2chエロパロ板のけいおん! 作品のまとめサイトです。

著者:1-478氏


カーテンの隙間から差し込む街灯の明かりが白い天井を照らしている。
密室の中に響くのはベッドの軋む音と粘着質な水音。
そして何かに耐えるような、けれど、どこか悦んでいる様な掠れた啼き声。
「んっ・・・やっ、っん!!」
「あはは、ホントに澪はいい声で鳴くなぁ」
「り、律・・・そんなとこ、や、だぁ・・・んんっ!」
左の胸の先端を口に含むと、啼き声が更に上擦った。
舌と唇で硬くなったそこを弄びながら、右手を下腹部へと滑らせる。
太ももの奥に隠れたそこは、溶けてしまいそうなほど熱く濡れていた。
「あらあら、普段はクールなフリしてるくせに・・・澪ってヘンタイ?」
「ち、ちがっ!んっ!!・・・い、いじわる、しな、いでよぉ・・・」
「ダ〜メ。澪の一番、可愛いトコ、見せてもらうもんね。」
頬にキスをしながら、傷つけないように、痛くさせないように、ゆっくりと指を内側に入れる。
「あぁん!!! んっあ!!っやぁあっん!」
快感に耐え切れなくなった華奢な身体が、肩口に凭れ掛かって来る。
はぁ、はぁ、という荒い息が私の耳元を擽った。
「やらっ!!そっ、こ・・・あたっ、て!! ・・・りっ・・・り、つぅっ!!」
今にも涙がこぼれそうな瞳と、短く途切れそうな声。
それは絶頂が近い何よりの証拠。
澪の一番いやらしくて、一番可愛いトコが見たくて。
何度も何度も、強く指を動かす。
「ほら、我慢しないで・・・澪は私だけのモノなんだから・・・」
「あんっ!・・・ダメ、もぉ!! はぁ、あぁッん! あぁぁぁっ!!」
白い咽喉を反らせて、黒い髪を振り乱して、澪は大きく身体を震わせた。
その刹那の声と表情が、胸の内側を熱く満たしていく。
「もう、澪ってば・・・可愛すぎるぞ」
居ても立ってもいられなくなって、その身体をぎゅっと抱きしめる。
「はぁ・・・んはぁ・・・はぁ・・・バカ・・・」
ちょっと拗ねたその顔もまた可愛くて。
何も言わずに私は優しくキスを落とした。

シャワーを浴びてベッドに戻ると、澪はぼ〜っと天井を眺めていた。
組んだ手を頭の後ろに回して、そして、少し遠い目をして。
それは、ちょっと後ろ向きな事を考えている時の澪の癖だと、私はよく知っている。
「・・・もう、澪ちゃんってば〜♪ そんな顔してどうしたんだよぅ♪」
部活の時みたいに、ちょっとお茶ら気ながら澪の隣に腰を下ろす。
「なんだなんだ? 悩み事かぁ? どれどれ、この私が相談に乗ってあげよう♪」
大袈裟に胸を張って、ポンポンと澪の肩を叩く。
いつもの澪なら、そこでウンザリしながらツッコンでくれるのだけれど・・・。
案の定、彼女は何も言わず、そのまま視線を落とした。
「澪?」
「律はさ・・・不安になったりとかしない?」
「不安に? 何が?」
質問の意味が良く分からなくて、私は思わずそう聞き返した。
澪は俯いたまま、口を開く。
「その、色々と・・・」
ふっと澪は顔をあげた。
「だってさ、私達、女同士なんだよ?」
何かを思い詰めた様な寂びそうな表情。
胸が少しだけ疼く。
「女同士なのに、こういう関係でさ・・・」
微かに震える声と、潤んでいく瞳。
「私は律の事、大好きだよ。 大好きだけど・・・時々、凄く不安になる」
「澪・・・」
そっと抱き寄せると、少し安心したのか、澪は私の胸に顔を埋めて、大きく息を吐いた。

この子は昔からこうだった。
普段は真面目で気張っているけど、本当は凄く繊細。
ちょっと脆いトコがある。
そんな彼女だから、私はずっと澪の傍に居たのだ。
「・・・もう、澪は心配性だなぁ〜」
そう言うと澪はまた顔をあげた。
まるで、答えを求める子供みたいな仕種。
「大丈夫! 大丈夫に決まってるじゃん♪」
「律・・・」
「大丈夫だから・・・だから、そんな顔しないの」
透き通った澪の瞳を見ながら、私は大丈夫と繰り返す。
何が大丈夫なのか、どう大丈夫なのか。
そんな事は私にも分かんない。
根拠だって何もない。
だけど、澪と一緒なら大丈夫だって。
何だって乗り越えられるって。
私は信じている。
「そう・・・かな?」
「いいから、律っちゃんを信じなさい♪」
ここぞとばかりにとっておきの笑顔。
それにつられたのか、澪も硬かった表情をふっと崩した。
「そう、だな・・・」
「うんうん。そうそう」
「ふふふ。何だか、律に言われると安心するな。バカなのに」
「なにお〜」
どん、と肩を押して澪を押し倒す。
ふかふかのベッドの上でもつれ合いながら、私達はクスクスと笑った。
「・・・ありがと、律・・・その・・・好き、だからな・・・」
腕の下で少しは恥ずかしそうに呟く澪。
そんな彼女がとても愛しくて。
「私も大好き・・・いんや・・・愛してるぜぃ、ベイベ〜♪」
強く、強く、思いっきり抱きしめた。
照れ隠しで笑いながら・・・。

<えんど>

このページへのコメント

素敵です!
甘い

0
Posted by 眉毛がかゆい 2010年02月07日(日) 00:18:03 返信

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