最終更新:ID:/nqMG+P2iQ 2012年02月01日(水) 01:59:18履歴
「ねぇ、律?」
私はいつものように、恋人のほっぺに、ちゅ。
「・・・ん、なぁに、澪。」
まだ眠そうな律は、私の唇を追いかけて、ちゅ。
「あのさ、・・・。」
私は言いかけて、口ごもる。
「・・・なんでもない。」
またぼすっ・・・とベッドに倒れこんだ。
ここは寮の律の部屋で。
律の匂いがする律のベッド。
どっちかが大学の課題があるとか、風邪引いて熱がある、とか。
そんな時を除いて、お互いのどちらかの部屋で夜を明かすようになっていた。
私はどちらかというと、律の匂いがする律の部屋が好きだったから。
律に言われない限り、律の部屋にお邪魔していた。
私がベッドに突っ伏していると、律が体を起こす気配がして。
「どした?・・・澪?」
律の手が優しく私の髪を撫でる。
ああ。気持ちいい。
「ん・・・なんでもないよ。」
律の手はまるで麻薬。
常習者の私は撫でられるとうっとりとしてしまう。
ちょっと目を上げて律の表情を盗み見る。
心配そうな顔。
長い付き合いだから分かってる。
律はいつでも私を心配してくれて、私に気を使ってくれてる。
だから、引っ込み思案で恥ずかしがりな私はそれに甘えて、少しだけ勇気が出せる。
今日は私の誕生日。
どんなお祝いしてくれるのかな。
何か欲しいわけじゃないの。
一言だけ。お誕生日おめでとう、って。
ちゃんと覚えてるよ、って言ってほしい。
だけど・・・
私は首だけで振り返って、律を見上げた。
律は私をまっすぐに見つめていて。
頬が熱くなって、また顔を背ける。
・・・聞けないよぉ。
私の誕生日、覚えてる?なんて。
ちらちらって律のほうを盗み見てたら。
律はにやり、と笑って。
「ふーん。」
「な、何?」
「もしかして、おねだり?」
言うなり、裸のお尻をくりくりって撫で始める。
「ちっ、違うっ。私、そんなえっちなコト、考えてないっ。」
私は本気で否定したけど。
私も律も昨日の夜、愛し合ってそのまま寝ちゃったから。
「うんうん。分かってるよ。澪。」
律は無邪気な笑顔で。
「朝からおねだりなんて恥ずかしすぎるもんねー。」
二人とも裸のままなのに。
律はすべすべのカラダを摺り寄せてくる。
律のカラダはぷにぷにしてて。
すりすりってされるだけでたまらなくキモチいい。
「や、やぁん。ほんとにちがうの。」
たまらず、甘えた声が出ちゃう。
あ、律の匂い。
甘いシャンプーの匂いも、汗の匂いも、その・・・えっちな女の子の匂いも。
律のだったら嗅ぎ分けられる自信がある。
・・・まぁ、他の人の、嗅いだコト、ないけど。
私はその毒にやられそうになって。
「やっ、だめっ・・・わっ、私っ、この後、講義があるのっ。」
慌てて正気を保つ。
苦し紛れの言い訳に律はにっこり笑って。
「・・・10:40から、国際文化論。」
私の取っている講義を難なく当てて。
「あと2時間はえっちできるね。」
私の胸に顔を埋める。
「ねぇ、澪。私、もうガマンできない。」
ふ、と顔を上げた律は無邪気な笑顔。
「ね、えっちしよ?」
私は困ったフリをして。
「ほ、ほんとに困ったヤツだな。」
期待に身を震わせた。
律はいつも私のコト、考えてくれてる。
・・・きっと、大丈夫、だよね?
言葉に出さずにつぶやいて。
私は律の腕の中に身をゆだねる。
律は私の上に覆いかぶさってきて。
「へへっ。大好きだよ、澪。」
胸をふにふにって揉んでくる。
私のカラダは律の手を、指を覚えていて。
それだけでカラダの奥の方がざわざわってなる。
「あ・・・あん・・・りつぅ・・・」
・・・胸ばっかりじゃいや。
頭の中がえっちでいっぱいになってる時は素直に言えるのに。
恥ずかしがりの私は口に出せなくて。
黙って胸を隠して律を見上げる。
律は私の手を取って。
「ね、澪?今日はしたいの?されたいの?」
両手を抑えつけてバンザイをさせた。
「ふえっ?」
ぷるんって、私の胸がまろび出る。
「えっ、えっ?」
私が意味を理解するのを待って。
「・・・ねぇ。どっち?」
私は頬が熱くなるのを感じて、目を背ける。
「・・・ばかりつ。そんなコト、恥ずかしくって言えるか。」
律はそっぽを向いた私のほっぺをぺろ、って舐めて。
「ねぇ、澪ー。どっち?」
追い詰められて、えっちしか考えられなくなっちゃった時ならともかく。
・・・言えないよぅ。
私は眉根を寄せたまま、目をつぶってじっとしていた。
「よーし。・・・しちゃうぞ、澪。」
律の声が聞こえて。
はむ、って私の乳首が咥えられる。
「あっ・・・」
私は思わず律の方を見た。
律の得意げな笑顔。
・・・当たってた?
律が目で問いかけて。
ぱつん、と貼り詰めたそこは。
くにゅ。くにゅくにゅくにゅ。
ねっとりとした律の舌がこね回す感覚を敏感に伝えてきて。
私は全身を舐め回されているような錯覚に陥る。
「あっ、あああっ、そんなにしたらぁっ・・・」
抵抗しなくなった私を見て。
「ふふっ。澪、また胸、おっきくなったんじゃない?」
律は満足そうに笑って。
私の両手を解放して、その分、両手を使って私の胸を虐めてくる。
「りっ・・・律が揉むからぁっ・・・いけ、ないんだぞっ・・・あ、うぅんっ・・・」
きゅ、ってつまんで。くにくにって揉みつぶして。
「えっ?・・・ほんとだ。またおっきくなってる。どこまで育つんだ、みおっぱいっ!」
ぐりぐりぐりって痛いくらいにひねられる。
私は律の邪魔をしないように両腕を頭の上で組んで。
「あっ、ああんああん、ぐりぐりって、ぐりぐりって、苛めないでぇ。」
次々に与えられる峻烈な刺激に腰をくねらせて耐える。
「・・・ここも可愛がってあげるね?」
つぶったまぶたの向こう側で律のささやきが聞こえて。
律の舌が無防備な私の腋の下を襲う。
「あ、あはぁっ!」
私は思わず目を見開いて。
「そ、そこはだめぇっ。あ、汗とかいっぱい掻いちゃって、んんぅっ、るからぁ・・・」
頭の上で組んだ両腕をぎゅうって握り締める。
「うふふ。分かってる分かってる。キモチいいんでしょ?」
「ほんとにいやだったら、腕閉じればいいじゃない?」
律は全部お見通し。
「ああん、ああん。そんなコト言わないで。」
律ははむはむってついばむように。
「おいしいよ、澪。澪のお肉、もっと食べたい。」
律の舌と手はだんだんと下へ下がっていって。
おなかのお肉、甘噛みして、ぷるん、ってする。
「・・・お腹、ぷるんってしちゃいや。」
私は恥ずかしさに震えながら、甘えた声で抗議する。
律はきょとん、として。
「どして?柔らかくてキモチいいよ?」
すべすべって、お腹を撫でる。
「ぁんっ・・・いじわる。気にしてるのにっ。」
私はむくれてそっぽを向いたけど。
律は変わらず優しく撫で続けた。
・・・あ、でもこれ、キモチいいかも。
律の大事に思ってくれてるそのキモチが伝わってきて。
じんわりと女の子の一番大事なとこに染みてくる。
私はその感触にうっとりとして。
「くぅ・・・くぅん・・・ぅん・・・」
鼻をならして甘える。
律はお腹を撫でながらぎゅってしてくれて。
私はその感触に融けてしまいそうになる。
「律、律ぅ・・・大好き。」
私も精一杯の愛してるを込めて。
抱きしめられたまま、律のちっちゃいカラダを撫で回す。
「ひゃっ・・・ゃん・・・」
律の可愛い悲鳴に私は嬉しくなって。
「律、キモチいい?」
背中からわき腹にかけてくすぐってやる。
「私の愛してる、伝わった?」
「うん・・・すごく伝わってきた。」
律も私の背中に手を回してきて。
「ね、今、ぎゅって抱き締めあったらすごくキモチいいかも。」
私の胸と律の胸。
律のおなかと私のおなか。
私の太ももと律の太もも。
律のふくらはぎと私のふくらはぎ。
私達はくっつけられるとこは全部くっつけて。
ぎゅうって抱き締めあう。
「ふはっ・・・みおぉ・・・」
律が切なげにため息をつく。
「あ、あああっ、りつ、りつぅ・・・」
私はガマンできなくて舌を出してキスをねだる。
ちゅうって。舌を吸い上げられて。
すべすべって。わき腹を愛撫されて。
「んぅ。・・・んんぅ!んむ、ぁんっ・・・」
私も律のすべすべの背中をくりくりって撫でる。
律がぴくんってなって。
「ふはぁっ・・・」
ようやく私の舌を解放してくれる。
「んぅっ・・・」
はーっ、はーっ、はーっ。
二人して荒い息で見詰め合って。
「これ、すごい、ね。くっついてるとこ、とろとろって溶けて一つになりそう。」
律がくすぐったそうに微笑む。
「私と、一つになって、りつ。」
私はキモチ良過ぎてすっかり蕩けていた。
「ん。いーよ。」
律の声を合図に。
私達はまたむさぼるようにキスをして。
カラダ中をすりすりってお互いに擦り付ける。
私はどうしようもなく昂ぶって。
「どうしよう、りつぅ・・・私、これだけでイっちゃいそう。」
律はとろん、とした目で。
「どうする?指入れてほしい?」
くにくにって指を動かす。
私は甘えるようにカラダをまたすりつけて。
「・・・ううん。このまま、すりすりってしたい。だめ?」
律は胸をふにふにって触って。
「いいよ。うんといちゃいちゃしよ?」
手のひらで包み込むように先端を撫で回す。
「あ、ああん。ゆっくり、ゆっくりがいいの。」
触りあっているうちにキモチよくなっちゃって。
私はいつの間にかまどろんでいて。
目を覚ますと目の前に律の寝顔。
「りつ・・・?」
律に腕枕してもらって寝ちゃってたみたい。
「・・・!やばっ!」
時計を見ると、もう講義に遅刻しそうな時間。
でも律は良く寝てたから。
起こさないように、そぅっとまだ気だるい身体を起こして。
・・・でも、キモチ良かったなぁ。
こうして律とカラダを離してしまうと。
また抱き締めてもらいたくって、うずうずしてくる。
・・・もう一回、ぎゅってしてもらいたいな。
私はその誘惑を断ち切って、軽くメークをする。
ほんとはシャワー使いたかったけど。
時間がないし、しょうがない。
私は制汗シートで腋を拭いて。
「・・・いっぱい舐められちゃったからなぁ。」
シートで拭いたら、律の舌の感触までよみがえって。
ぞくぞくぞくって腰のとこから快感が沸いてくる。
私は、深呼吸をして、自分を落ち着かせて。
「むにゃ・・・みおぉ・・・もっとぉ。」
のんきな寝言をつぶやいている私の恋人をきゅっとにらんで。
「もう。人の気も知らないで。」
私はちゅ、ってほっぺにキス。
律はくすぐったそうにうにゅうにゅ、と寝返りを打つ。
「バースデーのお祝い、期待してるからねっ。」
小さな声で言って、お気に入りのオレンジ系の香水を一拭き。
コートを羽織って出かけようとして。
・・・やっぱりもう一回だけ、キスしよっと。
律が仰向けになっていることをいいことに、唇にちゅ。
「みおぉ・・・だいすき・・・」
うん・・・。
「・・・さっき苛められたから、仕返しにもう一回くらい、いいよな。」
ちゅうぅぅ。
唇に長めのキス。
結局、私は講義に遅刻しないために相当な距離を全力疾走する羽目になった。
「はぁっ、はぁっ、はっ、はっ、はー・・・」
私は無理やり呼吸を整えて。
とりあえず教室の一番はじっこの席に座った。
私はそっとおなかに手をあてて。
おなかの中、なんだかもやもやしてる。
やっぱり律の指で、してもらえば良かったかなぁ。
さすさす。
手でそっと撫でたら。
さっきの律の掌の感触が戻ってきて。
よけいにおなかの中がもじもじしてくる。
私はそっと時計を見て。
・・・もうおトイレに行って、その・・・してくるには時間がないし。
始業に遅れて教室に入る時の気恥ずかしさを思い浮かべて、私は一人身震いした。
「困ったなぁ・・・」
私は教室の机に突っ伏して、またそっとおなかを撫でて。
「何が?」
「ひぃっ。」
急に後ろから声をかけられて、私は飛び上がらんばかりに驚いた。
「驚かせちゃった?・・・おはよう、澪ちゃん。」
振り向くと同じ講義を取っている幸が首を傾げる。
「あ、おはよ。・・・ううん。大したコトじゃないんだ。」
幸は私の隣に腰掛けながら。
「ならいいけど。珍しいね、澪ちゃんが時間ギリギリなんて。」
私はあいまいな笑いを浮かべて。
「う、うん。寝坊しちゃった。」
「ふぅん。」
幸は逆に意味深な微笑みで私に耳打ち。
「律っちゃん、そんなに激しかったんだ?」
「ふぇっ?」
私は思わず耳を抑えて、起き直る。
「今日。お誕生日でしょ、澪ちゃん。」
「だから、律っちゃん、特別にがんばったのかなぁ、って。」
「えっ・・・ない!ないない!そんなことないよ!」
つい大きな声を出して。
何人かが振り返って、私は小さくなって縮こまる。
「そう?・・・うふふふ。」
幸は意味深な笑いを浮かべて。
「・・・ならいいんだけど。」
「あぅ・・・ほっほら!講義、もうはじまるぞっ。」
私は無理やり前に意識を向けた。
講義が始まってからも考えるのは律の笑顔と掌の感触。
国際文化論は全く頭に入ってこなかった。
・・・これも全部律のせいだもん。
「澪ちゃん。部室行く?一緒に行こう?」
講義が終わって。
幸が私を誘ってくれる。
「あ、ごめん。私、ちょっと寄るところがあるから。」
「そう?じゃ、またね。」
「うん。また。」
私は幸と別れると。
そそそ、とおトイレに向かった。
個室に入ると、ミニのスカートに手を入れて、そっとショーツを下ろす。
・・・やっぱり。濡れちゃってる。
溢れた私の蜜はショーツに大きめの滲みを作っていて。
「・・・一度、部屋に戻って着替えよう、かな。」
シャワーも浴びたいし。
「こ、こっちはどうなっているの、かな。」
私はそっと女の子のとこに指を這わせてみた。
ぷちゅ。
そこは熱くぬかるんでいて。
「・・・ばかりつ。全部お前のせいだからな。」
私は恋人に悪態をついた。
ぬるっ。
「・・・だめ。」
ぬるぬるぬるっ。
「だめ、だよ。」
ぬっぬっぬっ、ぬぶぅ、くちゅっ。
「はっ・・・ぁん。」
私は声が漏れそうになって慌てて右手の人差し指を齧った。
だめ。だめよ、澪。
学校のおトイレで自分でするなんて絶対だめ。
私の理性と欲望の狭間で左手の中指が迷ってる。
・・・だめ、だってば。
奥の方のえっちな私のざらざらのとこ。
・・・ひっかいちゃ、だめ。
『うんうん。分かってるよ、澪。』
律の無邪気な笑顔が浮かんできて。
私は中指でそこをぐりぐりぐりって押しつぶすようにこねくり回した。
『うふふ。分かってる分かってる。キモチいいんでしょ?』
「・・・ぁっ・・・りつぅっ・・・」
私は律がそこにいるような感覚に陥って。
『もうとろとろだよ。期待しちゃってる?』
律の指が私の敏感なところをぐりぐりってするところを想像しながら。
もう私は自分の指が止められなくなっていた。
お正月にも律におトイレで苛められちゃったっけ。
・・・そういえば、朝、慌ててたから、ごはん、食べてないや。
『じゃ、澪。たっぷり濡らしてあげるから。・・・開いて?』
私は慌しくハンカチをバッグから取り出して。
いままで噛んでいた右手の人差し指のかわりに咥える。
そして、右手でお尻のお肉を広げつつ。
たっぷりと蜜を含んだ左手の中指をお尻の穴に突き立てる。
ば、ばかぁ。何もつけないですると痛いからやめてって。
いやって言えば言うほど、喜んで、するんだから。
私はそこにはいない律に抗議しながら。
音を立てないように注意して、きつく食い締めてくるお尻を強引に犯した。
切ないよぅ・・・お願い、りつぅ・・・女の子のとこも可愛がって?
私は左手の中指でお尻をぐりぐりってしながら。
噛み締めているハンカチを取って、右手の人差し指と中指をしゃぶった。
慎重にもう一度ハンカチを噛み締めて。
きゃうっ、あ、ああっ、いっ、いきなり二本もっ?
私の想像の律は無邪気な笑みを浮かべて。
私の中の指を暴れさせて。
前と後ろからぐりぐりぐりぐりってしつこいくらい、私の一番いいところをこすりあげる。
固くつぶった私のまぶたの裏で、ちかちかってなって。
私はぐったり、とおトイレに腰を下ろした。
「・・・しちゃった。」
寮の自分の部屋で、熱いシャワーを浴びながら。
「それも、学校のおトイレで。」
濡れないように髪を上げて、私は熱いお湯の中で反省した。
・・・私、こんなにえっちな子じゃなかったのに。
「・・・ぜ、全部律のせいだからな。」
そうだよ。全部律が悪いんだよな。
こんなに私のこと、えっちにしちゃって。
中途半端に火をつけて、放っておいて。
・・・もう律なしじゃいられなくしちゃって。
さっき、あんなに激しくしたのに。
カラダはまだ律の指を、舌を、掌を欲しがってる。
まだぷっくりと膨らんでいる乳首にお湯があたって。
たまらなくもどかしい感じが腰の奥から沸いてくる。
ガマンできなくなって、シャワーヘッドを手にとって。
・・・そういえば、律のバースデープレゼント、何かな。
・・・今晩はうんとえっちに苛められちゃうの、かな。
・・・またえっちな命令されたり、無理やり嫌がってるコト、させられちゃうの、かな。
もやもやもや。
私は、はっと気が付いて。
「だめだよ。・・・一日に二度も一人えっちするなんて。欲求不満みたいじゃない。」
おなかにしゃああ・・・とシャワーをあてて。
下腹の黒い茂みから水滴が滴り落ちる。
律にまた舐められちゃったり、ふんふんって嗅がれちゃったりするかもしれないな。
「これは、そういうんじゃないから。洗っておかないと、恥ずかしいから、だからな。」
熱いシャワーが敏感になっているそこに当たって。
「く、ふっ、あぁん・・・」
腰を引きながら指でくにくにって洗う。
「いやぁぁん・・・ぬるぬる、止まらないよぅ。」
結局、シャワーから出る頃には私は息も絶えだえになっていた。
・・・部室、行こう。
一人でいるから、ヘンなコトばっかり考えちゃうんだよ。
「あ、澪ちゃん、うぃーす。」
部室に入るとまず唯がぴこぴことヘンな手の形で挨拶する。
「・・・うぃーす。あれ?幸は?先に来てたはずだけど。」
ムギが奥から顔を出す。
「幸ちゃんなら、ついさっき、練習が終わったからって、晶ちゃんと菖ちゃんと一緒に帰ったけど?・・・紅茶でいい?」
「うん。ありがと。」
私はソファに腰を下ろした。
「今日はねっ。みんなで菖ちゃんの部屋でパジャマパーティだって!」
ムギは瞳をきらきらさせて言った。
「・・・へぇ。そうなんだ。」
「また晶ちゃん、しどけなくされちゃうのかなー?」
私はうわのそらで。
「・・・律は?」
「そういえば遅いわねぇ・・・今日は早めに来てって言ったのに。」
「へ?」
その途端。
ドアが慌しく開いて。
「ごっごめん!寝ちゃってた!」
律が駆け込んできた。
「もー!律っちゃん、おそーい!」
唯が口を尖らせる。
「はい。律っちゃん。これ。」
ムギが何かを手渡して。
「せーの!」
「お誕生日おめでとう!澪ちゃん!」
ぱぱぱーん!とクラッカーがなって。
「あ、ありがとう。」
「今日のケーキはバースデー仕様よー?」
奥からムギがろうそくのついたイチゴショートを出してくる。
私はろうそくを吹き消して。
「ハッピーバースデー、澪ちゃん!これ、私から。」
ムギは可愛い熊のぬいぐるみ。
「えへへ。何にしようか、迷ったんだけど。」
唯はフラワーアレンジメント。
「・・・ありがとう、みんな。ほんと、嬉しいよ!」
私は真っ赤になって。
「だけど、恥ずかしいぃ・・・」
眉を潜めて困った顔をした。
律はひくん、って震えて。
「・・・あっ、あー。私は後で渡すよ。」
「えー?つまんなーい。」
「ぶーぶーぶー!」
唯とムギは抗議の声。
「いいだろ!別に。」
「秘密禁止!隠し事反対!」
「プレゼント見せてほしいでーす!」
3人はもみ合っていたけど。
「ふふーん。律っちゃん、実は忘れてたんじゃないの?」
唯は意地悪く、くふふと笑う。
律は慌てて。
「ばっ、ばか。ちゃんとあるよ!」
「どうだか、ねー?あーあ、澪ちゃんに怒られちゃうんだー。」
私は目の前が真っ暗になって。
「・・・ほんとなのか、律。」
律は唯とじゃれ合うのをやめて。
「いっいや。ちげーし。ほんとはあるんだよ、澪。だけど・・・」
私はがたん、と席を立って。
「じゃあ出してみて。」
「いや、ここじゃ、まずい・・・かも?」
私は溢れる涙を止められなくて。
「わたっ・・・私っ・・・お前だけには忘れて欲しくなかったっ。」
ぽたぽたぽたっ・・・大粒の涙が床を濡らす。
「みっ、澪ちゃん、ごめんね、私そういうつもりじゃなくって・・・」
唯の慌てた声を背中に聞いて。
「律のばか。」
私はこの場にいたくなくて。
思いっきり逃げ出した。
「待て、澪っ!」
「やだ!」
すぐ後を律が追っかけてくる。
「なっ、なんで追いかけてくるんだよ!」
「澪が逃げるから!」
私は涙を流したまま、めちゃめちゃに走った。
「いいだろ!ほっとけよ!」
「いいわけないだろ!澪が泣いてるのに!」
「りっ律はっ。私のことなんてどうでもいいんだっ。」
「そんなわけないだろ!怒るぞ!」
とうとうがしっ!と腕を掴まれて。
「えぐっ・・・だって!だってりづがぁ〜!」
「この!ばかみおっ!」
ぐっと乱暴に抱きしめられる。
「あっ・・・」
私にとっては千の言葉より雄弁に。
その抱擁は愛を語った。
「愛してる、澪。いつもお前の事ばっかり考えてる。どうでもいい、なんて絶対ないっ!」
「わっ私だって。律のことで頭がいっぱいで。おかしくなりそうなんだからっ!」
律が噛み付くようにキスしてきて。
私はしがみつくように応える。
「忘れてなんかいないよ。これ、プレゼント。ハッピーバースデー、澪。」
律が取り出したのは小さな箱。
「え?え?じゃあなんで・・・」
律はぺろぺろって。私の涙を舐め取る。
「開けてみて?」
中から出てきたのは、綺麗なネイルチップ。
「わぁ・・・綺麗。」
花とハートがシンプルに配置されていて、キラキラ光ってる。
「澪のきれいな長い指にきっと似合うと思って。」
私は感激してしまって。
「・・・ごめんね。そんで素敵なプレゼント、ありがとう。」
律にそっと寄り添う。
「好きだよ、澪。」
彼女より背の高い私はちょっとかがんで。
「私も。大好き、律。」
また唇を重ねた。
律がひくん、って固くなって。
「・・・ごめん。澪。ちょっと待った。」
「え?」
私達は忘れていた。
ここが平日午後の女子大キャンパスで。
しかも我を忘れて大声を出して。
二人だけの世界で愛を囁いて。
まわりにはちょっとした人垣ができていた。
お、おおー・・・
ぱちぱちぱちぱち・・・
私達が周囲に気付いた事が分かると、なぜかどよめきと拍手が起きた。
私達が大学公認のカップルとなった瞬間だった。
「おめでとう!」「よかったねっ!」「式はいつですかっ!」
冷やかしとお祝いの言葉がかけられる中。
私は真っ赤になって律にしがみついているのが精一杯だった。
私はネイルチップを着けて。
「きれい・・・。」
それを眺めては、しばらく悦に入っていた。
・・・律からのプレゼント。また一つ増えちゃった。
きし、とベッドが鳴って。
律が上にくる気配がしたので、私はくるり、と体を返して、仰向けになった。
「澪・・・」
律が切なげにつぶやいて。
「律、大好き。ほんとにありがと。」
ちゅ、って。
ちょっと体を起して、お礼のつもりで優しくキス。
なのに、律は困ったような顔をして。
そのまま私をベッドに押し付けて、舌を挿し入れてくる。
「んぅっ・・・律?」
「・・・そのネイルチップの意味、分かる?澪。」
「えっ?・・・」
私が、はてなマークをいっぱい浮かべると。
「ネイルチップ着けてるとさ。女の子のとことか。」
くちゅくちゅって、私の女の子のとこをくすぐって。
「お尻の穴とか。指入れられないでしょ?」
くりくりくりって今度は私のお尻の穴を刺激する。
「あんっ・・・つ、つまり、これ・・・」
私は怯えた目で律を見上げる。
「そう。『今日は犯されたい』のサイン、だよっ。」
律は、獰猛な捕食動物が獲物を捕らえた時の目で。
私のほっぺをぺろぺろって舐める。
「唯なんて鋭いから。あそこで渡しちゃうとえっちな意味がばれちゃって、澪が恥ずかしい思いをすると思ったんだよ。」
「律・・・。」
律はやっぱりいつも私のこと、気にかけてくれて。気を使ってくれてる。
「ごめんね。私、知らなかったから。」
律は、にかっと笑って。
「ま、実際には比べ物にならないくらい、恥ずかしい思いをさせちゃったけどね!」
「ばか。思い出させるなっ!」
私は真っ赤になって縮こまる。
「ね、澪?ネイルチップ着けたままで、そんなに可愛い仕草で。今日はしてもらいたいんだよね?」
「えっ、えっ。きょ、今日はまだノーカンじゃないのっ?」
律はふるふるってかぶりを振って。
「ううん。今から。」
にっこりと笑った。
「今からそれしてる時はいつでも襲っていいってコトだよ?」
律がふにふにって私の胸を揉む。
「・・・ダメ?」
ちゅうって、舐めるように今度は先端を吸い上げる。
「ぅんっ・・・ばかりつ。お前らしい素敵なプレゼントだな。」
律が愛しくてたまらなくなって。
「じゃあ・・・いいよ?」
私は優しく律の頭を抱きしめて、髪を撫でてやる。
「・・・襲って?」
不思議。律がくれたネイルチップのおかげで。
こんなにも素直になれる。
律は黙って顔を上げると。
「そんなコト言われたら・・・手加減できないよ?澪。」
私はにっこり笑って、律の方に両手を差し出す。
「いいよ。律の好きなようにして。」
律は私を貪るようにキスしてきて。
しつこく私の舌を吸い上げる。
同時に律の唾液が送り込まれてきて。
私は必死にこくんこくん、と喉を鳴らしてそれを飲む。
キスだけなのに。
私のカラダはすっかり熱くなってぐにゃぐにゃに融けてしまった。
「んくっ・・・りつぅ・・・」
私が潤んだ目で見上げると。
「みおぅ・・・」
耳元を律の熱い吐息がくすぐる。
「・・・澪の全部が見たい。全部見せて?」
律は私の足首をつかんで。
「きゃっ・・・」
持ち上げて、ゆっくりと開いていく。
「え?えっえっ?待って待って、律っ。」
私は必死に足を閉じた。
「澪、お願い。」
「だ、だってだって。こんなの恥ずかしすぎるよぅ。」
「澪は私のもの。澪をこんなに恥ずかしい目に逢わせていいのは私だけ。」
見上げると律が真面目な瞳で見つめてた。
ひくん。
私の膝は私の思いと裏腹に。
ゆっくりと開いていった。
「いやいやぁ。お願い、見ないでぇ・・・」
私は恥ずかしくって熱くなった顔を両手で覆ってかぶりを振った。
律がほぅ・・・と溜息をつくのが聞こえて。
律の舐めるような視線まで股間に感じてしまう。
女の子のとこがじゅんってなって。
きっと開いてぱくぱくってしちゃってる。
「そ、そんなに見ちゃだめぇ。」
私はお尻をふりふりって振って抗議した。
「そこ、熱くって融けちゃいそうなの。お願い、もう許して。」
律の顔が近づいて。
敏感になったそこは律の熱い吐息を感じてとろとろになっちゃってる。
「あ、ああん、りつぅ・・・」
私はとうとう陥落して。
「お、お願い。舐めてぇ・・・」
恥ずかしいおねだりを口にする。
律がほぉ・・・ってため息をつくのが聞こえて。
つかんでいる私の足首をベッドに押さえ付けて、頭の横まで持ってくる。
私はすっかりひっくり返されてしまって。
「ああん、見えちゃってるぅ。全部見られちゃってるよぅ。」
真っ赤になった顔を覆ったまま、抗議する。
律はカラダをずらして、膝で私の背中を支えて。
両手で私の太ももを押し開く。
「澪。手どけて?顔が見たいよ。」
「やだ。私、今、すごくえっちな顔してる。」
私は頑なに顔を手で隠した。
「ねぇ、澪。お願い。」
律の舌が、ちろちろって。私の女の子の縁をくすぐる。
「っく・・・〜〜〜!」
「顔見ながらしたいよ。ねぇ、澪。」
ぽってりと膨らんだそこの柔らかいお肉がはむって甘噛みされる。
「やっ・・・う。あ、ああん。」
「ねぇ、みーお。目、見せて?」
・・・分かってる。
こんな恥ずかしいポーズさせて。
律は私のこと、追い詰めて。
私からおねだりさせるつもりなんだ。
膝。
律の手は軽く太ももに添えられているだけで。
閉じようと思えば閉じられるのに。
私の膝はぎりぎりまで開かれて、ふるふるって震えてる。
「ふふっ。これはガマンできるかなー?」
楽しそうな律の声が聞こえて。
「ひ、ぃっ・・・くぅ・・・」
律の舌はとうとう私のお尻の穴の周りを舐め始めた。
でもそれは中には入ってこないで。
私はもどかしさに身を震わせる。
律の舌はほしいとこには決して触らないで。
その周辺部だけを正確に責めてくる。
「り、りつのばかぁ・・・」
私はとうとう降参して。
おずおずと両手を下ろす。
「まだだよ。こっち見て、澪。」
律は真っ赤になって目をそらす私をさらに追い詰める。
あ・・・またちろちろってされてるっ・・・
ガマンできなくて私は律をそっと見上げる。
「やっと見てくれたね、澪っ。」
律が優しい目で見下ろしていて。
「あ、あ、あ、律ぅ・・・切ないよぉ。」
きゅぅぅぅうんって胸が締め付けられる。
「澪のキモチいいとこ、舐めてあげるね?」
否も応も無く。
「ん、いやぁっ、は、入ってるぅ。」
律の舌が女の子の穴から入ってきて。
溢れた蜜をちゅうぅぅ・・・って吸い取る。
「き、きゃうっ。そ、それ、だめぇっ。」
私は下からきゅ、と律をにらんで。
「わざと音立てちゃいや。」
「どうして?」
「・・・恥ずかしいから。」
「でもコーフンするでしょ?」
律はこれ以上ないくらいのニヤニヤ笑いで。
「だって、ここ、ひくひくしてるよ?」
つぷ。
はしたなく開かれた私のふとももは。
律の舌がお尻の穴に入ってきてるのに全くの無抵抗。
「あっ、あっ、お尻ぃ・・・んっ、やっ、カラダの中まで舐められちゃってるよぅ・・・」
私は真っ赤になった顔をふるふる、と振って。
「やだやだ、恥ずかしいっ。」
でも、コーフンしちゃうよぅ・・・
律は嵩にかかって私のいやらしい前後の穴を交互に舌で犯す。
私はぐちゃぐちゃに融けちゃって。
「あ、あのね、今日は念入りにお尻、キレイにしてあるからっ。」
えっちで頭の中いっぱいになっちゃって。
「うぁっ、くぅ、もっとおくぅ・・・ひぃっ、いっんっ・・・奥がいいのっ。」
涙目でちら、と律を見上げると。
律は嬉しそうに笑って、舌を私の奥深いところまで挿し入れて。
徹底的に私を追い詰める。
キスが欲しくて顔を上げた途端、ちゅうって。
全部律に見透かされちゃってるのが嬉しくて。
私は夢中で律の舌を求めた。
「ふ、はっ・・・はーっ、はーっ、はーっ。」
ようやく律が舌を解放してくれて。
一息ついた私に律はにっこり笑いかけた。
「ふふっ。まだ休ませてあげないよ?」
今度は腰をくねらせて。
「あっ・・・り、律っ。い、今、こすっちゃだめっ。」
律は下腹の黒い茂みを擦りつけてくる。
私のそこはしとどにえっちなおつゆで濡れていて。
「ね、澪?私のも濡れちゃってるの、分かる?」
律はえっちに濁った目で囁く。
くちゅ。くちゅくちゅ。
私達の愛液が混じり合って、湿った音を立てる。
「・・・私も興奮しちゃったの。ね、澪。一緒にイこう?」
律の腰がくいくいって動いて。
「今日はね?澪の誕生日だから。お隣の晶に部屋空けてもらってるの。」
律は顔を寄せて、ほっぺにちゅ。
「だから、気兼ね無く声、出してもいいよ?」
ニヤニヤ笑う律をちょっとにらんで。
「ば、ばかっ。恥ずかしいコト言うなっ。」
そしたら急に律はまじめな顔。
「だって特別な日だろ?」
「生まれてきてくれてありがとう。澪。」
優しく微笑んで。
私は涙が止まらなくなって。
「そ、そんな不意打ち、ずるいよ・・・。出会ってくれてありがと。」
「いつもいっぱい愛してくれてありがと。わたっ、私にとってはっ。毎日が、記念日、だよ。」
律は私の涙をぺろぺろって舐め取って。
「じゃ、毎日、晶には部屋を空けてもらわなくっちゃな!」
ふふふって楽しそうに笑う。
「・・・ばか。そんなにされちゃったら、私、声嗄れちゃう。」
律はんー、と考えて。
「じゃ、セーブしてほしい?」
私はからかうように。
「できるかなー。ケダモノの律さんに。」
「できるとも。だけどくいしんぼの澪はセーブしちゃっていいの?」
律の言葉に私は目を宙に泳がせて。
「・・・やだ。」
律に伸ばした両手のネイルがきらり、と輝いて。
「これからも毎日ずっといっぱい可愛がって。」
律はがばって抱きついてきて。
「ごめん、澪。やっぱりセーブなんてできない。」
私達はもう一度、ちゅってキスをして。
律はカラダを起こして私の左足を抱えて、右足にまたがるみたいにする。
ぷちゅぷちゅって私と律の女の子のとこがくっついては離れる。
「ふふっ。ここでっ、あんっ・・・キスしちゃってるっ、みたいっ。」
横になった私のお尻に律の指が触ってくる。
「・・・ここもいっぱいこすってあげる。」
「いやいやぁ・・・お尻っ、痛いからやめてぇ・・・」
「うんうん。分かってるよ。ちょっと痛いくらいがイイんだよね?」
「そ、そんなことっ・・・あぁっ。」
お尻の中で律の指がぐりぐりって動いて。
深くは入らないけど、入り口のとこ、すごい刺激されちゃう。
「うふふ。お尻、やめちゃう?澪。」
「い、いぢわるっ・・・」
答える代わりに、くいくいってお尻でおねだり。
私は全然余裕がなくなって。
「ああん、ああん、りつりつぅ。激しすぎるよぅっ。もうイってもいい?イってもいい?」
切羽詰まった声で催促。
「あんっ、澪っ。もうちょっと、もうちょっとだからっ。ガマンしてっ。」
律は私に急かされて、くちゅくちゅくちゅって腰の動きを速める。
「あ、あはぁっ、律っ。そこはぐりぐりしちゃだめぇ。ああん、ああん、私もうっ、もうっだめぇっ。」
私のぷっくり膨らみきった女の子の敏感な突起。
律がぐりぐりぐり、ぐりぐりぐりってしつこく押しつぶすように捏ねまわす。
「うんっ。澪っ・・・いいよ、私もっ・・・もう限界っ。」
ぎゅーって律が腰を押しつけてきて。
「く、くひぃんっ。ああっ・・・あっ、あーっ・・・」
私達はユニゾンで声をあげて。
一緒に真っ白になった。
翌日。
講義の後、軽音部の部室に行くと。
唯が心配そうな顔で出迎える。
「みっ、澪ちゃん。昨日、ごめんね。私がヘンな事言ったばっかりに・・・」
泣きそうな顔の唯をムギがなだめる。
「大丈夫よ。ねぇ、澪ちゃん?」
ムギは私の手元に目をやって。
「それ、律ちゃんのプレゼント?」
「うん。綺麗でしょ?」
そこに律が飛び込んでくる。
「おっはよー!みんな元気?」
私は優しく微笑んで。
「ばかりつ。もう午後だろ?」
律はソファに座っている私に、ちゅ。
「えー?そこは業界用語っつーかさぁ。」
私もソファから腰を上げて、ちゅ。
「大好き。」
ちゅ。
「私もだぞ。」
ちゅ。
「知ってるよ。」
ちゅ。
「うふふ。」
ちゅ。
「ねームギちゃん、一体なんだったの、これー?」
あきれたように言う唯にムギが答える。
「仲良き事は美しきかなってことよ♪」
おしまいっ!ていうか、ごちそうさま!
私はいつものように、恋人のほっぺに、ちゅ。
「・・・ん、なぁに、澪。」
まだ眠そうな律は、私の唇を追いかけて、ちゅ。
「あのさ、・・・。」
私は言いかけて、口ごもる。
「・・・なんでもない。」
またぼすっ・・・とベッドに倒れこんだ。
ここは寮の律の部屋で。
律の匂いがする律のベッド。
どっちかが大学の課題があるとか、風邪引いて熱がある、とか。
そんな時を除いて、お互いのどちらかの部屋で夜を明かすようになっていた。
私はどちらかというと、律の匂いがする律の部屋が好きだったから。
律に言われない限り、律の部屋にお邪魔していた。
私がベッドに突っ伏していると、律が体を起こす気配がして。
「どした?・・・澪?」
律の手が優しく私の髪を撫でる。
ああ。気持ちいい。
「ん・・・なんでもないよ。」
律の手はまるで麻薬。
常習者の私は撫でられるとうっとりとしてしまう。
ちょっと目を上げて律の表情を盗み見る。
心配そうな顔。
長い付き合いだから分かってる。
律はいつでも私を心配してくれて、私に気を使ってくれてる。
だから、引っ込み思案で恥ずかしがりな私はそれに甘えて、少しだけ勇気が出せる。
今日は私の誕生日。
どんなお祝いしてくれるのかな。
何か欲しいわけじゃないの。
一言だけ。お誕生日おめでとう、って。
ちゃんと覚えてるよ、って言ってほしい。
だけど・・・
私は首だけで振り返って、律を見上げた。
律は私をまっすぐに見つめていて。
頬が熱くなって、また顔を背ける。
・・・聞けないよぉ。
私の誕生日、覚えてる?なんて。
ちらちらって律のほうを盗み見てたら。
律はにやり、と笑って。
「ふーん。」
「な、何?」
「もしかして、おねだり?」
言うなり、裸のお尻をくりくりって撫で始める。
「ちっ、違うっ。私、そんなえっちなコト、考えてないっ。」
私は本気で否定したけど。
私も律も昨日の夜、愛し合ってそのまま寝ちゃったから。
「うんうん。分かってるよ。澪。」
律は無邪気な笑顔で。
「朝からおねだりなんて恥ずかしすぎるもんねー。」
二人とも裸のままなのに。
律はすべすべのカラダを摺り寄せてくる。
律のカラダはぷにぷにしてて。
すりすりってされるだけでたまらなくキモチいい。
「や、やぁん。ほんとにちがうの。」
たまらず、甘えた声が出ちゃう。
あ、律の匂い。
甘いシャンプーの匂いも、汗の匂いも、その・・・えっちな女の子の匂いも。
律のだったら嗅ぎ分けられる自信がある。
・・・まぁ、他の人の、嗅いだコト、ないけど。
私はその毒にやられそうになって。
「やっ、だめっ・・・わっ、私っ、この後、講義があるのっ。」
慌てて正気を保つ。
苦し紛れの言い訳に律はにっこり笑って。
「・・・10:40から、国際文化論。」
私の取っている講義を難なく当てて。
「あと2時間はえっちできるね。」
私の胸に顔を埋める。
「ねぇ、澪。私、もうガマンできない。」
ふ、と顔を上げた律は無邪気な笑顔。
「ね、えっちしよ?」
私は困ったフリをして。
「ほ、ほんとに困ったヤツだな。」
期待に身を震わせた。
律はいつも私のコト、考えてくれてる。
・・・きっと、大丈夫、だよね?
言葉に出さずにつぶやいて。
私は律の腕の中に身をゆだねる。
律は私の上に覆いかぶさってきて。
「へへっ。大好きだよ、澪。」
胸をふにふにって揉んでくる。
私のカラダは律の手を、指を覚えていて。
それだけでカラダの奥の方がざわざわってなる。
「あ・・・あん・・・りつぅ・・・」
・・・胸ばっかりじゃいや。
頭の中がえっちでいっぱいになってる時は素直に言えるのに。
恥ずかしがりの私は口に出せなくて。
黙って胸を隠して律を見上げる。
律は私の手を取って。
「ね、澪?今日はしたいの?されたいの?」
両手を抑えつけてバンザイをさせた。
「ふえっ?」
ぷるんって、私の胸がまろび出る。
「えっ、えっ?」
私が意味を理解するのを待って。
「・・・ねぇ。どっち?」
私は頬が熱くなるのを感じて、目を背ける。
「・・・ばかりつ。そんなコト、恥ずかしくって言えるか。」
律はそっぽを向いた私のほっぺをぺろ、って舐めて。
「ねぇ、澪ー。どっち?」
追い詰められて、えっちしか考えられなくなっちゃった時ならともかく。
・・・言えないよぅ。
私は眉根を寄せたまま、目をつぶってじっとしていた。
「よーし。・・・しちゃうぞ、澪。」
律の声が聞こえて。
はむ、って私の乳首が咥えられる。
「あっ・・・」
私は思わず律の方を見た。
律の得意げな笑顔。
・・・当たってた?
律が目で問いかけて。
ぱつん、と貼り詰めたそこは。
くにゅ。くにゅくにゅくにゅ。
ねっとりとした律の舌がこね回す感覚を敏感に伝えてきて。
私は全身を舐め回されているような錯覚に陥る。
「あっ、あああっ、そんなにしたらぁっ・・・」
抵抗しなくなった私を見て。
「ふふっ。澪、また胸、おっきくなったんじゃない?」
律は満足そうに笑って。
私の両手を解放して、その分、両手を使って私の胸を虐めてくる。
「りっ・・・律が揉むからぁっ・・・いけ、ないんだぞっ・・・あ、うぅんっ・・・」
きゅ、ってつまんで。くにくにって揉みつぶして。
「えっ?・・・ほんとだ。またおっきくなってる。どこまで育つんだ、みおっぱいっ!」
ぐりぐりぐりって痛いくらいにひねられる。
私は律の邪魔をしないように両腕を頭の上で組んで。
「あっ、ああんああん、ぐりぐりって、ぐりぐりって、苛めないでぇ。」
次々に与えられる峻烈な刺激に腰をくねらせて耐える。
「・・・ここも可愛がってあげるね?」
つぶったまぶたの向こう側で律のささやきが聞こえて。
律の舌が無防備な私の腋の下を襲う。
「あ、あはぁっ!」
私は思わず目を見開いて。
「そ、そこはだめぇっ。あ、汗とかいっぱい掻いちゃって、んんぅっ、るからぁ・・・」
頭の上で組んだ両腕をぎゅうって握り締める。
「うふふ。分かってる分かってる。キモチいいんでしょ?」
「ほんとにいやだったら、腕閉じればいいじゃない?」
律は全部お見通し。
「ああん、ああん。そんなコト言わないで。」
律ははむはむってついばむように。
「おいしいよ、澪。澪のお肉、もっと食べたい。」
律の舌と手はだんだんと下へ下がっていって。
おなかのお肉、甘噛みして、ぷるん、ってする。
「・・・お腹、ぷるんってしちゃいや。」
私は恥ずかしさに震えながら、甘えた声で抗議する。
律はきょとん、として。
「どして?柔らかくてキモチいいよ?」
すべすべって、お腹を撫でる。
「ぁんっ・・・いじわる。気にしてるのにっ。」
私はむくれてそっぽを向いたけど。
律は変わらず優しく撫で続けた。
・・・あ、でもこれ、キモチいいかも。
律の大事に思ってくれてるそのキモチが伝わってきて。
じんわりと女の子の一番大事なとこに染みてくる。
私はその感触にうっとりとして。
「くぅ・・・くぅん・・・ぅん・・・」
鼻をならして甘える。
律はお腹を撫でながらぎゅってしてくれて。
私はその感触に融けてしまいそうになる。
「律、律ぅ・・・大好き。」
私も精一杯の愛してるを込めて。
抱きしめられたまま、律のちっちゃいカラダを撫で回す。
「ひゃっ・・・ゃん・・・」
律の可愛い悲鳴に私は嬉しくなって。
「律、キモチいい?」
背中からわき腹にかけてくすぐってやる。
「私の愛してる、伝わった?」
「うん・・・すごく伝わってきた。」
律も私の背中に手を回してきて。
「ね、今、ぎゅって抱き締めあったらすごくキモチいいかも。」
私の胸と律の胸。
律のおなかと私のおなか。
私の太ももと律の太もも。
律のふくらはぎと私のふくらはぎ。
私達はくっつけられるとこは全部くっつけて。
ぎゅうって抱き締めあう。
「ふはっ・・・みおぉ・・・」
律が切なげにため息をつく。
「あ、あああっ、りつ、りつぅ・・・」
私はガマンできなくて舌を出してキスをねだる。
ちゅうって。舌を吸い上げられて。
すべすべって。わき腹を愛撫されて。
「んぅ。・・・んんぅ!んむ、ぁんっ・・・」
私も律のすべすべの背中をくりくりって撫でる。
律がぴくんってなって。
「ふはぁっ・・・」
ようやく私の舌を解放してくれる。
「んぅっ・・・」
はーっ、はーっ、はーっ。
二人して荒い息で見詰め合って。
「これ、すごい、ね。くっついてるとこ、とろとろって溶けて一つになりそう。」
律がくすぐったそうに微笑む。
「私と、一つになって、りつ。」
私はキモチ良過ぎてすっかり蕩けていた。
「ん。いーよ。」
律の声を合図に。
私達はまたむさぼるようにキスをして。
カラダ中をすりすりってお互いに擦り付ける。
私はどうしようもなく昂ぶって。
「どうしよう、りつぅ・・・私、これだけでイっちゃいそう。」
律はとろん、とした目で。
「どうする?指入れてほしい?」
くにくにって指を動かす。
私は甘えるようにカラダをまたすりつけて。
「・・・ううん。このまま、すりすりってしたい。だめ?」
律は胸をふにふにって触って。
「いいよ。うんといちゃいちゃしよ?」
手のひらで包み込むように先端を撫で回す。
「あ、ああん。ゆっくり、ゆっくりがいいの。」
触りあっているうちにキモチよくなっちゃって。
私はいつの間にかまどろんでいて。
目を覚ますと目の前に律の寝顔。
「りつ・・・?」
律に腕枕してもらって寝ちゃってたみたい。
「・・・!やばっ!」
時計を見ると、もう講義に遅刻しそうな時間。
でも律は良く寝てたから。
起こさないように、そぅっとまだ気だるい身体を起こして。
・・・でも、キモチ良かったなぁ。
こうして律とカラダを離してしまうと。
また抱き締めてもらいたくって、うずうずしてくる。
・・・もう一回、ぎゅってしてもらいたいな。
私はその誘惑を断ち切って、軽くメークをする。
ほんとはシャワー使いたかったけど。
時間がないし、しょうがない。
私は制汗シートで腋を拭いて。
「・・・いっぱい舐められちゃったからなぁ。」
シートで拭いたら、律の舌の感触までよみがえって。
ぞくぞくぞくって腰のとこから快感が沸いてくる。
私は、深呼吸をして、自分を落ち着かせて。
「むにゃ・・・みおぉ・・・もっとぉ。」
のんきな寝言をつぶやいている私の恋人をきゅっとにらんで。
「もう。人の気も知らないで。」
私はちゅ、ってほっぺにキス。
律はくすぐったそうにうにゅうにゅ、と寝返りを打つ。
「バースデーのお祝い、期待してるからねっ。」
小さな声で言って、お気に入りのオレンジ系の香水を一拭き。
コートを羽織って出かけようとして。
・・・やっぱりもう一回だけ、キスしよっと。
律が仰向けになっていることをいいことに、唇にちゅ。
「みおぉ・・・だいすき・・・」
うん・・・。
「・・・さっき苛められたから、仕返しにもう一回くらい、いいよな。」
ちゅうぅぅ。
唇に長めのキス。
結局、私は講義に遅刻しないために相当な距離を全力疾走する羽目になった。
「はぁっ、はぁっ、はっ、はっ、はー・・・」
私は無理やり呼吸を整えて。
とりあえず教室の一番はじっこの席に座った。
私はそっとおなかに手をあてて。
おなかの中、なんだかもやもやしてる。
やっぱり律の指で、してもらえば良かったかなぁ。
さすさす。
手でそっと撫でたら。
さっきの律の掌の感触が戻ってきて。
よけいにおなかの中がもじもじしてくる。
私はそっと時計を見て。
・・・もうおトイレに行って、その・・・してくるには時間がないし。
始業に遅れて教室に入る時の気恥ずかしさを思い浮かべて、私は一人身震いした。
「困ったなぁ・・・」
私は教室の机に突っ伏して、またそっとおなかを撫でて。
「何が?」
「ひぃっ。」
急に後ろから声をかけられて、私は飛び上がらんばかりに驚いた。
「驚かせちゃった?・・・おはよう、澪ちゃん。」
振り向くと同じ講義を取っている幸が首を傾げる。
「あ、おはよ。・・・ううん。大したコトじゃないんだ。」
幸は私の隣に腰掛けながら。
「ならいいけど。珍しいね、澪ちゃんが時間ギリギリなんて。」
私はあいまいな笑いを浮かべて。
「う、うん。寝坊しちゃった。」
「ふぅん。」
幸は逆に意味深な微笑みで私に耳打ち。
「律っちゃん、そんなに激しかったんだ?」
「ふぇっ?」
私は思わず耳を抑えて、起き直る。
「今日。お誕生日でしょ、澪ちゃん。」
「だから、律っちゃん、特別にがんばったのかなぁ、って。」
「えっ・・・ない!ないない!そんなことないよ!」
つい大きな声を出して。
何人かが振り返って、私は小さくなって縮こまる。
「そう?・・・うふふふ。」
幸は意味深な笑いを浮かべて。
「・・・ならいいんだけど。」
「あぅ・・・ほっほら!講義、もうはじまるぞっ。」
私は無理やり前に意識を向けた。
講義が始まってからも考えるのは律の笑顔と掌の感触。
国際文化論は全く頭に入ってこなかった。
・・・これも全部律のせいだもん。
「澪ちゃん。部室行く?一緒に行こう?」
講義が終わって。
幸が私を誘ってくれる。
「あ、ごめん。私、ちょっと寄るところがあるから。」
「そう?じゃ、またね。」
「うん。また。」
私は幸と別れると。
そそそ、とおトイレに向かった。
個室に入ると、ミニのスカートに手を入れて、そっとショーツを下ろす。
・・・やっぱり。濡れちゃってる。
溢れた私の蜜はショーツに大きめの滲みを作っていて。
「・・・一度、部屋に戻って着替えよう、かな。」
シャワーも浴びたいし。
「こ、こっちはどうなっているの、かな。」
私はそっと女の子のとこに指を這わせてみた。
ぷちゅ。
そこは熱くぬかるんでいて。
「・・・ばかりつ。全部お前のせいだからな。」
私は恋人に悪態をついた。
ぬるっ。
「・・・だめ。」
ぬるぬるぬるっ。
「だめ、だよ。」
ぬっぬっぬっ、ぬぶぅ、くちゅっ。
「はっ・・・ぁん。」
私は声が漏れそうになって慌てて右手の人差し指を齧った。
だめ。だめよ、澪。
学校のおトイレで自分でするなんて絶対だめ。
私の理性と欲望の狭間で左手の中指が迷ってる。
・・・だめ、だってば。
奥の方のえっちな私のざらざらのとこ。
・・・ひっかいちゃ、だめ。
『うんうん。分かってるよ、澪。』
律の無邪気な笑顔が浮かんできて。
私は中指でそこをぐりぐりぐりって押しつぶすようにこねくり回した。
『うふふ。分かってる分かってる。キモチいいんでしょ?』
「・・・ぁっ・・・りつぅっ・・・」
私は律がそこにいるような感覚に陥って。
『もうとろとろだよ。期待しちゃってる?』
律の指が私の敏感なところをぐりぐりってするところを想像しながら。
もう私は自分の指が止められなくなっていた。
お正月にも律におトイレで苛められちゃったっけ。
・・・そういえば、朝、慌ててたから、ごはん、食べてないや。
『じゃ、澪。たっぷり濡らしてあげるから。・・・開いて?』
私は慌しくハンカチをバッグから取り出して。
いままで噛んでいた右手の人差し指のかわりに咥える。
そして、右手でお尻のお肉を広げつつ。
たっぷりと蜜を含んだ左手の中指をお尻の穴に突き立てる。
ば、ばかぁ。何もつけないですると痛いからやめてって。
いやって言えば言うほど、喜んで、するんだから。
私はそこにはいない律に抗議しながら。
音を立てないように注意して、きつく食い締めてくるお尻を強引に犯した。
切ないよぅ・・・お願い、りつぅ・・・女の子のとこも可愛がって?
私は左手の中指でお尻をぐりぐりってしながら。
噛み締めているハンカチを取って、右手の人差し指と中指をしゃぶった。
慎重にもう一度ハンカチを噛み締めて。
きゃうっ、あ、ああっ、いっ、いきなり二本もっ?
私の想像の律は無邪気な笑みを浮かべて。
私の中の指を暴れさせて。
前と後ろからぐりぐりぐりぐりってしつこいくらい、私の一番いいところをこすりあげる。
固くつぶった私のまぶたの裏で、ちかちかってなって。
私はぐったり、とおトイレに腰を下ろした。
「・・・しちゃった。」
寮の自分の部屋で、熱いシャワーを浴びながら。
「それも、学校のおトイレで。」
濡れないように髪を上げて、私は熱いお湯の中で反省した。
・・・私、こんなにえっちな子じゃなかったのに。
「・・・ぜ、全部律のせいだからな。」
そうだよ。全部律が悪いんだよな。
こんなに私のこと、えっちにしちゃって。
中途半端に火をつけて、放っておいて。
・・・もう律なしじゃいられなくしちゃって。
さっき、あんなに激しくしたのに。
カラダはまだ律の指を、舌を、掌を欲しがってる。
まだぷっくりと膨らんでいる乳首にお湯があたって。
たまらなくもどかしい感じが腰の奥から沸いてくる。
ガマンできなくなって、シャワーヘッドを手にとって。
・・・そういえば、律のバースデープレゼント、何かな。
・・・今晩はうんとえっちに苛められちゃうの、かな。
・・・またえっちな命令されたり、無理やり嫌がってるコト、させられちゃうの、かな。
もやもやもや。
私は、はっと気が付いて。
「だめだよ。・・・一日に二度も一人えっちするなんて。欲求不満みたいじゃない。」
おなかにしゃああ・・・とシャワーをあてて。
下腹の黒い茂みから水滴が滴り落ちる。
律にまた舐められちゃったり、ふんふんって嗅がれちゃったりするかもしれないな。
「これは、そういうんじゃないから。洗っておかないと、恥ずかしいから、だからな。」
熱いシャワーが敏感になっているそこに当たって。
「く、ふっ、あぁん・・・」
腰を引きながら指でくにくにって洗う。
「いやぁぁん・・・ぬるぬる、止まらないよぅ。」
結局、シャワーから出る頃には私は息も絶えだえになっていた。
・・・部室、行こう。
一人でいるから、ヘンなコトばっかり考えちゃうんだよ。
「あ、澪ちゃん、うぃーす。」
部室に入るとまず唯がぴこぴことヘンな手の形で挨拶する。
「・・・うぃーす。あれ?幸は?先に来てたはずだけど。」
ムギが奥から顔を出す。
「幸ちゃんなら、ついさっき、練習が終わったからって、晶ちゃんと菖ちゃんと一緒に帰ったけど?・・・紅茶でいい?」
「うん。ありがと。」
私はソファに腰を下ろした。
「今日はねっ。みんなで菖ちゃんの部屋でパジャマパーティだって!」
ムギは瞳をきらきらさせて言った。
「・・・へぇ。そうなんだ。」
「また晶ちゃん、しどけなくされちゃうのかなー?」
私はうわのそらで。
「・・・律は?」
「そういえば遅いわねぇ・・・今日は早めに来てって言ったのに。」
「へ?」
その途端。
ドアが慌しく開いて。
「ごっごめん!寝ちゃってた!」
律が駆け込んできた。
「もー!律っちゃん、おそーい!」
唯が口を尖らせる。
「はい。律っちゃん。これ。」
ムギが何かを手渡して。
「せーの!」
「お誕生日おめでとう!澪ちゃん!」
ぱぱぱーん!とクラッカーがなって。
「あ、ありがとう。」
「今日のケーキはバースデー仕様よー?」
奥からムギがろうそくのついたイチゴショートを出してくる。
私はろうそくを吹き消して。
「ハッピーバースデー、澪ちゃん!これ、私から。」
ムギは可愛い熊のぬいぐるみ。
「えへへ。何にしようか、迷ったんだけど。」
唯はフラワーアレンジメント。
「・・・ありがとう、みんな。ほんと、嬉しいよ!」
私は真っ赤になって。
「だけど、恥ずかしいぃ・・・」
眉を潜めて困った顔をした。
律はひくん、って震えて。
「・・・あっ、あー。私は後で渡すよ。」
「えー?つまんなーい。」
「ぶーぶーぶー!」
唯とムギは抗議の声。
「いいだろ!別に。」
「秘密禁止!隠し事反対!」
「プレゼント見せてほしいでーす!」
3人はもみ合っていたけど。
「ふふーん。律っちゃん、実は忘れてたんじゃないの?」
唯は意地悪く、くふふと笑う。
律は慌てて。
「ばっ、ばか。ちゃんとあるよ!」
「どうだか、ねー?あーあ、澪ちゃんに怒られちゃうんだー。」
私は目の前が真っ暗になって。
「・・・ほんとなのか、律。」
律は唯とじゃれ合うのをやめて。
「いっいや。ちげーし。ほんとはあるんだよ、澪。だけど・・・」
私はがたん、と席を立って。
「じゃあ出してみて。」
「いや、ここじゃ、まずい・・・かも?」
私は溢れる涙を止められなくて。
「わたっ・・・私っ・・・お前だけには忘れて欲しくなかったっ。」
ぽたぽたぽたっ・・・大粒の涙が床を濡らす。
「みっ、澪ちゃん、ごめんね、私そういうつもりじゃなくって・・・」
唯の慌てた声を背中に聞いて。
「律のばか。」
私はこの場にいたくなくて。
思いっきり逃げ出した。
「待て、澪っ!」
「やだ!」
すぐ後を律が追っかけてくる。
「なっ、なんで追いかけてくるんだよ!」
「澪が逃げるから!」
私は涙を流したまま、めちゃめちゃに走った。
「いいだろ!ほっとけよ!」
「いいわけないだろ!澪が泣いてるのに!」
「りっ律はっ。私のことなんてどうでもいいんだっ。」
「そんなわけないだろ!怒るぞ!」
とうとうがしっ!と腕を掴まれて。
「えぐっ・・・だって!だってりづがぁ〜!」
「この!ばかみおっ!」
ぐっと乱暴に抱きしめられる。
「あっ・・・」
私にとっては千の言葉より雄弁に。
その抱擁は愛を語った。
「愛してる、澪。いつもお前の事ばっかり考えてる。どうでもいい、なんて絶対ないっ!」
「わっ私だって。律のことで頭がいっぱいで。おかしくなりそうなんだからっ!」
律が噛み付くようにキスしてきて。
私はしがみつくように応える。
「忘れてなんかいないよ。これ、プレゼント。ハッピーバースデー、澪。」
律が取り出したのは小さな箱。
「え?え?じゃあなんで・・・」
律はぺろぺろって。私の涙を舐め取る。
「開けてみて?」
中から出てきたのは、綺麗なネイルチップ。
「わぁ・・・綺麗。」
花とハートがシンプルに配置されていて、キラキラ光ってる。
「澪のきれいな長い指にきっと似合うと思って。」
私は感激してしまって。
「・・・ごめんね。そんで素敵なプレゼント、ありがとう。」
律にそっと寄り添う。
「好きだよ、澪。」
彼女より背の高い私はちょっとかがんで。
「私も。大好き、律。」
また唇を重ねた。
律がひくん、って固くなって。
「・・・ごめん。澪。ちょっと待った。」
「え?」
私達は忘れていた。
ここが平日午後の女子大キャンパスで。
しかも我を忘れて大声を出して。
二人だけの世界で愛を囁いて。
まわりにはちょっとした人垣ができていた。
お、おおー・・・
ぱちぱちぱちぱち・・・
私達が周囲に気付いた事が分かると、なぜかどよめきと拍手が起きた。
私達が大学公認のカップルとなった瞬間だった。
「おめでとう!」「よかったねっ!」「式はいつですかっ!」
冷やかしとお祝いの言葉がかけられる中。
私は真っ赤になって律にしがみついているのが精一杯だった。
私はネイルチップを着けて。
「きれい・・・。」
それを眺めては、しばらく悦に入っていた。
・・・律からのプレゼント。また一つ増えちゃった。
きし、とベッドが鳴って。
律が上にくる気配がしたので、私はくるり、と体を返して、仰向けになった。
「澪・・・」
律が切なげにつぶやいて。
「律、大好き。ほんとにありがと。」
ちゅ、って。
ちょっと体を起して、お礼のつもりで優しくキス。
なのに、律は困ったような顔をして。
そのまま私をベッドに押し付けて、舌を挿し入れてくる。
「んぅっ・・・律?」
「・・・そのネイルチップの意味、分かる?澪。」
「えっ?・・・」
私が、はてなマークをいっぱい浮かべると。
「ネイルチップ着けてるとさ。女の子のとことか。」
くちゅくちゅって、私の女の子のとこをくすぐって。
「お尻の穴とか。指入れられないでしょ?」
くりくりくりって今度は私のお尻の穴を刺激する。
「あんっ・・・つ、つまり、これ・・・」
私は怯えた目で律を見上げる。
「そう。『今日は犯されたい』のサイン、だよっ。」
律は、獰猛な捕食動物が獲物を捕らえた時の目で。
私のほっぺをぺろぺろって舐める。
「唯なんて鋭いから。あそこで渡しちゃうとえっちな意味がばれちゃって、澪が恥ずかしい思いをすると思ったんだよ。」
「律・・・。」
律はやっぱりいつも私のこと、気にかけてくれて。気を使ってくれてる。
「ごめんね。私、知らなかったから。」
律は、にかっと笑って。
「ま、実際には比べ物にならないくらい、恥ずかしい思いをさせちゃったけどね!」
「ばか。思い出させるなっ!」
私は真っ赤になって縮こまる。
「ね、澪?ネイルチップ着けたままで、そんなに可愛い仕草で。今日はしてもらいたいんだよね?」
「えっ、えっ。きょ、今日はまだノーカンじゃないのっ?」
律はふるふるってかぶりを振って。
「ううん。今から。」
にっこりと笑った。
「今からそれしてる時はいつでも襲っていいってコトだよ?」
律がふにふにって私の胸を揉む。
「・・・ダメ?」
ちゅうって、舐めるように今度は先端を吸い上げる。
「ぅんっ・・・ばかりつ。お前らしい素敵なプレゼントだな。」
律が愛しくてたまらなくなって。
「じゃあ・・・いいよ?」
私は優しく律の頭を抱きしめて、髪を撫でてやる。
「・・・襲って?」
不思議。律がくれたネイルチップのおかげで。
こんなにも素直になれる。
律は黙って顔を上げると。
「そんなコト言われたら・・・手加減できないよ?澪。」
私はにっこり笑って、律の方に両手を差し出す。
「いいよ。律の好きなようにして。」
律は私を貪るようにキスしてきて。
しつこく私の舌を吸い上げる。
同時に律の唾液が送り込まれてきて。
私は必死にこくんこくん、と喉を鳴らしてそれを飲む。
キスだけなのに。
私のカラダはすっかり熱くなってぐにゃぐにゃに融けてしまった。
「んくっ・・・りつぅ・・・」
私が潤んだ目で見上げると。
「みおぅ・・・」
耳元を律の熱い吐息がくすぐる。
「・・・澪の全部が見たい。全部見せて?」
律は私の足首をつかんで。
「きゃっ・・・」
持ち上げて、ゆっくりと開いていく。
「え?えっえっ?待って待って、律っ。」
私は必死に足を閉じた。
「澪、お願い。」
「だ、だってだって。こんなの恥ずかしすぎるよぅ。」
「澪は私のもの。澪をこんなに恥ずかしい目に逢わせていいのは私だけ。」
見上げると律が真面目な瞳で見つめてた。
ひくん。
私の膝は私の思いと裏腹に。
ゆっくりと開いていった。
「いやいやぁ。お願い、見ないでぇ・・・」
私は恥ずかしくって熱くなった顔を両手で覆ってかぶりを振った。
律がほぅ・・・と溜息をつくのが聞こえて。
律の舐めるような視線まで股間に感じてしまう。
女の子のとこがじゅんってなって。
きっと開いてぱくぱくってしちゃってる。
「そ、そんなに見ちゃだめぇ。」
私はお尻をふりふりって振って抗議した。
「そこ、熱くって融けちゃいそうなの。お願い、もう許して。」
律の顔が近づいて。
敏感になったそこは律の熱い吐息を感じてとろとろになっちゃってる。
「あ、ああん、りつぅ・・・」
私はとうとう陥落して。
「お、お願い。舐めてぇ・・・」
恥ずかしいおねだりを口にする。
律がほぉ・・・ってため息をつくのが聞こえて。
つかんでいる私の足首をベッドに押さえ付けて、頭の横まで持ってくる。
私はすっかりひっくり返されてしまって。
「ああん、見えちゃってるぅ。全部見られちゃってるよぅ。」
真っ赤になった顔を覆ったまま、抗議する。
律はカラダをずらして、膝で私の背中を支えて。
両手で私の太ももを押し開く。
「澪。手どけて?顔が見たいよ。」
「やだ。私、今、すごくえっちな顔してる。」
私は頑なに顔を手で隠した。
「ねぇ、澪。お願い。」
律の舌が、ちろちろって。私の女の子の縁をくすぐる。
「っく・・・〜〜〜!」
「顔見ながらしたいよ。ねぇ、澪。」
ぽってりと膨らんだそこの柔らかいお肉がはむって甘噛みされる。
「やっ・・・う。あ、ああん。」
「ねぇ、みーお。目、見せて?」
・・・分かってる。
こんな恥ずかしいポーズさせて。
律は私のこと、追い詰めて。
私からおねだりさせるつもりなんだ。
膝。
律の手は軽く太ももに添えられているだけで。
閉じようと思えば閉じられるのに。
私の膝はぎりぎりまで開かれて、ふるふるって震えてる。
「ふふっ。これはガマンできるかなー?」
楽しそうな律の声が聞こえて。
「ひ、ぃっ・・・くぅ・・・」
律の舌はとうとう私のお尻の穴の周りを舐め始めた。
でもそれは中には入ってこないで。
私はもどかしさに身を震わせる。
律の舌はほしいとこには決して触らないで。
その周辺部だけを正確に責めてくる。
「り、りつのばかぁ・・・」
私はとうとう降参して。
おずおずと両手を下ろす。
「まだだよ。こっち見て、澪。」
律は真っ赤になって目をそらす私をさらに追い詰める。
あ・・・またちろちろってされてるっ・・・
ガマンできなくて私は律をそっと見上げる。
「やっと見てくれたね、澪っ。」
律が優しい目で見下ろしていて。
「あ、あ、あ、律ぅ・・・切ないよぉ。」
きゅぅぅぅうんって胸が締め付けられる。
「澪のキモチいいとこ、舐めてあげるね?」
否も応も無く。
「ん、いやぁっ、は、入ってるぅ。」
律の舌が女の子の穴から入ってきて。
溢れた蜜をちゅうぅぅ・・・って吸い取る。
「き、きゃうっ。そ、それ、だめぇっ。」
私は下からきゅ、と律をにらんで。
「わざと音立てちゃいや。」
「どうして?」
「・・・恥ずかしいから。」
「でもコーフンするでしょ?」
律はこれ以上ないくらいのニヤニヤ笑いで。
「だって、ここ、ひくひくしてるよ?」
つぷ。
はしたなく開かれた私のふとももは。
律の舌がお尻の穴に入ってきてるのに全くの無抵抗。
「あっ、あっ、お尻ぃ・・・んっ、やっ、カラダの中まで舐められちゃってるよぅ・・・」
私は真っ赤になった顔をふるふる、と振って。
「やだやだ、恥ずかしいっ。」
でも、コーフンしちゃうよぅ・・・
律は嵩にかかって私のいやらしい前後の穴を交互に舌で犯す。
私はぐちゃぐちゃに融けちゃって。
「あ、あのね、今日は念入りにお尻、キレイにしてあるからっ。」
えっちで頭の中いっぱいになっちゃって。
「うぁっ、くぅ、もっとおくぅ・・・ひぃっ、いっんっ・・・奥がいいのっ。」
涙目でちら、と律を見上げると。
律は嬉しそうに笑って、舌を私の奥深いところまで挿し入れて。
徹底的に私を追い詰める。
キスが欲しくて顔を上げた途端、ちゅうって。
全部律に見透かされちゃってるのが嬉しくて。
私は夢中で律の舌を求めた。
「ふ、はっ・・・はーっ、はーっ、はーっ。」
ようやく律が舌を解放してくれて。
一息ついた私に律はにっこり笑いかけた。
「ふふっ。まだ休ませてあげないよ?」
今度は腰をくねらせて。
「あっ・・・り、律っ。い、今、こすっちゃだめっ。」
律は下腹の黒い茂みを擦りつけてくる。
私のそこはしとどにえっちなおつゆで濡れていて。
「ね、澪?私のも濡れちゃってるの、分かる?」
律はえっちに濁った目で囁く。
くちゅ。くちゅくちゅ。
私達の愛液が混じり合って、湿った音を立てる。
「・・・私も興奮しちゃったの。ね、澪。一緒にイこう?」
律の腰がくいくいって動いて。
「今日はね?澪の誕生日だから。お隣の晶に部屋空けてもらってるの。」
律は顔を寄せて、ほっぺにちゅ。
「だから、気兼ね無く声、出してもいいよ?」
ニヤニヤ笑う律をちょっとにらんで。
「ば、ばかっ。恥ずかしいコト言うなっ。」
そしたら急に律はまじめな顔。
「だって特別な日だろ?」
「生まれてきてくれてありがとう。澪。」
優しく微笑んで。
私は涙が止まらなくなって。
「そ、そんな不意打ち、ずるいよ・・・。出会ってくれてありがと。」
「いつもいっぱい愛してくれてありがと。わたっ、私にとってはっ。毎日が、記念日、だよ。」
律は私の涙をぺろぺろって舐め取って。
「じゃ、毎日、晶には部屋を空けてもらわなくっちゃな!」
ふふふって楽しそうに笑う。
「・・・ばか。そんなにされちゃったら、私、声嗄れちゃう。」
律はんー、と考えて。
「じゃ、セーブしてほしい?」
私はからかうように。
「できるかなー。ケダモノの律さんに。」
「できるとも。だけどくいしんぼの澪はセーブしちゃっていいの?」
律の言葉に私は目を宙に泳がせて。
「・・・やだ。」
律に伸ばした両手のネイルがきらり、と輝いて。
「これからも毎日ずっといっぱい可愛がって。」
律はがばって抱きついてきて。
「ごめん、澪。やっぱりセーブなんてできない。」
私達はもう一度、ちゅってキスをして。
律はカラダを起こして私の左足を抱えて、右足にまたがるみたいにする。
ぷちゅぷちゅって私と律の女の子のとこがくっついては離れる。
「ふふっ。ここでっ、あんっ・・・キスしちゃってるっ、みたいっ。」
横になった私のお尻に律の指が触ってくる。
「・・・ここもいっぱいこすってあげる。」
「いやいやぁ・・・お尻っ、痛いからやめてぇ・・・」
「うんうん。分かってるよ。ちょっと痛いくらいがイイんだよね?」
「そ、そんなことっ・・・あぁっ。」
お尻の中で律の指がぐりぐりって動いて。
深くは入らないけど、入り口のとこ、すごい刺激されちゃう。
「うふふ。お尻、やめちゃう?澪。」
「い、いぢわるっ・・・」
答える代わりに、くいくいってお尻でおねだり。
私は全然余裕がなくなって。
「ああん、ああん、りつりつぅ。激しすぎるよぅっ。もうイってもいい?イってもいい?」
切羽詰まった声で催促。
「あんっ、澪っ。もうちょっと、もうちょっとだからっ。ガマンしてっ。」
律は私に急かされて、くちゅくちゅくちゅって腰の動きを速める。
「あ、あはぁっ、律っ。そこはぐりぐりしちゃだめぇ。ああん、ああん、私もうっ、もうっだめぇっ。」
私のぷっくり膨らみきった女の子の敏感な突起。
律がぐりぐりぐり、ぐりぐりぐりってしつこく押しつぶすように捏ねまわす。
「うんっ。澪っ・・・いいよ、私もっ・・・もう限界っ。」
ぎゅーって律が腰を押しつけてきて。
「く、くひぃんっ。ああっ・・・あっ、あーっ・・・」
私達はユニゾンで声をあげて。
一緒に真っ白になった。
翌日。
講義の後、軽音部の部室に行くと。
唯が心配そうな顔で出迎える。
「みっ、澪ちゃん。昨日、ごめんね。私がヘンな事言ったばっかりに・・・」
泣きそうな顔の唯をムギがなだめる。
「大丈夫よ。ねぇ、澪ちゃん?」
ムギは私の手元に目をやって。
「それ、律ちゃんのプレゼント?」
「うん。綺麗でしょ?」
そこに律が飛び込んでくる。
「おっはよー!みんな元気?」
私は優しく微笑んで。
「ばかりつ。もう午後だろ?」
律はソファに座っている私に、ちゅ。
「えー?そこは業界用語っつーかさぁ。」
私もソファから腰を上げて、ちゅ。
「大好き。」
ちゅ。
「私もだぞ。」
ちゅ。
「知ってるよ。」
ちゅ。
「うふふ。」
ちゅ。
「ねームギちゃん、一体なんだったの、これー?」
あきれたように言う唯にムギが答える。
「仲良き事は美しきかなってことよ♪」
おしまいっ!ていうか、ごちそうさま!
タグ
このページへのコメント
ごちそうさまでした
大変おいしうございました
澪ちゃん可愛いよ澪ちゃん
きゅんきゅんした、きゅんきゅんしたよ
このいちゃいちゃぶりがたまらん。
相変わらず結構なお点前で