最終更新: eigo_dokukai 2011年11月09日(水) 07:11:30履歴
【この項目のもくじ】
■このwikiは、次のメールマガジンを
再編集した内容により構成されています。
英文和訳のメールマガジン
「これならわかる!英文読解」
登録及び解除は、次のURLよりどうぞ。
http://www.mag2.com/m/0001101362.html
ここでは、「文型」の説明をします。
英語の文型は、5パターンあります。
英文法の文型とは、
主語、動詞、目的語、補語
の4つの要素の
並び方のことです。
この並び方として、英語には、
5つのパターンがあります。
どんなに複雑そうに見える英文でも、
文型にあてはまれば、骨組みがはっきりして、
解釈の糸口がみつかります。
文型の5つのパターンとは、
次のとおりです。
第1文型:SV
第2文型:SVC
第3文型:SVO
第4文型:SVOO
第5文型:SVOC
それぞれ、
Sは主語、Vは動詞、Oは目的語、
Cは補語のことです。
SV文型について説明します。
5つの文型をもう一度みてみましょう。
第1文型:SV
第2文型:SVC
第3文型:SVO
第4文型:SVOO
第5文型:SVOC
5つのパターンに、共通している記号は、
SとVです。
Sは主語、
Vは動詞を表します。
主語というのは、
その文の動詞について、
主役となる人や物のことです。
日本語の文で考えると、例えば、
「彼は、朝ごはんを食べる。」
という文なら、
主語はどれになるでしょうか。
この文の中で、
動詞は、「食べる」だから、
食べる主体はカナだから、
主語は、「彼」となります。
そして、英文は、
SとVだけで構成することができて、
それをSV文型とか、
第1文型とかって呼ぶのです。
例えば、「私は眠る。」
という意味の英文は、
I sleep.
となります。
Sは、Iで、Vは、sleepです。
では、SV文型は、
常に、SとVだけでできているのでしょうか。
実は、SV文型でも、
SとV以外の要素があるときもあるわ。
例えば、
「僕は、昨日の夜はよく眠れた。」
っていう文、
I slept well last night.
というのもSV文型です。
well (よく)や
last night(昨日の夜)は、
SでもVでもないのです。
これらは、修飾語と考えます。
このサイトでは、Mで表すこととします。
前にでてきた表には、
S、V、O、C
(OとCについては後で説明するね)の
4つの記号がでてきたけど、
それら以外の要素は、
Mと考えます。
(まとめ)
○Sは主語、Vは動詞を表す。
○SとVだけで文ができ、
その文をSV文型と呼ぶ。
○S、V、O、C以外のものは修飾語と
呼び、Mで表す。
ここでは、
SVC文型の説明をします。
Cは、「補語」といって、
S(主語)の説明をするものが入ります。
そして、Cになることができるのは、
名詞か形容詞です。
例えば、
「私はお腹が空いた。」
I am hungry.
において、
S(主語)は、I(私)で、
V(動詞)は、amで、
C(補語)は、
hungry
(形容詞、お腹が空いたという意味。)です。
(CとMの違い)
さて、この文の中で、
hungryが、C(補語)だというのは、
どうやったらわかるのでしょうか。
SV文型でも、Vの後ろにMがくることがあります。
Vの後ろの要素が、
M(修飾語)なのか、Cなのかという区別は
どのようにすればよいのでしょうか。
上の文の中で、
hungryの役割が
Cなのか、Mなのかは、
hungryが
「どういう品詞で使われることが多いか」
っていうところから
考えていくことになります。
hungryは
形容詞で使われることが多いから、
MではなくてCじゃないかなって考えてみて、
文を解釈してみて、
論理的につじつまが合えば、
このhungryは、
Cだっていう結論を下すことになります。
(まとめ)
◯SVC文型において
Cは補語のこと。
◯Cは、
S(主語)を説明する、
名詞または形容詞。
SVO文型は、たとえば、
「私は、雑誌を読む」
I read a magazine.
というような文です。
この場合、
S(主語)は、Iで、
V(動詞)は、readで、
Oは、a magazineです。
Oは、Objectの略で、
V(動詞)の
「対象」となっている名詞のことです。
Vの対象というのは、
つまり、
「何を」とか、
「何に」にあたる部分です。
余談ですが、
Oについては、
「目的語」という日本語名が使われることが
圧倒的に多く、
このサイトでも
便宜上そう呼ぶこともありますが、
日本語で通常使う「目的」(めざす所)
っていう意味と
Oとは関係ありません。
Oは、
objectという英単語の頭文字ですが、
objectには、
日本語の「目的」というような
意味のほかに、
感情や動作などの「対象」という
意味を持ちます。
そして、
SVO文型と言ったときの
Oは、
動詞の「対象」という意味があてはまります。
(まとめ)
○ SVO文型のOは、
「目的語」と呼ばれるが、
V(動詞)の対象のこと。
○ Oには、名詞が入る。
ここでは、
SVOO文型を説明します。
V(動詞)のあとに、
O(目的語)を2つとるとき、
その文型をSVOO文型といいます。
例えば、
「私はあなたに本をあげる。」
I give you a book.
という文では、
S(主語)がIで、
V(動詞)がgiveで、
ひとつめののO(目的語)がyouで、
ふたつめのO(目的語)がa bookです。
(ひとつめのOについて)
ひとつめのOは、
間接目的語(indirect object)
とも言います。
直接目的語(ふたつめのO)によって
受け止められた動詞の動作が、
どこに向けられているかを
示すものなので、
こう呼ばれます。
要するに、「〜に」の部分です。
上の例文の例だと、
直接目的語a bookによって
受け止められた、
give(与える)という動作が
向けられる対象は、youです。
なお、英文法での記号は、
間接目的語(indirect object)の略としてIOと書かれたり、
SVOO文型で、ひとつめのOなので、
O1と書かれたりします。
(ふたつめのOについて)
ふたつめののOは、
直接目的語(direct object)
とも言います。
動詞が表している動作を、
直接、受け止めるものなので、
こう呼ばれます。
要するに、「〜を」の部分です。
上の例文だと、giveという動作を受け止める対象は、
a bookです。
なお、英文法での記号は、
直接目的語(direct object)の略としてDO と書かれたり、
SVOO文型で、ふたつめのOなので、
O2とも書かれたりします。
さて、
O1とO2を入れ替えて、
I give a book you.
にしたらどうなるのでしょうか。
O1は、「〜に」、
O2は、「〜を」なので、
「私は、本にあなたをあげる」、
となります。
(まとめ)
○ S V O1 O2のうち、
O1は「〜に」の部分、
O2は「〜を」の部分。
ここでは、
SVOC文型について説明します。
さて、
SVC文型のときの
C(補語)は
何を説明するものだったでしょうか。
それは、S(主語)を
説明するものでした。
そして、
C(補語)になることができるのは、
名詞か形容詞のみです。
例えば、SVC文型の文、
I am hungry.
(私はお腹が空いている。)
という文だと、
C(補語)であるhungryは、
S(主語)であるIを
説明してるものです。
さて、
今回のSVOC文型でのC(補語)は、
なんと、O(目的語)を説明するものなのです。
例えば、SVOC文型の
It makes me happy.
だと、
S(主語)がitで、
V(動詞)がmakesで、
O(目的語)がmeで、
C(補語)がhappyです。
そして、
meの状態を説明しているのが、
happyなのです。
この場合だと、
それ(it)は、
私(me)が幸せ(happy)である
という状態を
作り上げる、
つまり、
「それは私を幸せにする。
(それによって私は幸せになる。)」
という意味となります。
(お知らせ)
■このwikiは、次のメールマガジンを
再編集した内容により構成されています。
英文和訳のメールマガジン
「これならわかる!英文読解」
登録及び解除は、次のURLよりどうぞ。
http://www.mag2.com/m/0001101362.html
ここでは、「文型」の説明をします。
英語の文型は、5パターンあります。
英文法の文型とは、
主語、動詞、目的語、補語
の4つの要素の
並び方のことです。
この並び方として、英語には、
5つのパターンがあります。
どんなに複雑そうに見える英文でも、
文型にあてはまれば、骨組みがはっきりして、
解釈の糸口がみつかります。
文型の5つのパターンとは、
次のとおりです。
第1文型:SV
第2文型:SVC
第3文型:SVO
第4文型:SVOO
第5文型:SVOC
それぞれ、
Sは主語、Vは動詞、Oは目的語、
Cは補語のことです。
SV文型について説明します。
5つの文型をもう一度みてみましょう。
第1文型:SV
第2文型:SVC
第3文型:SVO
第4文型:SVOO
第5文型:SVOC
5つのパターンに、共通している記号は、
SとVです。
Sは主語、
Vは動詞を表します。
主語というのは、
その文の動詞について、
主役となる人や物のことです。
日本語の文で考えると、例えば、
「彼は、朝ごはんを食べる。」
という文なら、
主語はどれになるでしょうか。
この文の中で、
動詞は、「食べる」だから、
食べる主体はカナだから、
主語は、「彼」となります。
そして、英文は、
SとVだけで構成することができて、
それをSV文型とか、
第1文型とかって呼ぶのです。
例えば、「私は眠る。」
という意味の英文は、
I sleep.
となります。
Sは、Iで、Vは、sleepです。
では、SV文型は、
常に、SとVだけでできているのでしょうか。
実は、SV文型でも、
SとV以外の要素があるときもあるわ。
例えば、
「僕は、昨日の夜はよく眠れた。」
っていう文、
I slept well last night.
というのもSV文型です。
well (よく)や
last night(昨日の夜)は、
SでもVでもないのです。
これらは、修飾語と考えます。
このサイトでは、Mで表すこととします。
前にでてきた表には、
S、V、O、C
(OとCについては後で説明するね)の
4つの記号がでてきたけど、
それら以外の要素は、
Mと考えます。
(まとめ)
○Sは主語、Vは動詞を表す。
○SとVだけで文ができ、
その文をSV文型と呼ぶ。
○S、V、O、C以外のものは修飾語と
呼び、Mで表す。
ここでは、
SVC文型の説明をします。
Cは、「補語」といって、
S(主語)の説明をするものが入ります。
そして、Cになることができるのは、
名詞か形容詞です。
例えば、
「私はお腹が空いた。」
I am hungry.
において、
S(主語)は、I(私)で、
V(動詞)は、amで、
C(補語)は、
hungry
(形容詞、お腹が空いたという意味。)です。
(CとMの違い)
さて、この文の中で、
hungryが、C(補語)だというのは、
どうやったらわかるのでしょうか。
SV文型でも、Vの後ろにMがくることがあります。
Vの後ろの要素が、
M(修飾語)なのか、Cなのかという区別は
どのようにすればよいのでしょうか。
上の文の中で、
hungryの役割が
Cなのか、Mなのかは、
hungryが
「どういう品詞で使われることが多いか」
っていうところから
考えていくことになります。
hungryは
形容詞で使われることが多いから、
MではなくてCじゃないかなって考えてみて、
文を解釈してみて、
論理的につじつまが合えば、
このhungryは、
Cだっていう結論を下すことになります。
(まとめ)
◯SVC文型において
Cは補語のこと。
◯Cは、
S(主語)を説明する、
名詞または形容詞。
SVO文型は、たとえば、
「私は、雑誌を読む」
I read a magazine.
というような文です。
この場合、
S(主語)は、Iで、
V(動詞)は、readで、
Oは、a magazineです。
Oは、Objectの略で、
V(動詞)の
「対象」となっている名詞のことです。
Vの対象というのは、
つまり、
「何を」とか、
「何に」にあたる部分です。
余談ですが、
Oについては、
「目的語」という日本語名が使われることが
圧倒的に多く、
このサイトでも
便宜上そう呼ぶこともありますが、
日本語で通常使う「目的」(めざす所)
っていう意味と
Oとは関係ありません。
Oは、
objectという英単語の頭文字ですが、
objectには、
日本語の「目的」というような
意味のほかに、
感情や動作などの「対象」という
意味を持ちます。
そして、
SVO文型と言ったときの
Oは、
動詞の「対象」という意味があてはまります。
(まとめ)
○ SVO文型のOは、
「目的語」と呼ばれるが、
V(動詞)の対象のこと。
○ Oには、名詞が入る。
ここでは、
SVOO文型を説明します。
V(動詞)のあとに、
O(目的語)を2つとるとき、
その文型をSVOO文型といいます。
例えば、
「私はあなたに本をあげる。」
I give you a book.
という文では、
S(主語)がIで、
V(動詞)がgiveで、
ひとつめののO(目的語)がyouで、
ふたつめのO(目的語)がa bookです。
(ひとつめのOについて)
ひとつめのOは、
間接目的語(indirect object)
とも言います。
直接目的語(ふたつめのO)によって
受け止められた動詞の動作が、
どこに向けられているかを
示すものなので、
こう呼ばれます。
要するに、「〜に」の部分です。
上の例文の例だと、
直接目的語a bookによって
受け止められた、
give(与える)という動作が
向けられる対象は、youです。
なお、英文法での記号は、
間接目的語(indirect object)の略としてIOと書かれたり、
SVOO文型で、ひとつめのOなので、
O1と書かれたりします。
(ふたつめのOについて)
ふたつめののOは、
直接目的語(direct object)
とも言います。
動詞が表している動作を、
直接、受け止めるものなので、
こう呼ばれます。
要するに、「〜を」の部分です。
上の例文だと、giveという動作を受け止める対象は、
a bookです。
なお、英文法での記号は、
直接目的語(direct object)の略としてDO と書かれたり、
SVOO文型で、ふたつめのOなので、
O2とも書かれたりします。
さて、
O1とO2を入れ替えて、
I give a book you.
にしたらどうなるのでしょうか。
O1は、「〜に」、
O2は、「〜を」なので、
「私は、本にあなたをあげる」、
となります。
(まとめ)
○ S V O1 O2のうち、
O1は「〜に」の部分、
O2は「〜を」の部分。
ここでは、
SVOC文型について説明します。
さて、
SVC文型のときの
C(補語)は
何を説明するものだったでしょうか。
それは、S(主語)を
説明するものでした。
そして、
C(補語)になることができるのは、
名詞か形容詞のみです。
例えば、SVC文型の文、
I am hungry.
(私はお腹が空いている。)
という文だと、
C(補語)であるhungryは、
S(主語)であるIを
説明してるものです。
さて、
今回のSVOC文型でのC(補語)は、
なんと、O(目的語)を説明するものなのです。
例えば、SVOC文型の
It makes me happy.
だと、
S(主語)がitで、
V(動詞)がmakesで、
O(目的語)がmeで、
C(補語)がhappyです。
そして、
meの状態を説明しているのが、
happyなのです。
この場合だと、
それ(it)は、
私(me)が幸せ(happy)である
という状態を
作り上げる、
つまり、
「それは私を幸せにする。
(それによって私は幸せになる。)」
という意味となります。
(お知らせ)
コメントをかく