2chエロパロ板のけいおん! 作品のまとめサイトです。

著者:3-590氏


「あーずにゃーん」
「ちょっと、唯先輩!」
練習前のいちゃつき、これが恒例となっている
唯先輩はあったかくて気持ちいいけど・・・ここは軽音部!こんなんじゃいけません!
そろそろやめさせないと

「もう、やめてください!」
「うん、分かった」
えっ?!そんなアッサリ・・・
いつもならさらに『かわい〜い〜』とか言ってさらにいちゃついてくるのに・・・
なんか拍子抜け・・・

「さ、さぁおふざけはやめて練習しましょ!」
「うん、ゴメンね」
今度は謝った?!いままで一度も謝ったことないのに

「梓ちゃんが嫌ならもうしないから」
今度は梓ちゃんって・・・唯先輩にそう呼ばれるの久しぶりですよ
どうしたんだろ、熱でもあるのかな?
でももうしないって・・・ホントかな?

「さっ、練習しよ」
確かにイヤ・・・だけど止めてほしくはない・・・かな?
もしかして私を試してる?それとも飽きられた?
まぁ明日になればまたいちゃついてくるんでしょ
そんなんじゃ動じませんから!


――翌日

「さあお茶も飲んだし、梓ちゃん練習しよ!」
「えっ・・・は、はい」
あれ、今日はいちゃつきなし?昨日の本気だったのかな・・・

「おいおい、どうしたんだよ唯?急に真面目になって」
「イヤだなー、私はいつもマジメだよ!」
澪先輩のからかいにも動じない。これがホントの唯先輩の姿なのかな?
まぁ、真面目にやってくれればそれに越したことはありません!



―― 一周間後

「梓ちゃん、今日もガンバロウね!」
「は、はい・・・」
あれから一周間、唯先輩は私にいちゃつくことも、あずにゃんと呼ぶこともなくなった
本来そうあるのが正しいんだろうけど・・・何か物足りない
私の唯先輩は、こんな人じゃない
いつもおちゃらけて、すぐにいちゃついてきて・・・でも真面目にやるときはやって・・・
そんな先輩が・・・私は・・・好きで・・・

「・・・ぐすっ・・・ひっく・・・」
あれ・・・私、何で泣いてるんだろ?・・・
望み通り普通に練習できてるのに・・・何で・・・

「えっ?!梓ちゃんどうしたの?」
チガウ、唯先輩はそんなんじゃない!
私の唯先輩はすぐ抱きついて『どうしたの〜』って優しく頭をなでてくれる
そんな先輩に私はすごく安心して・・・

「ひっく・・・やっぱわたじ・・・いまばでの・・・ぶぅいぜんばいがいいでず・・・ぐすっ」
「えっ?!今までの私がいい?」
そう、今までのがいい!少しうっとうしくても我慢する
だから、前の唯先輩に戻って!

「おい唯、もういいんじゃないか?」
「梓は今までが良かったんだよ」
「そうよ、こんなの唯ちゃんらしくないわ」
えっ?!どういうこと?先輩たちの言ってることの意味がワカラナイ・・・

「う〜ん、そうかー・・・今までどおりがいい?梓ちゃん」
「あ・・・あの、どういうことですか?」
今の状況が全く分かんない・・・

「いやー、2学期になったし、私も先輩らしくしようかなーって・・・」
先輩らしく?それでいちゃつきやあだ名をやめたんですか?
そんな・・・唯先輩は先輩らしくないのがいいんですよ!

「そんな・・・唯先輩はそのままでいいんですっ!」
「えっ、つまり・・・今まで通りでいいってこと?!」
「そうですっ!」
なーんだ、そんなことで・・・

「だったら、さっそく・・・・あーずにゃーん!」
「うわっぷ!もー、いきなりですか」
やっぱりこれがいい、これが私の唯先輩だ・・・
嫌だけど、イヤじゃない不思議なカンジ

これからもよろしくお願いしますね、唯先輩



私決めました、2学期はカッコイイ先輩になるって!えっ、なんでかって?
だって、あずにゃんは澪ちゃんみたいな人がお姉ちゃんに欲しいって言ってたって憂が・・・
だから、私もそう言ってもらえるように、ふざけず真面目に部活やります!

・・・でも、次にあずにゃんが嫌がったらね


――2学期最初の部活

「あずにゃん分補給〜」
もうこれが最後かも・・・やっぱあずにゃん気持ちイイな
でも・・・カッコイイ先輩にならなくちゃ!
で、あずにゃんにお姉ちゃんになってもらいたいって思ってもらうんだ!

「もう、やめてください!」
キタッ!もうちょっとくっついていたかったな・・・
もう終わりか〜、でも決めたんだもん!

「うん、分かった」
これからの私はカッコイイ先輩なんだから!
なんかあずにゃん、びっくりしてる・・・
そうだよね、いつもならこれからもっとやるもんね

「梓ちゃんが嫌ならもうしないから」
そう、もうしない・・・やっちゃいけないんだ

「さっ、練習しよ」
さよなら、あずにゃん・・・これからは真面目な先輩後輩同士
これが梓ちゃんの理想なんだもんね


――翌日昼休憩

「なぁ唯、昨日の何だよ?」
「ふぇ、何のこと?」
「梓のことだよ、梓ちゃんとか呼び出すし真面目に練習するし」
あーやっぱりおかしかったかー・・・ちゃんとみんなに説明しなきゃね

「あぁ、あれね!2学期の私は生まれ変わったんだよ!」
「はぁ?真面目に練習することがか?」
そう、これからはバリバリ練習するんだから!

「うん、そういうことだからみんな期待しててね!」
「・・・分かったけど、いつまでもつかな。なぁムギ?」
「ふふ、1週間もてばいいほうじゃない?」
むーっ、みんな私を見くびってるなー。本気なんだからね!



―― 一周間後

「梓ちゃん、今日もガンバロウね!」
「は、はい・・・」
1週間、ガマンしてきたけど・・・結構ツライ
でもこれがあずにゃ・・・じゃなかった、梓ちゃんの、そして私のためなんだもん!

「今日は何やろっか?」
「・・・ぐすっ・・・ひっく・・・」
あ、あれれ・・・なんで梓ちゃん泣いてるの?
おなかイタイのかな・・・

「えっ?!梓ちゃんどうしたの?」
前までならすぐ抱きついてナデナデするのに・・・
でも今の私はやっちゃいけない。落ち着いて、どうして泣いてるのか聞かなくちゃ

「ひっく・・・やっぱわたじ・・・いまばでの・・・ぶぅいぜんばいがいいでず・・・ぐすっ」
「えっ?!今までの私がいい?」
泣きながら言ってるから良く分かんないけど・・・
今までの私・・・でも嫌がってたのに・・・どうして?

「おい唯、もういいんじゃないか?」
「梓は今までのが良かったんだよ」
「そうよ、こんなの唯ちゃんらしくないわ」
えっ、みんなして・・・そうなの?でも梓ちゃんに聞いてみないと

「う〜ん、そうかー・・・今までどおりがいい?梓ちゃん」
「あ・・・あの、どういうことですか?」
あー、分かってないみたいだなー・・・ちゃんと梓ちゃんにも説明しないと

「いやー、2学期になったし、私も先輩らしくしようかなーって・・・」
「そんな・・・唯先輩はそのままでいいんですっ!」
えっ?!そうだったの・・・

「えっ、つまり・・・今まで通りでいいってこと?!」
「そうですっ!」
なんだー、あずにゃんはいつもの私がよかったのかー
・・・そうと分かれば!

「だったら、さっそく・・・・あーずにゃーん!」
「うわっぷ!もー、いきなりですか」
そうだよね私らしいのが一番だよね!それがあずにゃんの理想なんだから
なら、これからも遠慮なくいくからねあずにゃん!

このページへのコメント

天皇陛下万歳\(^O^)/

0
Posted by 皇民 2011年01月03日(月) 01:04:05 返信

相思相愛!

0
Posted by あずにゃん分補給 2010年11月08日(月) 03:04:45 返信

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