集めなどは他のギルドに委託する事が多い。
今ではReal Street製防具が、一つのステータスと言える程のブランドとなっている。

公式PC

ティエ

「ギルド『Convictor』は、いつでも秩序と平和と正義を愛するプレイヤーの方をお待ちしております」
性別:女性/? 年齢:20代/?
二つ名:“銀翼の鷲”
所属ギルド:Convictor
種族:人間 加護:騎士 職業:
主なスキル:格闘術(剛):90% 格闘術(柔):90% 飼育:70% 他
ギルド「Convictor」、実働隊である一番隊の隊長。
長い銀髪のとてつもない美人のアバターで、勧善懲悪の意識が強く、物腰は柔らかく、依頼者には丁寧な応対を心がける。
が、情状酌量の余地のない“罪人”にはとことん容赦が無く、凄絶な戦いぶりはまさに鷲。
超レアなユニークスキルを所持しているというが、真偽は不明。
現在は殆ど前線に出る事はなく、彼女の本気を見た者はまだいない。

青葉クロ

「あのバグに唯一対抗できるヤドリギなのさ、僕達は」
性別:男性/? 年齢:10〜20代/?
二つ名:“止まり木”
所属ギルド:Miming's Words
種族:人間 加護:魔導銃士 職業:学者
主なスキル:魔導剣:60% 魔導銃:60% 短銃剣:60% 神話知識:90%他 
デバッガー能力者の寄り合いギルド「Miming's Words」のリーダー。
面倒見の良い男性で、能力者達をまとめ上げるだけのカリスマも持ち合わせた人物である。
デバッガー能力の発現が確認され始めた頃、いち早く情報を集めて同じ能力者同士の連絡網を作り上げ、現在のギルドにまで押し上げた手腕はかなりのもの。
本人もまたデバッガー能力者である。

のヮの

「おいすー元気?おいちゃんは元気だぞ〜^^」
性別:男性/男性? 年齢:40代/中年?
二つ名:“昼行灯”
所属ギルド:なし
種族:妖精 加護:上級魔道士 職業:情報屋
主なスキル:魔導書:131% 他
AROの古参プレイヤー。βテストからその姿は見られた。
普段はミズの街の一角でのんびりと行き交う人々を眺めている。
目深にかぶったフードといった外見に反してフレンドリーで、右も左も分からない初心者に色々教えることも。
「^^」の顔文字を多用する。古参だけあって情報通である。
ギルドに入らないのには何かわけがあるらしいが…?

卍キャリオン・クロウ卍

「俺に・・・・・・・・・・・・・近寄るな・・・・・・・・・・・・・・・・死ぬぞ・・・・・・・・」
性別:男性/男性 年齢:20代?/14歳
二つ名:“死肉喰らい”
所属ギルド:sekihotai
種族:人間 加護:上級魔剣士 職業:傭兵
主なスキル:魔剣:60% 鑑定:30% 他
ギルド「sekihotai」のリーダー。
PKギルドとして名高いsekihotaiであるが、ギルドを存続させるためなのか、本人は滅多に手を下さない。
その分をヨートゥンヘイムの闘技場で晴らしているのか、高ランカーとしても名を馳せている。
プレイヤーメイドの黒い魔剣「✝ディエス・イラエ✝」はかなりの業物。
リーダを多用し、孤独を背負った魔剣士のようなロールプレイを行っている。
時折全く違う人格に変貌し、「すげー!すげー!」「兄ちゃんのキャラつえー!」などと発言し始める事がある。

クジョウ

「もはや、許容も無く慈悲も無い」
性別:男性/男性 年齢:20代/?
二つ名:”凶相”
所属ギルド:Fair is Foul 
種族:人間 加護:銃士 職業:傭兵
主なスキル:格闘術(剛):30% 狙撃銃:80% 飼育:70% 他
傭兵ギルド「Fair is Foul」のリーダー。中隊程度の人数であるにも関わらず、最小の損害で最大の打撃を与える、卓越した指揮能力を保有する。
非常に屈折した性格をしており、正直親しくしたい人間ではないが
依頼を受諾すれば決して裏切らず、味方であるうちは信頼できるだろう。
その分、敵対者には全く容赦のない戦いぶりを見せつける。

アウグストゥス

「儂に任せい、若いの」
性別:男性/女性 年齢:60代/9歳
二つ名:“歩く大螺旋書館”
所属ギルド:Ancient
種族:妖精 加護:魔道士 職業:大賢者
主なスキル:•魔符:100% •魔法知識100% 他

AROの最古参プレイヤーの一人。
ほぼ毎日インしており、それによって蓄えた数々のレアアイテムや魔法を得ているが、誰一人として譲ったことはないらしい。
妙に年寄振るところが多く、完全になりきりを愉しんでいるようだ。
嫌いなものは「効率厨」

ヌアザ

「して、どんな武器がお望みかね」
性別:男性/男性? 年齢:30代/82歳
二つ名:“銀腕”
所属ギルド:Fledh Ghoibhnenn
種族:人間 加護:  職業:鍛冶職人
主なスキル:鍛冶:85% 採集:80% 錬金:75% 他
職人ギルド“Fledh Ghoibhnenn”のトップ11人の一人。便宜上のギルマス等とともにサービス開始当初から参加している。
主に剣や斧の作成を好み、気に入った相手からの依頼なら特殊スキルの付加等もおまけするようだ。
外見は30代半ばほどの西洋人男性だが、中身については色々と憶測が飛び交っている。
滅多に人前に姿を見せない“鍛聖”とは、リアルでも仲が良いとか。

タンゴ/ワルツ

「「キミもイッショニオドロオドロオドロオドロオドロオドロ???」」
性別:女性/?? 年齢:20代/??
性別:男性/?? 年齢:20代/??
二つ名:"暗黒舞踏"
所属ギルド:なし
種族:人間 加護:銃士   職業:
種族:人間 加護:魔導師  職業:
主なスキル:舞踏:130%
ヘルサーバーの入り口近くでずっと社交ダンスを踊っている二人の男女。
曰く彼らがログアウトした所を見た事が無いとか、彼らに話しかけると
グラフィックが滅茶苦茶なサーバーに連れていかれるだとか噂が絶えない。
その中でも一番有名なのが彼らに話しかけると二人から個人チャットで
「「キミもイッショニオドロオドロオドロオドロオドロオドロ???」」
とメッセージが来るそうだ……。ちなみにこれをやった一番最初の人間は
全くAROに顔を出さなくなったそうな。

武蔵

「これはこれはwwwwwwwかたじけのうござるwwwwwwwww」
性別:男性/男性 年齢:40代/21歳
二つ名:“SAMURAI”
所属ギルド:SAMURAI's
種族:人間 加護:上級剣士 職業:侍
主なスキル:刀:100% 鍛冶:60% 他
ギルド「SAMURAI's」のリーダーであり、ヴァルハラで活躍している有名ランカー
無精髭にちょんまげをしていて正に想像の侍という感じのアバターをしている
某巨大掲示板のネトゲ実況板の有名コテハンでもある。
日系アメリカ人でオフ会などにも積極的に参加しており、その手では有名。
ちなみにイケメンではあるが残念という評価が多いようだ。

狩楽(かるら)

「ふふふ――――あっははははははははははは!」
性別:女性/? 年齢:10代/?
二つ名:“白髪鬼”
所属ギルド:なし
種族:小人 加護:上級剣士  職業:賞金%首>
主なスキル:槍:75% 短槍:70% "槍#q99% 他
ARO最初期に猛威を振るったPKの一人。主に槍系のスキルを使い、高速戦闘を得意とする。
二つ名の通り純白の髪を振り乱し、可愛らしい顔を興奮に染めて初心者・ベテラン問わず惨殺する姿には一定のファンまでつくほどだった。
半年ほど前、その時期ではほぼ唯一と言っていい大規模なバグに巻き込まれたフィールドで戦闘不能になって以来、ぷっつりとログインしなくなっていた。
バグの影響でPCデータが消失した、あるいはリアルでパソコンに触れない状態になったなど噂は流れたが、良くあることだったのですぐに忘れられることとなった。

――が、失踪から半年を迎えた最近、妙な噂が流れている。
彼女が巻き込まれたのものと同じくらいに大規模なバグが発生したフィールドに忽然と現れ、
純白の髪を揺らめかせながらPCに襲い掛かる槍使いの噂が。
知り合いだったPCが話しかけても妖艶に微笑み、襲い掛かってくるだけだそうだが……?

✝ミサ=ジ=ペルシュジャイ✝

「ねー強そぉなひとー、そのドロップ全部ミサにちょぉだぃ」
性別:女性/女性 年齢:10代/15歳
二つ名:"黒唄"、"ギルド喰い"
所属ギルド:転々としている
種族:人間 加護:魔剣士 職業:踊り子
主なスキル:斧:50% 格闘術(柔):30% 魔導書:40%他
通称「ギルド喰い」と恐れられるプレイヤー。
男性プレイヤーを見境なく手玉に取ってレア装備を貢がせ、一帯の人間関係を壊滅させる、悪質な姫プレイヤー。
彼女が加入したギルドは漏れなく壊滅すると言われており、居場所をなくすとフィールドを放浪して次の獲物を探し始める。
自分が他プレイヤーに恵まれるのは当然だと考えており、拒否されると癇癪を起してPK行為に走るため、警察ギルドにも目をつけられている。
レベルはそう高くないが、他プレイヤーから貢がせたレア装備に全身を固めている。

公式NPC

ヴァルキリー

「After Ruins Onlineへようこそ。ご案内致します」
居場所:全域
役割:様々
依頼クエスト:様々
「ARO」内の事務・雑務をこなす汎用NPC。
様々な場所にいて、プレイヤーの手助けや案内を行う。
基本的に、鎧を身につけた有翼の女性の姿をしているが、ギルドに雇われている場合は着せ替えが可能になっており、功績点を高める一つの楽しみとなっているとか。

ラプラス&ルミナス


「それじゃあ、後はよろしくねえ」
「姉さん、説明を忘れて……はぁ」
居場所:ミズガルズ中心エリア
役割:初心者ナビゲート・ムジカホールナビゲーター
依頼クエスト:『お姉ちゃんの忘れ物』『妹へおかえしを』など
ナビゲートNPC・ヴァルキリーの姉妹。個別に名前を与えられている珍しいヴァルキリー。
妹のラプラスはきっちりした生真面目な性格で、チュートリアルを始め、初心者をサポートするナビゲーターを行っている。
姉のルミナスはおっとりした大らかな性格で、ミズガルズの音楽系スキルでの演奏を楽しむ「ムジカホール」のナビゲーターに就いている。
この姉妹は「ARO」に初めてログインした時のチュートリアルを案内する役割も持っているため、全てのプレイヤーにとって最初に出会う事になるNPCである。
そのため印象も強く、プレイヤー間での人気も高い。大きなイベントの時にはスタッフがPCとして動かしているらしく、忙しく応対を行っている姿を見る事もできる。
それぞれから依頼クエストを受ける事もでき、こなしていくと、姉妹の関係を垣間見る事ができるようになる。

EVE

性別:女性の姿が多い 年齢:不明
二つ名:{ADAM,PERIOD,BIRTH,DEATH}
種族:(null) 加護:(null) 職業:Administrator(アドミニストレーター)
主なスキル:./#42B(%c

様々なサーバに存在する、あるいは存在しない。
姿は不定であり、既存のPCあるいはNPCの姿を借りている事が多い。
しかし、平板なポリゴンであったり不可視であったりと千の姿を持つ。
当たり判定はないようだ。
「虚無」の存在だという説も流れているが、誰も真偽を確認したことはない。
また、EVEの加護を受けて特殊な能力を習得するものがいたり、
EVEによって存在を抹消されたキャラクタがいるとの噂も飛び交っている。
一部のデバッガー能力者が、何らかのきっかけでこのような存在に出会い、能力に覚醒したという話も複数あり、
バグや能力との関連があると考えられている。
なお、Doors社の公式見解ではEVEの存在は否定されている。

αテスト時のアップデート・ノートに「EVE-Tier overwrote.(EVE階層の上書き)」との記載があったらしい。
しかしDoors社のサイトには残っていない。
メンテナンス・ログに時折、"** Are you waiting the time of EVE ? **"との行が挟まれていることも確認されている。

"赤い人"

「あなたは・ソ襍、縺・Κ螻九′好きですか?」
居場所:スヴァルトアールヴヘイム・森林エリア
役割:???
依頼クエスト:???
「ARO」内に多く存在する都市伝説。
それらのうち一つは、"赤い人"と呼ばれるNPCに関するものだ。
目撃例は様々だが、全身を赤い装束で纏めたという点、そして彼に話しかけると、「あなたは・ソ襍、縺・Κ螻九′好きですか?」と返してくる、という点は一致している。
この後何度も話しかけると、文字化けしている部分が徐々に本来の字へ戻ってくるとか、全ての文章を見ると一面真っ赤な正体不明のエリアへ飛ばされるとか、そこからの噂は様々である。

“影人間”

居場所:拠点街などを除いた全域
役割:不明(バグの一部?)
依頼クエスト:現状確認できず
闘技場などの一部を除いたありとあらゆるフィールドで確認されている、正体不明のNPCらしきもの。
姿は常に一定せず、頭頂からつま先、更には所持する武器などのすべてが黒いテクスチャで覆われている。

普段は何もせずフィールドに佇んでいるだけだが、デバッガー能力者が力を発動すると同時に能力者めがけて襲い掛かってくると言う。

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