機体解説 
出典作品 | 機動戦士ガンダム |
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形式番号 | MS-07B |
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頭頂高 | 18.2m |
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本体重量 | 58.5t |
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武装 | ヒート剣、ヒート・ロッド、5連装フィンガー・バルカン砲、シールド |
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専用機パイロット | ランバ・ラル ラルさん |
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本館 |
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Z1弾M・Z1-006 
証言タイトル | 「青い巨星という『誤算』」 |
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内容 | 「いずれ連邦がモビルスーツを開発すること、そのためにこのグフを用意したことのすべては予定通りだった。 その先行量産型グフにランバ・ラル大尉が搭乗し、グフの潜在能力を余すところなく引き出したのは予定外だったよ。 むろん良い意味でだが、技術者はすべて自分の思い通りに進まないと、いい気がしないものでね」 |
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インタビュー人物 | ジオニック社の技術者 |
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備考 | ラル大尉のグフは先行量産型(YMS-07B)である。 インタビュー人物もしっかり「ジオニック社」になっており弾の進歩を感じさせる。 |
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Z2弾C・Z2-002 
証言タイトル | 「グフの『個性』」 |
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内容 | 「グフが装備している『ヒート・ロッド』は興味深い武装です。 人がムチを扱うかのように、モビルスーツでそれを行おうというのは……ジオンがどのような射撃管制方式を採用していようと、敵機に狙いを定めることすら難しいのではないでしょうか?」 |
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インタビュー人物 | 連邦軍の兵器開発者 |
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備考 | 連邦側から、いかにしてヒート・ロッドを扱っているのかという疑問を投げかける証言。 |
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Z4弾R・Z4-004 
証言タイトル | 「鮮烈な『青』の記憶」 |
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内容 | 「いやはや、ランバ・ラル大尉の威光はいまだこの機体に残っていますよ。 戦場で連邦のモビルスーツと相対した際、明らかに連中が恐れているのがわかる。 このグフのカラーリングには、青い巨星の勇名を直感的に想起させるのでしょうなあ……ザクではない、ということをね」 |
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インタビュー人物 | ジオン軍のパイロット |
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備考 | 後に本機体は量産され、多数が配備された。 |
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B5弾M・B5-004 
証言タイトル | 「やはり『現れた』」 |
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内容 | 「最近よく聞くグフのベストメカ・コレクションとはナニか、だって? 最初のガンダムが放送された当時に発売した、いわゆる昔のガンプラ……」 「昔ではない、元祖だ!そもそも改良強化新型グフというのが正式名称で……」 「うわっ、大尉!?あんた早く帰った方がいい、朝まで語られちまうぞ!」 「ヒート・ロッドは糸ハンダを……」 |
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インタビュー人物 | バトル・バーの常連とラルさん |
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備考 | BF本編でラルさんが使用し、レイジに瞬殺された機体について。 ヒートロットの改造に糸ハンダを使用するのは「プラモ狂四郎」が初の改造法である。(本館より) |
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OA3弾C・OA3-001 
証言タイトル | グフの『装備』 |
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内容 | 「ラル大尉の扱い方や装備を見るだけなら近接メインの機体に思えるかもしれないが、こいつはザク用のマシンガンやドムのバズーカだって扱える。 デカい人の姿をした兵器なんだ、他の武器を持てるのは当然だろ? その気になりゃ大木を引っこ抜いて殴りかかる泥臭いことだってやる、モビルスーツはそういうもんさ」 |
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インタビュー人物 | ジオン公国軍のパイロット |
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備考 | 機体特性上、近接戦闘がメインであることと、MS−07Bの方は左手がフィンガー・バルカンなので操作性が悪く、取り回しに難儀したようだ(先行的に開発されたMS−07Aは両腕がザクと同じ物を使用しているため汎用性が高い)。 泥臭い戦闘についてだが、実際にリンク先のX3は地球上で戦った際に相手の注意を逸らしたり、バランスを崩させるために炎に包まれた丸太を投げつけている。 |
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OA6弾C・OA6-002 
証言タイトル | 人の『手』ですら |
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内容 | 「人が普通に使おうとするだけでも大変なんだぞ、それをモビルスーツが扱うとなると……ジオンの新型の話だよ。 聞けば"ムチ"を装備してるって話じゃないか。 操縦系になんらかのサポートプログラムが組み込まれていると思いたいが、もし完全にマニュアルで操っているとなれば……連邦とジオンでは、パイロットの練度に大きな隔たりがあると認めざるをえないな」 |
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インタビュー人物 | 地球連邦軍のパイロット |
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備考 | Z2弾Cに続き、連邦側からのヒート・ロッドについて。 尤も、作中でこれを多用したのはラル大尉だけである。 |
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TPR-037 
証言タイトル | 青の『理由』 |
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内容 | 「グフは青い巨星と呼ばれたランバ・ラルのために青く塗られたものか、偶然そうだったのかは定かじゃないが、後の量産機も同様に青いカラーリングだった。 であれば、偶然だと考えるのが一般的だが……散っていった偉大なエースパイロットに敬意を表して、量産タイプも青く塗られたのだと私は考えたい。 なんでも合理的に決められるものではなく、時にはそういう情念が絡むものだよ……兵器は、人が扱うものだからな」 |
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インタビュー人物 | 民間のモビルスーツジャーナリスト |
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備考 | 続くドムも同様の理由で3連星カラーで量産されている。 |
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OPR-039 
証言タイトル | 新型に『古豪』 |
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内容 | 「あの時代はザクだって充分に脅威だったんだ、モビルスーツって新兵器に太刀打ちするには、まだこちらのデータもほとんど無かったからな。 そこにきての"グフ"だ……そりゃ最新型を次々と投入していくのは戦いの常套手段だが、あの青い機体は古豪の武人が操っていたって言うじゃないか……まったく、少しは明るい話題が欲しかったものさ」 |
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インタビュー人物 | 地球連邦軍の兵士 |
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備考 | OA弾プロモランバ・ラルに続く。 |
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DPR-021 
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