データ型
データ型は、データオブジェクトを作成する為の技術設定(データ型/データ長)を行う。データオブジェクトの設計図ともいえる。
データ型には、3つの種類がある。そしてさらに定義によって、3つのパターンに分かれる。
・ソートテーブル
・ハッシュテーブル
・非一意
意味属性はもたない。
TYPES データ型名[(長さ)]
TYPE データ型(事前定義されたデータ型)[DECIMALS 小数点以下の桁数].
or LIKE データオブジェクト.
※ある一定の条件下で、[]内が必要。
・構造データ型
TYPES: BEGIN OF データ型名,
コンポーネント名[(長さ)] TYPE データ型(事前定義されたデータ型)[DECIMALS 小数点以下の桁数],
or コンポーネント名 LIKE データオブジェクト,
※以下、必要なコンポーネント分繰り返す。
END OF データ型名.
※ある一定の条件下で、[]内が必要。
・テーブルデータ型
TYPES: テーブルデータ型名
TYPE テーブルタイプ TABLE OF 行データ型(構造データ型)
WITH 一意/非一意 KEY キー項目1 キー項目2 ・・・.
意味属性を持たせる事ができる。
・構造データ型
・テーブルデータ型
意味属性は持たない。
データ型には、3つの種類がある。そしてさらに定義によって、3つのパターンに分かれる。
データ型の種類
データ型には3つの種類が存在する。基本データ型
基本データオブジェクトを作成する為のデータ型。一つのデータを入れるための技術設定を行う。構造データ型
構造を作成する為のデータ型。複数データを一つに纏める為、複数項目が入る技術設定を行う。イメージとしては、基本データ型定義を繰り返す形となる。テーブルデータ型
データベースより抜き出したテーブルレコードを一時的に格納する為のデータ型。行データ型といわれる、言わばテーブルの形を決定するための構造データ型(あらゆるデータ型が指定可能ではある)を指定する事によって、テーブルデータ型に含める項目を決定していく。更に、テーブルタイプやキー設定が必要となる。テーブルタイプ
・標準テーブル・ソートテーブル
・ハッシュテーブル
キー設定
・一意・非一意
データ型の定義
データ型には、ローカルデータ型・グローバルデータ型・事前定義されたデータ型の、3パターンの定義が存在する。ローカルデータ型
プログラム内で定義されたデータ型を、ローカルデータ型という。定義したプログラム内でのみ利用する事ができるデータ型。定義命令は「TYPES命令」を利用する。意味属性はもたない。
定義
・基本データ型TYPES データ型名[(長さ)]
TYPE データ型(事前定義されたデータ型)[DECIMALS 小数点以下の桁数].
or LIKE データオブジェクト.
※ある一定の条件下で、[]内が必要。
・構造データ型
TYPES: BEGIN OF データ型名,
コンポーネント名[(長さ)] TYPE データ型(事前定義されたデータ型)[DECIMALS 小数点以下の桁数],
or コンポーネント名 LIKE データオブジェクト,
※以下、必要なコンポーネント分繰り返す。
END OF データ型名.
※ある一定の条件下で、[]内が必要。
・テーブルデータ型
TYPES: テーブルデータ型名
TYPE テーブルタイプ TABLE OF 行データ型(構造データ型)
WITH 一意/非一意 KEY キー項目1 キー項目2 ・・・.
グローバルデータ型
ABAPディクショナリ(SE11)で定義されたデータ型を、グローバルデータ型という。一度定義すれば、様々なプログラムから利用する事ができるデータ型。意味属性を持たせる事ができる。
定義
・基本データ型(データエレメント)・構造データ型
・テーブルデータ型
事前定義されたデータ型
SAPシステムで予め定義されているデータ型を、事前定義されたデータ型という。SAPシステムで定義されている為、様々なプログラムから利用する事ができるデータ型。全部で11種類存在する。意味属性は持たない。
種類
2008年02月27日(水) 15:14:36 Modified by chocolate_mousse