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著者:◆C/oSFSeeC2氏


それはある寒い金曜日の朝。
起きてみると、なんだかふらふらする。頭が痛い。体の節々も痛い。
「・・・こ、これは。今、流行のアレ、かな。」
病院に行ってみると案の定、インフルエンザだった。
学校に電話して、学年主任に報告する。
学年主任は疑わしそうな声で。
「まぁ、また急病なの、山中先生。」
「この間も急病だったわよね?意外に体弱いのね?」
たらり。確かにこの間、仮病を使って、ムギんちに特攻したっけ。
しかも軽音部の3人も同時にサボり。
疑われても仕方ない。
「あ、あのー・・・今回は本当に急病でして。ハイ。」
「『今回は』?『本当に』?」
あわわわ。熱に浮かされた頭でこれ以上何も話さない方がいい。
「いやいやいや。とっとにかく、今回は後で診断書を持って行きますから。」
慌てて電話を切る。

「・・・さてと。」
残念だけどムギにも電話して今週は会えないって伝えなくっちゃ。
携帯でムギに電話する。
あれ?・・・出ないな。
「ムギ・・・私よ。インフルエンザにかかっちゃったの。ちょっと熱もあるし、うつっちゃうとまずいから今週末は会えそうにないわ。ごめんね。」
弱々しい声で伝言に残して電話を切る。
ふー・・・。
ベッドに潜り込んでじっと目を閉じる。
熱に浮かされながら、ようやくうとうとし始めた頃。
遠くでヘリの音がする。
パラ・・・パラパラ・・・パラパラパラ・・・
あれ?・・・なんか近づいてない?
パラパラパラ・・・バラバラバラバラバラ・・・
それはどんどん近づいてきて。
ババババババババ・・・
マンションのすぐ横で、映画の効果音のような、ヘリがホバリングする時の音。
私の部屋の窓が外の風圧を受けて、ガタガタガタ!と悲鳴を上げる。
アクション映画でもなかなかないシチュエーション。
今にもロケット弾が打ち込まれてきそうだ。
普通の人ならここで外に飛び出して何が起こっているのか確認するのだろうけど。

私はなんとなく外で何が起こっているのか想像がついた。

やがてヘリの音が遠ざかるのと時を同じくして。
ガチャガチャガチャ!私の部屋のドアの鍵が慌しく合鍵で開けられて。
「・・・さわ子さんっ!大丈夫っ!?死んじゃいやっ!」
ムギが真っ青な顔で飛び込んできた。
可愛らしい薄い黄色のワンピース。
・・・降下をサポートしたヘリの乗組員は相当気を使っただろうな。
ちょっと目を上げただけで、ぐったりとベッドに臥せっている私を見て。
ムギは慌てて携帯を開く。
「もしもし!もしもし!斉藤?スペシャル医療チームはいったい何をしているの?手術中?中断させなさい!レベル5の緊急事態だと伝えて!」
「あー・・・ごめん、ムギ。今日、それにツッコむ元気ない。」

ムギはしばらく大騒ぎをした後、ようやく落ち着いた。
「さわ子さん。ほんとに大丈夫ですか?お薬は?」
「うん・・・そこにあるわ。毎食後なんだけど・・・食欲なくって。」
お医者様に行った後、倒れこむようにベッドに入ったので、薬は無造作にベッドサイドのテーブルに投げ出したまま。
「食べても全部出ちゃう。下痢もひどいのよ。」
ムギがあまり心配そうな顔をするから。私は無理ににっこり笑う。
「まぁ、でも最近のインフルエンザの薬はよく効くらしいから。3日もすれば治るらしいわよ?」
「かわいそう、さわ子さん。私が代わってあげられたらいいのに。」
ムギが優しく髪をなでてくれる。
「ばか、ね。うつしちゃったら大変。来てくれたのは嬉しいけど・・・んっ。」
ムギは寝ている私に触れるだけのキスをすると。
「大丈夫。琴吹製薬の総力を結集したスペシャル予防接種済ですからっ。」
にっこり微笑んだ。
「待っててください。お腹に優しいもの、何か作りますね。」
また頬に柔らかいムギの唇が触れる。
あああ、幸せ。頭は痛いし、体はだるいけど。これならインフルエンザも悪くない。

しばらくして。台所からいい匂いがする。
ムギがお皿を持ってやってくる。
「お腹下ってるんだったら、固形物は多分だめだから、トマトベースの野菜スープにしました。・・・お口に合えばいいけど。」
「いい匂い。おいしそうね。」
私が手を伸ばしてお皿を受け取ろうとすると。
ムギはにっこりとそれを制して。
「はい。あーんして?」
私は黙って目で抗議する。
「・・・あーん?」
ムギはにっこり笑ってスプーンを私の口元に近づける。
おいしそうな匂いとムギの笑顔に私は抗う術もなく降参するしかなかった。
「・・・あーん。」
はぷっ。あ、おいし。なんだかとっても優しい味。

「おいしいわ。ムギはいいお嫁さんになれそうね。」

「え?」
ムギのスープを運ぶ手が止まる。
「あ。」
私は思わず顔を上げてムギを見つめる。
「や、やだぁ、さわ子さんったら。」
「あっ、や、いや、そういう意味じゃないのよ、やーね。」
私は照れてしまって慌てて取り消した。
けれど、ムギは真っ赤になって上目使いで私を見つめる。
「・・・違うんですか?」
「へ?」
ムギは目に涙を溜めて。
「私はさわ子さんの『いいお嫁さん』になりたいのに。」 
私をじっと見つめてくる。
私はたまらなく幸せになって彼女を胸に掻き抱く。
「ああ・・・もう!ほんとにもう!可愛いーっ!」
ちょっと前ならにっこり笑って「ばかね。冗談よ。」っていうところだけど。
私は、ムギの前では大人のフリをするのをやめていた。
素の自分で彼女と向き合うのがこんなにも簡単な事だと。
・・・大切な事だったんだ、と。
やってみて初めて気付いた。

「当たり前でしょ。もし誰かがあなたを私から奪って行っても。」
「それが例えどこの誰であっても。世界の果てまででも。必ずあなたを奪い返しに行くわ。」
「ムギ。もう一生離さないから。覚悟しなさい。」
ムギは私の胸の中で、ひまわりのような微笑み。私の一番のお気に入り。
「嬉しい・・・さわ子さん、大好き。」

スープを平らげて、様々な種類の薬を水で流し込んだ。
「一休みしたら、体拭いてあげますね。」
ムギは洗面器にお湯を張ってタオルを持ってきてくれていた。
確かに久々にまともな食事をしたせいか、体が温まって汗をかいたような気がする。
「うん。ありがと。」
私は横になってしばらく幸せをかみ締める。
こんなに誰かが自分の事を心配して傍にいてくれるのはいつ以来だろう。
高校を卒業して以来、ずっと一人暮らしで淋しいなんて思ったこともなかったけど。
一度こんな幸せを味わってしまうと、一人が淋しくて仕方ない。
一人の部屋に帰ってくるとムギが恋しくて仕方ない。
ムギの微笑みを見ているとこの娘を独り占めにしたくて仕方ない。
・・・なんて。
ムギは私がこんなに悶々としているなんて知らないんだろうな。

ふと横を見ると。
ムギは私が飲んだたくさんの薬を一つ一つ手に取って眺めていた。
「頓服薬?ってなんです?」
ムギはほんとに不思議そうに聞いてきた。
「ああ、熱が高くて下がらなかったら使う薬よ。」
「熱・・・そろそろ測ってみようかな。体温計、取ってくれる?」
私は寝たまま、体温計を脇に挟んだ。
ムギはまだ頓服薬の袋を見てる。そんなに珍しいのかな。
ああ、そうか。さすがに琴吹家のお嬢様に座薬を使う勇気のある医療班はいなかったんだろう。
ピピピピピ・・・
体温計が鳴ったので取り出してみる。するとムギがそれを奪い取って。
「まぁ!大変!さわ子さん、熱がなかなか下がりませんね。これは座薬。座薬を使わなくっちゃ。」
・・・なんだかやたらに張り切っている。
確かになかなか熱が下がらない。
「そうね。頓服薬使ってみようかしら。」
私はのろのろと体を起こして。
「ムギ?お薬ちょうだい。おトイレ行ってくるから。」
ムギは頓服薬の袋を胸に抱いて。
目をキラキラさせながらベッドをぱんぱん、と叩く。
「ううん。こっち。こっちです、さわ子さん。」
「え?え?どういうこと?」
ムギはさささ、と私の後ろに回って。
「まぁまぁ。ここに膝をついて?ベッドにうつ伏せになって下さい。」
私は熱でぼんやりとしていて。言われるがまま、膝立ちでベッドにうつ伏せになる。

「はい、お尻だしましょうねー。」
ムギの手がスエットのパンツを下ろそうとして。
ようやく私はムギが何をしようとしているのか理解した。
「い、いいわよ、ムギ。自分でやるから。」
私は慌ててムギの手を抑える。
「病人はだまっておとなしくしなさい!」
「だ、だって汚いよ?汗、かいちゃってるし。」
「じゃ、ちょうどいいですね。ついでに汗拭いてあげます。」
ムギはやる気満々って感じで腕まくりをしている。
「や、やだー。恥かしいぃ。自分でやるぅ。」
私はちょっと怯えながら言った。
なのにムギは目をキラキラ輝かせて。
「そんな目をされちゃったらよけいに萌えちゃいますよ、さわ子さん。」
・・・そんなとこで萌えるんかい。

「うふふ。さぁ、ぬぎぬぎしましょうねー?」
「あっ、ちょっ・・・こら、だめったらぁ。」
なんか体がだるくて、抑える手にも力が入らない。
ムギは私の手を器用に押しのけてあっという間に私のスエットの下ごと、ショーツをずり下げた。
熱を持ったお尻が外気に触れてひんやりする。
私は思わず身をすくめて、お尻に力を入れる。
「まず汗拭いちゃいますねー?」
私は振り向いて目で抗議したけど。
ムギは洗面器のお湯でタオルを絞って。
「熱かったら言ってくださいね?」
意にも介さず私のお尻を拭き始めた。
あ、でもタオルあったかくて、キモチいい。
「足、ちょっと開いてくださいね?」
太ももの内側にムギの手が触れて。
タオルで拭かれているだけなのに、お腹の奥がぞくぞくってする。
「・・・あれぇ?さわ子さん。」
ムギが湿った声で囁く。
「なんだか、えっちな匂いしますぅ・・・」
私はもう恥かしくって何も答えられず。
足を閉じようとしたけど、もうそこにはムギの手が入っちゃってて。
「濡れてますね・・・タオルで拭かなくっちゃ。」
暖かいタオルが優しく私の敏感なところを撫でる。
中途半端に刺激されてイキそうでイケないもどかしさに私はお尻をくねらせて抗議する。
頭がぼーっとして、もう降参してしまいそう。
「じゃ、次はお尻ですね。」
なのに、ムギはふいっと離れてしまって。
「お尻、力抜いてください。これじゃ座薬を入れられないじゃないですか。」
私はもう頭の中がぐちゃぐちゃで。
「ああん、もう・・・どうしたら、どうしたらいいの?」
甘えた声でムギにおねだり。
「うふふ。お手伝いしてもらおうかなっ。」
ムギはそう言うとうつ伏せのままの私の両手をお尻にあてさせて。
私はなすすべもなくムギにされるがままになっていた。
「開いておいて下さい。そしたらお薬入れられると思うから。」
私は思わずふりむいて抗議する。
「え、そんなの、無理無理無理!そんな恥かしいカッコ、無理よ!絶対!」
ムギは眉をひそめて。
「恥かしくなんかないです!お薬入れるだけなんですから。」
真剣な顔。でも目だけなんだか嬉しそう。
「だめよ!そんな真剣な顔しても無理なものは無理!」
「そんなぁ。お薬、入れる間だけですよぅ。いいコだから、ねっ。」
子供をあやすような口ぶり。
あ、だめ。なんか頭がぼーっとしてきた。
「そ、そうかな。お薬いれる間だけだものね。」
「そうそう。そうですよー。」
そう、かな。

「・・・ん、じゃ、なるべく、早くしてね。」
私はお尻の力を抜いて、両手で割り開く。
座薬が入ってくるのを予想して待っていたけど、なかなか来ない。
それどころかムギの呼吸がお尻の穴を刺激する。
「こっこらっ。お薬いれるだけじゃなかったの?」
「ごっ、ごめんなさい。初めて見るから、つい・・・」
今度は暖かいタオルがお尻の谷間を這う。
「あっ、や、ちょ、待ってぇ。」
タオルは私の敏感なお尻の谷間を円を描くように擦っていく。
それが中心に近づくにつれて、私はどんどん追い詰められていく。
その終着点を予感して、私は身震いした。
「や、あ、はっ、ほじっちゃ、ほじっちゃだめぇ・・・」
円の中心を責められた私が切羽詰まった声を上げるのも構わず。
「きれいになりましたね、さわ子さん。じゃ、お薬、入れちゃいますから。」
ムギはなんだか楽しそう。
座薬が入ってくるのを意識してお尻に神経を集中させていると。
ムギの指が太ももを張って。
まるでキーボードを弾く時のような繊細な動きで私の女の入り口を刺激する。
「や、やぁん。だめぇ。」
さっきタオルで刺激されていたそこは、既にぬるぬるに潤んでいた。
「うふふ。ちょっと寄り道。こんなにぬるぬるにしちゃってるのに、だめなんですか?」
なのに、ムギの指は私の中に入ってこない。
周りのヒダヒダのところを撫で回して蜜をあふれさせるだけ。
「ね、ねぇ、ムギ、お願い、もう入れてぇ。」
私はどうしようもなくって。悲鳴に近い声で降参する。
「可愛い、さわ子さん。今、入れてあげますね?」
ムギの指がつつつ・・・とお尻に上っていって。
くりっとお尻の穴を撫で回す。
え?と思う間もなく、固いカタマリがお尻から入ってくる。
「あ、んあっ、そ、そっちなのぉ?」
私は思わず抗議の声を上げる。
「だってさわ子さん、お尻広げたままで『もう入れて』って。すごくえっちで可愛いんだもの。そんなにされちゃったら、こっちでしょう?」
「あっ、ん、絶対わざとやってるでしょ、もうっ。」
あまりの異物感に私はお尻を緊張させた。
「あ、こら。出しちゃだめですよぅ。」
ムギが飛び出してきた座薬をまた押し込む。
「あ、ああん、だってムリぃ・・・」
私はベッドに突っ伏したまま抗議する。
「そ、そんな中途半端なとこで止められちゃったらぁ・・・」
「じゃあ、もうちょっと奥まで・・・えっと。」
突然、ムギのしなやかな指が私の女の入り口から、ずぶぅって入ってきて。
お尻に意識が行っていた私は、もうひとたまりもなくって。
「あ、あ、あ、あああっ、はぁっ、ムギっ、そんなっ。」
ムギの指が私の中で演奏を始める。
私はもう何がなんだか分からなくなって。
自分のお尻の肉を握り締めてムギの奏でる快感に耐える。
「・・・こんなものかしら。」
ムギの声がどこか遠くで聞こえると、今度はお尻に座薬が進入してきて。
されるがままになった私は背筋をそらせる。
「今度は奥まで入れてあげますからね?」
耳元で囁かれて、座薬がぬるぬるって入っていく違和感に身震いする。

「あっ、ムギ、ムギぃ・・・もっ、もういいよぅ・・・こ、これっ、ゆびっ、ゆびぃ・・・んっ、はいってるわよね?はいっちゃってるでしょ?」

「痛いですか?さっきぬるぬるいっぱいつけたから大丈夫かなって。」
「だ、大丈夫じゃないっ、大丈夫じゃないわよぅ。あっ、そこっ、もっ奥に当たってるっ・・・ごりごりってしちゃだめぇ・・・」
私は切羽詰った声で抗議する。
なのにムギはその柔らかいカラダをふにゃん、と乗せてきて。
私の逃げ道を奪ったまま、繊細なその指で私を奏でる。
耳にムギの舌が入ってきて。
「うふふ。お尻、キモチいいですか?」
そのまま耳元で囁かれる。
「や、やぁぁ。お尻でっ、お尻でいっちゃうぅ・・・」

私はベッドに膝立ちのまま、ぐったりしていた。
「ムギのばかぁ・・・まだお尻、なんか入ってるみたい・・・」
ムギは涼しい顔で。
「だって、さわ子さん、可愛すぎて・・・止められなくなっちゃって。」
「でも座薬、ちゃんと入って良かったぁ。汗かいちゃいましたね。上も脱いじゃいましょうか?」
私は熱とエクスタシーの余韻の両方でぼんやりとしていて。
ムギに促されて、ベッドの上に戻る。
スェットの上とTシャツをするり、と脱がされて。
ムギの暖かいカラダが触れる。
・・・ああ、ムギも裸になってるんだ。
「・・・あ、あれ?・・・なんでムギまで裸なの?」
「こうしてると暖かくっていいでしょ?ブラ、外しちゃいますねー?」
「え、い、いいわよぅ・・・」
言った傍からぷつん、と背中のホックが外れてブラが緩む。
「ふふっ、せっかくだから下着も換えちゃいましょう。」
するり、とブラが抜き取られて。
「や、やだっ、寒いっ、寒いっ。」
私は恨めしげにムギを睨む。
ムギは目をらんらんと輝かせて。
「まぁ、大変。あっためてあげますね?」
背中からムギが抱きついてきて。
ふにゃん、と柔らかい感触。
「ム、ムギ・・・」
悔しいけどキモチよすぎて抵抗できない。
「うふふ。手、どけて下さい?」
ムギの手がわきの下から入ってきて、胸を隠していた私の手を押しのけて、やわやわと私の胸を揉みはじめる。
「どうですか、さわ子さん。私の手、あったかいでしょ?」
「うっ、うんっ、確かにあったかいけど、んっ、なんか動きがいやらしいんだけど・・・」
「うふふふ。だって今日のさわ子さん、可愛いんだもの。もっとしてもいいですか?」
ふにふにと私の胸を揉んでいただけだったムギの手が、急に私の先端をこすり上げる。
「ん、ふぅっ、こっ、こら。イタズラしちゃだめっ!もっとしちゃだめっ!」
熱でぼーっとしている頭に鮮烈な刺激が走って、私はこらえ切れず、声を上げる。
「・・・さわ子さん。」
「な、なによ。」
その間にもムギの手は止まらなくて。
「だめって言われても・・・もうガマンできませーん。」
「だめっ・・・だめだめっ・・・もう!看病しにきたの?こじらせにきたの?」
「えーと。熱ある時は汗をかくといいんですよ?」
「違うっ!それ、違うっ!じっと寝てて汗をかくのがいいのっ!」
ムギは目を丸くして。
「うふふ。いいですよー?今日はさわ子さんはされるがままがいいってことですよね?うんとキモチよくしてあげますから、じっとしてて下さいー。」
「い、意味、違ってない?あっ、やっ、こら、インフルエンザうつるから、ダメだってば。」

ムギの柔らかいカラダがかぶさってくる。
「うふふ。だから予防接種済みだから大丈夫ですよぅ。」
押しのけようとしたけど。熱があるせいか力が入らない。
「うふふふ。真っ白にしてあげますね、さわ子さん。」
「こ、こらっ・・・ずるいわよ、ムギ・・・あ、あああん、だめ、だめぇ。」
ムギの指がキーボードを奏でるように私の肌を、お腹の中を這い回る。
時に強く、時に弱く。時に激しく、時に柔らかく。
「さわ子さん、可愛いー。ほら、ここ、好きでしょ?」
私はこらえきれなくなって、彼女の弾き語りに併せて、身悶えるだけ。
ムギにいいように可愛がられているのが恥ずかしくて、私は必死に声をガマンする。
「あっ、んっ、・・・ふっ、ぅ・・・」
ムギは本当に楽しそうに。
「さ・わ・こ・さん。ガマンしなくっていいんですよ?ほんとは甘えたいんでしょ?可愛い声、聞かせて下さい。」
私は熱でぼんやりとした頭で。
「・・・何よ。ムギだってほんとはもっと苛めたいんでしょう?」
「だめ、ですか?さわ子さんが嫌だったら止めますけど?」
言葉とは裏はらに、彼女の指が私の一番好きなところを掃くように弾く。
「ん、あ、あああん、も、もうだめぇ。もっ、いきそっ、ぅんっ・・・」
どろどろになった頭の中で、私の中に入ってくるムギの指だけがはっきりと感じられる。

もぉ、だめ。

私は寝返りを打つようにして、横を向いて。
「む、ムギぃ・・・お願い、もう溶けちゃいそうなの、もっと・・・」
おねだりするようにお尻を振る。
「もっと、なに?」
ムギは楽しそうに聞いてくる。
私はもどかしそうに眉をひそめる。

「・・・ゆび、止めちゃいや。」

ムギの指が慌てたように再び私の中でメロディを奏ではじめる。
私はムギの柔らかいカラダの下で悶える。
くねくねとお尻を振ってみるけど。
ムギはニコニコしながら、焦らすように、ゆっくり抜き差ししたり、入り口だけでくちゃくちゃってしたりしてる。
さっきからおねだりしてるのに。
ムギのいじわる。
「ね、ねぇ、おしりぃ・・・」
私はとうとうガマンできなくて。
「・・・お薬、ちゃんといきわたるように・・・中、かき混ぜてぇ。」
熱で溶けそうになりながら降参する。
「うふふ。良く出来ました。うんと可愛がってあげますね?」
「律っちゃんから聞いたんですけど。澪ちゃんはボディソープとスキンケアクリームが大好物なんですって。今日はスキンケアクリームを試してみましょうね。」
いつの間に用意してたんだろう。
ムギの手には青いニ○アのチューブが。
「さぁ、たっぷり召し上がれ。」
ぬるう・・・って感触があって、あっという間に私の奥深くまで入ってくる。
「あっ、すごっ・・・ムギぃ、指、すごぉい・・・」
神経が全部そこに集中しちゃったみたい。
ムギの指がくなくなと蠢くのが全部分かっちゃう。
「嬉しい。さわ子さんが私で感じてくれるのってすっごく嬉しいです。」
「あっあっ、待ってっ、ゆっくり、ゆっくりがいいの。」
私の声にムギの中指がゆっくりと引き抜かれては押し込まれる。

クリームのおかげで動きが滑らかな分、入り口がこすられて、私を乱れさせる。
い、入り口、すごぉい・・・
「うふふ。さわ子さん、こっちも淋しそう。ひくひくしちゃってる。」
今度は右手で私の襞になってるとこをくつろげると。顔を寄せてちゅう、と吸い付いた。
「ひ、ぃっ、やっ、そこ、弱いのっ。」
嬉しそうに見上げているムギと目があって。私の奥がざわめきだす。
「いやっ、いやいやいやぁ・・・そんなとこ、されちゃったらすぐイっちゃうよぅ。」
私はそう言いながらムギの頭を両手で抑えつけた。
ムギの歯が私の一番敏感なトコに当たって。
「くぅぅん。やぁっ、もうだめぇ・・・」
「うふふ。いやって言いながらやってるコト、逆ですよ。噛まれるくらいの方が好きなんですね?」
「お尻はどうですか?もうちょっと激しい方がいい?」
ぬるっ。ぬるぬるぬるぬるっ。
「きゃ、ふぅっ、やんやん、お尻だめっ、そんなに早く動かしちゃだめっ。」
「だめってことは・・・もっと?」
するっとムギの指がお尻から抜けて、私は熱いため息をつく。
「んはぁ・・・あうっ?」
ちょっと気を抜いたところに、より大きな衝撃が走る。
お尻に力を入れて抵抗しようと思ったけど。
スキンケアクリームで滑って、むしろその存在感をより感じるだけになる。
「ゆ、ゆびぃ・・・二本もっ、ひんっ、やっ、やっ、おかしくなりそうっ。」
ムギの優しい声が私の太ももの間で響く。
「さわ子さん、可愛い。もっとおかしくなって。」
かりかりかり。
ムギが私の股間に顔を埋めて、私の一番イイところを甘噛みする。
「か、噛んじゃだめぇ。ち、千切れちゃうっ・・・」
私はたまらなくなって、両手で顔を覆って身悶えする。
「ムギ、お願い、抱っこしてぇ。もうだめ、ほんと溶けちゃいそぉ・・・」
「あら、抱っこだけでいいの?」
ムギがそっと囁いて。指がずるずるってお尻から抜けて。
私の上に覆いかぶさってくる。
「さっきからよだれたれちゃってますよ。女の子のとこ。」

「・・・欲しい?」

あったかいムギのカラダに包まれて。
「欲しいよぅ。中、思いっきりかき回してぇ。」
甘えた声でおねだりするのが精一杯。
ムギがぎゅうって抱きしめてくれて。
「可愛い、さわ子さん。じゃ、お腹の中に集中して?」
「・・・いきますよ?」
「うん、うん。来てっ。来てぇ。」
ムギの指がずぶずぶって入ってくる。
「あっ、太いぃ・・・」
人差し指と中指が蠢きだすのが分かる。
私はもうガマンすることすらできず。
「ああん、もう、もう私だめっ。熱くって・・・溶けるぅ・・・」
ムギにしがみついて、果ててしまった。

「ムギ、やっぱりいいお嫁さんになれるわ。私、こんなにされちゃったら、もうあなたから離れられないもの。」
激しい絶頂感の後、私はぼんやりとした意識のままで囁く。
「あら。だって世界の果てまでだって追いかけてくれるんでしょう?」
ムギはぎゅう、と私をだきしめてキスをする。

「・・・私だって。もうさわ子さんから離れるつもり、ありませんから。」
もう一度、唇が重なって。今度はムギの舌が入ってきて私の舌を絡め取る。
キモチ良すぎて、つい応じそうになるけど。
「こら、こらこらっ。・・・いくら予防接種しててもそんなにしたら、うつるかもしれないわよ?」
無理やりムギを引き離す。
「これでムギにうつったら・・・たっぷり『看病』してあげるんだから。」
私のせめてもの反撃も、ムギには全く通じなくて。
「うふふ。どんとこい、でーす。」
余裕たっぷりの微笑みで返される。
「それに、インフルエンザくらいうつってもなんてことないです。」
「・・・なんで?」
「ふふふっ。だって私、琴吹製薬が総力を結集して開発した予防接種だって全然効かない重い病気にもうかかってますから。」
ぽかーんとしている私に。ムギはイタズラっぽく笑って。
「昔からどんな名医でも治せないと言われている難病ですもの。」
「しかももう相当末期症状。なのに症状は日に日に悪化する一方なんです。」

「ね、さわ子さん。」
ムギはまた抱きついてきた。
「・・・優しく看病してくださいねっ。」
ひまわりのような笑顔。柔らかいカラダ。甘い唇。

ああ、確かにこれは難病だ。
自覚症状が出た時にはもう手遅れ。
多分もう死ぬまで治らない。

インフルエンザなんて。
『恋の病』に比べたらかわいいものだ。
でも琴吹製薬がどんなに優秀でどんなに良い薬を作ってもなんの役にも立たないだろう。
なんたって、患者達が全然治す気がないんだから!



おしまい。

このページへのコメント


はなぢがとまりません!やばすぎです。

0
Posted by くろやん 2012年05月13日(日) 08:38:11 返信

すげーな…。
いつも思うけど、選ぶSSのセンスがとてもいい。

0
Posted by おぉう 2011年03月25日(金) 21:49:44 返信

大変けしからん出来で、おいしくいただきました。ごちそうさまです。

0
Posted by ああもう 2011年03月24日(木) 16:56:57 返信

これはヤバイw
良かった!

0
Posted by ななし 2011年03月23日(水) 01:43:06 返信

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