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英語の文型は5つだけ!


ここでは、「文型」の説明をします。

英語の文型は、5パターンあります。

英文法の文型とは、
主語、動詞、目的語、補語
の4つの要素の
並び方のことです。

この並び方として、英語には、
5つのパターンがあります。

どんなに複雑そうに見える英文でも、
文型にあてはまれば、骨組みがはっきりして、
解釈の糸口がみつかります。

文型の5つのパターンとは、
次のとおりです。


第1文型:SV

第2文型:SVC

第3文型:SVO

第4文型:SVOO

第5文型:SVOC

それぞれ、
Sは主語、Vは動詞、Oは目的語、
Cは補語のことです。

SV文型〜SとVだけで文ができる!〜


SV文型について説明します。
5つの文型をもう一度みてみましょう。


第1文型:SV

第2文型:SVC

第3文型:SVO

第4文型:SVOO

第5文型:SVOC

5つのパターンに、共通している記号は、
SとVです。

Sは主語、
Vは動詞を表します。

主語というのは、
その文の動詞について、
主役となる人や物のことです。

日本語の文で考えると、例えば、

「彼は、朝ごはんを食べる。」

という文なら、
主語はどれになるでしょうか。

この文の中で、
動詞は、「食べる」だから、
食べる主体はカナだから、
主語は、「彼」となります。


そして、英文は、
SとVだけで構成することができて、
それをSV文型とか、
第1文型とかって呼ぶのです。

例えば、「私は眠る。」
という意味の英文は、

I sleep.

となります。
Sは、Iで、Vは、sleepです。

では、SV文型は、
常に、SとVだけでできているのでしょうか。

実は、SV文型でも、
SとV以外の要素があるときもあるわ。

例えば、
「僕は、昨日の夜はよく眠れた。」
っていう文、

I slept well last night.

というのもSV文型です。

well (よく)や
last night(昨日の夜)は、
SでもVでもないのです。

これらは、修飾語と考えます。
このサイトでは、Mで表すこととします。

前にでてきた表には、
S、V、O、C
(OとCについては後で説明するね)の
4つの記号がでてきたけど、
それら以外の要素は、
Mと考えます。



(まとめ)

○Sは主語、Vは動詞を表す。

○SとVだけで文ができ、
その文をSV文型と呼ぶ。

○S、V、O、C以外のものは修飾語と
呼び、Mで表す。

SVC文型


ここでは、
SVC文型の説明をします。
Cは、「補語」といって、
S(主語)の説明をするものが入ります。

そして、Cになることができるのは、
名詞か形容詞です。

例えば、
「私はお腹が空いた。」
I am hungry.
において、
S(主語)は、I(私)で、
V(動詞)は、amで、
C(補語)は、
hungry
(形容詞、お腹が空いたという意味。)です。


(CとMの違い)

さて、この文の中で、
hungryが、C(補語)だというのは、
どうやったらわかるのでしょうか。

SV文型でも、Vの後ろにMがくることがあります。
Vの後ろの要素が、
M(修飾語)なのか、Cなのかという区別は
どのようにすればよいのでしょうか。

上の文の中で、
hungryの役割が
Cなのか、Mなのかは、
hungryが
「どういう品詞で使われることが多いか」
っていうところから
考えていくことになります。

hungryは
形容詞で使われることが多いから、
MではなくてCじゃないかなって考えてみて、
文を解釈してみて、
論理的につじつまが合えば、
このhungryは、
Cだっていう結論を下すことになります。



(まとめ)
◯SVC文型において
Cは補語のこと。
◯Cは、
S(主語)を説明する、
名詞または形容詞。

SVO文型〜SVOのOは目的じゃない!?〜


SVO文型は、たとえば、
「私は、雑誌を読む」
I read a magazine.
というような文です。

この場合、
S(主語)は、Iで、
V(動詞)は、readで、
Oは、a magazineです。

Oは、Objectの略で、
V(動詞)の
「対象」となっている名詞のことです。

Vの対象というのは、
つまり、
「何を」とか、
「何に」にあたる部分です。

余談ですが、
Oについては、
「目的語」という日本語名が使われることが
圧倒的に多く、
このサイトでも
便宜上そう呼ぶこともありますが、
日本語で通常使う「目的」(めざす所)
っていう意味と
Oとは関係ありません。


Oは、
objectという英単語の頭文字ですが、
objectには、
日本語の「目的」というような
意味のほかに、
感情や動作などの「対象」という
意味を持ちます。
そして、
SVO文型と言ったときの
Oは、
動詞の「対象」という意味があてはまります。



(まとめ)
○ SVO文型のOは、
「目的語」と呼ばれるが、
V(動詞)の対象のこと。
○ Oには、名詞が入る。

SVOO文型〜Oが2つの文!〜


ここでは、
SVOO文型を説明します。

V(動詞)のあとに、
O(目的語)を2つとるとき、
その文型をSVOO文型といいます。

例えば、
「私はあなたに本をあげる。」
I give you a book.

という文では、

S(主語)がIで、
V(動詞)がgiveで、
ひとつめののO(目的語)がyouで、
ふたつめのO(目的語)がa bookです。


(ひとつめのOについて)
ひとつめのOは、
間接目的語(indirect object)
とも言います。
直接目的語(ふたつめのO)によって
受け止められた動詞の動作が、
どこに向けられているかを
示すものなので、
こう呼ばれます。
要するに、「〜に」の部分です。

上の例文の例だと、
直接目的語a bookによって
受け止められた、
give(与える)という動作が
向けられる対象は、youです。

なお、英文法での記号は、
間接目的語(indirect object)の略としてIOと書かれたり、
SVOO文型で、ひとつめのOなので、
O1と書かれたりします。


(ふたつめのOについて)
ふたつめののOは、
直接目的語(direct object)
とも言います。
動詞が表している動作を、
直接、受け止めるものなので、
こう呼ばれます。
要するに、「〜を」の部分です。

上の例文だと、giveという動作を受け止める対象は、
a bookです。

なお、英文法での記号は、
直接目的語(direct object)の略としてDO と書かれたり、
SVOO文型で、ふたつめのOなので、
O2とも書かれたりします。


さて、
O1とO2を入れ替えて、

I give a book you.

にしたらどうなるのでしょうか。

O1は、「〜に」、
O2は、「〜を」なので、
「私は、本にあなたをあげる」、
となります。



(まとめ)
○ S V O1 O2のうち、
O1は「〜に」の部分、
O2は「〜を」の部分。

SVOC文型〜OもCも入っている!〜


ここでは、
SVOC文型について説明します。

さて、
SVC文型のときの
C(補語)は
何を説明するものだったでしょうか。

それは、S(主語)を
説明するものでした。

そして、
C(補語)になることができるのは、
名詞か形容詞のみです。

例えば、SVC文型の文、
I am hungry.
(私はお腹が空いている。)
という文だと、

C(補語)であるhungryは、
S(主語)であるIを
説明してるものです。

さて、
今回のSVOC文型でのC(補語)は、
なんと、O(目的語)を説明するものなのです。

例えば、SVOC文型の
It makes me happy.
だと、

S(主語)がitで、
V(動詞)がmakesで、
O(目的語)がmeで、
C(補語)がhappyです。

そして、
meの状態を説明しているのが、
happyなのです。

この場合だと、
それ(it)は、
私(me)が幸せ(happy)である
という状態を
作り上げる、

つまり、
「それは私を幸せにする。
(それによって私は幸せになる。)」
という意味となります。



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