オプション解説

Dungeon Crawl Stone Soupのオプションについて解説したページです。

基本的に、crawl_options.txtを翻訳する、という形をとっていますが、
場合によっては用例や補足などを加えたりしてあります。
お勧めの設定例などがあったらどんどん追加していって下さい。

現在報告されているオプションに関する不具合
- タイル版では正規表現が有効になっていない
- タイル版でタイルモードを無効にした場合、ゲームが正常に動作しない

Interface
- -Dropping and Picking up-主に自動拾いに関する項目
- -Targeting-照準に関する項目
- -Passive Sightings-感知と視界外の物に関する項目
- -Branding-強調表示(Branding)に関する項目
- -Level Map Functions-"X"で表示されるレベルマップに関する項目
- -Viewport Display Options-プレイ画面の表示に関する項目
- -Travel and Exploration-トラベルや探索（Ctrl-O）に関する項目
- -Stashes-落ちているアイテムの記録に関する項目
- -Command Enhancements-ゲームを快適にプレイするための設定項目
- -Message and Display Improvements-メッセージや画面を見やすくするための設定項目
- -Missiles-飛び道具に関する項目
- -Message Channels-メッセージの表示に関する項目
- -Inscriptions-アイテムへ銘を刻む事に関する項目
- -Macro related Options-マクロに関する項目
- -Tile related Options-タイルに関する項目
-Character Dump-キャラクターダンプに関する項目
- Items and Kills
- Notes
-Miscellaneous-その他OSに関する項目
- All OS
- DOS and Windows
- Unix

はじめに
Starting Screen
File System and Sound
Lua files
Inline Lua

はじめに

There are three broad types of Crawl options: true/false values (booleans), arbitrary values, and lists of values. In this document, options are usually described with their default values (if there is a default); this should also explain which of the above-mentioned types it is. Each option should have some remarks on how it's typically used - but keep in mind that the options you want to use depend on your playing style and sometimes also on your operating system.

Crawlには大まかに３つの種類のオプションがあります。
一つ目は正/否（true/false）の値によるもの。（ブール演算）
二つ目は任意の値によるもの。
三つ目はlists of valuesによるものです。
この説明書内において、ほとんどのオプションはデフォルトの値で記述されています。
先に記述されている値も、同様にデフォルトの設定です。

drop_mode = (multi | single) なら、multiがデフォルト、といった具合

これらのオプションについての典型的な使い方を例として示してありますが、
あなたのプレイスタイルや、（場合によっては）OSにより設定が変わるという事に留意して下さい。

The standard init.txt distributed with Crawl includes all boolean options, commented out. The commented-out values are always the _non-defaults_, so you can toggle boolean options by uncommenting them.

標準で付属しているinit.txt内のブール演算によるオプションについては、
'#'でコメント表示にしてあります。
'#'でコメント表示にしてある値はデフォルトではない設定のものです。
よって、ブール演算によるオプションについては#を削除し、
その行を有効にする事によって切り替える事が可能です。

There are two styles you can use to set options. The classic name=value syntax, one option per-line:

オプションの設定には二つの方法があります。
一行につき、一つのオプションを設定する従来通りのもの。

remember_name = true
explore_greedy = false
drop_mode = multi

And the NetHack-style combined option line:

一行で複数のオプションを設定するネットハックスタイルのもの。

OPTION = remember_name, !explore_greedy, drop_mode:multi

The second style is useful to specify simple options in a few lines, but it cannot be used for options that take complex lists of values (such as the autopickup_exceptions option).

このスタイルは単純な値を持つオプションを少ない行数で設定するのに便利ですが、
autopickup_exceptions等の、複雑な値を複数与える必要があるオプションには使えません。

Some options need a path as an argument; here you have to use a filesystem path suitable for your system. Other options accept regular expressions (regexes): here you can simply use ordinary strings, adapt the suggested regexes to your needs or search the internet for regex syntax.

いくつかのオプションについては、
あなたの環境に適切なファイルシステムのパスを設定する必要があります。
また、オプションによっては正規表現(regexexs)が有効なものもあります。
提案された正規表現やインターネット上で探した正規表現（ライブラリ）を
あなたの需要に合わせて、通常の文字列として使うことができます。

正規表現：文字列の集合を一つの文字列で表現する方法の一つ
- potions? of confusionでpotion of confusionとpotions of confusionを表す等

追記）現在の所、タイル版では正規表現が有効になっていないようです。(バグ報告より）

以下のようにする事によって長い名前を持つオプションを省略する事が可能です。

alias := long_option_name
- ae := autopickup_exceptions

Starting Screen

キャラクターの設定を予め決めておくための項目です。
キャラクター作成時にTabキーで前回と同じものにできるので重要度は低いと思われる。

File System and Sound

ファイルシステムに関する項目です。
crawl_dir= <path>

Directory for reading macro.txt and init.txt, and dumping characters. It should end with the path delimiter.

macro.txtとinit.txtを読み込む場所を設定する。
末尾がパスデリミタ'/'で終わるように記述する必要がある。
morgue_dir = <path>

Directory where morgue dumps (morgue*.txt and morgue*.lst) files are written.

morgueダンプ（morgue*.txtとmorgue*.lst）を出力するディレクトリの設定。
save_dir = <path>

Directory where saves and bones are stored. This option may be ignored depending on the settings used to compile Crawl, but should be honoured for the official Crawl binaries.

saveファイルやboneファイルの保存場所の設定。
このオプションはコンパイルした時の設定によっては無効になるが、公式のバイナリでは有効。
sound = <regex>:<path to sound file>

Plays the sound file if a message contains regex. The regex should not include commas or colons. For example sound = LOW HITPOINT WARNING:sound\sounds2\danger3.wav Getting appropriate sound files may be difficult. Check other roguelikes or old computer RPGs. Alternatively, ask for help in the newsgroup rec.games.roguelike.misc.

メッセージにregexを含む場合に、指定されたサウンドを鳴らす設定。
regexにはコンマやコロンを含まない必要がある。
上の例は低ヒットポイント警告時にサウンドを鳴らすもの。

Lua files

Lua files are scripts which can provide existing commands with a new meaning or create new commands (to be used in macros). To use Lua files, Crawl needs to be compiled with support for user Lua scripts. You can if your Crawl has Lua support by hitting V in-game. The list of features Crawl displays should include "Lua user scripts".

Luaファイルは既存のコマンドに新しい意味を付加したり、（マクロで使われる）
新しいコマンドを提供する、Luaスクリプトで記述されたファイルです。
Luaファイルを有効にするには、Luaスクリプトを有効にした状態でコンパイルする必要があります。
ゲーム中に'V'と押すことによって確認することができます。(使用可能な状態ならば"Lua use scripts"と表示される。)

lua_file = <path/name.lua>
対応するLuaファイルを有効にする。

Inline Lua

Lua code can be used directly in your init.txt/.crawlrc. You can use Lua to selectively include parts of your init.txt (based on character type, for instance) using this syntax:

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2007年12月03日(月) 20:47:16 Modified by dcss1123