けいおん！でエロパロ保管庫

私が唯ちゃんに告白して、
付き合いだしたのが４ヶ月前。

純粋な私の「好き」という気持ちを
受け入れてくれた唯ちゃん。

すっごくうれしくて。
お弁当を毎日「あーん」してあげたり、
ひざまくらしてあげたり、
いっつも一緒に、
毎日手をつないで２人で帰っていたのに……。


「帰り道」


唯「（くびをふる）」
紬「唯ちゃん……」

最近ではこの調子。
一緒に帰る時、手をつないでくれなくなりました。

紬（どうして？唯ちゃん……）

私は問う事もできず、ただ帰り道、
唯ちゃんの不機嫌な横顔を見る事しかできません。

紬（私……嫌われちゃった？）

私の足は、おのずと止まってしまいました。

唯「むぎちゃんかえらないの」

紬「……今日はここまででいいです」

唯「あっそ」

唯ちゃんが行ってしまいます。
好きなのに。好きだったはずなのに。

なんで遠くへ行ってしまうの？
私はその背をみることしかできません。
自然と涙がでてきます。

紬「うっく」

「おえつ」まで漏れてしまいます。
もう会えない。
もう一生会えない気さえして。

すると、唯ちゃんがこちらに、怒った顔で歩いてきます。

唯「ずるいよ！」
紬「へ？」

涙と鼻水をながす間抜けな顔で私は答えます。

唯「私だって泣きたいもん！」
紬「……」

なにを言ってるの？唯ちゃん。

唯「むぎちゃんが、ぜんぜん……うっ」

え？唯ちゃんまで泣き出してしまいました。

唯「うえ〜ん」

さすがに私が冷静になります。
こういう時はやさしく抱きしめて頭をなでなですれば……。

唯「こどもあつかいしないで！」

拒絶されました。
やっぱり私はもう……。

紬「……ごめんなさい。私じゃ、唯ちゃんの気持ち、わかってあげられない」
唯「……」
紬「……もう、私たち」
唯「……ってよ」
紬「？」
唯「さわってよ」
紬「へ？」
唯「もっと私にさわってよ！」

さ、わ、つ、て？

一体なんの暗号でしょう。
よく、わかりません。

紬「唯、ちゃん？」
唯「なんで、手、つなぐだけなの」
紬「え」
唯「なんで、もっと」
紬「……」
唯「私たち、つきあってるんだよ？」

はい。そんな事わかってます。
わかってますよ、唯ちゃん。

唯「それなのに、子供扱いばっかり」

また、唯ちゃんの顔面がゆがんでいきます。
泣かないで。そういうわけではないんです。
ただ、唯ちゃんが好きなだけで。

紬「私……どうすれば」

唯ちゃんが、私のブレザーを掴みます。

唯「して……っしい」
紬「……」
唯「して、ほしいよう」



……なにを？
なにを？唯ちゃん。

けど、そんな事いえません。
また、泣かしてしまう。

紬「私……で、よけ……れば」

わかりません、何をすればいいんでしょう？

唯「（赤面）」

唯ちゃん、私の答えは正解ですか？
やっぱりよく……


え


唯ちゃんが、目をつむって私を見上げている？

これって、あれですか？　　

き　　　す　　？

急に身体がほってってきます。
血が、頭にぼります。

き　す

その言葉を脳裏に浮かべただけで、
いままで、私、考えもしなかった。
唯ちゃんと

きす

するなんて。

人けの無い道路。
夕日が照らす唯ちゃんの顔。

私は……。


くちびるを

ゆっくり

重ねました。

軽く、軽く。

紬「！」

唯ちゃんが私の腰を力強く引き寄せます。

紬「（唯ちゃん！なにを！？）」

唯ちゃんの　舌　が、
私の口の中にはいってきます。

紬「（唯ちゃん、苦しい）」

息ができなくて、逃げようとする私を唯ちゃんの舌がおいかけてきます。
どこまでも、どこまでも。

紬「っ、……っはぁ、……あっぷ」

身体の奥が、あつくなって……なに？これ？

紬「（ああ、なんだか私）」

意識がとおのいてしまいそう。

唯「むぎちゃん、いえ、いこ？」

唯ちゃんの突然の解放。

唯「もっと、したいな……いや？」

私は朦朧とした頭で頷くしかありません。


もっとしたい？なにを？


唯ちゃんがうれしそうに私に抱きついてきます。

唯「ふふーん」
紬「どうしました？」
唯「好きだよ」
紬「へ？」
唯「むぎちゃん、だーいすき！」

無邪気な告白。
こういうの、すごくうれしい。

紬「私も、だいすきです」

にっこり笑い合って、手をつなぐ私たち。
よかった。
また２人で帰り道。

紬「（けど、これから何をするんでしょう？）」

朦朧とした意識の私に、考える事はできません。


おわり



◯天然ボケの紬と、発情している唯という設定でかいてみました。
　もっとえろくしたかったんですが、どうもえろくなりませんでした……。