英文を楽しく正確に速く読めるようになることを、めざすwikiです。

ここでは、
「分詞構文」について解説します。


分詞構文のレシピ


まず、はじめに、次のような文があったとします。

She was standing, as she was looking at me.

意味は、asは、「〜しながら」っていう接続詞なので、
「彼女は、私を見ながら、立っていた。」となります。

この文では、sheが2回でてきます。
分詞構文っていうのは、2回もでてくるsheを
1個にしよう、
さらに、文脈から、接続詞のasも、わざわさ書かなくてもわかるから、
省略しよう
というときに、作るものだと、ここでは便宜上考えておけば良いと思います。

上の文から、
asとsheをとると、
She was standing, was looking at me.

となります。

そして、be動詞があったらそれもついでにとってしまいます。
すると、
She was standing, looking at me.
ってなります。
これが実はもう分詞構文なのです。



まとめると、

(1)主節(asの節ではない方)と従属節(asではじまる節)の主語が同じときに、
従属節の主語を削除する。

(2)接続詞を削除する。

(3)be動詞が残ったらそれも削除する。

となります。
派生パターンはいくつかありますが、まずは、
この基本パターンをマスターすることが重要です。

分詞構文をみたら、いまの分詞構文の作り方を逆にだどって、
主語が2つあって、接続詞がある形に戻せれば、
訳すことができます。

しかし、接続詞は、もともと何であったのか、
どのように判断するのでしょうか。

それも、難しく考えることはありません。
省略できるから、削除したのですから、
文脈から推測可能なはずなのです。

大事なことは、場合によっては、接続詞が1つに決まらないこともあるということを
理解しておくことです。
文法書によっては、
分詞構文というと、「時」とか「原因」とか、
あたかも、どれかひとつに分類されるように書いてある場合もあるようですが、
必ずしも、厳密にどれかに分類されるわけではありません。
文脈上、不都合がない範囲で、接続詞を考え、
解釈をすればよいのです。




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このページへのコメント

ぬいた(´-ω-)★ http://s.64n.co/

0
Posted by ありません 2012年01月25日(水) 03:36:45 返信

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